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Home>子どもの身を守るために>過去の事故・事件情報>医療事故

医療事故

つきぐまこのページでは、医療事故について取り上げています。

小児科医の減少や医療現場の忙しさが遠因になることもあるので、社会のシステムそのものの再構築が望まれます。

 

事故情報の見方

分類 見出し(日付 → 新聞で報道された日を掲載しています。)
場所 事故が発生した地名(市町村名)と具体的な場所(例:公園など)。
日時 事故が発生した日時。
被害者 被害者の年齢(学齢)と性別、人数など。
内容 事故の発生状況や原因など。
被害状況 被害者のケガの程度について。
参考 事故の経過、加害者について、その他参考資料など。

※分類の内容
火災/爆発事故/交通・車の事故/転落事故/水難事故/鉄道事故/健康被害/
医療事故/食中毒/動物による事故/遊具事故/気象災害/その他

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2004年 

医療事故    歯科治療中に死亡(2004.10.13)
場所 大阪市中央区・大学病院
日時 2004年7月13日 午前11時32分ごろ
被害者 2歳男児
内容 7月13日 、2歳男児が虫歯治療で大学病院を来院し、治療を始めたところ数分で容体が急変。舌でのどがふさがる舌根沈下を起こしており窒息死した。男児は下あごに傷害があり、舌根沈下を起こしやすい状態だったため両親が主治医に説明していたが、意志は男児が元気だったためのどがふさがらないようにする管を通すなどの処置はしていなかったという。
被害状況 窒息死
参考  
医療事故    予防接種ミス(2004.6.4)
場所 岐阜県郡上市・市立小学校
日時 2004年5月27日 
被害者 小学生6年生33名
内容 5月27日、岐阜県郡上市の市立小学校2校で2種混合ワクチンの予防接種が行われたが、6年児童33名に通常の5倍量のワクチンを接種。接種翌日男女各1名ずつが微熱と頭痛、21名が接種した上腕部の腫れを訴えたという。校医を補助した市職員が0.1mlのところを0.5mlのワクチンを注射器に注入し、校医も看護婦の気付かずに児童に接種したという。
被害状況 2名:微熱・頭痛21名:接種部位(上腕部)の腫れ
参考  

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2003年

医療事故    腸閉塞の男児放置され死亡(2003.6.1)
場所 東京都葛飾区・都保健医療公社病院
日時 2003年3月9日 
被害者 5歳男児
内容 東京都葛飾区の病院で、今年3月に入院中の5歳男児が容体が悪化したまま放置され死亡していた。3月9日午前4時半ごろ、男児は腹痛を訴え同病院で診察を受けて、いったん帰宅したが、症状が引かないために3時間後に再度病院で診察を受け、午前11時ごろに入院した。当直の小児科医はエックス線撮影と点滴・浣腸を行ったが日勤の医師には「腸閉塞の疑いの子がいる」とだけ引継ぎ、エックス線写真などは見せていなかった。その後男児は午後1時半ごろから嘔吐し、午後4時過ぎに死亡。死因は腸がねじれて急激に悪化する腸閉塞だった。
被害状況 死亡
参考  

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2002年

医療事故  救急病院をたらい回し、乳児死亡(2002.9.19)
場所 岩手県一関市
日時 2002年9月3日~4日
被害者 男児(生後8ヶ月)
内容 生後8ヶ月の男児が3日夜、救急病院など4ヶ所の病院で診療を断られ、翌朝死亡した。男児は1日夜から発熱と嘔吐・下痢症状があり、2・3日とも市内開業医で受診、3日夜に救急指定の一関病院に連絡したが「眼科医しかいない」と診療を断られた。他3ヶ所(市内2、市外1)も応答なしや診療を断られた。午後9時すぎ眼科医しかいない一関病院へ行ったが、座薬と水分補給のブドウ糖注射だけで帰宅させた。当時男児は40度以上の発熱で、激しい下痢をおこしていた。4日午前7時半ごろ、男児がぐったりしているので119番通報。一関病院に運ばれたが心停止状態だった。
被害状況 死亡
参考 死亡した男児の死因はインフルエンザによる脱水症状であることが県警の司法解剖で分った。今回のケースでは、入院させて点滴などの処置をすれば助かった可能性もあるという。一関病院の眼科医は非番の小児科医にポケベルで連絡しようとしたが応答がなかったらしい。(2002.12.21)

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