2005年5月21日。 久里浜火力発電所の一般公開があり、パンフレットを見ていたら屋上に行ける様な事が書いてあり、 行ってみたくなり、1人で行ってきました。
1人だし、前にも行ったことがあるので、子供の遊びみたいのは全部スキップです。
着いたら工場一周バスが出るとの事なので、そのまま乗り込みました。
1周は10分ぐらいで、説明も簡単でした。
煙突を下から見上げるなどが面白い光景は見れます。
奥のほうの堤防は、先端は海軍が作ったものだそうで、東京電力のものではないそうです。
堤防は釣りの名所で、船で渡ってつりをしている人がたくさんいました。
残念ながら東京電力が門を閉めているので、陸伝いには行けません。
発電に使用した蒸気は海水で冷却します。
その冷却水の排水溝は、この日だけ釣りが出来ます。
見に行ってみたら、水は透明できれいでした。
よく見たら魚がいっぱいいるようです。
エイの姿も見えました。
釣ってる人が糸をたらすとエサに魚がワーッと寄って来て、入れ食い状態だそうです。
バスが戻って、屋上への行き方を聞いたら、発電所見学に申し込む必要があるそうです。
申し込みに行ったら30分待ちでした。
30分ぶらぶらして戻ったら2時間待ちになっていました。
久里浜火力発電所は83万平方メートルで、東京ディズニーランド並みの広さだそうです。
発電所の建物は、サービスビルの4階から入りますが、天井が高く、はるか彼方まで発電機が見えました。
発電機は1から8号機まであり、1号機は昭和35年のGE製で、昨年廃止になり、見学用になっていました。
あとに行くほど日本製の部分の割合が高くなるようです。
1台で三浦半島の全域にちょっと足りないぐらいの発電ができるそうです。
隣の建物のエレベータに乗って10階まで行きました。
なんとボイラーが10階の高さにありました。
さらに階段を2階分上ると屋上に出ました。
屋上には少し草が生えて錆びた煙突が立ち、素朴な雰囲気でした。
屋上の端には見学者用に見学台が作ってありました。
登ると、景色はいいけどめちゃめちゃ怖いです。
会場で並んでる人等が豆粒に見えました。
防災船も見えました。
非常時にオイルフェンスを張るなど船ですが、夏場のクラゲ退治にも活躍しているそうです。
久里浜港の水はきれいで、特に冬はきれいだそうです。
埠頭が目の前なので夏の花火大会をここで見れたらすごい面白そうです。
千葉県側もよく見えました。
向かいに見える煙突は富津火力発電所だそうです。
久里浜火力発電所の煙突にはパラポラアンテナが多数ついていました。
案内の人のアンチョコにはアンテナの使い方は書いてないようでした。
煙突は海側が錆びていて、3本あるなかで海に近いほうが錆がひどいそうです。
煙突の向こうに灯台と何か建物が建っている島が見えました。
あしか島というらしいです。
あしか島もまた釣りの名所だそうです。
発電所見学が終わって時間を見ると昼でした。 食堂は安くてカレーライス250円、ラーメン250円、牛丼300円・・・といった値段でした。 カツカレー300円を食べて帰りました。
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