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[3]第3文型(S+V+O)

9. I study English for two hours every day.
10. We have a good teacher in our school.

英語の多くの動詞が、この第3文型のVになります。この文型は「SはOをVする」という意味になるのが基本です。O(目的語)になれるのは,名詞・代名詞です。

   
9.
study Englishfor two hours every day.
副詞句1
副詞句2
  ━━━━━━━━━━┻━━━━━━┛

9.の例文は、Sが I、Vが study。 Vの後に、名詞English があります。 I(S)≠English なので、English はCではない。Oと考えて、「SはOをVする」と訳してみる。 私は英語を勉強する。 いいですね。 これが骨組みです。
 for two hours と every day は副詞句なので、Vの前方に訳してやればいいのです。


私は毎日2時間英語を勉強する。
──→私は毎日2時間英語を勉強している。


 
10.
We
have
a
good
teacher
in our school .
形容詞─
O(名詞)
副詞句
  ━━━━━━━━━━━━━━━━┛

we(私たち)がS、have がV。good は形容詞なんですが、今回はCではなく、前から、名詞の teacher を修飾しています。冠詞a も名詞teacher を修飾する形容詞とみる先生もいらっしゃいます。
 とにかく、「私たちは持っている」んだけど、何を持ってるか? teacher(先生)ですね。これがOとなります。
 ここまでで、「SはOをVする」─「私たちは、先生を持っている」。
 形容詞、副詞句をそれぞれ修飾する語句の前方で訳して、

私たちは、私たちの学校の中に、よい先生を持っている。
──私たちの学校には、よい先生がいる。


OをとるVを他動詞と呼んでいます。英和辞典などに[他]などと書かれている動詞がそうです。[vt]と記号が書かれている辞書もあります。
 英語は他動詞が多いので、Vの後に前置詞なしの名詞か代名詞があれば、「名詞・代名詞をVする」と考えてみてください。意味が通れば、その名詞・代名詞がOです。
 もちろん、10.の例文のように、名詞の前に形容詞や冠詞が置かれることはよくあります。
 めんどうなので、a good teacher 全体を【名詞句】と呼んでOとするときがあります。

日本語から英文を作るとき、頭に浮かんだ日本語を、そのまま英語にしようなんて思わず、「SはOをVする」の形に日本語を直して、それを英語にすると、すっきりできたりします。皆さんも、やってみてください。


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