【過去分詞の形容詞的用法】と呼ばれているもので、「〜される」「〜されている」「〜された」などと訳をします。形は“Ved”などの過去分詞形です。英語の〔過去分詞〕は、Vbeと一緒に使えば、〔受動態〕になり、have と一緒に使えば、〔完了形〕となりますが、ここでは〔名詞〕を限定修飾する働きについてみていきます。
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V | 形容詞 | 過去分詞- | -->O(名詞) | |
を見なさい | あの | 割られた | 窓 | |
あの割れている窓を見てごらん。 |
〔現在分詞〕と同じように、分詞1語ならば、説明したい名詞の前に置いてやればいいんです。日本語訳の「割れている」に惑わされて“Ving”の〔現在分詞〕だと考えがちですが、修飾される「窓」の立場にたって考えると、窓が自分で割っているわけではなく、「割られて」いるわけだから、〔過去分詞〕を使います。
Can you read | a letter | written in English | ? |
助動詞 S V | 冠詞+O(名詞)<- | --過去分詞に導かれる形容詞句 | |
あなたは読むことができますか | 手紙を | 英語で書かれた | |
あなたは英語で書かれた手紙を読むことができますか。 |
過去分詞written に in English という副詞句がくっついて、3語となるので、後ろから名詞を修飾しています。
〔現在分詞〕と〔過去分詞〕の使い分けは、分詞が他動詞の場合、修飾したい名詞が自分で分詞の動作をできれば、現在分詞。分詞の動作をされる側ならば、過去分詞を使います。
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