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BLADE of ARCANA
〜 剣の虜囚 〜

対決ステージ1礼拝堂
シーンタロット 【 フィニス 】−逆位置−
GM
では次のシーン。教会へ向かうで良いんだな?
レイン
それしかないでしょう。子供達は可哀相ですが、連れて行くわけにもいきませんし。
フェイム
その方が危険だろう(笑)。
ヴァルト
ヴィンセントは?
レイン
横たえさせて、目を閉じて上げましょう。
「待っていてくださいヴィンセント。仇は必ず取ります。」
フェイム
遅刻しちゃったしね(笑)。
レイン
う、うるさーい!(一同笑う)。
GM
ではラックのシーンだが、登場は?
レイン
フェイム
『同行者』で出ます。
ヴァルト
『放浪の詩』があるので『同行者』できません。(コロコロ)登場できないよ〜(笑)。
ラック
シーンが【フィニス】だ。振りなおせ。
GM
良くできてるなぁ(笑)。
ヴァルト
(コロコロ)今度は成功!(笑)。
フェイム
シーン効果ってさぁ、振りなおせるんだっけ?
レイン
プレイ4回目にしてその質問か(笑)。
フェイム
(親指を立てて)任せろ!(笑)。
レイン
お手上げだよ(一同笑う)。
ヴァルト
さっさと教会に入りましょうよ。
レイン
では教会の扉をバーンと。ここはシーンプレイヤーのラックが?

ラック

うむ。ドアを開けるぞ。(野太い声で)「ノォォォォアァァァァァァァァ!!」(一同爆笑)。
GM
君達が教会の中へ入ると、若い男性の声が礼拝堂に響く。
ノア
「……あれ? まだ生き残りがいたんだ……だからかな? ウルが元に戻らないのは……」
GM
ノアだ。祭壇に腰掛け、君達の方に虚ろな瞳を向けている。
ヴァルト
「ノア? ウルフィブラは?」
GM
彼はうつむいたまま、
ノア
「……あの男……クラウスは、娘を殺してまで名剣とやらを作ろうとした。馬鹿な! 鉄に人間を溶かしたところで、不純物が混じるだけだ! まともな剣などできるはずが無い!」
GM
ノアは言葉を続けながら、剣を片手に君達の方へ近づいてくる。
ノア
「……だが、できてしまった……。竜の鱗さえも貫く、決して砕ける事の無い魔剣が。……だからどうした? そのせいでウルフィブラの魂は剣に封じられた! 転生の輪に戻る事もできない!
だけど、あの剣は……“カーネイジ”は教えてくれたよ。ウルを元に戻す方法を。
だから死んでくれよ。君達の命を捧げてくれよ……ねぇ、頼むよ!
GM
そして、ようやく君達をはっきりと認識する。
ノア
「あれ……そこにいるのはラックさんじゃないですか。嬉しいな、僕達の為に命を捧げに来てくれたんですね?」
ラック
……サイコだ(一同爆笑)。本当は格好つけたいところだが、なんだか引いてきたぞ(爆笑)。
GM
言う事は何にも無いのか?
ヴァルト
がんばろうよ。
ラック
う〜くそっ!(笑)。
ノア
「よく見たら、ヴァルトさんもいるじゃないですか。おひさしぶりです。」
ヴァルト
「お久しぶりね。」
ノア
「貴方に教えてもらった剣で、随分と人を殺してしまった。」
ヴァルト
「私は人を守る剣を教えたつもりよ。こんな風に扱うために教えたつもりは無いわ。」
ラック
(ボソッと)……甦る過去。
GM
は?(笑)。
レイン
お前はチャチャを入れてないで、さっさと台詞を考えろ(笑)。
ラック
思いつかないんだよ! 今日は頭が回らないんだ(笑)。
ノア
「確かにそうかもしれない。だが、俺はウルを元に戻すためなら、にだって堕ちるよ。」
ヴァルト
「ウルはそんな事望んだりしないわ。」
レイン
「お喋りはそれまでです。少年よ、君は取り返しのつかない過ちを犯しました。どのような事情があろうとも、私には関係ない……ヴィンセントの仇は討たせて頂きます。」
ノア
「いいだろう……。
さぁ、君達の血を、肉を、魂を! そして聖痕を捧げてくれ!! 今宵は殺戮の宴だ!!
GM
さて [宴] 判定だが、さっき裏返ったからあまり意味は無い(笑)。
レイン
私ぐらいじゃないですか?(コロコロ)よっし『20』! ファーンブル!(一同爆笑)。
ラック
あ、アホかお前はぁ!!(爆笑)。
GM
では、ノアの絶叫と共に10体の殺戮人形が舞い降りてくる。では戦闘開始!
 
