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富田林寺内町の探訪

江戸時代の町並みが残る寺内町(じないまち)をご紹介します

大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。

富田林・寺内町(じないまち)へようこそ

Tourist guide to Jinaimachi town, Tondabayashi, a historic district and heritage site of Japan
 
杉田家住宅興正寺別院城之門筋

(南)葛原家住宅の三階蔵
白壁、板塀、木格子(きごうし)虫籠窓 (むしこまど)雨蓋瓦煙だしの越屋根

これらが見事に調和した江戸時代のお寺と商家の町並み。建築年代が江戸時代中期から昭和の始めまで少しずつ異なり、それぞれの町家は個性的な表情を今に伝えています。大阪府の南東部・南河内に位置する、富田林(とんだばやし)の旧市街-寺内町(じないまち)は言わば 「旧家の生きた博物館」 です。今度の休日にぶらり散歩でお訪ねになってみませんか?

この個人ホームページでは、私が生まれ育った寺内町をご紹介します。 寺内町は1560年(永禄3年)に開発された一向宗(浄土真宗)の宗教自治都市です。今でも戦国時代の町割(都市計画)を留め、江戸時代以降の町家(まちや)約40軒が時代劇セットさながらに昔の姿そのままで残されています。寺内町一帯(富田林市富田林町の一部)は、1997年に国の重要伝統的建造物群保存地区選定されました。ひっそりと落ち着いた佇まいは、時代をタイムスリップした感じがします。世俗化された観光スポットとは異なり、 別世界のようなゆったりとした時が流れ、癒しと語らいの空間になっています。

寺内町は東西400メートル、南北350メートルの平坦な地区で、主だった商家には由緒・由来を記した案内板が設けられ、石畳の街路には路面灯を兼ねた道標や案内標識なども整備されています。軽装・徒歩で一周約2時間、ガイドブックなしでもお気軽に足をお運び頂くことができます。大阪府と奈良県境にそびえる二上山、葛城山、金剛山や石川(大和川支流)を望むこともでき、カメラ・ビデオやスケッチブック片手に散策される方々も増えてきました。

さらにここ数年の動きとして、寺内町の古い町家を活用し、周りの歴史的景観に溶け込んだ新しいお店が増えてきています。かつては味醂醸造用に使用されていた蔵の内部もお店として利用されています。手作り陶器や木製家具など伝統的工芸品の工房から、こだわりの日用品・雑貨、アンティークものを扱うお店、さらには自家製パン屋さん、お蕎麦屋さん、茶懐石料理が楽しめるお店など、これまで地元にはなかったユニークなコンセプトのお店ばかりです。2013年2月には北イタリアで修業した杉本シェフによる、旧家の建物を活用して本格的なイタリアンレストラン「oasi オアジ」も開店しました。2015年春には、寺内町で初めてゲストハウス(女性専用)もオープンしました。寺内町散策のお楽しみにぜひこうしたお店にもお立ち寄りください。

大阪市内(天王寺・あべの橋)から近鉄電車で30分。お手軽な歴史散歩を楽しみながら、きっと新しい発見があることでしょう。戦国時代から450年間に亘る貴重な歴史的町並み(文化遺産)の保存と継承にも思いをめぐらせて頂けたら幸いです。

(上記の町家を描いたきり絵は、近藤好幸氏の作品をご紹介しています。禁無断転載)

Viewing the contrast of beautiful white mortar and cedar panels on the walls, wooden slatted lattices in a row, a miniature second story, black roof tiles with decorative designs and an overtopped small roof for smoke ventilation and as such, there are a lot of tourists' attractions here in the traditional village and streetscapes of old merchants' shop cum town houses with heavy earthen-walled warehouses as well as Buddhist temples of the period of Edo era (from the 17th century through the middle of 19th century).  As the times of each building construction differ from each other, so many buildings have shown so many varieties of architectural structures and unique designs.

Jinaimachi town in Tondabayashi city, a historic preservation district and heritage site, which is located in the south-eastern part of Osaka prefecture, Japan, remains, as it were, an outdoors museum of old wooden cultural properties. Why don't you go out for sightseeing journey at the invaluable heritage site in Jinaimachi Town, outscourts of Osaka when you will visit Osaka, Kyoko and Nara, the western part of Japan?

