美しい豊能の自然を紹介しましょう


Part-188:

アケビと山帰来の実 @豊能地区
ノスリ、ニュウナイスズメ、アトリ、ハイタカ @妙見地区
ジョウビタキ @歌垣地区
カケス、エナガ @豊能地区
ノビタキ、ホンドリス @妙見地区
ニュウナイスズメ、チョウゲンボウ @亀岡地区
ニホンアナグマ @豊能地区


( 撮影: Oct., 2014 )

( Updated: Nov. 1, 2014 )







アケビと山帰来の実

散歩中に赤い実が見つかりました。アケビとサンキライです。サンキライの丸い葉は、 表面がツルツルなので関西では柏餅用に使われます。




ノスリ

“野をする”→「ノスリ」の名前どおり、田地の表面を擦るように翼を広げて下降しました。 が、また田地の杭に止まって待機。





ニュウナイスズメの群れ

今年も、春(5月)には、北へ向かって渡って行くニュナイスズメの群れに出くわしました。 例年、春には遭遇してきましたが、秋には出会えてはいませんでした。

ところが、今秋は幸運なことに遭遇と相成りました! 約20羽が電線に並んでいました。とてもうれしい出会いです!






アトリの群れ

大きな群れが妙見地区にやってきました!300〜400羽はいます。しばらく田地で餌を啄ばんでは、 一群となって上空に舞い上がります。球状になったり、方向転換して細長くなったりの “うねり飛び”は圧巻です!




ハイタカ

アトリの群れが、突然田地から異常な飛び立ちをしました。猛スピードで必死の飛翔! それもそのはず、猛禽のハイタカが攻撃してきたのでした。

“成果なし”に終わったハイタカでした。でも、その他に先ほどのノスリ、そして チョウゲンボウ (写真はありませんが) までがやってきた影響で、せっかくのアトリの大群が姿を消してしまったのです。嗚呼!





ジョウビタキ

「ピィ、ピィ、ピィ」と高音が聞こえたら、それはこの季節に渡ってきたジョウビタキです。 柿の枝に止まり、秋の風情を楽しませてくれます。

豊能地区にもやってきており、アンテナや電線で「ピィ、ピィ、ピィ」と鳴きテリトリーを主張。 庭さきに来た時は、「コツ、コツ、コツ」と、誰もが“音だと誤解してしまう声”を出しています。





カケス

杉林の上方で、「ジャ、ジャ、ジャー、ジャー」の声。双眼鏡でやっとみつけました。 右へ左へと飛翔を繰り返し、最後はより深い森へと飛び去りました。 手持ちカメラでの撮影です。証拠まで。




庭にやってきたエナガ

「チリリ、チリリ」が聞こえました。ピンポン玉サイズのエナガが、5〜6羽で庭にやってきました。 フェンスのプリペットを移動しながら啄ばみます。私達には見えない位の小さい虫がいるのでしょう。




ノビタキ

光学機器の助けを借りて、ノビタキの“きれいな衣装”を楽しみましょう。




ホンドリス

愛らしいリスくんが久々に登場。松の木の上方では、固い実をカリカリと食んでいました。






ニュナイスズメ@亀岡

こちらもまた、かなりの大群です!600羽近くはいるでしょう!しかも、何日も滞在 していました。稲刈りの済んだ田に降りて餌を啄ばんだりしていました。

ニュナイスズメの秋渡りは、豊能地区に留まらず、亀岡地区でも見つけました! また、兵庫県でも冨士原幸子さんが観察、写真撮影をされています。これで、 ニュナイスズメの秋渡りは、京阪神で観察されたことになります。





チョウゲンボウ

また姿を見せたチョウゲンボウ。きょうも鋭い目であたりをじっと観察。 まわりにはアトリの群れ、ニュウナイスズメの大群がいます。これらを 狙っているのでしょう。




ニホンアナグマ ( 撮影: 2012年 6月、齊藤一己さん )

以前、Part155 で報告しましたのは、川西市国崎で夕刻に出会ったニホンアナグマでした。
なんと、ほぼ同じ頃に齊藤一己さんが、豊能町で遭遇されていたことがわかりました。ニホンアナグマは夜行性の動物ですが、この写真は、まだ明るい時間帯に撮影されています。



   

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