十和田市サッカー協会 技術委員会

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ヘメルのシグネチャーモデル「エアフォイル」がソリッドなステンレス・ブレスレット仕様で復活

HEMEL The Airfoil ヘメルのシグネチャーモデル「エアフォイル」がソリッドなステンレス・ブレスレット仕様で復活

イギリス空軍パイロットウォッチにインスパイヤされ70'Sヴィンテージを現代に蘇らせた「The Airfoil(エアフォイル)」が装いを新たに復活

初期モデルがリリース直後に完売し長らくリストックが待望されていた「The Airfoil(エアフォイル)」が装いも新たにアップデートした姿で新発売です。

The Airfoil(エアフォイル)はイギリス空軍パイロットウォッチにインスパイヤされたHEMELにとって初期のシグネチャーモデルです。70'Sヴィンテージを現代に蘇らせたそのルックスは発売後、すぐに人気となり完売してしまい、長らく売り切れ状態が続いておりました。

ロレックス スーパーコピー多くのファンからリストックが待望されていたその「The Airfoil」が装いも新たにアップデートした姿で2023年12月上旬に新発売となります。

新生「The Airfoil」は316Lステンレス製のスポーツブレスレットを採用。質実剛健なステンレスパーツの配列の中央で丁寧に研磨されたビーズ・オブ・ライスの5列リンクが優美な輝きを見せています。
ミッドセンチュリー時代から様々な有名ブランドが採用し流行したタイプのブレスレットは「The Airfoil」の持つヴィンテージ感との相性も抜群です。

さらにディテールでは従来のリュウズからジャンボリュウズに仕様変更がなされるなど、ネクスト・ステージの「HF25MB Airfoil」と呼べる仕上がりとなっております。

「HF25MB The Airfoil」はHFシリーズの中でも初期からのシグネチャーモデルです。ムーブメントは「Cal.ST 19」を搭載。「Cal.19」はクロノグラフムーブメントとしてはクラシカルな構造のコラムホイール(ピラーホイール)式で操作性と耐久性を確保し、さらにスワンネック緩急装置を搭載して精度を補完するなど機械式クロノグラフとして最高レベルの完成度を実現、かつ優れたコストパフォーマンスでお手頃な価格設定となっています。

また、ベルト部分に関してはかつて1940年代から70年代にかけて、その優美さと装着感の滑らかさでリストウォッチ界を席巻し、近年また復活の兆しを見せるビーズ・オブ・ライスのスポーツ・ブレスレットを採用。Airfoilとの絶妙なマッチングを見せています。

HEMELオリジナルのメタルブレスレットはクイックチェンジ仕様になっており、裏側のレバーを引くとブレスレットの取外しが簡単に行えます。近日発売予定の別売りのHEMELオリジナル レザーストラップ(クイックチェンジ仕様)との交換も容易です。

【仕様】
HEMEL HF25MB The Airfoil MB
販売価格:¥96,800(税別¥88,000)

ムーブメント:Cal.ST19 手巻きクロノグラフムーブメント
ケース素材:316Lステンレススチール
ケースサイズ:40mm ×13.4mm
ストラップ:20mm 316Lステンレス製ブレスレット クイックリリース仕様
文字盤:ブラック スーパールミノヴァC3 夜光塗料
風防:サファイアガラス K1w/AR仕上げ
防水性能:10気圧防水
ベゼル:12時間表記セラミックベゼル
保証期間:1年間
付属品:保証書、オリジナルボックス

「KARL-LEIMON」、本格スポーツスティールモデルMajestyの機械式モデルが一般販売開~「3HANDS AUTOMATIC」と「OPEN HEART AUTOMATIC」

日本製ウォッチメーカー「KARL-LEIMON(以下、カルレイモン)」が、同社のスポーツスティールモデル“Majesty”の機械式モデルの一般販売を開始しました。発売イベントとして数量限定でオンライン及びオフラインのお取扱店舗からご購入のお客様に専用のラバーストラップをプレゼントします!

