第19集(2005年3月1日〜2005年4月28日)


2005年4月28日(木)

ここ最近、仕事が終わったら大編成のオーケストラ音楽を聴くことが増えています。

ちょっと前までは日記に書いた手前、ムソルグスキー作曲、ラヴェル編曲の組曲「展覧会
の絵」の同曲異演がどうだったか聴いてたのですが、ここ数日は他の曲のCDに手が届き
ます。それも甘い音楽ではなく、シビアな音楽のCDにです。今は能天気な音楽ではなく、
シビアな響きのストイックな音楽が聴きたいということでショスタコーヴィチの交響曲第5番
のCDを出してしまいました。

この曲のCDを聴くなんて本当に久しぶりです。何か頭の中にシビアな音楽を放り込みたい
という気持ちになることが普段はあまりなかったのですが、なんか聴きたくなりました。普段
の私はショスタコーヴィチの交響曲はシビア過ぎて聴くのが辛くて聴きたい気持ちにはなか
なかならないのです。私にとってショスタコーヴィチの音楽はマーラーよりも深刻で厳しい音
楽です。甘美とか聴いていて楽しいとかいった音楽ではありませんので、安易に勧めること
もしていません。やはり重い音楽なので聴き手にもそれなりのきちんと聴く姿勢が要ると思
う音楽です。間違っても6畳間でテレビのちびまる子つけてゴロテレしてせんべい齧って番
茶すすりながら聴いてはいけない音楽です。

というわけで、珍しくショスタコーヴィチの交響曲第5番を聴きたくなった私はレナード・バー
ンスタイン指揮ニューヨーク・フィルハーモニックのライヴCD
を出して聴きました。

このCDの演奏は指揮者バーンスタインの作曲家としての直感が最終楽章終結部における
テンポの速さに繋がっています。この演奏解釈は1950年代にバーンスタインが当時この曲
をレコーディングしたスタジオ録音のLPの演奏解釈が独特であることを知った作曲者のショ
スタコーヴィチ本人も黙認したというほど決まった演奏で、バーンスタインにとって2度目のレ
コーディングとなるライヴ録音のCDもその解釈が貫かれ、バーンスタインの才能が尋常では
ないことがわかる1枚です。【注1】特に第3楽章の弦の緊迫感と最終楽章の金管楽器群の
ストイックで破壊的な荒々しさがあるサウンドがショスタコーヴィチの音楽性に合致している
印象があります。最後のバスドラムの連打も他に類を見ない強靭なもので、優れた再生装
置で聴くと度肝を抜かされます。

この曲は綺麗で円満なアンサンブルでやると徹底されていない不完全燃焼の音楽になって
しまう印象がありますし、実際そのような演奏が多いです。しかし、ショスタコーヴィチの交響
曲第5番はショスタコーヴィチの曲の中では最も有名な作品で、しかも入っていきやすい曲
でもあるだけに高水準な名演奏のCDも多いです。

「この曲は初演者のエフゲニー・ムラヴィンスキー指揮レニン
グラード・フィルハーモニー管弦楽団のCD
と、バーンスタイン
のライヴ盤以外の盤は糞ですね。」という音楽評論家の意見
を鵜呑みにしてはいけません。


私はアンドレ・プレヴィン指揮シカゴ交響楽団のCDやベルナルト・ハイティンク指揮ロイヤル・
コンセルトヘボウ管弦楽団のCD
はアンサンブルが綺麗で、しかも信頼できる音楽を展開して
いてとてもいいと思っています。

特にハイティンク盤の第3楽章での寂寥感と悲劇性は聴き込んでみて初めてそのよさを理解
される方が多いのではないかというのが私がハイティンク盤を聴いた時の印象です。私はハ
イティンク盤はFM放送で聴きました。管の音色や収録されたホールトーンがくすんだ感じで
はありますが、ストイックで重くシビアでモノクロ的という意味においてショスタコーヴィチの音
楽をハイティンクは的確につかんでいると思いました。ただし、この2盤に最終楽章での飢え
た野獣のような金管楽器の咆哮を期待しても無理があります。特にハイティンク盤は金管楽
器の音が強奏時も管の響きの柔らかさを残していて円満な感じがあります。わかりやすさで
はやはりバーンスタイン盤かなあと思います。

ちなみにこの曲は最終楽章だけがよく吹奏楽用に編曲されて吹奏楽で演奏される機会が多
いのですが、Es管のクラリネットが活躍して吹奏楽で演奏しても決まる音楽です。面白いこと
に終わり方がバーンスタイン盤のマネをしてる演奏がやたら多いです。

最後に、お話が変わって恐縮ですが、明日からゴールデンウィークに突入します。世間はゴー
ルデンウィークではありますが、私は月曜日を除き仕事をしております。


【注1】
ショスタコーヴィチは1959年にバーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルハーモニックによるモス
クワ公演で自作の交響曲第5番の生演奏を聴いています。ショスタコーヴィチはバーンスタイン
の演奏に感激し、終演後舞台に駆け上がったというエピソードを残しています。バーンスタイン
の最終楽章コーダのテンポ設定は主にアメリカや西欧で活躍している指揮者が採用している
ケースが多いです。例えばプレヴィン&シカゴ響盤のコーダの速さはバーンスタインの演奏に
類似しています。
また、ムラヴィンスキー夫人の証言によりますと、初演者のムラヴィンスキーはショスタコーヴィ
チの交響曲第5番を1937年11月に初演して以降、約50年間のうち演奏会で150回以上も
同曲を取り上げ、生前のショスタコーヴィチはムラヴィンスキーのレニングラードでの公演で同
曲が演奏される時には必ずといってよいほど会場に同席して演奏を聴いたとのことです。
ショスタコーヴィチとムラヴィンスキーは共同で同曲を作り上げていたという証拠もムラヴィンス
キーが使用したスコアの中にあり、ムラヴィンスキーの手書き写譜スコアに彼が青鉛筆で記し
た注意事項の多くが印刷譜にも反映しているというのも興味深いです。
(【注1】は2005年4月29日(金)に追記。)


2005年4月27日(水)

「ヒーリング雑感のコーナー」を更新しました。


2005年4月25日(月)

整体院休業日でしたが、整体院内で雑務を行いました。

雑務が終わり、新しいことを始める準備にかかりました。当整体院での仕事を発展させるため
の準備です。その準備の内容ですが、書こうとするとなんだかうまく書けません。

私は文章が下手で、流暢に書けなくてどう書けばよいのかで苦しんだり、出来上がった文章を
読んでは言いたいことの10分の1も表現出来なかったと自分の文章構成力の無さを痛感させ
られてしまったりすることがよくあります。流暢で美しい文章が書ける人のことを羨ましく思うこ
ともあります。

サラリーマン時代は文書を書くのが苦手で本当によく叱られていました。しかし、今思い返せば
その過去があったことを感謝しております。それは今も当時とあまり変わらない文章力であった
としてもです。

さて、お話は変わりますが、最近は女性の方々の優しさにふれる機会が多くて、そこでも感謝
してます。

実は私自身、いい年をしてこの気ままに書き散らかした日記を書き続けることがいかがなもの
なのかと今月は思ってしまい、日記をやめるか、続けるにしても堅い内容のみにしようかと思っ
ていたのですが、「今のまま続けて下さい。」というご意見を女性受講者の方からいただきまし
た。嬉しかったです。「第1集から読みました。」という律儀な方のご意見でしたので本当に嬉し
かったです。

第1集は今読み返したらマンガでいうと「衝撃の第1巻」みたいな強烈な日記で、穴があったら
入りたいですし、今の私ならとても許せない縁起でもない無神経なことを平気で書いている恥
ずかしい過去の猛毒日記なんですが、読み進めていくと今の文章への変遷がみえて自分でも
興味深いものがあります。


2005年4月24日(日)

某朝番組ですが、先週からテコ入れがされています。今回はウブメの乱れ童子と威吹鬼の格
闘シーンにおけるアクションが過激なものになっていました。

第1クールで登場したヤマビコの魔化魍も今回再登場し、山に向かってヤッホーなんてやった
男の人がヤマビコの怪童子と妖姫に襲われそうになったのを今回初登場の弾鬼さんが助け、
その人の襟首をつかんで「逃げろ!」とやって彼等と戦っていたらウブメの乱れ童子がそこに
乱入してヤマビコの怪童子や妖姫に食らいついて倒した上、その直後に登場した巨大なヤマ
ビコの魔化魍にもブーンって空飛んで向かっていってこいつを瞬殺してそのまま弾鬼さんには
見向きもせずにどっかに飛んで行ってしまいました。

弾鬼さんは突然の出来事に呆気にとられてましたがこいつに殺されなかったのはよかったで
す。というか襲われそうになった男の人、ほんの数分の出来事だったとはいえ2人の化け物
に襲われそうになり、その直後になんか怪しい謎の人に助けられ、そのまた直後にもっとおぞ
ましい姿をした空を飛べる別の化け物にスプラッターを見せつけられ、どでかい猿みたいな化
け物がそいつに瞬殺されるところまで見てしまったんですから明日夢君なら失禁してしまうくら
い驚くところです。

ブーンと飛んでるウブメの乱れ童子はイブキさんと彼の弟子のあきらちゃん(演:秋山奈々)に見
つかり、イブキさんは威吹鬼に変身すると音撃管で銃撃!威吹鬼は橋の上に落下した乱れ童子
の素早い動きに苦戦しながらも鳴風をセット、音撃射・疾風一閃でエリック宮城さんが吹くトラン
ペットのハイノートが炸裂!たちまち苦しみ始める乱れ童子。しかし乱れ童子は態勢を立て直す
と、食い込んでいた鬼石(この名前なんとかならんか)を自らの気合いで体外へとはじき出してし
まいました。

威吹鬼はウブメの乱れ童子に音撃が効かないとなると過激な肉弾戦に移行。なんか廃屋みた
いなところで和風ライダーのくせにドロップキックを乱れ童子におみまいするわ、乱れ童子の方
はこいつはこいつで威吹鬼の左肩にかぶりついて血を吸うわでこんな恐ろしいもんやったらいか
んと思いました。今回はヒビキさんが森の中を走りながら響鬼に変身して威吹鬼のところに行こ
うとし、威吹鬼は乱れ童子と格闘した挙句、彼につかまり背中側からしがみつかれ、左肩にかぶ
りつかれてやられそうになるというところで終わっています。

威吹鬼がメインの話は真面目過ぎていけません。ここはヒビキさんと明日夢君が面白くないとい
けないんですが、今回はイブキさんの弟子のあきらちゃんが魔化魍退治の仕事が忙しくて高校
になかなか通えないからということで、同じ高校に通う明日夢君にお勉強のフォローをヒビキさん
が頼もうとするシーンがちょっと面白いぐらいでした。ここでもテコ入れを感じます。

ところで、イブキさんが仮面ライダーに変身出来ないあきらちゃんを連れて魔化魍と戦っているの
は危険過ぎると思いながら観ている人が多いんじゃないかと思うんですが、彼女はディスクアニ
マル使いとして優秀で、威吹鬼の名アシスタントだと私は思います。イブキさんはあきらちゃんが
いないとまだ危なげがある感じがします。格闘シーンはヒビキさんより見ごたえあるんですが。

今回はウブメの乱れ童子というのが実に大暴れしています。こいつがウブメの妖姫に食らいつ
いて白い血を吸い、そして魔化魍ウブメの幼体を捕らえて食らうシーンのスプラッターなCG処
理がおぞましくてテコ入れがあったということをいやでも感じさせられます。自分の仲間を食ら
って殺してしまうのみならず、他の魔化魍であるヤマビコまでも食らう勢いがあります。予告で
は来週もこいつに襲われる魔化魍が出るようです。威吹鬼と魔化魍との格闘シーンもここまで
スピード感溢れる格闘シーンが今までは無かっただけに第1クールは不評だったのかも知れな
いと思いました。ちなみに土曜日朝の某巨大ヒーローの番組は1年やらずに打ち切りにするこ
とが決まったそうです。一番恐ろしいのはビーストでも魔化魍でもなく子供達とお母さん方であ
るというのが本当によくわかります。















それはともかく、今は某朝番組のことよりも次の
番組のなぎさの着たきりすずめはなんとかなら
んのかと思っています。


2005年4月22日(金)

講座が無い日は仕事の合い間にネットサーフィンをすることがあります。今日はサラリーマン
時代にお世話になった方のお名前をふとしたはずみで思い出し、検索エンジンにその方のお
名前を入れて検索してしまいました。

そのお方ですが、私がサラリーマンだった頃、同じ会社でお世話になった方で、現在はどうさ
れてるかなあと思ったのです。私より先に中途退職され、それっきりになってました。

サイト発見。驚きました。区議会議員さんになられてました。いくらなんでも嘘臭いと思われる
方が多いかも知れませんが、実は今日知ってしまいました。Nさん当選おめでとうございます。
なんか自分のことみたいに嬉しいです。
















