Chaerephon called me and said: What do you think of him, Socrates? Has he not a beautiful face?
Most beautiful, I said.
But you would think nothing of his face, he replied, if you could see his naked form: he is absolutely perfect.
Chaerephon called me and said:
これは問題ない。紀元前に電話はないから、called は「呼んだ」。
「カイレポンは私を呼んで言った」
What do you think of him, Socrates?
think だけで他動詞となれるから、of は不要な場合もある。でも、think of 〜「〜のことを思う」「〜のことを考える」とよく使われる。別の意味を表すこともあるが。of は about に変わることもある。about は of よりも「積極的に考える」と辞書にある。
「彼のことをどう思う? ソクラテス」
(標準ではない)How do you think of him?
Has he not a beautiful face?
完了形でもない(過去分詞がない)のに、Has he...? となっている。これはイギリス英語で、have が be動詞のように使われるものだ。さすがに最近では珍しくなったが、たまに見かけることもある。
=Doesn't he have a beautiful face?
「彼は美しい顔を持っていないかい?」
Most beautiful, I said.
the はないけど、〔最上級〕だろう。
「最高に美しい、と私は言った」
But you would think nothing of his face, he replied, if you could see his naked form:
, he replied, は除外して考える。
you would think nothing of his face, if you could see his naked form:
〔仮定法過去〕。「現在の事実に反する仮定を述べる」。文法の教科書・参考書等で確かめられたい。メルマガ『英語の文法と語法』で〔仮定法〕はこの号から始まる。
think nothing of 〜「〜のことを何とも思わない」
「もし、あなたが彼の裸体を今見ることができたら、彼の顔のことなんて何とも思わなくなりますよ」
he is absolutely perfect.
「彼は全く完璧です」
ナレーター(ソクラテス):カイレポンが私に呼びかけて言った。
カイレポン:彼のことをどう思う、ソクラテス。美しい顔を持っていないかい?
ソクラテス:最高に美しい。
カイレポン:でも、彼の裸体を見たら、顔のことなんてどうでもよくなるよ。彼は本当に完璧だよ。