Majesty AUTOMATICの誕生背景
スポーツスティールウォッチは超ハイエンドの時計ブランドが1970年代にスティールを使用して開発したスポーツウォッチの始まりともいえるクラシカルな時計です。
当時の技術で立体感を持つ複雑なケース構造のスポーツスティールを作るには外装を熟練工が手作業で精密に作るしかなく莫大なコストがかかってしまい、ラグジュアリー・スポーツスティール(ラグスポ)と呼ばれるようになりました。

しかし、近年では技術の発達により当時の超ハイエンドブランド級の加工能力がなくても複雑な形状の削り出しが可能になりました。それにも関わらず、スポーツスティールは価格が落ちることなく、フランクミュラー スーパーコピーむしろ富裕層の圧倒的な支持を得て数百万円から一千万円以上の高価で販売されているものもあります。

その中、カルレイモンは現状に疑問を抱き、逆を考えました。
‘機械式の本格スポーツスティールウォッチをアンダー10万で実現させたい’
その思いを基に2018年から手に届く価格帯のスポーツスティールの開発を始めました。
そして2020年、その第一歩となるクォーツ式のトリプルカレンダームーンフェイズMajestyを発売しました。

カルレイモンはその後も機械式の本格スポーツスティールをアンダー10万で発売ためにクォリティに妥協しない商品開発とコスト削減を両立させるための試行錯誤を繰り返しました。

初代のMajestyを発売してからさらに3年間、幾度もサンプルを作りながら工法などを工夫しながらクォリティとコストを合わせていきました、その末誕生したのがMajesty AUTOMATICです。

<Collections>

3HANDS AUTOMATIC

OPEN HEART AUTOMATIC

ALL BLACK 3HANDS AUTOMATIC
LIMITED 99PCS


ALL BLACK OPEN HEART AUTOMATIC
LIMITED 99PCS

【概要】
Majesty AUTOMATIC

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径40mm、厚み9.8mm
重さ:約145g
ガラス:サファイアクリスタル反射防止コーティング
ムーブメント:日本製機械式ムーブメントMIYOTA Cal.9015, MIYOTA Cal.9029
防水性:5気圧

[Dial]
ポリッシュ仕上げの多面ダイヤモンドカットアプライドインデックス、バーティカルブラッシュ仕上げのアプライドロゴ、ミニッツトラックインサイドリングなどでシンプルなデザインだからこそ、妥協のない文字盤の質感と立体的なアクセントで高級感のある仕上げにこだわりました。


[Case & Bezel]
ケースからブレスレットまでトータルで設計・デザインされた「ブレス一体型」モデル。
ベゼルの正面側はブラッシング仕上げ、エッジ部分はポリッシュ仕上げを施すことで高級感を引き出し、ケースとベゼルの間には直線を強調したレイヤーを取り入れることでスポーティさを感じさせます。

また、ケースからブレスレットに繋がるラインにカット面を入れ、滑らかな印象と高級感を足しました。
曲線、直線、カット面全てが組み合わさって起こす光の反射は高級感を醸し出します。

[Interchangeable Strap System]
インターチェンジャブルストラップとはブレス一体型の時計のストラップが工具なしで素手で交換できる仕組みです。これによりメタルとラバーのストラップを自由に取り替えながら1本の時計でドレッシーな装いにもスポーティな装いにも、2度楽しめることができます。

[Movement]
フランクミュラー コピー高性能時計の証である日本製ハイビートムーブメント「cal.9015」、「cal.9029」を採用。1時間に28,800回(1秒8回)振動することを意味するハイビートは、秒針の振り幅を小さくし、時計の精度を飛躍的に高めます


アイテム価格:96,800円(税込)~
オンライン・オフライン取扱店舗から数量限定でラバーストラッププレゼントイベント実施中。(商品のお取り扱い有無については店舗情報の各店舗へお問い合わせください。)