でも、そのお方にご迷惑がかかるといけません
からここにはリンクしないでおこうと思いました。


2005年4月21日(木)

しばらく日記を休んでおりました。申し訳ございません。
今週は仕事以外に書くことが少なく、かといって書こうという気になるようなお話もなかなか出
なかったのですが、今日は書こうと思うことがありました。

今日はきらめきヒーリング講座の入門編を実施したのですが、講座の最後で受講者の方から
普段は聞きなれないご質問を承りました。

そのお方(Yさん)は武道の心得がある方なのですが、新たに武道の先生のところに教わりに
行きたいということで、教わりたい先生のお名前と雑誌のグラビア写真のデータからどの先生
から教わるのがよいかというご質問でした。

データをいただいたのは3人の先生方で、それぞれA先生、B先生、C先生ということにします。

私にはそれぞれの先生方の雑誌の解説を読む時間はありません。そして私は武道については
詳しくない者です。例外的に意拳の創始者の話を講座で行ったことはあるのですが、この方は
気功関係者には相当知られている方ですので例外として下さい。

グラビア写真から受けた感じですが、A先生は昭和10年代の生まれで、ある程度武道の型が
出来るようになれればそれでよいという生徒と師範を志望している生徒とでは教え方と厳しさ
が根本的に違う先生で、入門者やアマチュア志向の方には優しい先生ですが、師範を目指さ
れる方には非常に厳しい先生ではないかと思いました。そしてややお身体に無理が来られて
る観もありました。

B先生は昭和30年代の生まれで、A先生のように初心者に優しいという面はどちらかというと希
薄な印象を受けました。また、基本的に「身体を鍛えてない人は信用出来ない。」というお気持ち
を持たれている先生で、軟弱に見られやすい生徒は軟弱に見られないようにしないと大変な先生
ではないかと思いました。「ついて来られない者はうちに来てもらわなくてもよい。」という感じがし
ました。しかし、ついて来られる方ならば良い関係を築ける先生ではないかとも思いました。

C先生は昭和10年代の生まれで、A先生と同年代の方なのですが、この年代の方にしては師弟
関係が表面上はともかく、フレンドリーな交流を弟子に求めている面もおありになる方なのかなと
思いました。師弟のけじめはつけないといけませんから、さすがにお友達みたいにするわけには
いきませんが、弟子は師の影を絶対に踏んではいけないといったカリスマ的な師匠像の方では
ない感じはしました。この先生も初心者には優しいだろうと思いましたが、最初に教えられている
ことがテニスでいえば素振りみたいな練習ばかりで人によっては面白くないと思われてついてい
けない人もお出になるかも知れないというのも出ました。しかし、それで挫折しないで上達が出来
たら良い関係を築けそうな先生ではないかとも思いました。

私はA先生、B先生、C先生、いずれの先生もそのジャンルは異なれど、道を極められた武道家で
あることは写真からの情報で理解しました。しかし、それは当然であることを前提としても、教えを
乞いに行く側がどのようなことを求めて行くのかで教えを乞いに行く先生が変わるのではないかと
思い、そのことをYさんに伝えました。

A先生、B先生、C先生、どの先生も私はお名前を今日初めて知りました。また、先生方がどのよう
なポリシーを持たれているのかということや、どのような武道の技を極められたのかという記事を読
めばわかる言語的な情報までは私は知りません。写真から得た情報をYさんに話すと、YさんはYさ
んご自身がいろいろと武道の雑誌を読まれて思われたこと、そして先生方に会われた時の印象と
共通する回答であることを語られました。


2005年4月15日(金)

ジャスコ葛西店に行き、讃岐うどんの「たんとおたべや」でうどんを食べた後は自転車売り場に
行きました。東京にいると自転車が無くても生きていけるよなあと思っていたのですが、西葛西
は自転車に乗っている人が多いです。駐輪場でもなんでもないのに歩道が自転車の駐輪場に
なっていて、自転車がびっちり並べられているのは歩きにくいですので何とかして欲しいです。

私は四国にいた頃は自転車に乗っていましたが、高松は自転車王国です。高松けいりんもあり
ますし、高校生は自転車通学を当たり前のようにしています。私も高校時代は自転車に乗って
いました。遥か昔の話です。その当時あった自転車会社は現在では一部の有名企業を除きそ
の多くが倒産したり、他の会社に吸収されたり、会社は存続していても会社名を変えたり、パー
ツのみの会社になってしまい自転車の完成車を製造しなくなったりしています。現在は大人用
を前提とすれば、ロードレーサー、マウンテンバイク、折りたたみ自転車、実用車、軽快車以外
の自転車は滅多に見かけない時代になっています。子供達が小さなマウンテンバイクに乗って
いるのを見る度に世代の違いを感じます。

サラリーマン時代に若気の至りでブランド物のマウンテンバイクが欲しいと思った時期もありま
したが、周囲の自転車と違う何十万円もするBMWやおベンツやポルシェやプジョーなんかの
マークがついた自転車はどうもさあ持ってけ泥棒と啖呵をきっているように見えて仕方が無くて
欲しいですが買う気になれませんでした。もし盗られたら三日三晩泣いて暮らしそうです。

東京に住むようになり、私は自転車に乗らなくなりました。今仕事をしている江戸川区はピッキ
ングがうまい人が多いですから尚更危ないです。通勤には使えません。買わなくて本当によか
ったです。

結局、自転車売り場では何も買うことはなく、私はジャスコ葛西店を出ました。


2005年4月14日(木)

「ブックオフ」中葛西店でカラヤン指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団「展覧会の絵&春の
祭典」のカップリングCD
が250円で売られていましたので買って聴きました。

この中ではムソルグスキー作曲、ラヴェル編曲の組曲「展覧会の絵」の演奏がよいと思いました。
ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」のほうは元々がもっと凶暴な音楽だと思いますので
何もカラヤンの指揮でなくてもいいじゃないかと思わせる演奏でした。という訳で組曲「展覧会の
絵」の話だけします。

この組曲「展覧会の絵」の管弦楽版ですが、もともとはムソルグスキーがピアノ用の組曲として作
曲したものをラヴェルが管弦楽演奏用に編曲したものです。管弦楽に使用されているいろんな楽
器の名人芸を知るのに格好の曲で、この辺はブリテンの「青少年のための管弦楽入門」やバルト
ークの「管弦楽のための協奏曲」あたりとかぶる面もあります。

カラヤンは組曲「展覧会の絵」のステレオ録音を3回行っているようですが、今回買ったのは最後
のデジタル録音のものではなく、2度目の1965年から1966年にかけてレコーディングされたも
のです。しかし、この2度目の録音はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の奏者の名人芸がカラ
ヤン色に染まりきる前のもので、カラヤンのデジタル録音期のものよりも自発性が強いのが魅力
となっています。特に「カタコンブ」におけるトロンボーンのコラールの荘厳さは他盤を圧倒している
ほどですし、オーボエ他の楽器の旋律処理の出来も別格ともいうべきものです。また、エキストラ
というべき奏者ではありますが、「古城」におけるアルトサクソフォン奏者、ダニエル・デファイエの
名ソロが聴けるのもこのCDならではです。

しかし、このCDの一番の聴きものはやはり終曲「キエフの大きな門」です。単に力任せなだけで
はない荘厳かつ寂寥感に満ちた歌謡性がみられる音像のクライマックスの築き方は独特のもの
です。チャイムの処理の仕方や弦の盛り上げ方もこれは狙っていますねと思わせるものがあるに
はありますが、これは単に力任せにするよりは遥かによいと思います。

組曲「展覧会の絵」は現役盤のディスクの数が多いほうの曲だと言えますが、名演とダメ演の差が
大きく、ダメ演に出くわした場合は「大したことのない曲」「面白くもなんともない曲」と片付けてしま
う危険性がある曲です。また、この曲は他のいろんな曲とカップリングにされることが多いため、知
らない間に同曲異演のCDがたまります。

私が今持っているのはカラヤン盤の他にアバド&ロンドン響盤、チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル
盤、デュトワ&モントリオール響盤、フェドセーエフ&モスクワ放送響盤、レヴァイン&メトロポリタン
管盤、セル&クリーヴランド管盤、メータ&ニューヨーク・フィル盤と本当に知らん間にたまってしま
う曲です。

これらの中で1枚だけと言われれば私はムソルグスキー、ラヴェル、共に驚異的な演奏をするアバ
ド盤をとりますが、アバドは後にベルリン・フィルとの再録音を果たしており、なんかすごいとは聞い
てはいるんですが私はそれは未聴です。

カップリングの関係で効率よくいくならばR.シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」が
併録されているメータ盤もいいんではないかと思います。また、この曲の構造をよく知った上で聴く
のであればチェリビダッケ盤は新たな驚きの発見がある点で面白いです。


2005年4月13日(水)

ここ数日、雨により少々気温が上がらない日が続いています。こんな日はあまり遠出したくない
というのが本当のところなのですが、散歩をあまりしていないので歩きたいという気持ちもありま
す。

最近、ネットサーフィンをしたり、人と対話したりして思うのが、人間の思い込みの力の呪縛とい
うものは強固なものであるということです。その強固さとは鋼板を突き抜く剣のような強さではな
く、 目には見えないものなのですが、「○○は××であらねばならぬ。」「○○は絶対に△△に
違いない。」等の情報を有していてその人の思考や行動を呪縛し、固めてしまい、他者との軋轢
を発生させてしまうというものです。

人間はもっと自由なものです。


2005年4月12日(火)

私はきらめきヒーリング講座の入門編を受講された方には、上級編の受講を勧めるメール営業や
電話営業の類は一切行わない主義です。また、全課程を修了された方にも特段の用事が発生し
ない限り、電話をしたりメールを送ったりはしません。

しかし、こんな私ではありますが、受講修了者の方々からメールをいただくことが多いです。それは、
ヒーリング講座受講後はこのようないいことがあったというものです。このようなメールを読むと本当
に嬉しいです。

私は受講者の方々や施術を受けられた方々の後日談のメールをいただくことが多いのですが、基本
的にこのサイトには掲載しないことに致しております。

最近、私の仕事は結果と実績の蓄積が全てということを特に思っております。しかし、その実績がた
とえ事実に基づく話であろうと、私はその種のことを極力書かないようにしてまいりました。特に講座
開講後の私はそうです。

しかし、それでも口コミの効果なのか、受講を希望される方や施術を希望される方の申込を多くいた
だきます。そして受講後や施術後にご質問のメールはいただくものの、致命的なトラブルも無く毎日
を送れております。 やはり、基本的にその種のことはサイトには書かないのがよいという結論でおり
ます。


2005年4月11日(月)

整体院休業日。今日は「ヒーリング雑感のコーナー」の更新をしました。

しばらく日記を休んでおり、読者の皆様にはご心配をおかけして申し訳ございませんでした。


2005年4月8日(金)

施術に関する質問メールをはじめとした質問メールの返信が比較的多い日でした。

仕事が終わった後は「ヒーリング雑感のコーナー」の更新をしました。今回はメール返信の文章と他
の先生方の本の抜粋の文章が多くて時間がかかりましたが、以前から書きたかった睡眠障害のこ
とが書けて嬉しかったです。【注1】

私は文章がまとまらないうちはなかなか筆が進まないようなところがあるのですが、何かのきっかけ
で一気に書けてしまうこともあります。睡眠障害に悩まれている方々の対処の参考となったら嬉しい
です。


【注1】
当サイトにおける著作物の抜粋やサイトのリンクですが、知的財産権、特に著作権を侵害しない形で
行っております。


2005年4月7日(木)

過去の日記を時々読み返してみると、現在の状況に合わないものになってきていることに気づきます。
また、それを確認する度、この日記を書き始めてもう随分経つのだなあと感じます。そこで、過去の日
記(2003年9月29日と9月30日の日記)に【注】を追記しました。

飲食店の料金などは、日記を書いた当時の価格をそのまま改訂せずに残し、「これはこの日記が書か
れた当時の価格であって、 今は違う価格になっていることも有り得る。」ということをご了承いただいて
いるような感じですが、今回追記しましたのはそのようなお話ではなく、サイテス会議の結果の話です。

2004年のサイテス会議でスッポンモドキ【注1】がサイテスU種指定されましたが、私はスッポンモド
キについてはT種指定の上、原則として飼育は学術研究等の専門家を除き行えないようにした方が
よいと思いました。それくらいの稀少種になっています。

スッポンモドキは2001年頃は大きな熱帯魚店で熱帯魚と一緒に泳いでいて、980円という値札がつ
けられていました。それを見た私は愕然としたことがあります。この種の稀少性と、信用がおける人工
繁殖の事例が皆無だということを知っていたからです。

