ビアデッド・コリー
(Bearded Collie; Beardie)
ってどんな犬?
(その1)
原産国 | イギリス(スコットランド) |
体高 | オス53〜56cm、メス51〜53cm |
体重 | 20〜27Kg(16〜27Kg) |
原産 | 19世紀にスコットランドで作出され、羊を谷から山へと追う牧羊犬だった。第二次世界大戦で激減したが、のちに愛好家の努力で数を増やした。スコットランドの牧羊犬のなかでは一番古い犬種。 |
名前の由来 | ひげ(ビアード)のあるコリーという意味。外見の様子からついた名前。 |
外観特徴 | 厚い毛、あごひげ、大きな足、先ながななめになった鼻、大きなぬいぐるみのような姿が印象的。 |
飼育のポイント | 体罰、神経質な育て方は性格を歪めるのでよくない。 |
健康管理 | 股関節形成不全や虚弱な犬がたまに出るので、犬を選ぶときに注意する。年一度の健康診断も大切。 |
この犬種に向く飼い主 | 外向的であまり細かい事にくよくよしない人に向く。 |
ちょっと待って。でもその前に、
そもそも犬ってどういう動物?
ビアディーについてもいろいろと聞けますよ!
Aさん:(98年12月1日アップ) とにかく甘えん坊だね。甘え方を知っていて飼い主やその家族、 (その他の)人間が好きで、甘えたくてたまらないんだ。 でも、とっても真似のできないことかあるんだ。 飼い主が若いかお年寄りか、お金持ちかビンボーか、おしゃれかダサイか、 明るいのか暗いのか、どんな性格か、学のあるなし、食事が豪華か質素か、 よく遊んでくれるのか放っておかれるのか、お散歩の量なもど、ぜ〜んぜん 気にしないんだよ。 とにかく自分がしあわせか不幸せか、幸運か不運かは他の犬とは比較しない んだ。 いや、考えもしない。 「不幸、不運」なんて言葉は犬語の中にはないんだよ。 だから不平不満を言うってことがないね。全くいい子たちだよ。 人間は果たしてあのように悟りがひらけるかどうかは怪しいものだね。 それにね、どんなことを話しても聞いてくれて(聞き流している?!)ね、 絶対他人にそのことをもらしたりしない、秘密を守れる存在なんだ。 どうだ、すごい存在だろう! |
Bさん:(98年12月1日アップ) オスには「縄張り意識」があるね。飼われている場所を中心に 飼い主所有の(平均的な)一戸建の土地よりずっと広い範囲が犬の テリトリーになっていて、その中に入ってくる他の犬に対しては 追い出そうとして吠えるんだ。だから、お散歩に出ている時よりも 家にいる時に吠えるものなんだ。これは犬にとっては自分の存在に 関わる大事なこと、決して「むだ吠え」なんかじゃないんだよ。 人間にとっては、って?う〜ん、適度な生活雑音ってところ。 |
Cさん:(98年12月1日アップ) きれい好きなんですよね。家のなかで飼われているなら、トイレ は決まったところでしかしないし、家の外で飼われている場合には、 お庭はなるべく汚さないでお散歩に出た時だけ排泄するんですよ。 お散歩は運動も目的のひとつですが、排泄という意味ではかかせない のです。 うちの子はメスなので5〜6時間おきにさせていますが、ワンワン・ ムーミンちゃんはオスなので朝と夕方の2回のお散歩で排泄は全部済ま せるそうですよ。夏など23時間ももったことがあるそうです。 ですから、大雨は止むまでたいていの子は待つのは平気なのですよ。 人間もこうだと便利なんですけれどね。 |
Dさん:(99年2月 16日アップ) みなさん、まあまあ。いろいろおっしゃる前に、ひとつみなさんの所の ワンちゃんはみなさんに向かって牙をむき出しにして「ウー」なんて 威嚇したりすることはないかをお聞きしたいものだね。 つまりね、人間と根本的に違うのは、犬は「群れ」、「群れの中での 自分の地位」という意識を常にもっている動物だということだね。 「ティールーム」の98年5月のところに書かれているようにね。 (「ティールーム」を読んだら「戻る」をクリックしてこちらに戻ってくる んだよ。) 人間が犬より上の地位、リーダーではない場合にはどうなるかって? 犬がリーダー(またはボス)ということになるからね、犬は人間の言う事を 全く聞かなくなってしまうんだ。触れたり、抱っこなどもちろん全然させて もらえないしね。一番いい席を独占してしまうんだ。人を噛んだりね、全 く手に負えなくなるんだよ。 |