ルイ・モネが『テンポグラフ ネオ ラピスラズリ』を発売~聖なる石が導く時の旅、レトログラード搭載のメカニカルウォッチ

スイス高級時計ブランド LOUIS MOINET(ルイ・モネ)が、 『メカニカル ワンダーズ』コレクションより 『テンポグラフ ネオ ラピスラズリ』を2024 年1 月5 日(金)に発売。

『メカニカル ワンダーズ』コレクションについて
ルイ・モネのオリジンである時計師 ルイ・モネは、ナポレオン・ボナパルトやトーマス・ジェファーソンなど世界中のVIP 顧客に時計を製造し、後にギネス世界記録となる世界初の高振動クロノグラフを生み出した、19 世紀屈指の時計師でした。
『メカニカル ワンダーズ』は、機械式時計の機構にフォーカスし、時計師 ルイ・モネの技術性・創造性・独自性を現代に継承するコレクションです。 クロノグラフが最も美しく見える時計」がコンセプトの『メモリス』や、クロノグラフとトゥールビヨンがダイナミックに共演する『インパルション』など、メカニズムとデザインが融合した唯一無二のタイムピースが数多くラインナップに並びます。

《特徴》
スーパーコピー時計 代引きの機能性とメカニズムの構造美を両立した設計
時計の右側は、20 秒ごとに帰零するレトログラード秒針と、時間・分を表示するインダイヤルを搭載し、時計本来の計時機能を果たしています。対して、左側からは、レトログラードを作動させる複雑な機構を鑑賞することができます。

聖なる石・ラピスラズリ
新石器時代から採掘され世界最古のパワーストーンといわれるラピスラズリを、レトログラードダイヤルとインダイヤルに使用。古代よりエジプトやバビロニアなどで王家の装飾品に用いられ、高貴さの象徴として神聖視されてきました。大宇宙に光る星座を想起させる美しいマリンブルーとゴールドの模様が特徴で、幸運や成功をもたらすと信じられています。

レトログラードが刻む秒
1秒1 秒の経過をより際立たせ、 時間」の新しい価値を感じてもらうために、レトログラード機構を搭載しています。中央に配置しているレッドのレトログラード秒針は、20 秒ごとに帰零。

9 時位置のスモールセコンドは、レトログラードの周期に対応して20 秒ごとにブルー・ブラック・レッドに色分けされており、本来の秒針同様に60 秒で1 回転します。

ケース/ストラップ
44mm 径の316L ステンレススティール製ケース。ベゼルにオリジナルのエングレービングを施し、立体的でユニークな外観に。ルイジアナアリゲーターレザーストラップには、ブルーのステッチとルイ・モネのシンボルであるフルール・ド・リスをあしらっています。

【スペック】
テンポグラフ ネオ ラピスラズリ
コレクション名 :メカニカル ワンダーズ
品番 :LM 125.10.20

[ムーブメント]
キャリバー :LM125
機能 :時、分、スモールセコンド
種類 :自動巻き(チラネジ式)
機構 :レトログラード
パワーリザーブ :48 時間
振動数 :28,800 振動/時
石数 :3 4 石
防水性 :5 気圧/50 m

[ケース]
サイズ :径4 4 mm
ケース素材 :316L ステンレススティール
ケースバック素材 :チタン(DLC コーティング)

[ストラップ]
素材 :ルイジアナアリゲーターレザー
バックル :フォールディングクラスプ(両開き)

価格 :¥5,500,000(¥5,000,000+税)
限定本数 :世界限定28 本

【お問い合わせ】
株式会社ジーエムインターナショナル マーケティング&コミュニケーションズ
住所:〒110-0008 東京都台東区池之端1-6-17 本館2F
TEL :03-5828-9080
FAX :03-5828-9060

