Back Number   「  2009.03 春の五島ヒラスズキ 」       2009.03
 
    


- 2009.03 春の五島ヒラスズキ -


 ここは五島列島・福江島。
 
 ほとんどの本州に住む人にとって、離島が
 どれだけあってどんなところなのか知る由も無い。
 ここもそう。フェリーで4時間。
 長々時間をかけて観光に来た人はココで何を思うのだろう。
 
 ボクは魚を夢見て旅をする。魚が目的。疑いようがない。
 でも、釣りと言う目的を持った一人旅は、観光だけでは決して
 得られない人との触れ合いを生み、潜在的なその土地の生活を
 教えてくれる。
 
 会うヒト会うヒトみなが私に言ってくれる。
 
 「ぜったい、ぜったい、また来てよ。
  そしてウチに泊まって釣りに行こう」
 
 「また来るよ」そう明るく返すボクの内心は、心からの嬉しさと、
 その実現性に対するせつなさで複雑な気持ちになった。
 ボクだけが感じられると言ってもいい経験。大切にしておこう。

    


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- 五島列島・福江島紀行 ギャラリー -



2009.03.19-22
福江島・ヒラスズキフィッシング
ギャラリー現在更新中☆(3/29 Last UPDATE)

アフタースポーンを迎える3月。
晩秋・初冬と肩を張る絶好のヒラシーズン。

九州はヒラのメッカ。そしてそこよりもさらに足を伸ばした離島はまさに聖地。

長崎まで飛び、福江島までのルートは節約のために飛行機や高速船ではなく、
4時間のフェリーを選んだ。格安に抑えたため、レンタカーはナビなし、
宿は¥2000円で風呂・トイレ共同。声は丸聞こえ。

4日間の日程で釣りが可能なのは移動日を抜いた2日。
釣行できる日程に天候が合わせられるわけが無い。一週間前から、天気図を見て、
波風の予想を立て、航空写真を駆使し、ケーススタディする。

釣行1日目。
低気圧の位置が変わり、7メータの北風が午後には吹く。夜明け。
風向きが変わりきらないときが絶好のコンディション。誰も人はいない。
次々とポイントを叩き、そこはサラシが風で裏返る根の裏のプール。

爆発した。

まずは60cm後半サイズ。久々のヒラは見事な引きとジャンプ。遭えなくフックアウト。
続けざまにトレースコースを変え、根の際のサラシのド真ん中を通すと。ズシンッ。。。

デカい。。。

そう感じた瞬間。猛ジャンプと激しい突進。だが、ワイルドブレーカ+新規ラインシステム。
絶対に切れない自身がある。根に潜らせる間を与え強引に引き寄せた。

波荒れ狂う足元まできたヤツは、ファイト時間が短いため体力十分。
ランディングルートを模索する。波が一瞬引き、目前にステイする姿が見えた。
いままでこんな体高みたことがない。

その姿に見惚れてしまった。もはや魚では無く獣に近い。

そのとき、巨大なクチとエラを開放しヘッドシェイクするのが見えた。
ラインテンションでフックがヒトツ抜けたのがわかった。
後はもうなされるがままだった。すぐまたフックがヒトツ抜け、サラシが押し寄せ、
ヤツは唯一のフックのテンションとサラシとともに消えた。

敗因はルアーの泳ぎを優先しフックサイズをデフォルトに落としたことと、3つあるトリプルフック
の2つをバーブレスにしていたことだ。最後に残ったバーブレスは一度のジャンプ&シェイクで
見事に曲げられ、魚をキープできる術は無い状態だった。

無常観に打ちひしがれながら、場を休めつつフックを変え、キャッチできたのが写真の魚だった。


この後、場を休めるため一旦街に戻り、朝食を取った後、リベンジに立ったその磯は
もう人が立てる場所ではなくなっていた。

その後、風波が真正面でも裏でもない場所を探しまわるが、この日はポイント探しでタイムアウト。
翌日も風が逆に切り替わるため、勝負は午前中。しかし、もうそこには群れはいなかった。
数時間しあえなくベタなぎとなり、シビアな状況となる。根ギリギリでようやく反応するも、
明らかにガッチリ食いにこない。

