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2003年10月

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10月1日(水)

仕事用の写真を現像に出したついでに新しいフィルムを買ったのだが,いつも使っていた「Sensia II」 が「Sensia III」に変わっていた.富士写真フイルムのページを見ると, 6月中旬から発売していたらしいが,デジカメを買ってからリバーサルで写真を撮ることが少なかったので気づかなかった.

10月3日(金)

来週の学会の予演会があった.その準備に加えて昨日の抄読会の準備や,月・火続けて外勤だったのも含めて, ここ数日間,あまりまともに眠れていなかったせいか,予演会が終わってしばらくすると激しい頭痛と吐き気が襲ってきた. というわけで,残りの実験も半分くらいで切り上げて家に帰り,そのままお休み.ぐぅ〜

10月4日(土)

久しぶりに朝10時までゆっくり寝ると,ちょっと体の調子はよいような感じである. まだ少しふら〜っとする感じは残っているが,まぁ,なんとかなるだろう.
火曜日に注文しておいた,ドアミラー内側のガーニッシュなどを受け取りに行く. また,車検を受けたディーラーさんから,正式な車検証が送られてきた.これは持ってるだけでいいが, 一緒に入っていたステッカー(通常,フロントガラス中央上部に貼ってあるやつ)は,早めに貼っとかないと. 仮車検証の有効期限は10月11日までだし.

10月5日(日)

今日はマキノのスキー場にお出かけ.もちろん,まだ雪はないのでスキーをしにいくわけではないのだが. 少し手前にある「マキノピックランド」では,見渡す限りの栗園があって,大勢の人が栗拾いをしていた.むむむ
道を走っていると,結構,落ち葉が目につくようになってきた.今日,見た比良山も, 上の方が緑色から少し茶色っぽく変色してきてたし.

10月6日(月)

夕方,ちょっと家に帰った時に山中越えの途中の温度計が11℃,しばらくして大学に戻る時に見たら9℃だった. たしか最低気温が8℃を下回るようになって2週間くらいするとモミジが色づき始める,って前に聞いたような気がするが・・・
空を見ると,また月と火星が近くにあった.ただ,この前ほどは近くないのと, 月が半月くらいなので,あまり見応えはないかも.

10月7日(火)

今朝は昨日よりちょっと暖かかった.
12日に,北白川天神宮の秋祭りのため,志賀越え道通行止めの案内が立っていた.もう秋祭りの季節なんだ.
車検の有効期限を示すステッカーを貼り付け.真ん真ん中より,ちょっとだけ右にずれてしまったが, まぁ気にしないことにしよう.ディーラーとかだと,中央に貼るための型紙なんかがあるらしいけど. また,助手席側ドアミラー内側のガーニッシュを取り付けた.爪の入る穴に,古いガーニッシュの爪の折れたやつが入っていたので, ドライバーでほじくり出してから嵌め込んだ.走ってみると,風の侵入する音がやんだような気がする.うんうん

それはいいのだが,今日,助手席側のフロントスピーカーが鳴っていないことを発見.サイドワイパーのこともあるし, ドアハーネスの取り付け部の問題かもしれない.

10月8日(水)

明日からの学会のため,いよいよ今晩,東京に向けて出発する.ただ,準備に手間取ったので, 昨日も一昨日も家に帰ったのは午前2時過ぎ.で朝8時過ぎにはまた大学に来るという厳しいスケジュール.大丈夫かなぁ.

で,今回はスケジュールが厳しいので往路は全線,高速道路経由の予定なのだが, 日本道路公団のページを見ると, ちょうど今週から東名高速の集中工事が行われることになっているようだ.昼夜連続車線規制などもあり, 東名をまっすぐ通り抜けるのはちょっと時間的にも苦しそうである.代替ルートとしては中央道があるが, 中央道は東名よりアップダウンやカーブがきつく,制限速度も東名のたいていの場所は100km/hだが中央道は一部を除いて80km/hになっていたり, また距離が少し長くて料金も少し高い.いちおう工事期間中は八王子以東まで通り抜ける場合, 東名高速経由と同じ料金に調整されることになっているので,どちらを通っても構わないといえば構わないのだが. 走りやすさの点からは東名の方がいいので,渋滞の様子を見て考えることにした.