戦闘経過
 優秀なデクストラでもあるノアとの戦闘。しかし何よりも恐ろしいのは【クレアータ】の力だった。
 PC達(主にレイン)は、戦鬼(アクセラレーション)の真の恐ろしさを知る!

vs ノア 詳しい戦闘経過
対決ステージ2満たされぬ飢え
シーンタロット 【 フルキフェル 】−正位置−
GM
空間をも歪めるラックの一撃によって致命傷を受けたノアは、その場にゆっくりと崩れ落ちる。その拍子に、ノアが腰帯に着けていた小さな箱が外れ、床を転がっていく。箱が開いた。その瞬間君達は猛烈な吐き気に襲われる。
だ。底知れぬがあの箱には秘められている。
「足リンゾ、ノア……供物ハドウシタ……。」
GM
声が響いた。
「足リンゾ……足リン……。捧ゲヨ……捧ゲヨ……命ヲ捧ゲヨ……。」
レイン
「な、なんですか……?」
GM
気が狂いそうな瘴気と共に、箱の中から不定形の“闇”が這い出てきた。
ヴァルト
やだ〜(笑)。
GM
その様子を見ながら、ノアが君達に語りかけてきた。
ノア
「あれが、僕に語りかけてきたんだ。師匠を惑わした、あの魔剣“カーネイジ”の分身……“虚無の祭壇”。……僕は、一体、何を……ウル、ごめんよ……。」
GM
一筋の涙を流しながら、ノアは息を引き取った。だが、聖痕は開放されない。あの“闇”が、ノアの魂もろとも喰い尽くそうとしているのだろう。
そして、“闇”が襲い掛かってきた。