スッポンモドキはまだ謎が多いカメで、飼育下での繁殖成功例でまともに報告されたケースは、大学で
の研究や水族館レベルですらまだ無いのが現状です。個人レベルでの繁殖や、食用のための繁殖も
まず現状では不可能と考えてよいでしょう。【注2】ただし、海外の動物園や水族館で産卵した例はある
ものの、孵化までには至らなかったというケースは存在します。 なお、オーストラリアでは保護のため、
野外採集した卵を人工孵化させる技術を確立させています。

スッポンモドキはニューギニアとオーストラリア北部に分布していますが、オーストラリアの場合は国内
法により輸出が禁止されています。合法であることを前提とするならば、現在日本国内にいるスッポン
モドキはニューギニアからか、ニューギニアから他の国を経由して日本に輸入されて来たということに
なります。しかし、ニューギニアでスッポンモドキの繁殖に成功したという話で信用がおける情報はまだ
ありません。日本国内においても、そして欧米諸国や東南アジア諸国においても事情は同じです。

人工繁殖ではないのになぜ輸入が可能なのかですが、これはニューギニアの野生捕獲個体の幼体を
インドネシア経由で食用という名目で輸入しているのが日本の熱帯魚店で泳いでいるのです。

野生捕獲個体である以上、乱獲の可能性はもちろんありますし、人工繁殖の確立がまだなされていな
い種は突如絶滅してしまうかも知れないという危険性を常に有しています。私はスッポンモドキが絶滅
してしまうことをよしとはしません。飼育されている方にはスッポンモドキが絶滅が危惧されている稀少
種であるということの自覚が必要であると私は考えております。スッポンモドキは東南アジアで養殖が
確立されているアジアアロワナと同じ事情を有しているわけでは決してないということを知っていないと
いけないのです。

生きものの命の価値は決して価格で決まるものではありませんが、980円という数字はスッポンモド
キの事情を知らずに泳いでいる姿が可愛いという理由だけで安易に飼ってしまう人や、 飼育設備を
万全にしないで死なせてしまう人を続出させる可能性を高めると2001年当時の私は思いました。 こ
れはスッポンモドキに限らず、例えば拾ってきた犬に設備を完備する気がしないなどと平然と言える
人は決して犬を飼ってはいけないというのと同じことです。


【注1】
「月とスッポンモドキ」という人気サイトがあります。このカメはアクアリウムの人気者だということが本
当によくわかります。 「本当はウミガメを飼いたかったのだけれども断念した。」というアクアリウム愛
好家が非常に多いものと推察されます。

【注2】
日本ならばスッポン以外は食用にされませんから意外に思われるかも知れませんが、東南アジアや
中国ではカメが捕獲されて食用にされています。それゆえに原産地以外ならばサイテスで規制されて
も原産地では地元の人に乱獲されて食べられて激減しているという種もいます。


2005年4月6日(水)

「ヒーリング雑感のコーナー」を更新しました。


2005年4月5日(火)

昨日書きましたオネゲルの交響的楽章第1番「パシフィック231」ですが、「『交
響的楽章』ではなく『交響的断章』または『交響的運動』ではないか?」というご
指摘をいただきました。

「パシフィック231」はCDやLPによっては「交響的断章」「交響的運動」と表記さ
れているかと思いますが、 アンセルメ盤やフルネ盤の表記は「交響的楽章」とな
っていますので、「交響的楽章」という表記も間違いでは無いと思います。【注1】

このオネゲルの「交響的運動」のシリーズは第3番まであるのですが、1番〜3
番の全曲を1枚のCDに入れているケースを私は見たことがありません。

特に交響的運動第2番「ラグビー」はラガーマンだったオネゲルの力作で、しかも
初演をアンセルメが指揮しただけに、アンセルメ盤は2曲とも1枚のCDに収録し
て欲しかったです。私はまだアンセルメの「ラグビー」を聴いたことがありません。

CD1枚で曲を揃えるのに一番高効率なのはマルティノン指揮、フランス国立放
送局管弦楽団のCD
で、これは「交響的運動」となっていて、「パシフィック231」
の他に「ラグビー」も入っています。それでも2曲です。私はこのCDも持っていま
すが、3番はまだ聴いたことがありません。

オネゲルの管弦楽曲はダイナミックで、 しかも大変色彩的で変化に富むだけに、
とにかくもうそろそろ3曲とも最新の録音技術で収録した現役の指揮者の名演の
CDが出てきて欲しいところです。佐渡裕さんがラムルー管弦楽団を指揮したCD
か、または既にオネゲルの大作である劇的オラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダル
ク」のCDを出されている小澤征爾さんがパリ管弦楽団を振ったCDが出たら嬉し
いのですが。

さて、昨日のお話はこのくらいにして、今日は仕事の合い間に月刊手技療法の4
月号の塩川満章先生の「トムソンテクニック」第1回を読みました。今回はカイロプ
ラクティックの創始者であるD.D.パーマーのご子息のB.J.パーマーの伝記的
な内容です。

B.J.パーマーは周囲の無理解と妨害の中をくぐり抜けて来られた方であったと
いうところを読むと、 この辺の事情は日本もアメリカ合衆国も似たところがあるな
あと思いました。

今の日本はB.J.パーマーが孤軍奮闘をされていた頃のアメリカ合衆国よりも果
たして進歩をしているでしょうか?


【注1】
ヤフーで「交響的楽章」と「パシフィック231」を検索してみたら2005年4月6日
(水)現在で40件検索されました。この数字は若干前後するかとは思いますが、
ご興味がおありの方はやってみて下さい。ヒットした中では特にここがおもろい
です。


2005年4月4日(月)

整体院休業日。アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団のオムニバスCD
『天国と地獄〜アンセルメ/フランス音楽コンサート 』を聴きました。


このCDの収録曲ですが、以下の通りです。

1.狂詩曲「スペイン」(シャブリエ)
2.喜歌劇「天国と地獄」序曲(オッフェンバック)
3.喜歌劇「美しきエレーヌ」序曲(オッフェンバック)
4.交響詩「呪われた狩人」(フランク)
5.交響詩「魔法使いの弟子」(デュカス)
6.歌劇「ザンパ」序曲(エロルド)
7.歌劇「ミニヨン」序曲(トマ)
8.交響的楽章(交響的運動)第1番「パシフィック231」(オネゲル)


いずれも1960年代前半の録音で、強奏時に音が割れてしまうのが残念なの
ですが、わかりやすい曲目ばかりです。これ1枚でこれだけの曲が入っている
とは本当にいい時代になったと思います。

喜歌劇「天国と地獄」序曲等のオッフェンバックの曲や、交響詩「魔法使いの弟
子」はもっと派手な演奏をしているCDを聴いたことがある方にはこじんまりし過
ぎているという感想を抱かれるかも知れませんが、アンセルメ盤は全体的に端
正で安心して聴ける面が良いと思います。

このCDの中でも特に目玉といえる曲はポール・デュカスの交響詩「魔法使いの
弟子」とアルテュール・オネゲルの交響的楽章(交響的運動)第1番「パシフィッ
ク231」の2曲です。

デュカスは完全主義者だったせいか、ただでさえ寡作だった上に亡くなる前に自
作のスコアを70曲も破棄したと言われており、現在ではわずかに13曲しか残存
していないです。

交響詩「魔法使いの弟子」はそのデュカスの厳しい目をくぐり抜けてきた曲だけあ
って、19世紀末の管弦楽法の巧みさが表出された傑作だと思います。この曲は
ゲーテのバラードを標題としている音楽です。

<あらすじ>
魔法使いの留守中に呪文でホウキに水汲みをさせ始めた魔法使いの弟子なので
すが、 彼はホウキを止める呪文を忘れてしまったため、水は止まるところを知りま
せん。魔法使いが戻ってきてホウキを止めてやっと水浸しが元に戻るというお話。

交響詩「魔法使いの弟子」は1897年に作曲され、同年5月18日にデュカス自身
が初演の指揮をしました。ホールをホウキがぴょんぴょんとび跳ねているのではな
いかと思わせる巧みな管弦楽法の曲を指揮していたデュカスは本当にかっこよか
ったに違いありません。

しかし、出来ることなら初演をせずにこの曲もホウキしていたらもっとかっこよかった
に違いありません。

そういえば、金管楽器奏者なら決して外せない輝かしい「ペリのファンファーレ」で始
まるバレエ音楽「ラ・ペリ」も聴いているとデュカスの完全主義がよくわかるのですが、
出来ればこの曲も破棄していたらもっとかっこよかったに違いありません。

さて、アルテュール・オネゲルの「パシフィック231」は交響的運動の第1番として知
られていますが、こちらは1923年の作曲で、汽車音楽(?)としてはヴィラ=ロボス
のバッキアーナス・ブラジレイラス(ブラジル風バッハ)第2番(オーケストラのための)
IV.トッカータ:「カイピラの小さな汽車」と共に大変愛されています。

オネゲルの「パシフィック231」は管弦楽法の巧みさ、そしてヴィラ=ロボスの「カイピ
ラの小さな汽車」は混沌としたサウンドから芯が強い雄渾で感動的なメロディーが出
て来る様が聴きものなのですが、アンセルメがヴィラ=ロボスの「カイピラの小さな汽
車」の演奏を残さなかったのは本当に残念です。


2005年4月3日(日)

まず、本日は午前中に急用が出来、営業時間が1時間遅れましたことをお詫び
申し上げます。

本日は、緊張型の頭痛と偏頭痛の混合型と診断された方が来院され、整体45
分のコースを受けられたのですが、完全に痛みを消失させることが出来ず、「今
は若干楽です。」というお言葉をいただいたことが救いでした。

本日の施術で考えさせられることがありましたので、仕事の終了後に「ヒーリン
グ雑感のコーナー」
を更新しました。


2005年4月2日(土)

仕事の終了後、死んだように眠りました。早朝に目覚めました。この日記は4月
3日(日)の午前5時に書いています。

最近は仕事以外の作業も多くて大変です。その割にこのサイトはかわりばえが
無いというツッコミがお約束のようにやって来そうですが、作業というのはこのサ
イト以外のお話のことです。

5月が終わる頃にはこの作業は一段落つくと思いますが、今の仕事はもちろん
続けていく上で新しい展開がありそうで、今から大変楽しみにしていることがあ
ります。

私はサラリーマンではなく個人事業主であり、しかも私しか仕事をしている者が
いませんので、将来への不安が無いといえば嘘になりますが、いろんな方々か
らのご理解と応援があってはじめて夢と希望が持てる仕事を行えているというこ
とがあり、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。


2005年4月1日(金)

昨日の日記の件で誤解をされている方がいらっしゃるといけませんので、少々解
説を致します。


私は行間に他の意図を忍び込ませられるほど器用な文章を書ける訳ではありま
せん。昨日の日記も、私は松永修岳先生の風水本のことを率直に最先端の高い
価値を有する風水本だとみておりますし、そのような主旨で書いております。うが
った見方というか、今風にいえば縦読みをする必要は全くありません。

もっとも、最後の字が大きい箇所だけはハメを外しておりますが、これは冗談の
領域ということで、松永先生からもきっとお許しをいただけることかと思います。
松永先生は絶対優しい先生だと思います。


さて、本日の私ですが、昨日話題に致しました『10倍儲かる風水オフィスのつくり
方』(松永修岳著/株式会社BABジャパン出版局)を仕事の合い間に読み返しま
した。やはり優れた本だと思います。

特に風水の見地からいって、本社ビルが竣工されてからというもの著しく業績を伸
ばし、業界マーケットシェアの交代劇を演じることになったほどのケースの解説を松
永先生がされている箇所を抜粋して挙げておきます。



この本では、「ある酒造メーカーの社屋」という表現が
とられていますが、このビルのことです。

アサヒビール吾妻橋ビル




黄金色の外壁とオブジェが邪気を防ぐ


 このビルはある酒造メーカーの社屋です。このビルは川沿いに
あります。これは風水で見ると、一般的にビルから気エネルギー
が奪われますので、あまり良くありません。しかし、このビルはビル
全体の色が黄金色なのです。これが気エネルギーが抜けるのを
防いでいるわけです。

 さらに黄金の色をしたシンボルがあります。このシンボルが邪気
を防いでいます。風水的によく考えて作っています。 ですから発
展しています。



        『10倍儲かる風水オフィスのつくり方』P.49より抜粋
          (松永修岳著/株式会社BABジャパン出版局)


























そうか、業界トップ交替劇はあのうんこのおかげ
だったのか。




































しまった!今日は4月1日じゃないか!!


