鎮魂歌〜生まれ変わることはできなくても〜

秋本さんと歩がどうやって知り合ったのかが、明らかになります。そして倉科の想いも・・・。
倉科と歩、そして秋本の複雑な愛の過去を描くこの話は「俺を・・・」と「再び・・・」の間を繋ぐものとなっています。


黒木歩:生前の歩及び歩の魂で、内気な少年。嫌といえない性格と、その童顔が災いして痴漢によく遭っていた少年。しかし、そのおかげ(?)もあって秋本さんに会い、段々と親しくなっていく・・・。しかし、あることが原因で彼の体は中学二年で時を刻むのをやめてしまった・・。

秋本博:歩は会社員と思っているようだが、本編では語られないので、真相は不明。クールで理性的な容姿で、感情が表に出にくそうであるが、喜怒哀楽が結構激しいらしい。電車の中で歩を助けてから、彼の運命の歯車が大きく回り出すことになる・・・。

倉科:歩のかつて親友で、現在高校二年らしい。自分の気持ちを殺してしまうのが得意なのか、本当に辛くないと泣かない上に、歩のことだと無理矢理笑おうとする。上記の二人の関係を知っているが・・・。歩の魂の発見者。

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鎮魂歌〜きっと、ずっと、永遠に〜

黒木歩の親友であった倉科、夏樹歩の恋人である夏目、そんな相容れないはずの二人は、歩がきっかけで特別な絆が生まれることになる。その絆とは、お互いが過ごしてきた歩との日々を共有すること、ともに歩を愛することだった・・・。
倉科息吹と黒木歩、二人の幸せだが、二度と帰ってこない日々を書いた鎮魂歌、今度は倉科の視点で夏目に語りかける。様々な願いを込めて・・・。

倉科:清風高校の教師。夏目とはライバルに当たるが、それなりに気に入っている模様で、ライバルだということを感じさせない。今回は時間をかけて黒木歩との過去を話す。過去の親友から新しい恋人へのプレゼントとして・・・。男の子好きだという噂が立っているらしいが、真相は不明。
小さい頃は黒木歩の親友だったせいか、非常に苦労が多く、中学のころから妙に老けている・・・。

夏目:歩の恋人。誘い受け全開。恋敵のくせに、倉科のことを気に入っている様子。どうしてか、それは物語中で明らかになる・・・かも。案外考えている事がめちゃくちゃなところもある。

夏樹歩:夏目の恋人で倉科の浮気相手。単純な関係でないのは、歩自体が単純でないから。
黒木歩:歩の前世で、秋本さんと付き合っていた。倉科のこともとても大事に思っていた様子で、全面的に信頼していたが、それが倉科を苦しめることになる。だけど、それには全然気付かなかった・・・。

秋本博:歩の恋人だった会社員で、とても歩を愛していた。倉科とは歩の死後に会うことになる。

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鎮魂歌〜遠き日の想いを胸に秘め〜

鈍いと思われていた歩は、実は親友の想いに気づいていた。しかし、気づいているが故の苦しみもある。そんな彼は倉科と友達でいるために花火大会に誘うことにする。これはそんな遠い日のひとコマ・・・。それが恋であってもなくても、歩が倉科を想うことには変わらない・・・。そして、あの(?)写真の秘密が明らかに・・・?
この小説はもともと倉科と(黒木)歩の愛と友情の物語ですが、一応カウンタ10000突破記念として、いつもよりラブラブとなっております(笑)。

黒木(夏樹)歩:本編の主人公。倉科の気持ちを知っているため、複雑な気分。無二の親友を失わないため、必死に努力する・・・。その努力が実るかどうか・・・。

倉科:歩の親友で、彼に片想い。歩の気持ちを知らないことは、彼にとって幸か不幸かはわからない・・・。

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鎮魂歌〜想いは架け橋を渡る〜

七夕、短冊に願いを託すイベント・・・倉科と歩はどのようなお願いをしたのでしょうか?今回は倉科、歩二人の友情を双方の視点で書いてありますが・・・七夕スペシャルということで、ちょっと展開がパラレル風に?まぁ、鎮魂歌なのです。実は二人は認識していなかっただけで、それなりにラブラブだったんです(笑)

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