■2008年7月号

今月の潮流
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今月のできごと


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バイオジャーナル

できごと(5月11日〜6月10日)報道媒体発表時



5月11日・京大、iPS細胞蓄積バンク計画を表明。
12日 ・韓国チーム、ラットから初めてiPS細胞作成成功。マウス、ヒトに次いで3種目。
13日 ・農水省、秋田と北海道で検出された鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)の遺伝子型が一致と発表。
・特許庁、企業などの特許取得を支援する「知財プロデューサー」の派遣制度創設へ。2009年度からの本格実施を目指す。
14日 ・韓国、アメリカからの輸入GMトウモロコシが検査通過。加工食品に使用へ。
・岡山大、前立腺がん患者に活性免疫細胞で攻撃する遺伝子治療を開始。活性化に使うインターロイキン12遺伝子を用いた治療は国内で初めて。世界で3番目。 
・理研ほか、椎間板ヘルニアの新たな原因遺伝子を発見と発表。
・フランス下院、遺伝子組み換え作物の解禁法案否決。
16日 ・京大、iPS細胞の知的財産を一括管理する新会社設立へ。
・中国製冷凍餃子中毒事件で、中毒症状を起こした母子が保存していた餃子から基準値の10万倍超にあたるメタミドホスを検出。
18日 ・韓国、ヒトと動物の異種間核移植を禁じる生命倫理法が国会通過。
19日 ・米国、クローン家畜の子孫、出荷自粛対象とせず。日本国内では農水省通達により体細胞クローン牛の市場への出荷は自粛している。
20日 ・京大ほか、植物の薬理成分合成、効率生産に道。
・オーストラリア、メルボルン大、1930年代に絶滅した有袋類フクロオオカミの遺伝子を取り出し、生きたマウスの中での活性化に成功と発表。
・文科省、ヒトクローン胚の研究指針案をまとめる。今秋にも総合科学技術会議に諮問し、承認を得られれば、ヒトクローン胚研究解禁へ。
・科学技術会議、iPS細胞などに140億円。「革新的技術戦略」として重点育成へ。
21日 ・厚労省、2007年の新規HIV感染者、新規エイズ患者がともに過去最多を更新と発表。
26日 ・東大ほか、血管の疾患などに関与するタンパク質が、筋肉のエネルギー消費を調節する働きを持つことを発見と発表。
28日 ・インペリアル・カレッジ・ロンドン、歯周病によりがんのリスクが高まる可能性があるとの研究結果を明らかに。
30日 ・厚労省、喫煙者の飲酒で肺がん危険度上昇と発表。
6月1日 ・米疾病対策センター、強毒性の鳥インフルエンザH5N1型とは別の「H7型」に、人に感染しやすい変異がおきていることが判明。
3日 ・食品安全委、体細胞クローン家畜由来食品の健康評価にかかわる第二回作業部会で、専門家が実験内容の不備を指摘。
4日 ・欧州食品安全庁議長、食料不足に対処するため肉骨粉飼料を解禁し、飼料用食物を食料危機の地域に振り向けるべきと発言。
10日 ・国連、HIVの新規感染者は1998年の推定320万人から2007年は同250万人と減少傾向。12月時点の感染者数は推定3320万人と発表。
・岐阜県、「バイオ燃料米」の田植え、収穫は10月中旬の予定。