2005年3月31日(木)

昨日買った本を仕事の時間の合い間に読みました。本の名前は『10倍儲かる
風水オフィスのつくり方』
(松永修岳著/株式会社BABジャパン出版局)です。

セラピストの企画にせよ、ヒーリングの企画にせよ、株式会社BABジャパン出
版局の出版企画は一歩先を行く最先端の好企画が多く、大変興味深いです。

この松永修岳先生の風水本もただ単に風水のことをお書きになるのではなく、
風水と最先端の医学、特に大脳生理学を背景とした地に足が着いたご著書と
なっている点で、他の風水関係本とは一線を画し、科学性の高さで勝負してい
るようなところがあります。 この本は風水を科学して学習したいという方に特に
お薦めしたい内容だと言えます。それでいて文章やグラビア写真やイラストは
平易なわかりやすい内容で統一され、読者の皆様への配慮がなされている点
でもとても優れた本だと思います。

特に、この本の後半はレイアウトの具体例が仕事場のレイアウトをどうしていっ
たらよいのかというテーマにおいて参考になることが多く、使える本だと思いま
した。 率直に申しまして、この本の中には1300円+消費税の定価の価値を
遥かに上回る情報が入っています。

でも、わずかに1箇所だけですが、別の意味で面白いと思ってしまったところが
ありました。 そこも本当は真面目な内容なのですが、抜粋してみます。松永先
生ごめんなさい。



蔦が巻きついているビルは入居者が減っていく

 下の写真は蔦が巻きついているビルです。蔦は陰の気が強く、
それに絡みつかれていることで、ビル全体が陰気になります。そう
したビルは、空室が多くなります。これは、負け組みになってしまい
ます。

 住宅でも、蔦がいっぱい絡んでいるところがあります。それも負け
組みに入ります。

 特に会社は、蔦が絡むことは致命傷になります。


        『10倍儲かる風水オフィスのつくり方』P.38より抜粋
          (松永修岳著/株式会社BABジャパン出版局)
























松永先生、阪神がなぜ弱いのか、本当の
理由がわかったような気がします。




2005年3月30日(水)

昨日の日記ですが、ちょっと文章を訂正しました。よろしかったらどこが変わった
のか探してみて下さい。


旧版の転載を禁止します。←嘘です。


さて、本日は「ヒーリング雑感のコーナー」を更新しました。


2005年3月29日(火)

仕事が終わった後は本屋さんに寄りました。
本屋さんでは新刊のチェックをしました。明和書店では
今、日本一有名な社長だと思われているライブドアの
堀江社長の新刊本がやたら平積みになっていました。

しかもその近くでなぜか小学館の「ドラえもん」の第1巻
が復刻されてて、これまた平積みにされていました。

「ドラえもん」の復刊は声優総入れ替えが理由なのかも
知れないと思いましたが、なんて絶妙なタイミングなん
だとも思ってしまいました。

今日は明和書店にも行きましたし、書泉西葛西にも行き
ました。書泉西葛西では4コマ漫画単行本のコーナーを
チェックしました。

4コマ漫画雑誌といえば、おとぼけ課長とかりあげクンし
か知らん人も多いかも知れませんが、
最近の4コマ漫画
界はひと昔前とは全然違い、絵が可愛い人気女流作家
が多いと思いました。

本屋さんを出た私はカレーショップC&Cで野菜カレーと味
噌汁に舌鼓を打ち、今度はなんか妙に普段は行かない古
本屋さんに行きたくなりましたので寄ることにしました。

その「普段は行かない古本屋さん」に着きました。


そこでは


こんな縦書きロゴの表題のサッカー漫画の同人誌
平積み
になっていました。
  

  キ
   ヤ
  プ
  テ
  ン
  米
  異





多分、主人公の名前は翼くんじゃなくて米異くんというキャラなんでしょうが、
縦書きのロゴを採用するとは、まるで
仮面ライダー響鬼みたいなシブい
表紙
です。買おうかと思ってしまうじゃないですが。買いませんでし
たけど。


2005年3月28日(月)

整体院休業日。遠出したかったのですが、雨が降りましたのでやめました。先日クーベリック
のことを書きましたが、今日もクーベリックの演奏が聴きたくなりましたので、ドヴォルザークの
交響曲第9番「新世界より」のCDを出して聴きました。この曲は久々に聴きます。

このCDですが、クーベリックが珍しくベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を振った盤で、1972
年の録音ではあるものの、この曲のCDの中では本当に定番の名盤の地位を欲しいままにして
います。特に第3楽章の鋭角的なリズムが冴える燃える展開は他の指揮者の演奏からは聞こ
えてこないものがあります。

この「新世界より」、第2楽章が学校を下校する時によく鳴らされる下校ソングだということが日本
では有名になっていますが、イングリッシュホルンの寂しさ溢れる聞かせどころがある上、他の楽
章の構成も明解かつメロディーが簡単に追えることもあり、また、第4楽章は全ての楽章のメロデ
ィーの大饗宴となるせいなのか、 ドヴォルザークの交響曲の中では他の交響曲を圧倒する一番
人気を誇っています。

私がこの曲を初めて全曲聴いたのはヴァーツラフ・ノイマン指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
の演奏の1972年録音のLPだったのですが、この盤は穏健かつ端正な演奏で、オケのサウンド
も軟らかく軽く、過激ではないですのでスタンダードな感覚をつかむのによいと思いました。しかし、
普通にやっていないところも実はあったりなんかします。

シベリウスの交響詩「フィンランディア」といい、この曲といい、演奏難易度の点では何でもないと
いう曲はそれだけでは面白くないという難しさがあります。実際、この曲は普通に演奏していない
演奏が多いですのでフルスコアを見ながら聴いてみると面白いと思います。また、人気曲である
せいか名盤とされる演奏も多いです。しかし、欲を言えばクーベリックにはチェコ・フィルを指揮した
1990年代のドヴォルザークの交響曲集を主要曲だけでよいので出して欲しかったと思います。

1914年チェコのビホリー出まれのクーベリックは1942年にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の
首席指揮者に就任したのですが、1948年にチェコの政治体制を嫌い西側に亡命してからはチェ
コに帰国することは1990年まで無かったのです。

そして、1990年の「プラハの春」音楽祭ではクーベリックはかつての手兵であるチェコ・フィルを振
り、スメタナの連作交響詩「わが祖国」全曲を演奏しました。1980年代前半にはクーベリックはも
う指揮台には立たないと引退を表明されていましたが、周囲の要請が強く、その後クーベリックは
モーツァルトの交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」、同じくモーツァルトのピアノ協奏曲第25番
ハ長調K.503、そしてドヴォルザークの交響曲第9番ホ短調「新世界より」の3曲のDVDを出しま
した。そのDVDは私は未聴なのですが、クーベリックとチェコ・フィルの最後の共演として知られてい
ます。そして1996年にクーべリックは他界したのでした。


2005年3月27日(日)

某朝番組の明日夢君、朝寝坊で友達と映画観に行くのをすっぽかしてしまいました。目が覚
める前に流れていたのはまたもや「メリーさんの羊」。視聴者の皆様からは羊が1匹羊が2匹
という目で見られていましたが、やはりお約束をやってくれました。こんなんではひとみちゃん
(演:森絵梨佳)に嫌われてしまうぞと思われています。慌てて出て行こうとしたその時に「3人
だけで映画観ることにしたから。」というひとみちゃんからの携帯の留守電メッセージを聞いた
明日夢君が玄関でぶっ倒れたのは情けなさ大爆発モノです。

そういえば先週も明日夢君はひとみちゃんに不義理を働いとったけど、ひとみちゃんはよう明
日夢君を許しとるよね。ああ明日夢の幸せ者。さあ尻に敷かれるのも時間の問題だとまで視
聴者に思われています。所詮フィクションですが。

一方、ヒビキさんは鍛えた成果なのか、太鼓のバチこと音撃棒から火炎弾をドカンドカンと発
射するという恐るべき新技をみせてくれました。 これでは怪童子と妖姫はひとたまりもありま
せん。たちまち火だるまになって粉砕してしまいました。この火炎弾技ですが、もうこれあった
らキック技いらんやんかという位の勢いです。どこが仮面ライダーやねんと毎度思わせてくれ
るのはいかがなものかと思います。これでは子供達がでかい魔化魍以外は糞やんかと決め
つけてしまいます。

今回の魔化魍の「オオアリ」ですが、本当にアリをでかくして面相を凶悪にしただけみたいなの
が出て来ました。口から岩をも溶かす勢いの蟻酸を噴射するのですが、響鬼に足6本のうち4
本をぶち折られて横に倒されて音撃されて簡単に粉砕してしまいました。



今回の音撃は公式サイトでは「一気火勢の型」という名前がつけられていますが、これは「一気
呵成」という四字熟語をちょっといじくった技名です。この技の名前がどどんとテレビ画面に踊り
出た時、私は「おい子供達、間違えて覚えるなよ。」と思いました。


しかし、テレビという媒体は、実は間違いのものを「これが正しい。」と無理矢理正解
ということにしてしまうような恐ろしいところがあります。



ですから、「徳川吉宗は通称何将軍と呼ばれているか?」という
中学の歴史の問題で「米将軍」と書かずに「暴れん坊将軍」と書
いた生徒にもマルをやってももうそろそろかまんのではないかと
私は思っています。




番組が終わった直後に「エンディングテーマの布施明さんが歌う『少年よ』を抽選で50名の方
にプレゼントします!」とヒビキさんが言ってましたが、オープニングテーマのCDはプレゼントし
てくれんのかのーと私は思いました。このオープニングテーマ、今日も楽器がトランペットからお
もろいマウスピースつけたアルトサックスに入れ替えられてましたが、毎回少し変えられるので
どのバージョンがCD化されるのか気になっています。こんな番組は本当に珍しいです。ちな
みにこのオープニングテーマ、『輝』(かがやき)という漢字一文
字の曲名がついているのですが、
『褌』(ふんどし)という
曲名だと思っている人多数と思われます。



2005年3月26日(土)

仕事が始まる前にドトールのミラノサンドCを食べました。ミラノサンドBが好きだと以前書いた
私は最近はミラノサンドCを食べることも増えています。ミラノサンドCがリニューアルしたから
です。パルサミコソース味のチキンとベーコンがパンからこぼれ落ちそうなほどお肉を大サー
ビスしている新ミラノサンドCですが、時々ミラノサンドBをやめて浮気したくなるような味にま
とめ上げられてます。まだ食べてなくて気になった方、食べてみて下さい。新ミラノサンドCは
ドトールの久々のヒット作です。今回の新ミラノサンドCは大人気メニューになる予感がしてま
す。ミラノサンドAみたいに定着したらいいんじゃないかと思います。




















しかし、新ミラノサンドCなんて書いたらなんか新加勢大周
思い出してしまったよ。



2005年3月25日(金)

最近メール、それも日記に関するご感想のメールをいただくことが増え、いつまでも書かないで
いることはいけないと思いました。本当にありがとうございます。

「ヒーリング雑感のコーナー」に関するメールも多くいただき、もうそこのことではないと伝わるだ
ろうから改訂しなくてもよいのではないかというご意見も多数あり、嬉しかったです。が、やはり
全ての読者の方に正確な意図が伝わるとは限りませんので、改訂は行おうと思っております。

さて、今日は葛西駅前の「ブックオフ」まで歩き、中古CDをみていたらマーラーの交響曲第5番
のCDが250円で売られていましたので買いました。ラファエル・クーベリック指揮、バイエルン
放送交響楽団の演奏で、1971年になされたスタジオ録音のCDです。中古とはいえ、このCD
が250円で売られていたというのは驚きです。この曲はLPの時代は2枚組であった曲で、当時
は新品が5千円から6千円はしていたはずです。

私がこの曲を初めて聴いたのは大学時代の頃のことで、当時の同級生のホルン吹きからインバル
指揮、フランクフルト放送交響楽団の演奏のCDを借りて聴きました。

当時の私はマーラーの曲は好きな曲は好きなんですが、嫌いな曲のCDは買っていませんでした。
交響曲ですと5番と6番は社会人になるまでCDは買いませんでした。そして意外に思われるかも
知れませんが「大地の歌」は今もCD持ってません。逆にLPの時代に相当早くから買っていたのが
1番と3番です。わかる人にはばればれですが、厭世観が強過ぎると抵抗感が出てしまうのです。

5番は最後盛り上がるのでええじゃないかといわれそうですが、前半もみくちゃにされて聴き疲れし
てノックアウトされてしまうのです。インバルの演奏を聴いた時、私は「この曲ベートーヴェンの5番よ
り苦悩しとるのー。買いとないがー。」と思いました。これはインバルの演奏が駄目という訳ではなく、
もともと苦悩からその解放に至る趣旨の音楽ゆえ、やむを得ない面があるのです。特に苦悩に煩悶
しているのがバーンスタイン、そしてバルビローリの演奏です。