10月9日(木)

0時出発の予定だったが,なんやかんやと準備に手間取って,結局0時半頃に出発. 今日はまっすぐ大津インターに向かい,そこから名神にのった.さすがに平日のこの時間だと, 走っているのはほとんどが大型トラックで,一部,夜行バスが混じっており,普通乗用車は20台に1台くらいしかいない. 名神高速は,混んでいるというほどではないが,それでも交通量は多く,一度,追い越し車線に出ると, トラック・バスなど10数台くらい抜かないと走行車線に戻れない程度である. そんなこんなで小牧インターまで進み,東名と中央道との分岐が近づいてきた. 路側ラジオや電光表示板の情報を総合すると,東名はあちこちで昼夜連続車線規制があって, 工事区間ごとに数kmの渋滞が生じているようだった.というわけで,今日は中央道経由で行くことに決定. 小牧ジャンクションから中央道に入った.

午前4時半頃,談合坂サービスエリアに到着.7月にもここで車中泊をしたが,今回もここで朝まで少し寝ることにした.
朝7時半過ぎに目覚めて,トイレなどをすませたら出発する.さすがに朝8時台の東京口は,そこそこ渋滞がある.
発表が終わって,午前のセッションが終了したら,とりあえず昼食のできる場所を考える. 今回は駒沢オリンピック公園の近くのカフェレストランに行くことになった.
食事が終わったら,今日の宿泊場所である河口湖に向かう.途中,石川パーキングエリアと談合坂サービスエリアに寄って, 東京土産を買い込む.ここは,例の『東京ばな奈』 が売っているのがミソである(東名だと海老名サービスエリアで買える).あと東京といえば『人形焼き』と『ひよこ』だろうか. これは石川PAにはあったが,談合坂SAには類似品(『江戸焼き』と『ぽっぽ』)しかなかった.しくしく. 仕方なく類似品でがまんする.往きと同じく,中央道は全体に交通量が多くて,渋滞とまではいかないものの, なかなかすいすいとはいかない.大月で河口湖線に分かれたあとは,がらがらの道を突進した. 今日は天気がよくて,富士山も雲一つなく全体を見ることができた(下の写真).
あと,この河口湖線では,大月から分かれて少しいったところで,山梨リニア実験線の下をくぐる.

10月10日(金)

泊まったペンションをあとにして,とりあえず富士山のよく見えるところに行こう,ということで, 河口湖の隣の山中湖に向かう.山中湖畔の駐車場で写真を撮る.ただ,この時間,ちょっと雲が多くて, なかなかきれいな絵が撮れない.なんとか見えたのが下の写真.
湖面がもうちょっと静かだと,富士山がきれいに湖面に映るのだろうけど,今日はこれが限界.
山中湖の後は,まっすぐ清里に行こうかと思って中央道を走り出したのだが, 今は10月であり,ブドウの収穫の真っ最中である.もちろんブドウ狩りなどもあるけれど, 山梨に数多くあるワイナリーでは,この季節限定の「もろみワイン」が味わえるところがある. ふつうワインは,原料のブドウを搾って発酵させたあと,瓶や樽に詰めて何年間か寝かせ, それをブレンドして最終的な製品になるわけだが,「もろみ」とは最初に発酵させた段階のワインで, ブドウの収穫時期であるこの季節にしか飲めない(どうも酒税法との関係からか, 税務署から9〜11月だけ工場内でのみ出すことが許可されている,という話だった). というわけで,ブドウ園やワイナリーの集まっている勝沼に寄っていくことになった.
最終的に,午前3時頃(もう土曜日になっているが)に家に到着.今回の総走行距離は1134.3kmだった.

10月11日(土)

昼頃,起き出してネットを見てみたら,今日,また八幡で何人かが集まる予定という書き込みを発見. 飛び入り参加する.
東名高速の集中工事について調べようと日本道路公団のページを見たら, 阪和自動車道の御坊〜南部間の開通についての案内が出ていた.開通は12月14日だそうだ. そのプレスリリースを見ていて,ちょっと考えたのが,一つは予定では「南部IC」だったのが「みなべIC」とひらがな表記になった点. たしかに「南部」だと,梅の産地として有名な南部町を連想するが,実際にインターチェンジがあるのは隣の南部川村で, そのあたりを考慮したのだろうか.また「印南SA」は名前が「サービスエリア」となっているが, 実際に設けられる施設はトイレだけで,サービスエリアとしての実態がないようである.ただ, 将来的に高速道路が白浜まで延伸され,交通量が増加した場合には他の施設(売店,給油所など)も設置されるようになるのかもしれない. あと,道路の名称が「阪和自動車道」になっているのだが,「阪和」というのは大阪〜和歌山間ということであって, 和歌山市より南側に用いるのはあまり適当ではないような気がする.ここの路線は公式には「近畿自動車道紀勢線」となっており, 最終的には紀伊半島を一周して伊勢に通じる計画であるから,建設中の勢和多気〜尾鷲間が部分開通する時には, 全体の統一名称として「紀伊半島自動車道」や「紀勢自動車道」のような名前に変わるのではないだろうか. あるいは,「舞鶴自動車道」が「舞鶴若狭自動車道」になったように,「阪和紀勢自動車道」というのも可能性がありそうだ.