[ルイ・モネ]
ルイ・モネ(1768~1853)は、世界で初めてのクロノグラフ機構を作った偉大な時計職人であり、芸術や天文学といった様々な分野でも才能を発揮した、類稀な天才でした。フランスのブールジュに生まれた彼は、幼い頃から趣味で時計作りを嗜んでいました。アートに興味を持つようになると、20歳でローマに移り、建築・彫刻・絵画を5年間学びました。その後パリで美術アカデミーの教授を務め、様々な著名な芸術家と交流するなかで、時計への情熱が再燃しました。1800年からスイスで本格的に時計製造の訓練を始めると、たちまち頭角を表し、王室御用達の時計職人として名を馳せました。ナポレオン・ボナパルトやトーマス・ジェファーソン、ジェームズ・モンロー、ロシア国王、フランス王妃など、世界中のVIP顧客に時計を製造し、その腕を発揮しました。100年後の未来を先取りしていると称された最高峰の技術に、アートのエッセンスを融合するスタイルが、彼の作品の最大の特徴でした。1816年に製造した天体観測用の毎時216,000振動のクロノグラフは、世界初のクロノグラフ・高振動時計として2種類のギネス世界記録に認定されています。20年の歳月をかけて執筆し、1848年に発表した時計製造の論文“Traité d’Horlogerie”は、時計職人 ルイ・モネの集大成であり、その後の時計界における最良のバイブルでした。しかしながら、地位や名声を得ることではなく、最高の時計製造に全てを捧げた彼の名は、いつしか人々の記憶から忘れ去られていったのです。

[時計ブランド ルイ・モネ]
時計職人 ルイ・モネの精神を宿した時計を再び世に送り出すために、ジャン=マリー・シャラーが2004年にスイスのブライトリング スーパーコピーヌーシャテル州 サン・ブレーズに創業したのが、独立時計ブランド ルイ・モネです。

ルイ・モネの全ての時計は、一点物もしくは限定品として生産され、『コズミック アート』と『メカニカル ワンダーズ』に分類されます。多くの作品に、宇宙からの隕石や太古の素材を用いた希少なパーツを使用しています。 独自性」 創造性」 アート&デザイン」 希少性」の4つのバリューを掲げており、UNESCOやグッドデザイン賞、レッド・ドット・デザイン賞を始め、数々の権威ある機関・大会から30以上の表彰を受けています。

パネライの新素材、チタン表面をセラミック化するTi-Ceramitech™についてのテクニカル・インタビュー

チタンをセラミック化させる技術によって生まれた、パネライの新しい素材Ti-Ceramitech™に関する詳細インタヴュー

レーザー3Dプリンターによって切削では不可能な一体構造の軽量なケースの精製や、金属ガラス(リキッドメタル)、カーボンコンポジットをPEEKで改善して研磨可能にするなど様々な素材に対する試みを行っているパネライ。ブランドのパワーをバックグラウンドに様々な試み(研究開発)を行う姿勢は個人的に応援するところです。
また、品質管理(QC)にも力を入れており、「作っただけ」ではなく、ちゃんと「検証」を行っている姿勢も素晴らしいと思います。

今年のパネライはヨットレースチーム、ルナ・ロッサ プラダ ピレリとのコラボレーションによる作品を多数発表しました。


今年のWatches&Wondersのパネライブースは、ヨットレースのテントのようなインテリア

その中でも過酷な環境で使われるボート用部品の表面加工技術からインスピレーションを得た新しい素材Ti-Ceramitech™が開発され、それを搭載したサブマーシブル クアランタクアトロ ルナ・ロッサ Ti-Ceramitech™が発表されました、チタンをセラミック化させる技術により、ノーマルのチタンよりも高い耐蝕性と傷に対する耐久性を備え、特徴的な藍色のような深いブルーの色を備えています。

今回、この技術について、パネライコピーn級品 激安の研究開発ディレクター、アンソニー・サーブリー氏に詳細なインタビューを行うことができましたのでレポートします。


アンソニー・サーブリー(Anthony Serpry)氏
スイスのヌーシャテルを拠点とするパネライの研究開発ディレクター。
2003年から2006年にかけて物理学と応用数学のエンジニアの学位を取得。2006年から2008年までスタンフォード大学で応用物理学の理学修士号を取得。その後、高級時計製造業界でいくつかの重要な職務を歴任してきたアンソニー氏は、研究と革新における専門知識を一貫して発揮。パネライに入社する前、アンソニーはリシュモンに10年近く在籍。リシュモンのリサーチ&イノベーション部門でさまざまな役職を歴任し、素材製造プロセスや最適化に関する新技術の開発に注力した。2022年3月より現職。