でも、一応この曲のCD1枚は持ってないといかんかのーと思った私はサラリーマン時代にアバド指
揮シカゴ交響楽団のCDを買いました。これはもう5番の前半の煩悶が嫌いな人が持つのにいい演
奏だと思いました。とにかくスタイリッシュで、しかも合奏力も極上で完成度が高く、精緻極まるとこ
ろがありながらも最後の端正なダイナミズムはこのオケの機動力があったればこそと私はアバド盤
買って本当によかったと思いました。しかし、アバド盤を買ったのがある意味間違いの元でした。実
は今回買ったクーベリック盤でマーラーの5番のCDは9枚目になってしまったのです。そうです。マ
ーラーの曲の中で一番持ってます。皆さん、アバド盤は決して聴いてはいけませんとはいいません
が、この盤は私をマラ5嫌いからマラ5収集癖の持ち主と変える発端となった要注意盤です。あ、今
回はアバドの話ではなかった。え?内訳ですか?アバド&シカゴ響盤、バルビローリ&ニュー・フィ
ルハーモニア管盤、バーンスタイン&ウィーン・フィル盤、カラヤン&ベルリン・フィル盤、レヴァイン&
フィラデルフィア管盤、シノーポリ&フィルハーモニア管盤、シェルヘン&フランス国立放送管盤、マ
ゼール&ウィーン・フィル盤、クーベリック&バイエルン放送響盤、そして一時期メータ盤も持ってま
したがこれは人にあげました。

えーと誰だったっけ?あ、クーベリックですね。今日仕事が終わって聴きました。このクーべリック盤は
アバド盤とはタイプが異なるのですが、弱音部の流れを大事にしている点は共通するものがあり、強
奏時のオケが濁らず絶叫せず粘りませんのでとんこつ系マーラーがお好きな方にはスルーされてしま
うかも知れないのですが、私は真摯な演奏でいいと思いました。特に最初にこの曲を知るのにいいん
じゃないかと思います。

クーベリックは真摯な音楽作りをされる方で、特にモーツァルト後期交響曲やシューマンの交響曲、そ
してブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」の演奏はいいと思います。また、ドヴォルザーク、ヤ
ナーチェク、スメタナの作品の演奏からは、他の作曲家の曲の演奏とは異なる意気込みを感じます。
今回買ったマーラーの5番のCDは1960年代から1970年代にかけてドイツグラモフォンで企画され
たマーラーチクルスの最後にレコーディングされたものです。

1960年代から1970年代当時は、マーラーの交響曲全集をレコード会社がこぞって作っていた頃で、
CBSのバーンスタイン(第1回目)、フィリップスのハイティンク(第1回目)、デッカのショルティに対抗し
てドイツグラモフォンはクーベリックの指揮でマーラーの全集を作ろうとしていました。しかし、これらの中
ではクーベリックとハイティンクの全集はバーンスタインやショルティの全集と比較してなかなか売れず、
ドイツグラモフォンは1980年代にバーンスタインの2度目の全集とアバドの全集とシノーポリの全集を、
そしてフィリップスは小澤征爾の全集とハイティンクの2度目の全集【注1】を企画することになりました。
1980年代はマーラーブームが到来し、EMIはテンシュテットの全集を、そしてデンオンはインバルの全
集を企画して百花繚乱の状態となりました。1990年代以降はEMIのラトルの全集の企画やドイツグラ
モフォンのブーレーズの全集の企画が(ブーレーズは企画がまだ完結しておらず、進行中ですが)よく知
られています。

ではクーベリック盤は全然駄目なのかというとそんなことはなく、少なくとも今回聴いた5番についていえ
ばマーラーの交響曲のスコアをこれだけ綺麗に解析し、危なげの無い高度な合奏力で聴き手に曲を提
供出来ている点がもっと語られてよい演奏だと思いました。何度繰り返して聴いても嫌にならない良さが
あり、飽きが来にくく、指揮者の一見地味ながらも真摯で信用がおける姿勢を一流オケが体現している
クーベリックの演奏ですが、他のマーラー演奏もいろいろ聴いてみたいと思っています。今日聴いた5番
の他には私は1番のLPを聴いたことがあります。

録音も5番のCDを聴く限りでは1970年代初頭の水準の中では良いほうです。ただし、クーベリックの
この時代の録音は同時期のドイツグラモフォンのベーム、カラヤン、C.クライバー等のCDよりも録音解
像度はあまり追っておらず、オケの強奏のパワーが最近のデジタル録音みたいにドカーンと来るといっ
た感じはありません。打楽器の刺激も弱めに収録されてます。特にバスドラム。よって、優れたオーディ
オ装置でないとこの録音の良さはわかりにくいかも知れません。
























・・・・・・・・・あ、音楽の話をしてしまった。


【注1】
小澤征爾とハイティンクの全集は一部1990年代に入ってから収録された曲があります。また、
ハイティンクの2度目の全集はまだ完結しておらず、第8は旧録音のままです。この第8はマー
ラーの全集を製作するにあたって予算面や録音技術面、そしてリハーサル面において大変なハ
ードルを設けている曲で、バーンスタインの2度目の全集も第8は1970年代のアナログ録音で、
1980年代にデジタル録音の盤を製作することなく1990年にバーンスタインは他界しました。
レヴァインも未だに第8をRCAに入れることなく、全集を完成させていません。インバルやラトル
のように比較的短期間で完成させることのほうがむしろ例外的なのです。クーベリックも比較的
短期間のうちに全集を完成させましたが、当時の企画の大変な意気込みを感じます。また、バ
ーンスタインよりも前の世代でマーラーの曲を指揮したことがある指揮者(ワルター、クレンペラ
ー、ボールト、シェルヘン、ホーレンシュタイン、バルビローリ、カラヤン、ジュリーニ等の指揮者)
ですと、マーラーの交響曲は全曲演奏しない方が当たり前でした。バーンスタインよりも年長の
ショルティやクーベリックは例外的だったと言えます。


2005年3月22日(火)

「ヒーリング雑感のコーナー」第60回が波紋を呼んでいます。具体名を挙げないがために一部
の無関係な先生にご迷惑がかかっていると知り、 第60回は削除または内容の改訂を検討し
ております。

しかし、その一方で警鐘を鳴らさないわけにはいかない事例に私は多々出会っております。最
近は特に多いです。最近出版された一部のヨーガの修行法を記した本の内容をそのまま実践
した結果、身体の状態がおかしくなってしまわれた方や、長時間のヒーリングや低い想念波動
エネルギーの影響を受けるヒーリングを受けてかえってトラブルが発生してしまわれた方と出会
う度、私は「誇大広告を出したり、危険なことを行ったりしているケースへの警鐘を鳴らさない訳
にはいかない。」という思いもしているのです。

第60回が削除となるか、改訂となるかですが、数日以内に文章をまとめて改訂を行う可能性が
高いです。


2005年3月21日(月)

昨日は福岡県と佐賀県を中心に大きな地震がありました。心からお見舞い申し上げます。

昨年の新潟県中越地震もそうなのですが、 全地球の約1割の地震が日本で起きているという
ことをみますと、日本列島はどこで地震が起きても不思議ではないということを思わずにはいら
れません。

さて、本日は新刊本を買って先程まで読んでいました。本の名前は『マンガで読む船井幸雄の
スピリチュアルな世界』(船井幸雄、赤池キョウコ共著/株式会社グラフ社)です。

この本ですが、土地や室内をイヤシロチ化する方法を簡単に解説されている点がとてもよいと
思いました。こんなに簡単に、しかも誰にでもわかる形で懇切丁寧に書かれた本は初めてみま
す。ヒーリングの手法を仮に何も知らなくても、この本の方法を採用すればかなり土地や室内の
状態が変わるといえます。

この「イヤシロチ」ですが、この本ではこのように解説されています。


「イヤシロチ」とはね、「癒す」土地とか「弥盛地(いやしろち)」ともいえるけれど、人や
動植物が蘇生化し元気になる土地のことなんだよ。




            『マンガで読む船井幸雄のスピリチュアルな世界』P.83より抜粋
                   (船井幸雄、赤池キョウコ共著/株式会社グラフ社)



この土地や室内のイヤシロチ化ですが、この本で紹介されたことを行う他に、以下のことも重
要だと私はみております。

1.ACアダプターや電子レンジの影響を極力小さくすること。(持たないのが一番よいのです
  が、今時はそうも言っていられないご家庭が多いかと思います。使用していない時はコン
  セントからプラグを完全に外すのがよいですが、それもかなわなそうな場合は日常的には
  1m以上離れて下さい。)

2.電気毛布、電気カーペットの使用は避けること。
  (今は寝具や暖房手段の発達からこれらを持つメリットが殆ど無くなっています。)

3.本にも載っていましたが、その土地や室内にいる人の意識が「良い波動」の状態に保たれ
  ていること。

4.大昔の墓場を潰して住宅地にしていたり、 田畑を潰して住宅地にしていたりしているところ
  は居住地としては避けること。これなら埋立地や湖沼の干拓地を住宅地にしているところの
  方がまだマシです。

5.長年住むのが前提ならば高層マンションの高層階は避けること。高層ビルの高いところに長
  年住むと悪性新生物関係の罹患率が上がってしまいます。また、高層階は耐震の対策がな
  されていない場合、地震の震度が低層階よりも事実上1〜2ランク上の被害を受けます。


特に3.は重要です。どれ位重要かというと、たとえ他の条件が極めて優れた条件として揃って
いたとしても、この3.が出来ていなければ全てをご破算にするほどの条件です。


2005年3月17日(木)

なんかおなかがすいてきましたので「サンクス」に行き、紀州南高梅のおにぎりとジューシーハ
ムマヨサンドを買いました。

今、「サンクス」では3月15日から4月4日まで「名古屋フェア」ということで、 みそヒレカツサン
ドや海老天むすが売られています。

このうち天むすは名古屋にある本家本元の「天むす」というお店が有名ですが、東海地方を除
けばお目にかかる機会が少ないようなところがありました。しかし、どういうわけか最近東京の
コンビニでも見かけるようになりました。

「サンクス」や「サークルK」は名古屋フェア実施中のため、当然といえば当然なのですが、「ファ
ミリーマート」
も3月18日から3月20日までの期間限定ですが、「海老天むす」を置いています。
もちろん1個買いました。

ここで日記の日付と合わないと思われた貴方、正解です。この日記を書いている時間ですが、
午前0時をまわってます。実質これは2005年3月18日(金)の午前様の日記です。

この「天むす」ですが、「天むす」が「天むす」という名前を商標登録しているため、本当は「天む
す」以外のお店がこの名前を勝手に使用することは出来ないのですが、本家本元の「天むす」
が鷹揚なところがあるせいなのか、 実際はここにもあります通り、「天むす」という名前が「天む
す」以外のお店(コンビニエンスストアを含む)でも使用されているケースがよく見られます。ただ
し、コンビニのものは本家本元の「天むす」とは異なるコンビニのおにぎり化がなされていますの
で、内容的には本家本元の「天むす」とは厳密に言えば異なるものとみたほうがよさそうです。も
ちろん、 コンビニのものはそれはそれでよいところがあり、 この規格化がなされた「天むす」を好
まれる方がいらっしゃっても何等おかしくない出来になっています。

本家本元の「天むす」は、5個ワンセットで、甘味の強い赤車(あかしゃ)海老の天ぷらが使用さ
れ、米はコシヒカリ、そして三重県産の海苔は最初から巻かれていますのでしっとりとしていま
す。そして添え物としてきゃらぶきがついています。


2005年3月16日(水)

午後は急用が出来、臨時休業をしておりました。大変申し訳ございませんでした。

午後6時以降は整体院に戻り、遠隔ヒーリング依頼のお電話をいただきました。「ヒーリング
雑感のコーナー」で私が過去に書いたこと、特に第1集で書いたことの話になりました。

と、いう訳で、今日は「ヒーリング雑感のコーナー」を更新致しました。


2005年3月15日(火)

昨日書いた日記のことでメールをいただきました。やはり読まれているんだなあと思いました。

私は現在は練習する時間がとれないため楽器演奏はやっていないのですが、今吹いたらも
の凄くヘタクソだと思います。管楽器はご無沙汰厳禁の楽器です。

サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付」のCDなんか取り出してテューバのオケを支え
る音を聴いたり、ベルリオーズの幻想交響曲の最終楽章で「ぶぉーん♪」とすごんでるテュー
バの音とか聴いたりしてしまうと「ああテューバ吹きたい。」と思う時もあるのですが、楽器が
新車買えるほど高いですし、練習する場所も無いのでもうあきらめています。 テューバってな
んか吹いてて充実感がある楽器なんですよね。サラリーマン時代は時々アルトサックスとか
吹いてました。 これは今も自宅にありますが、仕事が忙しくなると殆ど吹けなくなります。