そういう小難しい話はさておいて,白浜に行った人はわかるように,現在,高速道路のない御坊〜田辺間は, 夏休みシーズンにはかなりひどい渋滞が慢性的に発生していて,特に帰り道の渋滞がひどく, 観光で疲れたところに,さらに疲労が蓄積される元となっているから,今回の開通で渋滞区間が短くなるのは歓迎すべきことであるが, 欲を言えば早く田辺バイパスのところまで開通してくれると,国道42号関係についての渋滞はほとんどなくなるので (白浜町内から国道42号までの渋滞については,どうなのだろう?), さらにいいのだけれど.田辺市まで伸びるのは,早くても3年,普通に工事をしたら5年後くらいかもしれない.

他に,ETCの使える料金所の増加の案内もあった.詳細は各支社で,とあったので,リンクから関西支社を選んだところ, 京都縦貫道(←のうち,京都丹波道路.綾部宮津道路は開通時よりETC利用可だった)でもETC利用可能になるらしい. でも湖西道路や京奈和道はまだまだみたい.うぐぅ.

10月12日(日)

今日は,異様に蒸し暑い一日だった.道路を走っていても,路側の温度計が「24℃」の表示で, 「ほんとかなぁ〜?」と思っていたら,ほんとに暑くてたいへんだった.後で聞いた話では, この日はクーラーをかけて寝た人もいたそうで,なかなか.

10月13日(月・祝)

今朝は,ゴーゴーという風の音で目が覚めた.台風でもきてるのかと思ったが, そういうわけではなかったようだ.午前中で嵐はおさまり,昼前には少し青空ものぞいてきた.
ちょっと大学へ用事に出かけたら,山中越え京都側の災害復旧工事が完了していたようで, 交互通行規制がなくなっていた.よかよか

10月14日(火)

県道大津信楽線の一部(桐生辻付近)で新たに工事が始まっていた.工事名は「道路拡幅工事」 としてあり,実際にも道路に沿って樹木が伐採されていたので,そういうことのようだ.
今日は「鉄道の日」らしい.1872年に新橋〜横浜間に日本最初の鉄道が開業したことを記念して定められたとのこと. 正確には,その前の5月7日から横浜〜品川間で仮営業が開始されていて,9月12日に新橋まで開通,正式開業となっている. ただし,この時はまだ旧暦であった(新暦になったのは,この年の11月・・・新暦だと12月9日付の太政官布告による)ので, 旧暦の9月12日を新暦で換算した10月14日が鉄道の日となったわけである.

10月15日(水)

琵琶湖博物館近くの湖周道路(さざなみ街道)沿いに,トイレや駐車場のある施設ができているのは以前から知っていたのだが, ふと見ると「道の駅・草津」という看板が立っていた.おおっ? あと,国土交通省道路局の道の駅のページを見ていると, 竜王町の国道8号線にもできるらしい.
西大津バイパス近江神宮ランプを降りて京阪電車をくぐるアンダーパスのいちばん低いあたりで, 最近,いつも(晴天続きのときでも)路面に水がたまってて,地下水でも湧き出てるのかと思ってたら, 夜,帰ってくるとアスファルトを敷き直したあとがあり,水はたまっていなかった.どうやら水道管からの水漏れだったようだ. いかんせん,通常は歩行者の通れない(歩行者用の地下道は別にあり)ところで,途中で車を停めて確認するのも危険な場所なので, いままで誰も確かめられなかったようだ.まぁ,とりあえずいいことである.

10月16日(木)

昼間はいい天気だったのに,夕方,少し雨がぱらついていた.空を見上げると, 北に見える岩倉の方角の空気が少し白っぽくかすんでいた.上空の雲も氷の粒が輝いているような感じで, ほとんど冬の空になっていた.今は気温が10℃以上あるので雨だが,これで気温が3℃くらいまで下がっていたら, きっと雨ではなく雪が降っているだろう.
で,日曜日の暑さから急に寒くなったせいか,風邪をひいてしまったようで, 鼻水が出て喉が痛い.ちょっと養生しないと.

