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今月の潮流●米国カリフォルニア州のGM食品表示動向
1月3日、米国カリフォルニア州でGM食品表示を求めるキャンペーンが始まった。この運動は、パム・ラリーという女性が提案し、それに共感したボランティアが協力して動き始めた。彼女は栄養学者で、GM食品がアレルギーなど、食品として問題があると感じて取り組み始めた。4月18日までに55万人以上の署名を集め、住民発議の提案として、11月の大統領選挙と同時に行われる州民投票にかけ、そこで過半数を獲得することを目標にしている。もし過半数が獲得できれば、GM食品表示を義務付けることができる。この運動に対して、モンサント社などバイテク企業からの妨害が予想される。 〔Redwood
Times 2012/1/5〕
また、カリフォルニア州議会予算委員会ではGM魚の表示法案を審議していたが、1月19日、9対7で法案を否決した。〔San Francisco Bay Area Independent Media Center 2012/1/20〕 |
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