Subject: 中学英単語 169different Date: Mon, 7 Jan 2008 07:10:00 +0900 (JST) From: Chick Tack mag2 0000139181 ■■■ English Words for Junior High School Students 20080107 ■■■ ● 中 学 英 単 語 ■■■● ■■■ ● ●169 different 毎週月曜日発行 Chick Tack ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ヽ(´θ`)人(´θ`)人(´θ`)人(´θ`)人(´θ`)人(´θ`)人(´θ`)ノ ●謹賀新年● 169.different(dif・fer・ent) <発音>―――――――――――――――――――――――――――――――― ★[dI'fr∂nt ディッフラント](英) [dI'f∂r∂nt ディファレント](米) 第1音節に強勢(ストレス:強く発音する箇所)があります。 <品詞と意味>――――――――――――――――――――――――――――― ★[形容詞] {動詞形:differ「異なる」「違う」} {名詞形:difference「相違」「違い」} ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ☆(1)違った、異(こと)なった {反対の意味になる語:same「同じ」} They live in different places.「彼らは違った場所に住んでいる」《中1》 「彼らは別々の場所に住んでいる」 different は〔形容詞〕なので、直前から〔名詞〕を修飾することができま す。「違った」→「場所」。 She is different from other girls.《中1》 「彼女は他の女の子たちとは違う」 〔形容詞〕は、be動詞などの〔補語〕となることもできます。そして、「〜 と違う」と言いたいとき“different from 〜”と from がよく使われます。 したがって、“be different from...”で「…と違う」「…と異なっている」 という意味を表わすことが多いのです。 from の他に、to や than が使われることも多いのですが、中学生の皆さん は、from を覚えておけばいいでしょう。 〔形容詞〕については、こちらのページをごらんください。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/adjmod/aboutadj.html 〔補語〕については、こちらのページをごらんください。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/aboutsc.html ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ I looked it up in three different dictionaries.《中2》 「私はそれを、3つの違った辞書で調べました」 (“Oxford ADVANCED LEARNER'S Dictionary 7th edition”difficult) http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/books/english01.html#oald “look O up”または“look up O”で「Oを(辞書などで)調べる」とい う意味になります。O が it の場合は、look と up の間に割り込みます。 「辞書で」の「で」に当たる言葉が in になっています。「で」がいつも in ということはないのですが、例文での使用例を見つめながら感覚を養っ て行ってください。今回は、「3つの辞書の範囲内で」。 He looked so different that his own daughter didn't recognize him. 「彼はとても変わって見えたので、彼自身の娘は彼だとわからなかった」 →「彼は容ぼうが以前とかなり変わっていたので、彼の娘ですら彼だとわから なかった」 《中3》 (“LONGMAN Dictionary of Contemporary English 4th edition”CD-ROM) http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/books/english01.html#ldoce “so 〜 that...”は「あまりにも〜なので……」という意味になります。 高校入試によく出題される重要構文です。 “look 形容詞”は「形容詞に見える」という意味ですね。これも大切。 He looked different.「彼は違って見えた」 He looked very different.「彼はかなり違って見えた」 very が so に入れ替われば、He looked so different. ができ上がります。 recognize は少々難しい単語。「(人)に覚えがある」「(人)が誰だとわ かる」「(事)を認める」という意味の英単語。 <語源>───────────────────―――――──―――――─ 「違う」「異なる」という動詞 differ は、dif と fer の2つの部分に分け て考えることができます。 fer の部分は、「運ぶ」という意味のラテン語 ferre に由来しています。 dif は dis と同じもので、「分離する」「奪う」「反対の動作」「失敗する」 などの意味を表わします。dislike は「好きと反対の動作」→「嫌い」。 dis は後ろに続くつづりが f で始まると、dif に変わります。それで、 dis+fer → dif+fer となりました。 dif「離れて」fer「運ぶ」。分類するときに、違うものだから、別の場所に離 れて置くと理解してください。 ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ent は〔性質〕や〔状態〕を表す〔形容詞〕を作るときに使う接尾辞です。 different で「differの状態の」「differの性質の」という形容詞ができます。 <difficult>───────────────────────────── 編集の都合上、difficult がリストから外れています。しかし、大切な単語 なので、ここで簡単に紹介します。 ficult は facile「簡単な」「容易な」と同じ語源を持つ部分で、意味も近 いと考えてください。dif は、上で紹介した「分離」や「反対」の意味を持 つ接頭辞ですね。簡単なところから離れれば「難しい」ところに行きます。 「容易な」の反対は「難しい」ですね。 ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ● difficult〔形容詞〕難しい、困難な {よく似た意味を持つ語:hard} {反対の意味を持つ語:easy} This is a difficult question.「これは難しい質問[問題]です」《中1》 It's very difficult to tell the difference between the twins.《中3》 「そのふたごの間の違いを言うことは、とても難しい」 →「そのふたごを見分けるのは、とても難しい」 “It 〜 to...”の構文ですね。下記に解説があります。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/abouts.html tell the difference は「見分ける」という意味ですが、中学生の方は覚え なくてもいいと思います。「違いを言う」で「見分ける」につながります。 twins は「ふたご(の2人)」。a twin は「ふたごの(どちらか)1人」。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 次回は dinner です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― このメールマガジンは、“まぐまぐ!”を利用して配信されています。 http://www.mag2.com/ 当メールマガジンは、無料でお読みいただけます。 このメールマガジンの登録・解除は、下記のページからお願いします。 http://www.mag2.com/m/0000139181.html バックナンバーは、下記のページのリンクからご覧ください。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/words100/index.html もっと難しいものをお読みになりたい方は、『英語の文法と語法』の配信を申 し込んでください。 http://www.mag2.com/m/0000190027.html ∈≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡∋ <(` ) Chick Tack ( ) E-Mail Address : mit_desde1994@ hotmail.com / | 魔笛を観に行こう: http://tatsuku.web.fc2.com/ ∋ ∈ Chick Tack 英語5文型: http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/ 愛知哲仁 の ギリシア哲学への招待状:http://philos.fc2web.com/ ∈≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡∋ メール・アドレスは、コピーして、あて先欄に貼り付けてから、@ と hotmail の間の半角スペースを削除してください。面倒かけます。 ┛ おすすめ英会話・英語教材や無料サービスなどの紹介ページ ┛ http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/books/recommend.html ┛ ┛ ◆あとがき◆ 可能な限り続けていこうと思っています。本年もどうぞよろしく。 <(。_。)> ・・・‥‥……──────────────────────……‥‥・・・ (c) Matsumiya Institute of Thinking 2008 ・・・‥‥……──────────────────────……‥‥・・・ |