さぁ、もう一回戦闘だ。

フェイム
なにぃ!?
ヴァルト
戦うの?
ラック
オーケ〜イ。
 
戦闘経過
 衝撃の2連戦。しかし、PC達の容赦ない攻撃が叩き込められ、虚無の祭壇はあっさりと崩れ去った。

vs 虚無の祭壇 詳しい戦闘経過
終局ステージ再誕
シーンタロット 【 レクス 】−正位置−
虚無の祭壇
「足リヌ・・・満タサレヌ・・・・・・贄ヲ・・・捧ゲヨ・・・・・・
 捧ゲヨォォォォォォォッ!!
レイン
ライトブリンガーで叩き潰します!
ラック
踏みつけてやる!
GM
足が切れちゃうんじゃないの?(一同爆笑)。
レイン
じゃあラックに譲ります(笑)。
GM
いや、ラックの <元力:虚> の力によって削り取られ、後には何も残らない。
ラック
全ては虚空に消えるのさ。
GM
では [聖痕解放] が起こる。
ヴァルト
何があった?
GM
少なくとも【ルナ】は無いぞ(一同爆笑)。
ラック
何でみんなして俺をそういう目で見るんだ(一同笑う)。
フェイム
そういうイメージが確立しているからな(笑)。
GM
解放される [聖痕] は【クレアータ】【マーテル】【フィニス】【アルドール】【グラディウス】【アクシス】【アクシス】【レクス】【アングルス】【ディアボルス】【ディアボルス】【ステラ】だ。
レイン
何点回復しますか?
GM
その前に魔印の解放を行おう。実は4つしか持っていない。
(コロコロ)『36』点!?(一同爆笑)。
レイン
凄い回復量だ(笑)。
フェイム
[聖痕] が必要ないね(笑)。
ラック
しっかし、4D10振って36とはな(笑)。
GM
[聖痕] は12+D20だ。
一同
必要ないな!(笑)。
GM
解放される [聖痕] と共に、“ウルフィブラの剣”からは禍々しい輝きが消えてゆく。そして、剣からは蒼い光体が立ち上ってゆく。それは、彼女の魂なのだろうか。
ヴァルト
そっか。
GM
だが、[聖痕] と共に天に昇って行くかに思えた光体は、3つの輝きを従え、再び地上に戻ってきた。
レイン
えっ?
GM
輝きは、先の戦いで壊れた【クレアータ】のひとつに宿った。砕けた顔が、腕が、足がみるまに修復されていく。
礼拝堂全体が輝きで覆い尽くされた次の瞬間、周囲は本来の暗さを取り戻す。目を開いた君達の前には、ひとりの少女がたたずんでいた。その身に3つの [聖痕] を宿して。
ヴァルト
それってやっぱり……。
GM
うん。君には分かるね、ウルフィブラだ。ではエンディングフェイズに移るね。
 
エンディング1再会を誓って
シーンタロット 【 グラディウス 】−逆位置−
GM
これは共通のエンディングだね。
ウルフィブラ
「ノアと一緒なら、永劫の闇に消え去っても構わなかったけれど……。」
GM
ウルフィブラは、かつてノアの物だった魔剣を優しい眼差しで見つめる。
ウルフィブラ
「まだ、私にはやらなければならない事があるって事だよね。うん、頑張るよ。」
GM
ノアの遺体をそっと抱きかかえ、ウルフィブラは去ってゆく。
レイン
何か、声をかけたりはしないのですか?
ヴァルト
う〜んとね……。
ウルフィブラ
「今は、ひとりにしてください。」
GM
そう言うと、ウルフィブラは君達に頭を下げるね。
ウルフィブラ
「また、逢おうね。」
GM
その言葉は、君に向けられたものなのか、ノアに向けられたものなのかは分からなかった。
ヴァルト
じゃあ、静かに見送るね。
 
エンディング2さらば、友よ
シーンタロット 【 コロナ 】−正位置−
GM
では次はレインの専用エンディングだ。
レイン
はい。ヴィンセントの墓の前にたたずんでいるのかな?
GM
おーっとその通り! 君はヴィンセントの墓の前に立ち、お別れをしていた。そうこうしていると、ヴィンセントの言葉が思い出されてくる。
ヴィンセント
「まったく、お前は昔っから一足遅いんだよ。まぁ、ホントに大切なモノを守る時は、遅れんじゃねぇぞ……なんだか心配だよ、お前さんを見てると。」
GM
そして、ヴィンセントは豪快に笑い出した。君が好きな、あの笑いだ。傍にいると、こちらの気分まで明るくなってくる笑い。もう二度と聞くことは無いだろうと君は思った。
レイン
「お前は、昔っから酒が大好きだったよね。」と言って、酒をドバドバかけてやろう。
「いつか、お前が帰ってくる日まで、しばしのお別れです。」
ヴァルト
決まったー(笑)。
レイン
次からはオスカルでも目指すか(笑)。
フェイム
いいんじゃない?(笑)。
レイン
では、踵を返して歩き出しますよ。この世界なら、今生の別れというわけでもないですからね。
 