完全に風が真逆になり、超ベタなぎ。15〜20kmの距離を走り島の裏側へ。
ようやくたどり着いた南側は激しい暴風・暴波。北側より場所選定がシビアな地形で
ようやく見つけた磯で、準備をしている間の一瞬で、さらに暴風化。

海は一面真っ白。まったく立てないし、大きめの岩の裏にいても竿を風に対し 90度キープする
ことも困難。その日はなす術がなくウェーダーを穿いたままその場で海を見続けることしかできなかった。


最終日。もうフェリーの運航も怪しくなってきた。
ラストワンチャンスを掛けたいが、フェリー窓口が開くAM7時まで待たないと
帰るルートが全く模索できなくなる可能性がある。

AM7時。フェリー会社と連絡が付き、高速船はダメだが、フェリーの帰路運航が確保された。
あんなに世話になった"にしき荘"のおばちゃんにすぐさま別れを告げ、すぐさまあの磯に向かう。

1時間半のラストチャンス。

しかし、脳裏に鮮烈に残るあのモンスターは無常にも、もうボクのタックルにかからなかった。



- ギャラリー♪ - ☆(4/5 Last UPDATE)

  - オレのヒラスズキフルコース -


さてさて会えなくワタシに
御用となってしまった
ヒラちゃんは。。。

居酒屋『奴』の大将に捌かれますた!

じゃ〜ん!
まずはお刺身♪

見よ、美しいこの皮を。
あぁ〜、マルより全然旨ぃ(゚▽゚)
 
次は『カマの塩焼き』や!

ぁぁっぁ
脂も乗ってがそりゃぁもう(゚q゚)
 
最後は『アラ煮 with 白子』。  
 
お腹はいっぱいなのに、  
ついつい手が伸び...無くなった。  
以上、フルコース (YoY) シアワセ


  - 五島産うまいものギャラリー -

すべてが旨い!

っが、その中でもあえて付けよう
『五島に来たらこれを食え!』賞
には、三ツ星☆印

まずは『鯛の卵煮付け』。
まずい訳がない!
『ハコふぐのみそ焼き』 ☆☆☆

ハコふぐですか...郷土料理だそうだが、
そそられませんな。

Σ(゚Д゚) な、なんだこりはっ!??
身と肝と自家製味噌の三重奏。
まだ世にはこんなものがあるのか???
絶対喰え大賞!

お刺身盛り合わせ!

四方が海の五島ではなんでもあり。
みんな特産!!!

アオリもヒラメもマグロも青物も♪
 
がんがんいこう!

『カレイのカラ揚げ』!!
サクサクサクサクぅ。

香ばしやぁ〜香ばしやぁ〜♪
『クロマグロの山掛け』  

って、実はコレ養殖なんです!
福江はマグロの養殖してるんだ。
マグロの養殖は難しいらしい。

おいしいよ。名物になるといいな(^^)
いくぜっ!『アワビの子バターソテー』

...(悶絶中)

あぁ、すいません。
書く手が止まりました。

しかし、これほどの料理たちをも
ハコふぐは凌駕する。 恐るべし!

 

次はB級グルメ編だ!

ここは長崎『ちゃんぽん』だっ!!

フェリーで遠い土地でも
地元の人もみんな好きなんだね。

うまい! あげちゃおぅ☆☆☆
次はぁ〜♪

『皿うどん』

某有名アングラーさんのブログで
見つけてしまった。
恐持てに見えるおばちゃん
実はすげ〜、いい感じの人だった。
あぁ、バリバリの麺。旨い。
な、なんと今度は

『博多ラーメン』

実は福江島にはいろんな経歴で
来るかたが多く、ここのマスターも
福岡出身ですっかり福江に。
バリカタって言えばよかったぁ<(゚ロ゚;)>
来た来たぁ〜っ!
日本3大うどん『五島うどん』

ちょいと調べてみたら、3大の定義は
マチマチらしい。

しかぁ〜し、これは美味い!
独特のタピオカにコーティングされたような
やわらか麺! ☆☆☆!!!
最後は番外編。
長崎名物『トルコライス』

こちらは空港でいただきっ♪

いいねっ。この料理!
空港でこのできなら、長崎市内
ならもっと美味いのかっ!!?

 



 

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