この技術はボート用部品で金属部品の表面に機能を持つ薄膜を作って機能を向上させる表面改質技術からインスパイアされていますが、既存のボート用技術をそのまま使ったというものではなく、時計に求められる機能・美観を実現するためにほとんどゼロから開発されたものだそうです。
そのため、この技術はルナ・ロッサやヨット業界のものではなくパネライ独自で、基本的な技術特許も現在パネライ側で申請中とのこと。

Ti-Ceramitech™の一般的な技術としての名前はプラズマ電界酸化(Plasma Electro Oxidetion:PEO)という電気化学プロセスになり、アルミニウムのアルマイトで知られる陽極酸化に似た方法です。
陽極酸化との違いは、より高い電位(数百ボルト以上)を使うこと、これにより加工表面に微小な放電が発生し、局所的に発生するプラズマにより最大で1万℃にも到達する高温環境が発生し、その結果より表面の酸化チタンの組成が変化し、緻密な結晶構造を持つセラミック質が生成され、単純な酸化チタンよりも硬度と靭性のバランスが取れた表面となります。
加工条件を洗い出し、最適な条件で薄膜を積層することで表面硬度と靭性を高いレベルで両立させることができたそうです。

別物質を物理的に積層するPVDや化学的に積層するCVD、ダイヤモンドに近いカーボン膜を生成するDLCと言った他の技法との最大の違いは積層膜の厚みで、PVDが0.1マイクロメートル単位、CVDやDLCで精々1マイクロメートルに対し、PEOでは30マイクロメートルの膜を生成することができます。
また、母材の上に別の機能膜が張り付いていて、明確な境界面が存在する、と言う構造ではなく母材のチタンが徐々に連続的に参加しながらセラミックに変化する、と言う構造のため剥離にも強いそうです。
この「剥離」問題については開発の大きな目標で、様々な加工条件と耐久試験を繰り返し、良好な密着性を生み出す条件を求めました。


光の当たり方によって、ブルーにも藍色にもグレーにも見える独特の質感。

チタンはよく使われるグレード5チタンではなく、Ti-Ceramitech™の母材用に開発された専用のチタンで、チタン86%をベースに、アルミニウム・スズ・ジルコニウム・モリブデンなどをそれぞれ配合して作られ、この金属とPEOの加工条件が組み合わさることで特徴的なブルーを生み出すことができるそうです。
意地悪く、PEOの電圧を変化させるなどの方法でブルー以外の色も作れるのか?と聞いたところ、色の発生には電圧以上に母材の微小な添加金属の影響が大きく、何より今回と同じようなクオリティを安定して作ることは簡単ではないため、「難しい」という回答でした。

深いブルーは別に染めているわけではなく、薄膜そのものの結晶構造から光学的に生み出される色であり、色褪せもしにくいと考えられます。
新素材や新技法の開発と言った、うまくいくか分からない基礎研究レベルに投資が行えることや、作るだけではなく、「長期間使用したらどうなるのか?」といった品質保証の考えまでキチンと考えている、というのはやはり大手ブランドの成せる業である、と再認識しました。


アンソニー・サーブリー氏、ブース前でのフォトセッション


非常に興味深いお話を聞くことができました。
ありがとうございました!

また、インタヴューのために訪れたパネライブースですが、今年の展示で興味深かったのは、レーシングヨットや時計そのものだけの展示でだけではなく、普通の展示会ではあまり見せない品質保証用の数々の機器も展示していたことです。
私は大好物なので、簡単に紹介しましょう。

これは…?

