LKPTeam「これはある意味簡単かも」
カレン「・・・なんで?」
LKPTeam「レポートを出すことに意義があるのです」
カレン「・・・・・・・」
LKPTeam「内容はそれほど重要じゃないのです(^^;」
カレン「ちょっと待って」
LKPTeam「なんですか?」
カレン「それは違うでしょ?」
LKPTeam「えっ、違わないでしょ?」
カレン「・・・・・・・」
カレン「内容も一応しっかりしたほうがよくない?」
LKPTeam「・・・・・・・なんでですか?」
カレン「なんでって・・・・自分の会社でしょ?」
LKPTeam「あー、いけませんねー」
カレン「・・・・・何が?」
LKPTeam「この場合は、『自分が勤めている会社』が正しいかと」
カレン「細かいわねー」
LKPTeam「んー、そういう問題ではないんですよ」
LKPTeam「以前、何かの本か、あるいは新聞で読んだんですけど」
LKPTeam「日本人は自分が勤めている会社を『ウチの会社』とかって表現することが多いらしいです」
カレン「・・・・・そうなの?」
LKPTeam「ほら、昔は、というか今も多くはそうでしょうけど、一度会社に入ると定年退職するまでその会社にずっといる、みたいな考え方の人が多かったでしょう?」
カレン「年功序列とか終身雇用とかっていうやつ?」
LKPTeam「そうそう、終身雇用はちょっとニュアンスが違うかもしれませんけど、イメージとしてはそんな感じですよね」
LKPTeam「最近はだいぶ変化してきてますけど、やっぱりそういう考え方はまだまだ多いですよね」
カレン「そうねー」
LKPTeam「でも私はそういう風な、今の会社にずっといるわけじゃないし、自分の会社を『ウチの会社』だなんて、言いたくないんですよね」
カレン「・・・・・・ふーん」
LKPTeam「ほら、『ウチの会社』って、なんとなく自分の家のようなニュアンスがありません?」
カレン「うーん、そうかなぁ」
LKPTeam「これも受け売りなんですが、なんとなくそういうイメージがあるなぁ、と私も思ったわけですよ」
LKPTeam「んで、そういうのはやっぱり違うんじゃないかな、と」
カレン「うん、それで?」
LKPTeam「以来、自分の会社のことは『ウチの会社』ではなく『自分の努めている会社』とか、そういう風な意味の言葉で言うことにしてるんですよね」
カレン「・・・・・そうなんんだ」
カレン「で、それとレポートの内容の件がどういう関係なの?」
LKPTeam「あー、つまり・・・」
カレン「つまり?」
LKPTeam「『ウチの会社』と言ってしまうと、会社に愛着があるような捉え方もできますよね?」
カレン「ん、捉え方によってはね」
LKPTeam「でも私は会社に愛着なんてないし、会社にとっていいこと、この場合は利益を出すとかそういう感じですが、そういうことをするつもりはないんですよ(^^;」
カレン「・・・・・・・・・ずいぶんと不届きもののような気がするけど?(^^;」
LKPTeam「もちろん、給料分の仕事はしますけど、それだけです。 それ以上の仕事なんてまっぴらごめんです」
カレン「・・・・・・じゃあ、給料上げてやるからもっと働け、とか言われたらどうするの?」
LKPTeam「んー、上がった給料の額によって違うかも」
LKPTeam「前の給料とそれほど変わらないのだったらやっぱり仕事なんてしないと思います(^^;」
カレン「でも給料分の仕事はするんでしょ?」
LKPTeam「一応ね」
LKPTeam「でも今勤めている会社は多分そんなことはしないでしょうね」
カレン「あー、それはなんとなく分かる気がする(^^;」
LKPTeam「なので、どうせ同じ給料なんだし、レポートの内容をしっかりさせても給料が上がるなんてことはないですから、それなら適当でいいだろう、と(^^;」
カレン「なんだか詭弁のような気がするけど・・・」
LKPTeam「無論、詭弁ですよ?(^^;」
カレン「・・・・・・・・」
カレン「改めて言うことじゃないような気もするけど、ほんっっっっっっっと、ダメダメね(^^;」
LKPTeam「いやぁ・・・それほどでもー(^^;」
カレン「だからー、褒めてないって」