S(主語)とは、[文の主題となる言葉]です。これではわかりませんね。[動作をする人物や物][ある状態であると述べたい人物や物]のことで、「私は、昨日東京へ行きました」「この家は古い」「ライオンがいます」の「私は」「(この)家は」「ライオンが」が、それぞれの文のS(主語)になります。
5文型の分類でみてみると、
第1文型 S+V 第2文型 S+V+C 第3文型 S+V+O 第4文型 S+V+O+O 第5文型 S+V+O+C |
これらのSになれる言葉の種類は決まっています。「美しいが走っています」「早くは大きいです」などと、形容詞の「美しい」や副詞の「早く」は、通常では、Sにはなれません。
Sになることができるのは、下に紹介する言葉です。
[1] 名 詞 | ||
[2] 代名詞 | ||
[3] 不定詞 | ||
[4] 動名詞 |
中学校で出てくる主語(S)は、これくらいです。正式には、[3]は【不定詞に導かれる名詞句】で、[4]は【動名詞に導かれる名詞句】です。そうすると、どれも【名詞】という言葉が入っているのに気がつくでしょう。
高校生以上の方は、お好みに応じて下のページにもお進みいただけます。
[5] the+形容詞 | ||
[6] the+分詞 | ||
[7] 名詞節 | ||
[8] 引用語句 |