エンディング3新たなる剣
シーンタロット 【 イグニス 】−逆位置−
GM
フェイムのエンディングだよ。
フェイム
やれやれ。
GM
(ムカッ)その後、君は死体処理とかにかりだされていたね(一同笑う)。
レイン
急に血生臭くなったね(一同笑う)。
GM
そこにウルフィブラがやってくるね。彼女は一抱えの剣を持っているね。
ウルフィブラ
「これは、ノアが最後に鍛えた一振りです。使う者もいませんし、貴方にお渡ししようと思います。」
GM
当然バッソだ。
フェイム
能力値的には? 変わりない?
GM
欲しけりゃダメージに+1していいよ。
フェイム
くれるなら貰いますよ(笑)。「では、使わせてもらおう。」と言って受け取ろう。
ウルフィブラ
「その剣は、正しい事に使ってくださいね。」
フェイム
「イエッサー。」
ウルフィブラ
「……?」
GM
と言ったところでシーン終了。
 
エンディング4形見の指輪
シーンタロット 【 ファンタスマ 】−正位置−
GM
君が旅立ちの支度をしている所にウルフィブラがやってくるね。
ウルフィブラ
「もう、行ってしまうのですか?」
ヴァルト
「ひとつ所に留まるのは性に合わないのでね。」
ウルフィブラ
「そうですね。5年前にお逢いした時も、そう行ってましたね。」
ヴァルト
笑っとこう(笑)。
ラック
ぬはははは!
フェイム
それ違うから(笑)。
レイン
(棒読み)「おねーちゃん、5ねんもたったのに、ちっともかわんないね。
ヴァルト
「厚化粧よ。」(一同爆笑)。そんなの置いておいて!
GM
君にひとつの指輪を渡すね。
ウルフィブラ
「私には何も渡せる物はありませんが、せめてこれをお持ちください。」
ヴァルト
受け取るよ。
GM
匠の技で作られた精巧な指輪だね。
ヴァルト
……って、貰っていいの? 誰が作ったか分かる?
GM
それは君の想像に任せよう。
ヴァルト
う〜ん、貰って良いのかなぁ。でも、貰っておこう。「じゃあ、またね。」
ウルフィブラ
「はい。ヴァルトさんもお気をつけて。」
 
エンディング5決意
シーンタロット 【 アクア 】−正位置−
GM
ラックのエンディングだけど、ノアの墓参りか?
ラック
小高い丘の上にいてだな、久しぶりに友人と逢っているのだ。
フェイム
誰だよ(笑)。
GM
ケルバーにでも戻ったのか?
ラック
違うよ。友人と言えばあいつだけだ。
一同
相手は誰だよ(笑)。
ラック
因縁は……【兄姉】で取ってある。僕の後ろにはそいつが来ているのだ。で、「僕にはまだ、“カーネイジ”を倒せるだけの力は無いのか……?」とか尋ねよう。
GM
ああそーいうこと(笑)。“ペナンス”がここに登場するのか?(笑)。
ラック
“カーネイジ”はしょっちゅう出てくるからな。
レイン
何か好き放題やってるなー。私もヴォルフガングを呼び出そうかなー(笑)。
ヴァルト
お館さまはやめとけ(笑)。
ラック
「まだ僕には、戦う資格は無いのか? “ペナンス”よ。お前を扱うべき資格を持った相手なら見つけているが──。」
レイン
(フェイムPLの顔を覗き込む)。
フェイム
(嫌そうに顔を逸らす)うぅー(笑)。
ラック
(レインに)お前だよ!!(一同爆笑)。
ペナンス
「ならば、時が熟すまで待つが良い。時が満ちる時、我が影は滅びるだろう。」
ラック
「では、その時まで“カーネイジ”の眷属を狩る事にしよう。」
ペナンス
「精進するのだな。」
GM
そして“ペナンス”の気配はスパッと消えるね。
ラック
と言うわけで、私は空を飛んで何処かへと消えていくのだ。
ヴァルト
何処に行くんだろう(笑)。
レイン
そのまま消えてくれれば、私も死ななくて済むのかなぁ(笑)。
フェイム
撃ち落しますか?(笑)。
ラック
なんでだー!!(爆笑)。
GM
ではこれにてアクト終了! お疲れ様でした!!


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