10月17日(金)

朝のラジオで,国道9号線千代原口交差点の立体交差化に伴う交通規制のお知らせがあった. そこで,京都国道事務所のページを見てみると, どうやら地下化されるようである.ただ,地下化されるのは片側2車線のうち内側1車線だけで, ちょうど1号線の五条陸橋と同じような形になるようだ.たしかに千代原口の交差点は3方向(六叉路)で赤信号の時間が長く, しかし右左折の車もかなりあるのに右折信号はないなど交通のボトルネックになっていて, 立体交差化は必要だと思うが,ちょっと中途半端な印象はぬぐえない.立体化するのが1車線だけだと, まず五条陸橋でも見られるように,立体交差入口での合流による渋滞が発生しそうである. また,五条陸橋では出口については,東側はトンネルを抜けた先まで信号がなく,西側は信号があっても片側4車線に広がっているため, 出口での渋滞はほとんどなく陸橋上の車の流れはきわめてスムースであるが,この千代原口の場合は両側がすぐ信号になっており, さらに悪いことに西向きはもともと丘陵地なので,地下からの出口が現在よりもかなり急な上り(7%)になっていて, 赤信号のため大型車が途中で停車してしまった場合,次の青信号での発進がかなりたいへんだと思われ, そのために地下区間の交通の流れはかなり悪くなる可能性がある.と,いろいろ疑問がないわけではないが, とりあえず現状は千代原口交差点がボトルネックなのは間違いないから,そこをバイパスできれば一定の効果はあるだろうから,

10月25日(土)

山中越えを走っていると,「比叡山もみじ祭り」の看板が立てられているのに気づいた.今日からのようだ. たしかに市内でもだいぶ街路樹の葉の色が変わってきたからなぁ.

10月28日(火)

前に中古で買ったビデオカード(SPECTRA 7400)を取り付けてみた.
何かの「のぼり」を何本か抱えた人が歩道を歩いていたので,何だろうと思っていたが, 帰りに同じ場所を通ると「衆議院議員総選挙」ののぼりが立てられていた.そういうことか.
昨日の夜からどうも暖かくて,今夜も(夜11時過ぎ)帰り道の路側温度計が18℃になっていた.昨夜は12℃だったのに. でも風が強くて,びゅうびゅういっている.

10月30日(木)

昨日から,太陽表面で大規模なフレアが発生したらしく,上空では磁気嵐の可能性があるとのこと. その影響で,北海道北部などでオーロラが観測されたという.オーロラも,そのうち自分の目で見たいとは思うのだが・・・
京都南の八千代ムセンに寄って,壊れたデジカメ用リチウムイオン充電池を買い直した. その後,京都国道事務所のページで紹介されていた, 「久御山ジャンクション見学館」に行ってみた(上のページから,「現在進めている事業」→「第二京阪道路」の最後の方にある). 場所は,国道1号線京滋バイパス入口交差点を東に200メートルほど入ると,北側に日本道路公団京滋バイパス管理事務所があって, その敷地内に立っている.水色の鉄製の階段が目印である.展示内容は,久御山ジャンクションの全体模型や, 着工前から完成までの数ヶ月ごとの航空写真,橋梁の断面模型,使用されている鉄筋や支承の実物,透水性舗装の実演展示といったものである. 建物の外には共同溝の実物大の断面模型(というか,本物の1セグメント?)も置いてあった. 全体模型には,実際に自分で橋脚や橋桁の模型を並べて,ジャンクションの一部を作ってみる,という展示もあった. 一見,簡単そうだが,四層構造のジャンクションを組み立てるのは意外に難しく,1本の橋脚に橋桁が上下2段に並んだり, 橋脚と土台部の位置関係を180度回転させないとうまく橋桁が組めなかったり,ということがあった. 平日しか開いていないのが難点だが,入館無料で見学の予約は必要なく,結構,楽しめるところだった.
建物の外見

左に見える青い階段を上がりきったところが展望台になっていて, 久御山ジャンクションの全景を見渡すことができる.
また,右側にあるコンクリートの箱のようなものが, 共同溝のカットモデルである.

部品となる基礎部分,橋脚,橋桁

建設予定地(?)に橋脚を並べていく

橋脚がほぼ建て終わったところ

橋桁を配置していく

完成

ちょうど全体模型のこの範囲に相当

10月31日(金)

昨夜(というか,今朝の未明)は,八ヶ岳周辺でもオーロラが見えたらしい.行ってみよかな?(うそ)

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