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富田林寺内町の探訪

江戸時代の町並みが残る寺内町(じないまち)をご紹介します

大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。

虫籠窓(むしこまど)・厨子二階(つしにかい)

Tourist guide to Jinaimachi town, Tondabayashi, a historic district and heritage site of Japan, Mushikomado
 
重要文化財・(旧)杉山家住宅
 
1782-83年 大阪府有形文化財・仲村家住宅
 
18世紀中期 田守家住宅
 
1752 木口家住宅
 
18世紀中期 田守家住宅
 
1752 木口家住宅
 
18世紀中期 杉田家住宅
 
18世紀中期 杉田家住宅
 
18世紀後期 橋本家住宅
 
18世紀後期 橋本家住宅

19世紀初期 葛原家住宅 
 
19世紀初期 葛原家住宅

19世紀中期(南)葛原家住宅
 
19世紀中期(南)葛原家住宅
 
1812-29年頃 奥谷家住宅
 
1812-29年頃 奥谷家住宅
 
1820年 佐藤家住宅

1826年(東)奥谷家住宅
 
19世紀中期 上野家住宅 (木瓜形)
 
明治時代前半(南)奥谷家住宅
 
堺筋の町家
 
19世紀後期 中井家住宅

たばき橋本商店(富山町・亀ヶ坂筋)
 
たばき橋本商店(富山町・亀ヶ坂筋)
 
嶋田家住宅富山町
 
喜田家住宅(北会所町・亀ヶ坂筋)
 
(北)越井家住宅
 
南会所町の町家
 
武田家住宅
 
北野家住宅(南会所町
 

Information

虫籠窓厨子二階
国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されている富田林・寺内町(じないまち)の商家は、江戸時代中期から幕末・明治・大正を経て昭和初期にかけて建築されたものです。どの商家もひとつとして同じ年代に建築されたものがないため、商家の建築様式の変遷を建築時期に沿って辿ることができる貴重な建築遺構群です。いわば、「生きた商家の博物館」呼べるものです。

江戸時代には本格的な二階を持つ商家や民家は、“町人が武士を見下ろさず。”の禁制から建築されず、高さを抑えた中二階(厨子二階)として主には物置き部屋として利用されていました。

特に厨子 (つし)二階と呼ばれる商家の中二階は、厨子二階の形状や、通風と明かりとりのために設けられた虫籠 (むしこ)窓の形状は建築時期によって異なる為、建築様式の変遷を知る目印として大変興味深いものです。

(時代毎の形状の変化)
江戸中期 丸形
江戸後期 横長丸形
明治時代 長方形
大正時代 軒高・長方形

江戸中期には木爪形(丸形)であったものが、江戸後期になるに従い長方形に変化し、明治・大正期にはさらに高さが高くなってきます。大正期に入ってから本格的な二階建て民家が建てられ、昭和に入ってから硝子窓が普及してきました。

 寺内町の建築様式
 屋根・屋根瓦
 虫籠窓
 格子窓
 土蔵
 煙だしの越屋根
 鐘馗さん(魔除けの瓦人形)
 袖うだつ



(富田林市提供、禁無断転載)

富田林寺内町への道順
寺内町へは近鉄長野線富田林駅又は富田林西口駅下車徒歩10分です。先ずはじないまち交流館へお立ち寄りください。

散策地図がもらえます
富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館散策地図がもらえます。

立ち寄ってみたいお店

休憩所(トイレ)
じないまち交流館寺内町センターじないまち展望広場にあります。

車でお越しの方へ
寺内町は道幅が狭く、中には公共駐車場がありません。車でお越しの場合には、2014年2月に新しくオープンした富田林市営東駐車場(有料)をご利用ください。一般用の普通乗用車及び団体用のマイクロバス(1台分、市役所に要事前予約)を駐車できます。重要文化財・旧杉山家住宅まで徒歩5分、じないまち交流館まで徒歩15分。

尚、団体用の大型観光バスでお越しの場合は、富田林市役所にお問い合わせください。宜しくご協力をお願いします。

ボランティア・ガイド


団体でお越しの場合には、地元のボランティア・ガイドによるご案内も可能です。(事前のお申込みが必要)

ガイドのお問い合わせや事前のお申込みは下記のじないまち交流館までお電話ください。


じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館)

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