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第50号 that節中の should 2

 Subject: 英語の文法と語法 050
    Date: Sat, 14 Apr 2007 17:02:00 +0900 (JST)
    From: Chick Tack
      To: Readers

=━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ English Grammar and Usage ━━━
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┛┛   英 語 の 文 法 と 語 法    No.050    20070414
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             ● 第 50 号 ●

………………
 Contents  (1)should 5  〜 It is...that S' should 〜

       (2)第49号(1)(g)の例文の誤り訂正

       (3)of one's own accord


………………………………………………………………………………………………
(1)should 5       〜 that節中の should 2 〜
……………………
             〜 It is...that S' should 原形 〜

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    ・It is 〜 that S' should... の形で should が使われる
     場合がある。
     〜 に入るのは、important, necessary, essential, vital
     desirable, urgent など、行動の重要性を表す形容詞である。
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  (a) It is important that he should attend every day. 
     「彼が毎日出席することが重要です」

  (b) It is important that he attend every day. 
     「(a) と同じ」

  (a)(b) ともに(“Oxford ADVANCED LEARNER'S Dictionary 7th edition”
          important の項より引用)
                   http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer.html#oald

  (b) のように should が省略された〔原形〕attend が使われることがある。
 (a)はイギリス英語。(b)はアメリカ英語。

  important の見出しで調べると、原形の方は LONGMAN辞書にも例文があった
 が、should の方はなかった。to不定詞を使った構文はあった。

  (c) It is important for him to attend every day.
     「(a)(b)とおなじ」
        (“Oxford ADVANCED LEARNER'S Dictionary 7th edition”important)
      http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer.html#oald

  これが素直なのかも知れない。

  (1)の例文に登場する it は、いずれも〔形式主語〕と呼ばれるもので、
 本当の主語は、〔that節〕または〔to不定詞句〕。


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  (d) Is it necessary that my uncle should be informed?
    「私のおじが知らせを受けることは必要ですか」
    →「私のおじに知らせるのは必要ですか」
    (“Practical English Usage 3rd Edition”by Michael Swan 521)

  上掲2辞書の necessary のところで、should の例文を見つけることはでき
 なかった。should を取ると(d)は、

  (e) Is it necessary that my uncle be informed?

  となる。この他 Practical English Usage 3rd Edition には、略式表現が
 使える場では、次のような文が好まれるとある。

  (f) Is it necessary to tell my uncle?


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  (g) It became urgent that I should have a vocation of some kind.
    「私は何らかの(種類の)仕事を持つことが急務になった」
      (“Jane Eyre”by Charlotte Bronte)
       http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer02.html#eyre

  it is が、it became になっている英文。第2文型(S+V+C)が共通。


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  (h) It is essential that he should have a fair trial.
           「彼が公平な審理をすることが必要不可欠です」
  (訂正2007年4月21日)裁判を受ける
    (“LONGMAN Dictionary of Contemporary English”should)
     http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer.html#ldce


  (i) It is absolutely essential that we should without delay map out 
   a plan of campaign.
   「私たちが遅れずに行動計画を立てることは絶対に必要不可欠です」
    (“The Secret Adversary”by Agatha Christie)
     http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer02.html#adversary

  that 節中は、should map out の間に、副詞句(前置詞句)without delay
 「遅れることなしに」が割り込んでいる。map out は「(計画などを)綿密に
 立てる」。

  ジーニアスの essential の項に例文あり。原形が英米正式、should が英正
 式とある。これは、ここで学習している It is 〜 that... のすべてに共通な
 のだろう。


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  (j) It was vital to him that it should be destroyed before it was  
   discovered.(原文はピリオドで終わらず、もう少し続く)
   「発見される前にそれを消し去っておくことは、彼にとってきわめて大切
    なことだったのです」
    (“The Mysterious Affair at Styles”by Agatha Christie)
     http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer02.html#styles

  辞書・参考書では、should の例文見つけられず。

  これは探偵ポアロの発言。him は「殺人者」。it は「証拠の品」。   
 destroy は「破壊する」「こわす」の方が普通だが、ポアロは書類のような物
 と想像している。