ストラップにかかる力を再現して耐久度を検証するための機械。
手首のねじれによる小さなねじれから、とこかに引っ掛けて引っ張った時の強い力までを繰り返し再現してストラップがどのように劣化するかを検証します。

時間送り、カレンダー送り、クロノグラフ動作などを検証するマシン。
ぞれぞれの治具が組み替えやすくなっていて様々な条件に対応出そうと考えられます。

ピンボケ気味の一見するとただの防水検査機ですが…

何と防水と同時に精度も測る「オールインワン」マシン。

本日の本題である、Ti-Ceramitech™のケースの製造プロセスも展示されていました!

【お問合せ】
オフィチーネ パネライ
0120-18-7110

[Panerai]
パネライは1860年、時計工房兼時計店、そして時計学校としてフィレンツェに創業し、長い間イタリア海軍の納入業者として、特に特殊潜水部隊のための高度精密機器を納入していました。ルミノール、ラジオミールをはじめとする当時パネライが開発したウォッチは、何年もの間軍事機密扱いとされてきましたが、1997年にリシュモン グループの傘下に入った後、国際市場に参入しました。
今日、パネライはスイス、ヌーシャテルにある自社工房マニュファクチュールで自社製ムーブメントとウォッチを開発・製造しています。イタリアのデザインと歴史をスイスの時計製造技術と見事に融合させています。パネライウォッチは、独自の流通ネットワークおよびパネライ直営ブティックを通じて世界中で販売されています。

ジャガー・ルクルト「マスター・グランド・トラディション・キャリバー948」~

「マスター・グランド・トラディション・キャリバー948」がワールドタイマーを再解釈~グリーンエナメルダイヤルとピンクゴールド製ケースが卓越した複雑機構を際立たせる

グリーンエナメルダイヤルを備え、新たに解釈されたマスター・グランド・ トラディション・キャリバー948は、ワールドタイムコンプリケーションがユニークかつ芸術的に表現され、卓越した機構と、エナメル加工やギョーシェ彫り、ラッカー仕上げという希少なクラフトマンシップが融合しています。ユニバーサルトゥールビヨンは、24時間でダイヤルが一回転し、地球が自転しながら太陽の周りを公転する様子を表現しています。


複雑機構の熟練した技術で強い存在感を放っているジャガー・ルクルトは、その100 年以上の歴史を通して、複数のタイムゾーンを同時に表示できるモデルをはじめとする様々なタイムピースを制作してきました。キャリバー948 は、ユニバーサルタイムをユニークかつ芸術的に表現しており、ワールドタイム表示と24 時間でダイヤルが一回転するフライングトゥールビヨンが組み合わされており、地球の自転と太陽を周回する軌道を想起させます。2024 年、グランド・メゾンはマスター・グランド・トラディション・キャリバー948 を新たに解釈し、自然の色を称え、マニュファクチュールのメティエ・ラール™工房の技術力を披露するグリーンエナメルダイヤルを備えたモデルを発表します。18K ピンクゴールド製ケースに収められこのモデルは20本の限定生産です。

世界のタイムゾーンの精度あらゆる時間計測と同様に、ウブロ スーパーコピー世界のタイムゾーンの原点は天文学にあります。天文学では、24 時間の経過は地球の自転が基準となっています。しかし、タイムゾーンは比較的最近の概念であり、国際的な計時の秩序と精度を保つ必要から生まれました。19 世紀までは、太陽が天頂に達する正午の時刻を基準に、各都市が独自の時間を定めていました。19 世紀に鉄道旅行が発展した際には、スケジュールを組むことがほぼ不可能でした。そして、標準時、つまり、特定の地理的地域内で時刻を同期させることが必要であり、また国際的な基準の構築も必要であることが明確になりました。

1884 年の国際子午線会議にて、ロンドンのグリニッジ天文台(経度0°)を世界の時刻の基点とすることが決められました。また、24 の主要タイムゾーンの各ゾーンは経度15 度ごとに定義されました。世界の一日はグリニッジ子午線の真夜中に始まり、真夜中に終わることになり、各地域の時刻はグリニッジからどれくらい東側または西側に位置するかで求められます。そのため、グリニッジ標準時(GMT)、AM(子午線前)、PM(子午線後)という呼称が用いられるのです。


