| 絶対評価 | 総合的な学習の時間 | 選択授業 | 特別活動 |
１．教科指導・評価方法 |
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ⅲ．絶対評価で授業も変わる！これまでの評定では、「観点別評価（Ａ、Ｂ、Ｃ）」と「評定（５・４・３・２・１）」とが必ずしも一致しない不透明さがありました。しかし、「絶対評価」の導入によって、「観点別評価」と「評定」とが連動することになりました。（観点別評価、絶対評価についてはⅱ．「絶対評価」って何？をご覧ください） この２つの評価の連動によって、教師はその観点を「どんな場面で」「どんな方法で」評価するのかを、明らかにし、評価計画を立てることになります。特に、「意欲・態度」にかかわる観点では、「忘れ物を何回した」とか、「授業中の発言が何回あった」とかいった基準で評価はできないのです。なぜなら、「絶対評価」は教科の目標に対する達成度で評価するものなので、「忘れ物をしないこと」は教科の目標には含まれません。（だからといって、中学生の皆さんが忘れ物をして良いというわけではありませんよ。）また、授業中の発言回数は平等ではありませんから、評価の資料としては不適切です。 生徒全員を平等に、客観的に判断するために、教師には次のことを要求されます。 １． 評価場面を多くすること ２． どの場面で、どの観点を評価するかを明らかにすること ３． 評価を実施するための授業を工夫すること もちろん、毎時間１クラス４０人もの生徒を観察し、評価することは不可能です。したがって、 今までのような授業形態を変える必要が出てくるわけです。たとえば、 １．説明を短くし、作業・討論・演習・発表、といった生徒の活動場面を増やす ２．評価がしやすいような題材、教材を工夫する などです。すべての先生がこのことを理解し、授業を行うなら、「説明ばかりで退屈な授業」はなくなり、「黒板を写してばかりで腕が疲れた」ということもなくなることでしょう。 きっと、平成１４年４月からは全国の公立中学校で、『発言の機会』『実験・実習・演習の時間』『作業・討論・考察の時間』『レポート・感想文を書く』『小テスト・確認テスト』が今までの授業よりも増えるといった現象がおきてくることと思います。 そんな授業が始まったら、積極的に参加していかなければあなたの能力にふさわしい評価がされなくなるかもしれませんね。 新しい授業では、生徒も積極的に参加することが求められます。そして、提出物はしっかりと期限を守りましょう。 |
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１．教科指導・評価方法 ＜目次＞ⅰ．週休二日制で、時間割はどうなるの？
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