Eさん:(99年2月 16日アップ) Dさんに付け加えるとね、 基本のしつけはリード・ウォークだね。「ティールーム」の98年7&8月 を是非読んでマスターしないといけないね。 とにかく人間の意志、欲求が優先ってことだね。お散歩でも、距離やペースは 人間優先。人間が走りたい時に犬に同じペースで走らせ、止りたいときに止る。 人間の曲がりたい方に曲がり、立ち話が始まっても犬をじっと待たせるんだね。 |
Fさん:(99年2月 16日アップ) そしてね、 命令は家族みんなが同じ表現を使うこと。「いらっしゃい」「来い」「おいで」 「来るんだ」などと言われると犬は覚えにくいのでひとつに決めるんだね。 命令の声は低い方がリーダーの命令だと感じるそうだよ。女性は特に興奮して 高い声で叱ってしまわないようにね。お父さんが最終の決定的な一声を発すると 犬がそれに絶対に従うようにしつけるとうまくいくね。 |
Gさん:(99年2月 16日アップ) もうひとつポイントがありますわ。。 しつけをする上で「手抜き」はいけませんわね。たとえば、食事を与えるたびに 「おすわり」と「お手」、「おあずけ」をさせる習慣になっていれば、かならず それらをさせないと駄目ですわよ。 人間は「手抜き」と思っても、犬の方は「人間を自分の思い通りにした、上の 地位を勝ちとった」という意識を持ち、ボスの座に近づいてしまうのですもの。 でも、手抜きがあっても、また次回からちゃんとさせれば犬の意識もまた元に もどりますわね。 |
Hさん:(99年2月 16日アップ) そういえば、昨年12月のドッグ・ショーの会場でもワンポイントの説明がありま したなぁ。 「みなさん、車にワンちゃんを乗せ、下ろす時、ワンちゃんを先に出していませ んか? 「家のなかで、ドアを開けた時、ワンちゃんが先に(足元から)飛び出て行きま せんか?」 とか言うておられましたなぁ。これはワンちゃんを優先して、ボス扱いしている ちゅうことになりますなぁ。いやぁこれはなかなか難しいことですなぁ。 |
Iさん:(99年3月 7日アップ) マウンティングというのね、ワンチャンの背中に別のワンチャンが乗っかってい ったり、人の足や太腿や背中に強い力でしがみついてきたりするあれね。 誤解されていることが多いんだね。 「女の子(メス)が女の子(犬または人間)に・・・なんておかしい。」とか、 「メスがオスに・・・なんておかしい。」 「まだ子犬なのに・・・おませだ。」 なんて、思ってしまいがちですがね、あれは"人間に置き換えて”見ちゃあいけな いんだね。 犬にとっては「群れの中の順位」は大変重要なもの。当然少しでも上の順位に 就きたいですよね。あの行動はそのための試みなのですよ。 自分より上の者に常にチャレンジして、いつも勝てる(上に乗りかかることが できる)なら、そして他のシチュエーションでも相手に勝るならば、その相手 と順位が入れ替われるのです。相手もそれを認めないわけにはいかないのです。 犬は本能で行動しますので、相手にスキがあれば上位へのチャレンジをするもの なんですよ。 しばらくやめていてもある期間をおいたらまた再チャレンジをすることもあり ますよ。 ワンチャンがあなたの足や太腿にしがみついてきた時にはどうしていますか? 笑い飛ばすだけではいけないですね。あなた(という人間)の順位と入れ替わろ うと必死なわけですから、強引にすぐさま引き離して、しっかり叱るんですよ。 |
(その2へ)Jさん以降のコメントを聞きに行く (どんな犬?)ビアディー?トップへ戻る |
HOME | ワンワン・ムーミン の写真室 | 犬・猫 の部屋 |
豊能町 の自然 |
豊能町の サンセット |
皆様へ | ティー ルーム |
アート の部屋 |
創作の 部屋 |
MIDI | リンク | もくじ |