I would like to introduce to you, through the web site, my hometown, Jinaimachi town, Tondabayashi city. In the historic district of Jinaimachi town, there remain as many as 40 old town houses built from the Edo period, 17th century through the early Showa era, the early 20th century, as it looks like a location site of samurai movies and here you can enjoy a time-slipping journey. The original village and streetscapes in the town with calm environment of historic sceneries are well preserved even through the modernization of Japan. The Jinaimachi town has been designated as one of the important national preservation districts for groups of historic buildings in Japan. Would you like to drop in another kind of theme park than the Universal Studio Japan?

Thirty minutes' train ride from the downtown of Osaka (Tennoji, or Abenobashi terminal station of Kintetsu Railways) will take you to the heritage site of Jinaimachi town. You may enjoy a lot of new findings about the tourists' attractions of Japanese history, culture and architectural prpperties by walking around the town. You might also come across an idea how important to inherit and preserve an invaluable heritage site forever.

The introduction of Jinaimachi town through the web site is guided by Mr. Naoya Okutani , a government-licensed English tour guide on July 22, 2012.
 
2016年9月28日
【テレビ放映情報】テレビ朝日の 「人生の楽園」という番組で、富田林寺内町の食事処「和」さん ご夫婦が登場される予定です。 放映予定は、2016年10月1日(土)午後6時~6時30分です。
番組のホームページは http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/です。
 
2016年9月17日
【イベント情報】じないまちキモノ散歩の様々なイベントが2016年秋から冬にかけて企画・開催されます。詳しくは、イベントチラシをご覧ください。
ダウンロード 2016秋・冬 じないまちキモノ散歩(案内チラシ表)
ダウンロード 2016秋・冬 じないまちキモノ散歩(案内チラシ裏)
 
September 18, 2016
Event InformationJinaimachi Autumn Nochi-no-Hina Dolls festival is to be held on October 8, 2016, Saturday.
 
2016年9月16日
【イベント情報】第10回後の雛まつり
2016年10月8日(土)10時~16時には寺内町恒例の秋の風物詩、第10回後の雛まつりが開催されます。イベント企画も盛りだくさんで、この機会に富田林寺内町へのお越しをお待ちしています。 当日のプログラムの詳細は富田林市観光協会のホームページや案内チラシをご覧ください。
ダウンロード 2016後の雛まつり(案内チラシ表)
ダウンロード 2016後の雛まつり(案内チラシ裏)
 
2016年9月10日
【更新情報】 じないまち随想21 2016年9月10日 National Trust (ナショナル・トラスト) を掲載しました。
 
2016年8月28日
【更新情報】寺内町探訪記42 - 第13回寺内町燈路が開催されました。
 
2016年7月26日
【更新情報】富田林寺内町をまもりそだてる会の会員向け情報誌「じないまち瓦版」第64号が発行されました。ぜひご覧ください
ダウンロード じないまち瓦版第64号 (2016年7月25日発行)
 
きらめきファクトリー 赤崎氏制作、2015年)

【イベント情報】第13回寺内町燈路

江戸時代の町家が軒を連ねる富田林・寺内町。
大阪府下で唯一の国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されているこの地区で、2004年から夏の風物詩として企画されている寺内町燈路。今年は第13回寺内町燈路(じないまちとうろ)(寺内町四季物語2016「夏」)が2016年8月27日(土)に開催されます。

通りの両側には、ひとりひとりの思いや願いが文字や絵柄に込められた約千基の行灯が並べられて、周りが暗くなった午後6時半から午後9時までの間、一斉点火されます。

イベント企画も盛りだくさんで、この機会に富田林寺内町へのお越しをお待ちしています。 当日のプログラムの詳細は富田林市観光協会のホームページや案内チラシ(裏面)をご覧ください。

ダウンロード 2016寺内町燈路(案内チラシ表面)
ダウンロード 2016寺内町燈路(案内チラシ裏面)
(2016年7月25日掲載)
Event Information Jinaimachi street lantern festival

The summer tradition of annual Jinaimachi street lantern festival will be held on Saturday, August 27, 2016. (17:00 to 21:00 hrs) as a part of Jinaimachi four seasons story special events .(in case of rain or shower, it may possibly be postponed to the following day.)

On both sides of streets, about 1,000 decorative paper lanterns with elaborate pictures, characters, people's wishes are simultaneousaly ignited when it becomes dark at 18:30.

The local association for preservation and development of the town is welcome to visitors to have a fun to produce original personal lanterns and ignite their own lantern on the street in order to make the summer memory together with local residents.

There are variety of event programs and we welcome you to join the festival on this occasion. Please see the leaflets and website of
Tondabayashi Tourism Association for more information on the program of the day.