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  (k) It is desirable that interest rates should be reduced. 
  (l) It is desirable that interest rates be reduced. 
    「利率が下げられることが望ましい」
    「利率を下げることが望ましい」「利率が下がることが望ましい」
    (“Oxford ADVANCED LEARNER'S Dictionary 7th edition”desirable)
      http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer.html#oald

  学習者用に(k)は「イギリス英語」、(l)は「北アメリカ英語」と書かれ、続
 けて記載されていた。

  interest は「利子」「利息」。「利益」という意味にあたるときもある。
 もちろん「興味」「関心」という意味になるときも。


………………………………………………………………………………………………
(2)第49号(1)(g)の例文の誤り訂正
…………………………………………………

  第49号(1)(g)の例文中の単語のつづりに誤りがありました。お詫びして
 訂正いたします。(誤)propetty →(正)property

  三木さんに、ご指摘いただきました。私は全く気がつきませんでした。
                       ``r(・_・;) 

(誤)----------------------------------------------------------------
  (g) They suggested his investing his money into propetty.
      「彼らは、彼のお金を不動産に投資することを提案した」
     (『ジーニアス英和辞典第4版』大修館 suggest)
     http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer.html#gej
 -----------------------------------------------------------------(誤)

(正)----------------------------------------------------------------
  (g) They suggested his investing his money into property.
      「彼らは、彼のお金を不動産に投資することを提案した」
     (『ジーニアス英和辞典第4版』大修館 suggest)
     http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer.html#gej
 -----------------------------------------------------------------(正)

  大修館書店さんにも悪いことをしました。英和辞典の方には、正しく表記さ
 れています。m(。_。;))m


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  property は〔名詞〕で、「所有物」「財産」「不動産」「性質」という意
 味です。コンピューター用語のプロパティはこれです。「属性」と訳されるこ
 とがあります。ファイルの「性質」や「特性」などが示されています。

  (a) The farm is my parents' property.
       「その農場は、私の両親の所有物です」
   (“The AMERICAN HERITAGE Children's Dictionary”property)
    http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/books/dicchild.html#heri

  (b) Property prices	have shot up recently.「不動産価格が最近急騰した」
   (“LONGMAN Dictionary of Contemporary English”property)
    http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer.html#ldce

  shoot up は「急成長する」「急上昇する」「急増する」。


  (c) Compare the physical properties of the two substances. 
    「その2つの物質の物理的特性を比較しなさい」
   (“Oxford ADVANCED LEARNER'S Dictionary 7th edition”property)
     http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer.html#oald

  こちらは「性質」の例。


………………………………………………………………………………………………
(3)of one's own accord
…………………………………

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    ・of one's own accord「ひとりでに」「自分の意思で」
               「自発的に」
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  one's とは、〔名詞〕〔代名詞〕の〔所有格〕を代表する語です。


  (a) The entire audience rose of their own accord.
      「観衆全体が自発的に立ち上がった」
  (“The American Heritage dictionary of Idioms”by Christine Ammer)
    http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer.html#ahdi

   多分感動したのでしょう。

  (b) She went of her own accord.
      「彼女は自分の意思で(出て)行ったんだ」
       (“Wuthering Heights”by Emily Bronte)
    http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer02.html#wuther


  (c) The door seemed to move of its own accord.
      「そのドアは自らの意思で動いたかにみえた」
         (訂正2007年4月21日)く
      「そのドアはひとりでに動いたようにみえた」
        (訂正2007年4月21日)く
      (“LONGMAN Dictionary of Contemporary English”)
       http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/egu/refer.html#ldce


  accord は、「一致」とか「調和」。


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● あとがき

  3日前から愛機のOSの状態がおかしく、ブラウザ使用中に固まり、動かな
 くなります。その後は通常の終了作業もできず、強制終了を続けております。

  3日前は、ちょうど Microsoft Update というのを有効にした日です。ひと
 まず切っておきます。ただ単にインターネットの接続速度が、以前より格段に
 落ちただけかも知れませんが……。

  このメルマガが届いたということは、(何とか?)ブラウザが使用できたと
 いうことです。


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        (c) Matsumiya Institute of Thinking 2007
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