メティエ・ラール™工房:代々受け継がれる卓越した工芸
マスター・グランド・トラディション・キャリバー948 の複雑で色彩豊かなダイヤルを生み出すために、ジャガー・ルクルトのメティエ・ラール™工房の熟練した職人たちは、エナメル加工、ギョーシェ彫り、ラッカー仕上げの技巧を組み合わせました。ダイヤル1 枚の製作には細心の注意を要する入念な作業が70 時間以上必要です。
文字通り「隆起した土地」と訳されるシャンルヴェは、およそ2500 年前に起源を持つ古代の高貴なエナメル加工です。まず熟練した職人が、目的のイメージの輪郭と一致するように貴金属の表面にくぼみを彫っていきます。次に、これらのくぼみは元の表面と同じ高さになるまで複数のエナメル層で満たされます。

各層はそれぞれ高温で焼成されてから次の層が注がれます。人々を引き付ける魅力と洗練性を添えるため、エナメル職人は、透明なエナメルと不透明なエナメルを組み合わせて明るい色や暗い色の領域を生み出し、大陸の様々な風景を想起させます。キャリバー948 のダイヤルは、エナメルを10 層塗り重ねる必要があり、エナメル加工だけで20 時間以上の作業を要します。

ラッカー仕上げは、装飾を施す表面に手作業で何層にも塗り重ねるため、長時間におよび、正確さが求められる職人技を駆使した工程です。まず透明のニスを塗布し、その後にカラーの層を塗り重ねていきます。その後、半透明のラッカーを15 回塗り重ね、ダイヤルに濃さや深みを加えます。塗り重ねる度に正確に管理された乾燥工程を経ます。ディスクを研磨して完璧に仕上げるとラッカー仕上げは完了です。これにより、光が集まり、色彩の豊かさが増します。


類稀な精度という芸術で表現される時間の世界
直径わずか25.5mm のマスター・グランド・トラディション・キャリバー948 の多層ダイヤルは、優れた細密画です。ワールドタイマーの伝統に従い、ダイヤルの中央には、北極点から見た世界地図が配されています。大陸の輪郭は18K ゴールドの薄いプレートから切り出されたもので、シャンルヴェ・エナメルで装飾が施されています。この地図は、従来の平坦なイメージとは異なり、北半球の経度と緯度を示すピンクゴールドのドーム型スケルトン上に配されたメインダイヤルのプレートの上に浮かび上がっています。レーザーカッティングの精度が生みだした傑作であるこの複雑で精巧なドーム型構造は、ダイヤルに明るさと深みを与え、時間計測の奥深さと複雑さをさりげなく表現します。

ドームの下に配された、海を表現したダイヤルのプレートは、海の動きを表す波模様のギョーシェ彫りが施され、その上を半透明のブルーグリーンのラッカーが施されています。
従来のあらゆるワールドタイマーと同様、各タイムゾーンは都市名で表されており、中央のダイヤルを囲むグリーンのオパーリン仕上げリングに配置されています。都市リングの外側には、2 つの固定式同心リングが配されています。内側のリングは24 時間を表示し、植字されたレクタンギュラーのインデックスとレーザー刻印された数字が配されています。外側のリングには、ダークグリーンラッカー仕上げの背景にレーザーで刻印されたミニッツトラックが配され、地図と海の色を引き立てます。

地図の片方に位置する円形の窓にはフライングトゥールビヨンが配され、海の上を漂うように浮かぶトゥールビヨンは、60 秒間かけて一回転します。トゥールビヨンは24 時間でダイヤルを一回転するため、地球の自転のようにドーム型の地図が都市リングと共に回転します。そして、都市リングの都市名の近くにあるマーカーが常に各都市の正確な時刻を表示します。


