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今月の潮流●異常が多い体細胞クローン牛・豚・山羊
現在、食品安全委員会新開発商品専門調査会作業部会で、体細胞クローン家畜食品についての安全性に関する議論が進められている。6月4日、農水省は今年3月末現在の「家畜クローン研究の現状」を発表した。それによると、体細胞クローン牛は、これまで551頭が誕生したものの、現在、研究機関で育成・試験中は86頭とわずかで、死産、生後直後の死亡、病死等で過半数の303頭を占めている。相変わらず異常の多さが目立つ。
クローン豚と山羊についても、別途、リスク・コミュニケーションの会合で提出された資料の中に、昨年9月末現在の詳細が報告され、牛よりも惨澹たる状況にあることが判明した。原因に関して、この報告では、まったく触れられていない。
表1 家畜クローン研究の現状(体細胞クローン)
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(農水省) |
体細胞クローン牛出生頭数 |
551 |
死産 |
78 |
生後直後の死亡 |
91 |
病死等 |
134 |
事故死 |
8 |
廃用 |
11 |
試験屠殺 |
143 |
研究機関で育成・試験中 |
86 |
受胎中の体細胞クローン |
16 |
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(単位:頭、2008年3月末現在) |
体細胞クローン豚出生頭数 |
256 |
死産 |
88 |
病死等 |
59 |
事故死 |
10 |
試験屠殺 |
47 |
研究機関で育成・試験中 |
52 |
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(単位:頭、2007年9月末現在) |
体細胞クローン山羊出生頭数 |
9 |
死産 |
4 |
病死等 |
3 |
研究機関で育成・試験中 |
2 |
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(単位:頭、2007年9月末現在) |
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