9. I study English for two hours every day. 10. We have a good teacher in our school. |
英語の多くの動詞が、この第3文型のVになります。この文型は「SはOをVする」という意味になるのが基本です。O(目的語)になれるのは,名詞・代名詞です。
9. | study | English | for two hours | every day | . | |
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9.の例文は、Sが I、Vが study。 Vの後に、名詞English があります。 I(S)≠English なので、English はCではない。Oと考えて、「SはOをVする」と訳してみる。 私は英語を勉強する。 いいですね。 これが骨組みです。
for two hours と every day は副詞句なので、Vの前方に訳してやればいいのです。
10. | in our school | . | |||||
冠 | →O(名詞) | ||||||
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we(私たち)がS、have がV。good は形容詞なんですが、今回はCではなく、前から、名詞の teacher を修飾しています。冠詞a も名詞teacher を修飾する形容詞とみる先生もいらっしゃいます。
とにかく、「私たちは持っている」んだけど、何を持ってるか? teacher(先生)ですね。これがOとなります。
ここまでで、「SはOをVする」─→「私たちは、先生を持っている」。
形容詞、副詞句をそれぞれ修飾する語句の前方で訳して、
OをとるVを他動詞と呼んでいます。英和辞典などに[他]などと書かれている動詞がそうです。[vt]と記号が書かれている辞書もあります。
英語は他動詞が多いので、Vの後に前置詞なしの名詞か代名詞があれば、「名詞・代名詞をVする」と考えてみてください。意味が通れば、その名詞・代名詞がOです。
もちろん、10.の例文のように、名詞の前に形容詞や冠詞が置かれることはよくあります。
めんどうなので、a good teacher 全体を【名詞句】と呼んでOとするときがあります。
日本語から英文を作るとき、頭に浮かんだ日本語を、そのまま英語にしようなんて思わず、「SはOをVする」の形に日本語を直して、それを英語にすると、すっきりできたりします。皆さんも、やってみてください。