このサックスという楽器ですが、特に練習をしないといけない宿命を持つ楽器みたいに思われ
ています。今も現役で来日されるジャズテナーサックスの巨人、ソニー・ロリンズも練習の鬼で、
セッションをしていない時は練習しかしていないのではないかという噂が立ったほどの方です。
この方ですが、一時期姿をくらまして「何してたんだ。」と聞かれて「練習してた。」と答えたとい
う話もあるくらいです。

クラシック方面だと須川展也さんが世界的に有名なクラシカルサクソフォン奏者ですが、須川さ
んも毎日何時間も練習をされているそうです。なんか響鬼みたいです。元チェッカーズの藤井尚
之さんも解散後しばらくテナーサックスを吹かれない時期があったそうですが、久しぶりに吹い
てみたら「すげえヘタクソになったことにショックを受けた。」とのことでした。管楽器はご無沙汰
が一番いけないのです。しかし、藤井尚之さんならすぐ回復されると思います。 例外的にブラン
フォード・マルサリスみたいな天才もお出になるようですが、この方もやはり普段の努力をお見
せにならない方ではないかと思います。

そんな話ではなかった、メールのお話です。昨日「プレイヤーズ王国」の話をして、「吹奏楽なら
アルフレッド・リードと大栗裕も話題に取り上げて欲しい。」というメールをいただいたのです。

私は「東洋のバルトーク」と称され、朝比奈隆氏がベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を客演
指揮された時に「大阪俗謡による幻想曲」を演奏され、絶賛されたという大栗裕氏の曲はやっ
たことが無いので馴染みが薄いのですが、アルフレッド・リード氏の曲は何曲か馴染みがあり
ます。というか、この人の曲は中高生時代に吹奏楽経験がある人で1曲も馴染みが無かった
らモグリみたいに思われてます。それくらいの方です。 恐らくは現在の日本国内における曲の
演奏頻度はマーチ王のスーザをも凌いでいるのではないかと思います。しかし、今回は各1曲
のみ話題にすることに致しました。2日連続だとさすがに長過ぎると思いましたので、明日以降
はしばらく音楽以外の話をしようと考えています。


『吹奏楽のための大阪俗謡による幻想曲』(作曲:大栗裕)

『序曲 春の猟犬』(作曲:アルフレッド・リード)



『大阪俗謡による幻想曲』は吹奏楽版が元になっています。また、『序曲 春の猟犬』ですが、華
麗なオーケストレーションと明解な構成とメロディー、そして中間部の清純さが好まれていて、大
変人気がある曲です。犬を飼っている人は共感が出来るものがあるかも知れません。


2005年3月14日(月)

整体院休業日ですが、整体院内でメールチェックと雑務を行っておりました。
月曜日は電話は少ないのですが、メールによるご質問やご依頼を毎日承っておりますので、
たとえ休日であろうとメールチェックは欠かさないようにしております。今日もご質問やご依頼
のメールをいただきました。

時間が開きましたので整体院内でネットサーフィンをしていたら、おもしろいものを発見しました。

1995年頃にあった話ということで、相当古いお話なのですが、吹奏楽曲としては珍しくMIDI
関係の定番曲となってしまっているアルヴァマー序曲のアレンジ合戦なるものを見つけてしま
いました。

同曲のアレンジが全部で4作ありますが、あまりの変貌ぶりに、「元の曲はどんなんやったか
のー。」となってしまう人もいるかも知れません。


ご参考までに、元の曲のイメージに近いのはここにあります。→「プレイヤーズ王国」


この「プレイヤーズ王国」ですが、音楽ポータルサイト「ヤマハ ミュージックイークラブ」の中に
設けられたMIDIとMP3のダウンロード&投稿のコーナーとして有名で、ここから情報を収集し
ているMIDIやMP3のファンの方がかなりいらっしゃいます。


もちろん、マツケンサンバUだって聴けます。



いろいろ検索しているうちに気が付いたのですが、この日記でいろいろ過去に話題として挙げた
曲があるか無いか検索してみたら一部の曲はありましたので、挙げておきます。


『風紋』(作曲:保科洋)

この曲は「かめかめ日記第15集」の2004年4月6日(火)の日記に出て来た曲ですが、1987
年度全日本吹奏楽コンクール課題曲という過去を有するにもかかわらず、 今でもよく演奏される
機会に恵まれています。

通常、この手の課題曲として作曲されたという経緯を有する曲は、用が済んでしまうと演奏されな
くなって忘れられてしまうものなのですが、 リアルタイムで演奏した世代を越えて今も演奏されてい
ます。

1962年以降に作曲された全日本吹奏楽コンクール課題曲であればCDが出ており、私もごく最
近の曲を除けば、最低1回は聴いたことがあるのですが、このような曲が出て来るのは本当に稀
です。


しかし、今回いろいろ検索してみて一番驚いたのはこの吹奏楽曲のフィナーレがあったことです。

『ドラゴンの年』より第3楽章(作曲:フィリップ・スパーク)


その筋の方には有名な曲なのですが、冒頭部分の燃え上がり方が尋常ではありません。従来の
吹奏楽のイメージを有しながらもどこか突き抜けたところもあり、メロディーも入っていきやすいこ
の曲はもっと演奏機会があってよい曲だと思います。ちなみにこの曲は金管楽器群と打楽器のみ
で演奏される金管バンドのバージョンと、木管楽器も交えた吹奏楽バージョンとがあり、出来れば
金管バンドのバージョンで演奏される機会がもっと増えて欲しいです。


2005年3月13日(日)

某朝番組のオープニングテーマですが、マイナーチェンジを今後も何度か行う予定なのでし
ょうか。今回から女声がトランペットに切り替えられていました。 これは今回から登場の「威
吹鬼」に合わせたものかと思われます。

明日夢君が志望していた高校に合格したのはいいんですが、毎度明日夢君の登校シーンで
始まるのはもう飽きたと思われています。ヒビキさんの替え歌も新曲になったことですし、そろ
そろ始まり方を変えないと子供達が裏番組に行ってしまいます。

この「仮面ライダー響鬼」ですが、なんか鬼になるのには鍛えないといけないらしく、ヒビキさん
は茨城県の山中でトレーニングに励んでいました。 このシリーズには「音楽」と「体育会」の匂
いがぷんぷんしています。とてもスポーツ的です。 音撃に楽器(のようなもの)を使うことはとも
かく、なにせ鍛錬しないと鬼にはなれないのですから、 「なんか響鬼って『発霊法』の独習だけ
でレイキヒーラーになるシリーズみたいだな。前作は変身するのに鍛錬とか修行とか関係無か
ったのにな。」と思ってしまいます。臼井甕男先生は鞍馬山で21日間の断食瞑想をされたそう
ですが、「メリーさんの羊」歌いながら逆立ちで階段を上り下りまではされなかったと思います。

今回は明日夢君の高校合格とヒビキさんの鍛錬のシーンを除けば、仮面ライダー威吹鬼の話
といってよいものでしたが、今回の相手の魔化魍の名前が「イッタンモメン」というのは後々の
回に一抹の不安を抱かせるものがあります。変な裏声でしゃべる目玉に手足が生えただけの
魔化魍とか出して来ないことを祈ります。

今回イッタンモメンの「怪童子」や「妖姫」と戦ったイブキさんですが、変身シーンの時に流れる
トランペットのBGMがかっこ良過ぎで、風に全身が包まれる変身シーンは圧巻です。この仮面
ライダー威吹鬼の音撃武器は、この二つを合わせるとトランペットによく似た形状をした音撃管
・烈風(おんげきかん・れっぷう) と、音撃鳴・鳴風(おんげきめい・なるかぜ)です。

特に音撃管・烈風はそれだけで使用すると銃撃が出来るというもので、なんか前作のギャレンと
か前々作のデルタとか前々々作のゾルダとかもう疲れたからやめますが連想してしまいますが、
見た感じ一番近そうなのはトランペットを持ったキカイダー01がハカイダーみたいな黒っぽい姿
になって銃撃しているような俊敏な身のこなしです。

前作以前の銃撃ライダーは垢抜けてはいますが、なんかアクション面の俊敏な格好良さが希薄
な印象があります。あと銃撃が効いとらんという印象もあります。しかし、今回の威吹鬼は機敏に
怪童子や妖姫の攻撃をかわし、銃撃で妖姫を粉砕してしまいました。まだ怪童子とイッタンモメン
のでかい化け物が残ってますが、次回に続いています。




しかし、これだけ格好が良いと「主役は橘さん」みたいな目でみる人がまた出てきそうです。そう
ならないためにも主役のヒビキさんにはもっとおもろいことをやってもらいたいものです。でないと
面白さで今日の『題名のない音楽会21』に負けてしまいます。




今日の午前中のテレ朝番組でいちばんおもろかったのは『仮
面ライダー響鬼』ではなく、「今日はマツケンサンバをオーケス
トラでやります!」 といった『題名のない音楽会21』の番組予
告の直後に
絶妙のタイミングで、あのチョンマゲ姿
の松健が愛想をふりまくマツケンサンバのゲー
ムのコマーシャルが流れた
ことです。


2005年3月12日(土)

最近ゲルマニウムのアクセサリーが流行っているようで、流行の火付け役になったのはなん
か聞いたところによりますと、「ズバリ言うわよ!」にゲスト出演された渡哲也さんがつけられ
ていたのが番組内で話題になって爆発したとかいうことで、テレビの宣伝能力というものは本
当に恐ろしいものがあると思います。



















・・・・・とこんなことを書くのではなかった。昨日の日記の質問をいただいたのでした。


それは

「レイキのシンボルは第1〜第3シンボルについてはセカンドディグリーのアチューンメントを、
そしてマスターシンボルはサードディグリーのアチューンメントを受けていないと使えないので
はないですか?」

というご質問です。

確かに、セカンドディグリーやサードディグリーのアチューンメントを行う際にアチューンメントす
る側の人は各シンボルをイメージし、アチューンメントを受ける側の人にシンボルをかぶせたり、
その人の手のひらにシンボルを書いたりという手続きをとります。それがあると無いとではシン
ボルやマントラが形成して来た「場の記憶」の恩恵の受けやすさに違いがあるということがあり
ますが、仮にセカンドディグリーやサードディグリーのアチューンメントが無かったとしても、その
シンボルの形状やマントラの音型を知った場合はそのシンボルやマントラが形成して来た「場
の記憶」の恩恵を受ける可能性が出て来ます。

効率という点でレイキマスターがアチューンメントを受ける人にシンボルを送るセカンドディグリ
ー以上のアチューンメントがあった方がシンボルやマントラが有効に働いているという実感が得
られやすい人に早くなりやすいというのはありますが、ならばアチューンメントは必須条件なの
かというと、そうではないと私は考えております。

実を言うと、「きらめきヒーリング講座」内でレイキ未受講者の方にレイキのシンボルやマントラ
を使っていただき、私が何もせずとも、【注1】例えば、第1シンボルを書いて飲み物の味を変え
るということがレイキのアチューンメント無しで行えるということを受講者の方々に実感していた
だけていることがあります。講座の進み方によっては第2、第3シンボルのことを行うこともあり
ます。しかし、これは「きらめきヒーリング講座」で私が回路をレイキに伝わるアチューンメントの
手法で開けるのではなく、 他の方法で開けているということが効率に関係しています。 そして、
それがあるがゆえにレイキ未受講者の方もレイキのアチューンメント無くしてその日のうちにレ
イキのマントラやシンボルが使えるようになります。

もちろん、「きらめきヒーリング講座」未受講でレイキセミナーも未受講であったとしても、最初の
うちは書いたところで実感がわかず時間がかかるでしょうが、レイキのマントラやシンボルを使え
るようになって来ます。「発霊法」を何度も行っていると回路が徐々に開き、そしてシンボルやマ
ントラの情報を知ってそれらに馴染むことによってシンボルやマントラが形成している「場の記憶」
の恩恵を受ける度合が次第に大きくなって来るからです。その意味ではアチューンメント無しの
場合は日頃はご無沙汰しているという状態よりも日常的に馴染んでいる方が早くわかるように
なると思います。いわゆるそのキャラクターが「しみついている」という状態を作るにはご無沙汰
よりも馴染んでいる方がずっと有利だということです。

一方、セカンドディグリー以上のアチューンメントを受けられている方の場合は、シンボルやマン
トラの「場の記憶」の恩恵を効率よく受けやすい状態に既になっていますので、しばらく使ってい
なくてもすぐに発動させられるだけの関係が出来ています。そういう意味で、アチューンメントは
効率的だと言えます。 アチューンメント無しでここまで短期でいくにはやはりシンボルやマントラ
に馴染む時間が必要だと思います。


【注1】
ここでの「私が何もせずとも」というのは、「私が対象物に第1シンボルを書かずとも」という意味
です。


2005年3月11日(金)

ジャスコ葛西店の中にあります未来屋書店に行きました。

そこで学研の『ムー』2005年4月号がなんか妙に気になりましたので手に取ってみてみたら、
「秘儀伝授の正体!!」という特集記事が載っていて、その中にレイキの特集もありました。

