テロから一年。

もう、昨夜の事になってしまいますが、
あの世界中を震撼させたテロから一周年を迎えました。
某放送局のたけし監督の出ていたドキュメンタリー番組を先ほど見ていました。
オンタイムではBSでやっていた追悼式の映像を見ていたのですが…
本当に大事件だったんだなあって改めて思いました。
私は、規模は大きくて尋常ではない事態だとは思いましたが、
テロと言う言葉はどうなのかと思っていました。
でも、やっぱりテロだったのかもしれないんだって。
先ほどまでみていた、たけし監督出演の番組では、
貿易センタービル？に突っ込んだ旅客機や
激突後から崩壊直前のビル内の映像とかが見れたので何となくは実感です。
　
でも、本当に感動したのは郊外に墜落しても地上には被害をもたらさなかった
９３便内部での再現ドキュメントシーンです。
どんなシーンだったかと言いますと世間ではいち早く自爆テロの報道がされていて、
自分の乗ってる機体がハイジャックされた事を知って、家族に電話を乗客がかけて、
それで今回のハイジャックの目的が自爆テロ行為だと察知して乗客が一丸となって
恐らく犯人の行動を阻止しようと団結して
自爆テロ 犯に対しての自爆テロ（反逆行為）を仕掛ける というシナリオです。
恐らく実話に相違はないような気がするのですが、
今回の事件に対して運命の自分達としてできる事に コミットし、
墜落と言う結末ではあっても阻止行動を行ったと言う事です。

映像で見た限りですと何もない土地、そこに飛行機は墜落はしましたが、
それは場所が悪かっただけで 海上とかだったら、
もしかしたら成功した話になっていたかもしれないなと思うとちょっと残念で。
すごいんだと思います。見知らぬ同士の一致団結なんて事もすごい。
彼らは、彼女達は確かに英雄なのかもしれません。
事実、私は感動でビデオを見ながら号泣でした。


以前、このサイトのコラムでテロ犯の訴えたかった事を掴むのが再発防止への道
というような事を書きましたが、その主張は曲げる気はありません。
ただ、あの無関係の人間多数を巻き込んだテロと言う行為は卑劣です。
訴える方法はいろいろあると思うし、
でも未だに彼らの訴えたかった事は伝わっては来ません。
そして犯行グループはタリバンのビンラディン氏とその一味と言う事になっています。
その後、アメリカによる彼の地への攻撃があり、
そして現地では無関係の人間もテロと同じようにたくさん空爆で亡くなったんですよね。
本当に一体何だったんでしょうか？
アメリカをぶっちめて世界をビンラディン氏が牛耳る事が目的だったのでしょうか？
自爆テロ実行犯に何かメリットがあったのかな？
言い訳の聖戦って言葉、まっぴらごめんです。


今回のドキュメントの放送で素敵な？？？人間ドラマも見て、
そして現実にあんな事があったんだって事実を擬似的にそばで見て
私自身あの事件についての感想が特にないと言うのも何なのかな？
　
映像を撮影したフランス人兄弟は一人の新人消防士が一人前になるまでのドキュメントを
数ヶ月に渡って撮っていたらしいので、編集されたと思われるその映像からは
たまたまテロ現場に居合わせた彼らが伝わってきたのですが、
テロ行為は卑劣で繰り返したくないって当たり前の感想しか
事件に対しては私は感じ取れませんでした。

消防士の方は本当によくやっていたんだと思いますし、それに異存はないです。
当初唖然とするしかなく、その極限状態でよく頑張ったんだと思います。
本当に修羅場だった。
時々どーんと火災から逃れる為に窓から飛び降りて亡くなっていく方の衝撃音が響いて…
崩壊していくビルもすごかったけど、何か…

だから、むしろ、延々と流れる追悼式のシーンの方が訴えかけてきたものが大きく…
沈黙、静寂、そこに流れる犠牲者の名前…


あれから一年、一通のスパムメール？が私のhotmailのアカウントに届きました。
思わず開封してしまったそのメール。

私たちは忘れない！
そこにはアメリカの国旗の映像がでかでかとありました。









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０２／０９／１２　あきらん＋。



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