対米テロについて（あれから１ヶ月）。

今回のテロは、言語道断ですよね。
死者がもしかしたら何万人。
たまたま居合わせた方、本当にご愁傷様です。
亡くなられた方のご冥福をお祈りし、
いろんな意味で傷つかれた方に言葉ばかりですがお見舞いを申し上げます。

ただ、テロリストが、命と引き換えに訴えたかった事を、昨日考えてしまいました。
それが解決しないと、根本的な解決にはならないのかなと。

仮に中東の仕業だとしてですが．．．
メタノール車とか、ＥＶ車とか、石油以外の燃料、研究されていますよね。
それはそれでいい事なんですが、
経済という世界があり、
 合理主義の名の元に不要になっていくものを切り捨てるだけだと、
資源に依存している国の現地の人、現状のままでは鎖国でもするしかないですよね。
もしくは略奪とか、戦争とか。

だから、そうならないような国際的受け皿も、
各国や企業が考えていかないといけないのかな？って個人的には思います。

勿論、私は現実のテロや戦争には大反対です。

でも、きっと、これから、いい事もありますよ。
気持ちを明るく持って、前向きに楽しく過ごしましょう！


投稿者：名ばかりの家主、あきらん＋ 2001/09/13(Thu) 20:09 No.104




と、ここまで、前回掲示板にＵＰしていた訳ですが、状況は変わってきていますね。
重要人物とみなされる、ビン・ラディン氏。
彼を引き渡さなかった事に対して、アメリカはタリバンに反撃の空爆に出ています。
たった一人の参考人を、拘留する為の手段としましては、暴挙だと思います。
現地には無関係な一般人もきっとたくさんいて当然です。
たまたま住んでいる場所が違うだけ。
宗教が違っても、
 そこには私たちの住む日本と同じような人達がきっと住んでいるのです。

最近世間を騒がせている炭疽菌関連、
 やっぱりビン・ラディン氏と関係があるのでしょうか？
これも無差別殺人のオウム事件と似てきました。
今回の事、本当にお互いが卑怯な手段に出ているんだと思います。
私が、最初のテロでアメリカに望んでいたのは、
「やられたらやりかえす」というアラーのルールではなく、
キリスト教徒の多い国らしく、
「右のほほを打たれたら、左のほほを差し出せ」的な教義に則った行動だったのです。

アラーのルールは確かにその通りなのですが、
行き着く先はどちらかの破滅しかないと思えるのです。　面子を捨てなければ！
後者の選択は、世界の盟主のアメリカ合衆国だから出来た事だと思うのですね。

今回、ブッシュ大統領の最初の演説で、
国の威信や真珠湾攻撃を持ち出したあたりが、
戦前の大日本帝国と状況が似てきているんだと思うのです。
今回も、人道的な援助という問題のすり替えをしてでも、
 空爆を正当化しようとしています。
鎮魂イベントを行ったりで、すり替えをするのは、良くない事だと思うのです。
ヒトラーの行った事、イベント効果まで政治的に利用しているんだと思います。

両者を話し合いのテーブルにつけるには、いったいどうしたらいいのでしょう？
今日も空爆で、民間人も軍関係者も多数死んでいる事実だけは、
　忘れてはいけないんだと思います。
本当に現地は大変だと思います。

アメリカも売られた喧嘩でしょう、確かに。
世界中の人々が知っている、もうそれで充分なのですよ！
だから、国家の威信って、もっと別のところにあることを認識するべきだと思います。
そうでなければ、きっと平和はやってきません。
本当は戦争がしたかったのではないの？と、勘ぐられても文句言えないですよ！


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（０１／１０／１３）




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