卓越したキャリバーのためのエレガントなケース
ジャガー・ルクルトは、キャリバー948 を製作した際、初めてワールドタイムコンプリケーションをフライングトゥールビヨンと組み合わせました。さらに、ジャガー・ルクルトが特許を取得したユニバーサルトゥールビヨンは、平均太陽日の長さである24 時間でダイヤルが一回転します。388 個の部品で構成される自動巻ムーブメントは、ジャガー・ルクルトの専門技術を見事に表現しており、マニュファクチュール内で考案、設計され、すべて自社で製造されています。

その複雑さにもかかわらず、キャリバー948 は簡単に操作できるようにデザインされています。時刻をリューズで設定すると、世界中のすべてのタイムゾーンが同期されます。新しい目的地に到着したら、ローカルタイムを同じリューズで設定します。この操作では、時針のみが1 時間単位で前後にジャンプしながら動き、分と秒は正確に動き続けます。
端正なラインと洗練されたプロポーションを持つマスター・グランド・トラディションのケースは、複雑なダイヤルを見事に引き立てます。40 個以上の部品で構成された凸型ベゼルが、ラグの幅広い面取り部分と見事なコントラストを成し、ラグの中が窪んだサイドが、ダイナミックなテンションをプラスしています。表面にはマイクロブラスト仕上げやポリッシュ仕上げ、サテンブラッシュ仕上げを施すことで、反射する光の美しさを最大限に引き出しています。温かみのあるピンクゴールドを、ダイヤルと調和するダークグリーンのアリゲーターストラップが引き立てます。

マスター・グランド・トラディション・キャリバー948 を新たに解釈したモデルは壮麗なグリーンダイヤルを備え、常に革新の精神と伝統に対する深い敬意の見事な調和を保ち、芸術的な創造力と洗練された機構の融合に取り組むジャガー・ルクルトの姿勢の証です。

[技術仕様]
マスター・グランド・トラディション・キャリバー948
リファレンス:Q52824E1
限定:世界20 本限定モデル

ケース:18K ピンクゴールド
サイズ:直径43mm x 厚さ14.13mm
キャリバー:ジャガー・ルクルト製自動巻キャリバー 948
機能:時・分、ユニバーサル フライングトゥールビヨン、24 時間表示のワールドタイム表示
振動数:4Hz(毎時28,800 振動)
パワーリザーブ:48 時間
ダイヤル:ギョーシェ彫りによる波模様の上に半透明のグリーンのラッカー塗布、シャンルヴェ・
エナメルで装飾されたスケルトンのドーム構造
ケースバック:サファイアクリスタル
防水性:5 気圧
ストラップ:ブラックのアリゲーターストラップ、フォールディング・バックル

【お問い合せ】
ジャガー・ルクルト コンタクトセンター
TEL:0120-79-1833
営業時間:平日の月曜から金曜 11:00~19:00

[ジャガー・ルクルト]~ウォッチメーカーの中のウォッチメーカー™
1833 年以来、ジャガー・ルクルトは、革新性と創造性への抑えきれない渇望に導かれ、故郷ジュウ渓谷の平穏
な自然環境からインスピレーションを得て、複雑機構への熟練した技術とその精度で際立った存在となっていま
す。ウォッチメーカーの中のウォッチメーカー™として知られるマニュファクチュールは、1,400 を超えるキャ
リバーの制作と430 以上の特許を通して、その絶え間ない革新の精神を表現してきました。ジャガー・ルクルト
の時計職人たちは、190 年にわたる蓄積された専門知識を駆使して、最先端の精密なメカニズムの設計、製造、
仕上げ、装飾を行い、何世紀にもわたるノウハウと情熱を融合させ、過去と未来をつないでいます。時代を超え、
常に時と共にあります。 180 種類もの専門技術がひとつ屋根の下に集結したマニュファクチュールは、その技巧
に、デザインの美しさと独特で控え目な洗練とを組み合わせ、高級時計に息吹を吹き込んでいます。

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