ダウンロード The 13th street lantern festival (leaflet)
ダウンロード The 13th street lantern festival (leaflet reverse side)
 
designed by Mr.Akasaki of Kirameki factory
 
Koushouji Buddhist Temple
 
2016年7月18日
【イベント情報】「寺内町の魅力を探る~その歴史とこれから~」(金剛公民館夏の講座)が開催されます。
日時:2016年7月30日(土)18時~21時
会場:富田林市立金剛公民館2階ホール(大阪府富田林市高辺台2丁目1番2号)
入場料:無料
定員:80名(申し込み先着順)
第1部:基調講演「町人文化の花開いた町~江戸期の富田林寺内町~」 
    講師:大阪府立大学名誉教授 山中浩之
第2部:フリートーク「だから好きやねん!寺内町」
    参加者:「富田林寺内町を守り育てる会」「じないまち文化トラスト
        「LLPまちかつ」の会員の皆さん
申し込み先・お問い合わせ: 富田林市立金剛公民館 (電話: 0721-28-1121)
主催: 富田林市立金剛公民館 (協力:富田林市都市魅力創生課)
ダウンロード 「寺内町の魅力を探る~その歴史とこれから~」案内チラシ
 
2016年7月15日
【更新情報】じないまち随想20 「天津甘栗屋さんを掲載しました。
 
2016年6月26日
【更新情報】富田林寺内町の南会所町薬師堂界隈では、古くから毎年6月6日、16日、26日に夜店が開かれています。
 
2016年6月25日
【更新情報】JA大阪南主催 野菜直売マルシェ「大阪南の実り」(じないまち探訪記41)
2016年6月25日(土)東京銀座・三越百貨店9階銀座テラス(催事会場)にて、魏座三越と全農の共同企画による、JA大阪南が出店する南河内特産野菜の展示即売マルシェが開催されました。
 
2016年6月23日
【更新情報】2016年610日に国土交通省「第5回まちづくり法人 国土交通大臣賞」の表彰があり、有限責任事業組合 富田林町家利活用促進機構(LLPまちかつ)(大阪府富田林市)が表彰されました。
表彰式は、東京・水道橋の「すまい・るホール」で行われ、LLPまちかつの佐藤康平氏が代表で受賞されました。 (写真提供:富田林市 北野俊夫様)

(2016年5月26日付国土交通省 報道発表資料)
http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi05_hh_000153.html

 
2016年6月2日
【更新情報】中国の富豪たちがショックを受ける町 要塞都市「大阪・富田林」を歩く 雑誌「Forbes Japan」(2016年7月号、90頁~91頁)で富田林寺内町が紹介されました。
「おそらく中国の超富裕層の生態を最も知るのが、今回登場する水谷浩ではないだろうか。商社マンを経て、彼が富豪たちに提案するのは日本人も知らない「日本の旅」である。」(掲載記事リードより引用しました。)
2016年7月16日
【更新情報】2016年7月16日(土)に、雑誌「Forbes Japan」(2016年7月号)記事で紹介された通訳案内士(中国語)の水谷浩さんをはじめ、中国語の通訳案内士の皆さんが富田林寺内町を来訪されました。富田林市役所の方々がアテンドされて、地元のまちづくり関係者とも懇談されました。
 
(写真提供:富田林市 植村耕治様)
 
2016年5月21日
【更新情報】毎日新聞夕刊記事「舞台をゆく」(大阪地域版、2016年5月20日付)で、作家・山崎豊子の作品「花紋」の舞台(モデル)となりました富田林寺内町(重要文化財・旧杉山家住宅歌人・石上露子じないまちボランティガイド)が紹介されました。

Information


(富田林市提供、禁無断転載)

重要伝統的建造物群保存地区
富田林市富田林町の一部にあたる寺内町は、1997年(平成9年)に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。大阪府下では唯一の指定となっています。 

寺内町にある約500棟の建物の内、江戸時代から昭和初期頃までに建てられた181棟の建造物が伝統的建造物に特定されています。保存地区内において通常道路から見える建物等の外観の現状を変更(増改築、改修、模様替え、色彩の変更、新築、除却など)する時には、予め市教育委員会・文化財保護課に申請して許可を得る必要があります。伝統的民家(町家)は白壁、板塀、格子戸など往時の姿のままに外観の保存・復元・修景作業を終えて、今も人々が生活の場として暮らしながら、素朴で静かな佇まいを今に伝えています。

寺内町の主だった商家には由緒・由来を記した案内板が設けられ、石畳の街路には路面灯を兼ねた道標や案内標識なども整備されています。電信柱の配置や各戸の電気メーターなどもできる限り目立たないような工夫が施されています。