「普通の人が“奇跡”を起こす レイキに見る“伝授”のメカニズム」

という見出しでレイキのことが紹介されていました。





本文の冒頭ですが、


「妻に暴力をふるう夫に、性格の歪みを正す遠隔療法を施した
ところ、1か月で、暴力をふるわなくなった」

「今夜が峠、と医師に宣告された93歳のおばあさんの頭と足、
そしてお腹に1時間手を当てただけで、意識が戻り話しはじめ
た。そのまま回復して、今では元気に暮らしている」

「腰の痛いほうに手を当てるだけで、筋肉がぴくぴくとしながら
緩んでいき、骨がボコッといって矯正された」

「ダイエットをしても、なかなかやせることのできない女性がい
たが、前世からの因縁ではないかと思い、前世の影響を消し
たところ、みるみる健康にやせていった」


という書き出しでレイキが紹介されていました。










私はこれをみて JAROに電話しようかと思ったわけではな
く、
『ムー』をレジに持っていき、買いました。



どういう治癒への働きがあってこれらの問題が解決したかということはともかく、レイキのヒーリ
ングの結果、このような事例が出て来たというのは誰に対しても毎度こうなるとは限らないにせ
よ、有り得ない話ではないと私はみております。


更に、この『ムー』を読み進めていくと、P.25にこうあります。


レイキといえば、伝授を受けてその能力を獲得するものと考えられているが、
実は自力での習得も可能である。臼井靈氣療法学会ゆかりの人物であるO
氏の著書『霊気は誰にでもでる』(私家版)によると、「発霊法」と呼ばれる行
法を独習するだけでもレイキのエネルギーが手から放射されるようになると
いう。


                『ムー』第293号(2005年4月号)P.25より抜粋



この「発霊法」ですが、西洋式レイキのみを教えているところではなく、国内のみで伝えられ
た手法も教えられているところでレイキを学ばれた方ならばご存知なものです。「なあんだ」
と思われるかも知れませんが、『ムー』の解説は仮面ライダーXの変身ですかと思われてい
るあの「発霊法」のやり方そのまんまでした。あとはシンボルとマントラを知って望月俊孝先
生の『癒しの手』を買って読んだらサードディグリーまでのことは出来るようになってしまうと
いうことになります。

しかし、レイキのエネルギーのことをよく感知されている方ならばお気づきかとは思いますが、
アチューンメントを受けるところによってエネルギーの素性が異なるという現象がありますし、
アチューンメントを受けた方が回路の強化という意味において遥かに効率がよいということも
あります。また、「発霊法」の実施のみで納得がいく状態になれる人がどのくらいいらっしゃる
かという問題もあります。ただポーズをとっている以外に何の効果も見出せず、手から照射さ
れているという感覚も無く、第1シンボル等のシンボルを使ったところで何も変化がわからなく、
そしてヒーラーになれたという実感が何等わかないとしたら、心もとないということもあるかと
思います。

「発霊法」には回路を形成し、強化するような要素はありますが、一度行っただけではレイキヒ
ーラーになれた実感がわかないです。回路を開けてその回路が効果の実感につながる強さに
なるまでは何回も行う「独習」の必要があります。これは実は変身ポーズよりも、そのポーズの
後の卵の手つきをする時の呼吸や姿勢、そしてその後の合掌時の黙想の方が回路を作るため
には重要なのですが、ポーズだけやって後のことをやらずにさっさとやめてしまう方は「発霊法
って使えないなあ。 何のためにあるんだろう。 」と思われているかも知れません。 昔々ならまだ
しも、結果が早く求められないことには駄目出しをしてしまうせっかちな方が多い今時の日本だ
と「発霊法」はそのような評価になってしまうかも知れません。が、それだと真価が理解されてい
ないです。


2005年3月10日(木)

葛西駅まで歩いていき、「ブックオフ」に入り、「世界のカメU」(加藤進著/株式会社クリー
ンクリエイティブ)という本を見つけて買いました。

この「世界のカメ」シリーズは日本のカメ飼育書の草分的存在で、 I は全般、II は飼育・繁殖、
IIIは分類と病気というテーマでまとめられ、グラビア写真によるカメの紹介もあり、特にIIとIIIに
は稀少種も紹介されています。

■「世界のカメ」 発行日 1992.7.11 初版
          体裁 B5版 112ページ
          価格 3107円+税
■「世界のカメII 飼育・繁殖のすべて」
          発行日 1994.6.9 初版
          体裁 B5版 128ページ
          価格 3495円+税
■「世界のカメIII 分類と病気」
          発行日 1996.5.30 初版
          体裁 B5版 136ページ
          価格 3800円

                                 著者:加藤 進,高橋 功(病気の項)
                                 出版社:(株)クリーンクリエイティブ
                                 備考:普通はペットショップで販売


しかし、このシリーズは再版の要望が多いにもかかわらず、現在は絶版で、入手は通常は
絶望的なのですが、 私はこのシリーズはTとVを入手し、後はUだけだと思っていました。
今回見つかって本当に嬉しかったです。これで全巻揃いました。

「世界のカメU」の初版発行は1994年ということもあり、現在とはかなり状況が異なる記述
があるのが驚きでした。

中でも最も驚いたのが、先日日記で話題に致しましたビルマホシガメの生体写真が無く、干
からびてしまった甲羅の剥製の写真だけが載っていたことです。解説を読んで更に驚きまし
た。

ビルマホシガメ (Geochelone platynota

自然下ではほぼ絶滅しているのではないかと思われている種である。ホシガメ
G.elegans に良く似ているので比較してみる。本種は背甲の各甲板があまり
盛り上がらない。背甲はホシガメの方が細長い。縁甲板の先端が尖っていない。
各甲板の放射模様のラインがほとんど6本。腹甲の暗褐色の班は各甲板の端
にあり、放射模様にはならないという違いがある。この写真は筆者がビルマ(現
ミャンマー)に行った時、生体を見る事が出来ず、止むおえず(文章ママ)写し
て来た甲羅の写真である。


       
「世界のカメU」(加藤進著/株式会社クリーンクリエイティブ)P.5より抜粋


他にも1990年にようやく学名が定まった中国雲南省のチョーイハコガメ(Cuora zhoui)の
ような例があったりします。中国に生息するカメの中には、まだ学術的に分類しきれていない
ものがあり、それどころか現地の人はよく知っていても、学術的な意味においてはまだ正式
に発見されたとは言えない種もあるのではないかとさえ思えます。

この本がもし2000年以降に発行されていたとしたら、ビルマホシガメの生体写真が掲載され
ていたであろうことはまず間違い無いと思います。現在ではビルマホシガメは絶滅することが
無いよう、ファームがミャンマーにある上、日本国内にも輸入されています。私は、もし地球が
「太陽の子」と称されているリクガメ全種が存続出来ずに一気に絶滅するような環境になった
としたら、人類の存続も危ういかも知れないと思っています。


2005年3月9日(水)

仕事が終わった後、久しぶりに整体院内で缶チューハイを飲みました。飲んだのはメルシャン
「本搾りチューハイ」のグレープフルーツです。

缶チューハイを飲むのは今年に入って初めてです。このメルシャンの「本搾りチューハイ」のシ
リーズは果汁量が多く、グレープフルーツの場合は果汁量28%というのが他社の缶チューハ
イとの差別化に成功した内容となっています。他社のものは「本搾りチューハイ」よりも若干安
く売られていることが多いですが、果汁量は3〜10%位であることが多いです。中には無果汁
のものもあります。【注1】

この「本搾りチューハイ」のグレープフルーツ、 飲んでみるとやはり自然のグレープフルーツ果
汁のこくと苦味が口中に広がります。居酒屋さんで同様の果汁量のものを仮に注文すると、1
杯500円前後位になりそうなのですが、スーパーマルエツでは350ml缶が1缶118円で売ら
れていました。これは高コストパフォーマンスな缶チューハイだと思います。中でもグレープフル
ーツの出来は缶飲料としては完成度が高く優れていると私は見ておりますが、ライムは天然果
汁の味の強さがあり過ぎることが好き嫌いを分けるかも知れません。


【注1】
実際に市場に出ている全国区のメーカーのもの、 それもジントニックなども数多くみてみると、果
汁量に若干の幅がみられると思いましたので、2005年3月12日(土)に果汁量の記述を6〜7
%から3〜10%に変更致しました。


2005年3月8日(火)

「ヒーリング雑感のコーナー」を更新しました。


2005年3月7日(月)

「ヒーリング雑感のコーナー」を更新し、 ネットサー
フィンをしていたら、YAHOO!のニュースにこんな
のが載っているのを発見しました。


バンダイはドラえもん建造計画を成し遂げられるか?


 2010年までに本物のドラえもんを作る――。バンダイが以前打ち上げた「リ
アル・ドリーム・ドラえもん・プロジェクト」(RDDP)は同社にとって、そしてわた
したちにとって何をもたらすのか? 先週開催された「日本SGI ソリューション・
キュービック・フォーラム 2005」では、バンダイロボット研究所所長の芳賀義
典氏がその熱い思いを語った。

●夢・クリエイションが根幹に

 バンダイというと多くの方は「オモチャのリーディングカンパニー」と思い浮か
べることだろう。限定的な部分ではラジコン二足歩行ザクなども手がけている
が、なぜ同社はロボット研究を行うのか。そこには大きく分けて「21世紀のおも
ちゃの基礎研究」、「新しいカテゴリーへの挑戦」そして「子供に夢を提供するた
め」という3つの狙いが存在している。バンダイらしいのは、「子供に夢を提供す
るため」の部分だろう。同社が企業スローガンとして掲げる「夢・クリエイション」
にも関連するが、「感動」を創りだすという分野で常に上を目指そうとする姿勢が
かいま見える。

「どのように楽しいものを届けるか。提供するまでがエンターテインメント・プロバ
イダーの仕事」(芳賀氏)

●フレンドリー・ロボティックスとロボットエンジン

 バンダイでロボット開発を行っているバンダイロボット研究所は部署名ではな
い。あくまでプロジェクト名である。現在、5名程度が本来の業務と兼任という形
で従事している。

 研究所自体はまだまだ歴史が浅いが、バンダイとロボットの関係をさかのぼっ
ていくと、1980年代のロボットブームあたりまでさかのぼる。科学万博のマスコッ
トキャラクターとして「コスモ星丸」に注目が集まっていたころだ。そのころから数
多くのロボットを開発してきた同社は、「フレンドリー・ロボティックス」という言葉を
掲げている。これは、人間にフレンドリーなロボットで、かつ自分好みに成長させ
られるものであるという2つの意味を持っているという。

 また、技術的なバックボーンとなる「ロボットエンジン」については、非常にシン
プルなものとなっている。あくまでセンサーを介して得た外界の情報をトリガとし
て、あらかじめ決められた反応を返すというものだ。後述するドラえもん・ザ・ロボ
ットに実装されたワードスポッティング機能なども基本的にはこの延長線上にあ
る。

●動き始めたRDDP

 それまで開発してきたロボットたちの要素技術を生かし、かつ、子供や大人に
「夢」を提供するにはどうすればいいか。そうした考えから生まれてきたのが「リ
アル・ドリーム・ドラえもん・プロジェクト」(RDDP)である。原作者である藤子プロ
や多くの関係企業、ロボット研究に従事する企業・研究機関・教育機関との協力
により、バンダイがその商品を開発・発売していくもので、端的にいえばロボット
応用技術を開発しつつ、誰しもに愛されるキャラクターである「ドラえもん」を具現
化していこうとする夢のあるプロジェクトである。

 このプロジェクトの基礎開発ラインで出てきたものを商品開発ラインに落とし込
んだ最初の成果物が、2004年3月に発売された「ドラえもん・ザ・ロボット」(DTR
-01B)である。「個人的には少し高かったと思う」と話す芳賀氏、2005年末には
豊かな表情表現や、音声認識の機能を強化したバージョンを提供する予定であ
るという。もちろんここで得られた各要素技術は、技術応用ラインに落とし込まれ
ることで、別のキャラクターでの展開など今後さまざまな派生製品が登場するだ
ろう。

 この「ドラえもん・ザ・ロボット」とは異なる基礎開発ラインで2007年中の商品化
を目指しているのが、「ドラえもん・ザ・フレンド」。こちらでは、複合のセンサーを
効果的に使うことで環境を認識する点に重点が置かれたものになるようだ。

 そして、これらの基礎開発ラインをまとめたものとして2010年に提供を予定して
いるのが、論理型思考A.I.による自己進化型ロボット「リアル・ドリーム・ドラえもん」
なのである。ここでのポイントは背格好だけでなくその振る舞いも「ドラえもんであ
ること」、邪魔にならず、しかし必要なときにはそばにいる「気の置けない存在であ
ること」の2点が挙げられるという。

●従来のバンダイのアプローチで実現困難な部分は?