また、寺内町では伝統的な町並み景観に配慮して、新しく建築される建物も周囲の景観に調和した外観となっています。


重要文化財・興正寺別院
真宗興正寺派、富田林・寺内町の成立と発展の中心となった寺院です。応永年間(1394-1412年)に毛人谷(えびたに)御坊に草創。 永禄4年(1561年)に京都・興正寺第16世証秀上人が現在地に移建。

城之門筋に表門を開き、鐘楼・鼓楼を構え、本堂・客殿・庫裏などを配する。 表門は桃山調の高いもので、もと伏見城の城門のひとつと伝えられた興正寺(京都)北門が、安政4年(1857年)に富田林興正寺別院に再移築されたものです。

地元の人からは御坊さん(富田林御坊)として親しまれています。平成26年(2014年)本堂、鐘楼、鼓楼、御成門などが国の重要文化財に指定されました。

重要文化財・(旧)杉山家住宅
杉山家は富田林寺内町の創設にかかわった旧家の一つであり、江戸時代は造り酒屋として栄えました。現存する家屋は寺内町で最も古く、江戸時代中期の大規模商家の遺構です。明治時代の明星派女流歌人・石上露子(本名 杉山タカ)の生家でもあります。昭和58年(1983年)国の重要文化財に指定され、富田林市が維持・管理しています。


大阪府有形文化財・仲村家住宅
富田林寺内町のほぼ南端に位置する旧家で、かつては屋号を「佐渡屋」と称し、享保19年(1734年)以降は徳兵衛を名乗ってきました。初代徳右エ門は富田林八人衆の子孫に当たると伝えられる。

旧来の家業は明らかではありませんが、正徳5年(1785年)に酒造株を取得後は、造り酒屋として著しい発展を遂げ、天明5年(1785年)の酒造米高は河内国で最高の2135石に達した。寛政4年(1792年)には江戸市場を対象とした酒造業の理事長に当たる「河内一国江戸積大行司」となった。江戸・徳川家にも献上された。



(南)葛原家住宅・三階蔵
酒造業で栄えた商家。三階蔵は日本に少ない貴重なもので、寺内町のランドマーク的存在。各層に庇を廻し本瓦葺き。妻を表に向けて白壁を際立たせている。年貢米を入れる蔵であった。1854年建築

富田林寺内町への道順
寺内町へは近鉄長野線富田林駅又は富田林西口駅下車徒歩10分。先ずはじないまち交流館へお立ち寄りください。

散策地図がもらえます
富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館散策地図がもらえます。

休憩所(トイレ)
じないまち交流館寺内町センターじないまち展望広場にあります。

車でお越しの方へ
寺内町は道幅が狭く、中には公共駐車場がありません。車でお越しの場合には、2014年2月に新しくオープンした富田林市営東駐車場(有料)をご利用ください。一般用の普通乗用車及び団体用のマイクロバス(1台分、市役所に要事前予約)を駐車できます。西方寺の斜め向かいに位置し、重要文化財・旧杉山家住宅まで徒歩5分、じないまち交流館まで徒歩15分。

尚、団体用の大型観光バスでお越しの際は、富田林市役所にお問い合わせください。宜しくご協力お願いします。

富田林駅前観光案内所(とんだばやし きらめきファクトリー)
〒584-0093
大阪市富田林市本町 19-8
TEL.0721-24-5500
FAX.0721-24-5500
(午前10時~午後9時)

じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館)

 立ち寄ってみたいお店
 寺内町の見どころガイド (1/2)
 寺内町の見どころガイド (2/2)
 寺内町の町割(都市計画)
 城之門筋(日本の道百選)
 壱里山町
 富山町(とみやまちょう)
 北会所町
 南会所町
 堺町(堺筋)
 御坊町
 林町
 寺内町の入り口
 東高野街道
 重要文化財・興正寺別院
 重要文化財・(旧)杉山家住宅
 寺内町の建築様式
 屋根・屋根瓦
 虫籠窓
 格子窓
 土蔵
 煙だしの越屋根
 鐘馗さん(魔除けの瓦人形)
 袖うだつ
 歴史的建造物一覧(寺院・町家)
 歴史的町並み保存の歩み
 歴史的町並み景観の整備・保全
 歴史逸話
 明星派女流歌人・石上露子
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 Art Gallery
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じないまち瓦版(富田林寺内町をまもりそだてる会会報)
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