 しかし上記2点を実現するには、これまでのバンダイのアプローチでは難しい部分
もある。特に、事象から演繹(えんえき)的に行動を選択する「論理判断」の部分と、
外部のさまざまな反応に対して、その時に必要な情報だけを認識する「確実な認識
能力」の部分は実現困難だと予想される。人間は自分の知覚を自分の関心のある
ことに限定できるが、ロボットでそれを実現しようと思うなら、情報を取捨選択するフ
レームシステムの構築は欠かせない。

 このようなこともあり、芳賀氏は現在の技術開発の方向性について、「ヒューマンイ
ンタラクション」と「カスタマイズ性」を挙げている。

 ヒューマンインタラクションの現在のアプローチは、ある程度(芳賀氏の言葉で言え
ばまあまあの)機能を持つ複数のセンサー信号を総合的に利用し、柔軟な構造を持
つ階層的分散処理系を実現するセンサーフュージョンと、最低限の情報だけを与え、
環境に対する適応能力を徐々に上げていくサブ・サンプション・アーキテクチャのよう
なボトム・アップ式の学習システムによるインタラクションの生成が念頭に置かれてい
るという。前者は「ドラえもん・ザ・フレンド」で実装されてくるのだろう。また、後者はア
ルゴリズムからの解放を意味し、アイデアとプラクティカルなアプローチが可能となる。
芳賀氏は1つの例としてテキスト理解によるプログラムなどの可能性も示していた。

 かなり前の話になるが、バンダイはエボリューション・ロボティックスという企業の「エ
ボリューション・ロボティックスのエボリューション・ロボティックス・ソフトウェア・プラット
フォーム」(ERSP)を採用したと発表している。ERSPは独自のナビゲーション機能と視
覚能力、開発インフラストラクチャにより、ロボットによる自律的な判断と制御をリアルタ
イムで可能にするもの。こういった技術も取り込まれていくのかもしれない。

 「エンターテインメント・ロボットである一方、商品として考えれば、けなげな機械、とい
うのがキーワードになると思う。『かわいい、うれしい、愛してる』という気持ちをユーザー
が持てないと一緒には暮らせない。役に立つ機械であれば家族になれるというわけで
もない」と話す芳賀氏、講演の最後にはレトロな姿のロボットが子供たちと手を取り合っ
て踊るイラストを示し、「夢のままで終わらせたくない。(このような世界を)実現したい」
と述べ講演を終えた。

■さらに画像の入った記事はこちら
  http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0503/07/news009.html

■関連記事
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http://www.itmedia.co.jp/enterprise/

                   (ITmediaエンタープライズ) - 3月7日10時22分更新



全文読んどらん人が多いかとは思いますが、
私はこの記事を見た時「リアルドラえもんなら
もうここで開発されとるやんか。」ということを
即座に思ってしまいました。



2005年3月6日(日)

某朝番組のバケガニですが、洞窟の中で休んでる姿がなんかワタリガニを連想させる
ものがあり、茹でたいと思いましたが響鬼の音撃で粉々になってしまいました。





今回は先週とは異なり、響鬼はバケガニの腹の下に素早
く潜り込み、音撃鼓火炎鼓を腹に貼り付け、ひっくり返った
カニの腹に乗り、そして、打つべし!打つべし!打つべし!








もう後は書かんでもええですよね。




カニ終わりました。



前回バケガニに溶かされた音撃鼓火炎鼓の予備をヒビキさんに届けに行ったのは、先
週から登場の渋江譲二さん演じるイケメンことイブキさんでした。「この人も仮面ライダー
なんではないか?」と思われてますが、人によっては「おいこら渡しただけで帰ったらい
かんやんか。ガキの使いやあらへんで。お前も戦え蟹江敬三。」とまで思われてます。
でも実現しなくて本当によかったです。ここはヒビキさんの見せ場だからです。この番組
の中で一番最初にバイクに乗ってくれそうなライダーだけに、 イブキさんの活躍は来週
に期待したいです。

しかし明日夢君は高校受験だというのに勉強せんとヒビキさんに会いに行ってばかりで
大丈夫なんかと思われてますが、所詮ドラマです。高校落っこっても彼はどうにでもなり
ます。そんなことより現実の人間の方がよっぽど大事です。

今回の某朝番組は魔化魍が人間を襲うシーンが毎回あって、しかも殺される人の殺され
方が映像上恐ろしくて昔の仮面ライダーを意識したような感じがあり、子供達の中には怖
がって画面を観ない子も出てくるんじゃないかと思わせるものがあります。「そんなことより
『はよ怪人出て来んかのー。おもろないがー。』と思いながら観てる子のほうが多いことの
方が遥かに問題だ。」とか「これくらいやらないと仮面ライダーが魔化魍と戦う理由が出来
にくい。」とかいった意見もわからないではないのですが、前作はアンデッドによって殺され
た人が例外的だっただけに、例えば前話の人が溶けたりするようなシーンはいかがなもの
かとも思いました。


2005年3月5日(土)

天気がよかったせいか、昨日の雪が見事なまでに溶けていました。昨日といい、今日
といい、3月だというのにまだ寒い日が続いています。 しかしうちのカメ達は室内にい
るせいかごそごそ動き回っています。

ペロポネソスフチゾリリクガメのかめ吉(♀)は温帯の地中海リクガメで、自然環境下で
は冬眠をせずに一年のうちほんの数日のみじっとしていてあとの日は活動しているくら
い寒さに強いカメですのでまだよく動くのがわからないでもないのですが、インドホシガ
メのポッポ(♂)がいくら寒い日であろうと鼻水ひとつたらさずにごそごそ動いてくれてい
ることに私は毎年驚いています。

インドホシガメ【注1】は冬眠させることが出来ないカメですので、日本国内だと加温飼育
ということになりますが、最初の年の越冬が出来ずに死亡してしまうことが多く、飼育難
易度はリクガメの中でも高いほうだと思います。リクガメの中でもインドホシガメは特に人
気が高いのですが、甲長4〜5cm位の通称ピンポン玉サイズの幼体は急死することが
多く、飼育初心者の方は多少高価でも甲長7cm以上のサイズの幼体か亜成体から始
めた方がよいと思います。それでも冬には弱いです。 うちのポッポの不思議なほどの寒
さへの強さはインドホシガメとは思えないものがあり、これは個体選びと最初の越冬に成
功することが鍵だと思います。温帯の冬眠しないリクガメと変わらない環境で元気にして
います。


【注1】
ホシガメにはインドホシガメ(セイロンホシガメもいますが、 学名がインドホシガメと全く同じ
で生物学上の亜種分けはされていません。)とビルマホシガメという2種があり、「星亀倶
楽部」
というサイトで詳しい解説がなされています。日本での飼育の場合はビルマホシガ
メの方が低温に強いこともあり、飼育難易度がインドホシガメよりも遥かに低いという飼育
者が多いようなのですが、だからといって手を抜いてよいとか安易に飼えるというわけで
は決してありません。また、ビルマホシガメは1990年代前半位までは絶滅していたので
はないかと考えられていたほどの稀少種であり、インドホシガメの5〜10倍前後位の値が
ついていることが多いです。1990年代後半以降にかなり日本に輸入され、国内のブリー
ダーが繁殖に力を入れていますので、もしかしたら十数年後位には事情がかなり変わって
いるかも知れませんが、向こう数年はあまりこの事情は変わらないかと思います。


2005年3月4日(金)

雪がちょっと積もりました。積もったといっても雪だるまを作るには少ない量です。こんな
時歩道を歩くとたばこの吸殻が路上に捨てられているのが目立つくらいの積雪です。
かえってたばこの吸殻って汚いのーと思ってしまうような感じです。いっぱい捨てられて
います。こういうのを見ると江戸川区も千代田区みたいに生活環境条例を作ったら少し
は路上が綺麗になるのではないかと思います。これでは子供達が雪だるま作る気にな
りません。ちなみに私は小学生の頃、雪が積もったんで喜んで雪だるまを作ったらその
雪だるまの表面になんか茶色いもんがへばりついているのを発見したことがあります。
そうです。イヌのうんこを巻き込んだんです。条例作ってください。

ところで、「雪が積もった」で「○○のつもり」という表現をなぜか思い出した私は「○○の
つもり」という表現は使ったらいかん表現だというのも続いて出てきました。

「○○のつもり」という表現は実は私が大嫌いな表現なのです。 その○○が出来ていな
いからこそ相手の顰蹙を買っているというのに、「○○のつもり」とか「○○が出来ている
つもり」などと言おうものなら、 それを聞かされた相手の気持ちがどうなるかというのはも
う私が言わんでもわかっていただけることかと思います。実に配慮に欠けた、不誠実かつ
無神経な表現だと思います。

つもりのお話はこのくらいにして、今日の私は雪だるまを作るには積雪量が少な過ぎなた
め、結局普通に仕事をすることにしました。


2005年3月3日(木)

「ヒーリング雑感のコーナー」を更新しました。


2005年3月2日(水)

昨日話題にした『早見優の英語教室』ですが、正しい名前は『早見優のワンポイント英会
話』であることが判明しました。

しかも、今も有線で健在だということまでわかりました。

早見優さんのことはこの位にして、今日の私は合い間の時間を使ってトップページにこれ
を貼りました。



ニュースが出て来るバナー交換サービスです。

やはり、クリックしてもらうためにはバナーのサイズを(468×60)にした方がよいのかな
と前々から思っていたのです。また、バナー交換サービスの場合、バナーをクリックしても
らえるか否かというのは、そのバナーにどのような情報が盛り込まれているのかにかかっ
ています。

(88×31)のサイズの小さなバナーをネット上でよくみかけますが、このサイズだと字がど
うしても小さくなり、バナー内の情報量も少なく、これではクリック率が低いままだろうという
ことが気になっていました。

当サイトですが、どちらかというと他のサイトよりも一部のケースを除き、基本的に字を大き
めにしています。 これは字が小さ過ぎると、 人によっては読むことをあきらめられやすいか
らです。

アフィリエイトサイト等によくみられますが、特にトップページを複雑に作り込んでいるサイト
の中に字が小さいサイトをよく見かけます。これは「トップページしか見られないことが多い
という実際問題への対処」という意味においては戦略として正解だと思いますが、あまりに
も1つのページに情報を詰め込み過ぎているがゆえに字がこんなに小さいサイトも多いのです。
これでは、 特に遠視の方にとっては辛いサイトになってしまいます。 私は多少非効率では
あっても楽に読める大きさの文字を基本にしようと考えました。


2005年3月1日(火)

日清食品の「健多郎」という名前のカップ麺をファミリーマートで発見した私は、大学時代
の先輩の健太郎さんを思い出してしまいました。

「そういえば健太郎さんは西葛西にいらっしゃったことがあったなあ。ばったり会った時は
驚いたなあ。しかも学生時代当時、健太郎さんは私の実家の斜め前の下宿にいらっしゃ
って、私は健太郎さんちで有線聴いて健太郎さんがクラシックにしたらいきなりマーラー
の第9の第1楽章の途中が鳴ったんで驚いたんだよなあ。有線の番組表の中には『早見
優の英語教室』というのもあったなあ。今はさすがにこんな番組やってないだろうなあ。も
しやってたら早見優さんって凄いよなあ。で、こんなこと書いたら年がばれるよなあ。ああ
大学時代が懐かしいなあ。そういえば○○ちゃんや△△ちゃんは元気にしてるかなあ。
もういいお年だから会わん方がいいと思われてるだろうなあ。それ以前の問題として忘れ
られてたりしてるかもなあ。それから・・・。」とラーメンの前で健太郎さんのことを延々と、
しかし途中で別の人にかわっていったのはともかく考えていましたが、健太郎さん、こん
なんで思い出してごめんなさい。で、この「健多郎」を買ったことは言うまでもありません。

この「健多郎」ですが、「『カップ麺の中にヘルシーな栄養素を加え、しかも味の良いもの
を作る。』一見誰でも考える発想と思われやすいコンセプトで作られています。一番偉い
のはこのネーミングです。」なんて言ったらいけません。着想と開発との間にはかなりの
隔たりがあります。その隔たりの問題点を「健多郎」はクリアした上で発売されました。

ヘルシー志向が加わったというフレコミのカップ麺は食感がどこか垢抜けしてるものがあ
りました。特に麺とスープ。人気ラーメン店によくあるラーメンにただようどこか垢抜けな
い雰囲気が希薄なのです。世のラーメンファンの多くはラーメンに格好の良さなど期待し
ていません。もっと垢抜けない味を期待したいところです。 しかし、乾燥ほうれん草やネ
ギやメンマの戻り具合はなかなかよいものがあります。チャーシューも乾燥ものですが、
これはもっと価格帯を上げたシリーズが出てもよいのではないかとも思いました。


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