


楽しい生活がしたい ・・・ 42.6%(過去最高)
経済的に豊になる ・・・ 26.7%
自分の能力をためす ・・・ 10.9%(過去最低)
社会に役立つ ・・・ 9.2%

仕事中心か私生活中心かという問いでは
両立との回答が ・・・ 79.1%
私生活中心 ・・・ 平成28年度11% ➜ 今年度14%
仕事中心 ・・・ 平成28年度8.6% ➜ 今年度6.9%
となり、私生活中心が仕事中心を上回りその差が7.1ポイントになっている。

「デートの約束があった時、残業を命じられたら、あなたはどうしますか」
という問に対しては、
「デートをやめて仕事をする」
(27年度80.8%➜28年度76.9%➜今年度71.0%)、
「ことわってデートをする」
(19.0%➜22.6%➜28.7%)
と、全体としてはプライベートな生活よりも仕事を優先する傾向が引き続きうかがえ
ますが、平成23年来「デート派」が増加、「残業派」が減少しており、今年はその変
化がさらに強まっています。

「若いうちは自ら進んで苦労するぐらいの気持ちがなくてはならないと思いますか。そ
れとも何も好んで苦労することはないと思いますか」という問に対しては、2011年度
から「好んで苦労することはない」が増え続け、29.3%となり過去最高となっていま
す。

その年の新入社員の就職活動が順調だったかで敏感に変化する問に、「人並み以上に働
きたいか」があります。景況感や就職活動の厳しさによって、「人並み以上」と「人並み
で十分」が相反した働きを見せますが、平成25年度からは「人並み以上」が減少するとと
もに、「人並みで十分」が増加しています。
調査結果を見ると、これからの新入社員は、人並みに働き、楽しい生活を送りたいと考
えているということがうかがえます。
(労働法令通信7/18号より)


厚生労働省の、「平成28年度国民年金加入・保険料納付状況」によると、国民年金第
1号被保険者数は厚生年金保険被保険者の増加に伴い、平成28年度末で1,575万人
と、前年度末と比べ93万人減少しています。
それに伴いけんぽ協会の被保険者数は増加しています。協会は、28年10月からの短
時間労働者への被用者保険の適用拡大や日本年金機構による27年~29年度の厚生年金
の適用促進の影響とみています。
増加分の内訳は正確に分析するのは難しいとしつつ、国保は減少傾向、健保組合はほぼ
横ばいで、協会けんぽだけが上昇傾向にあり、協会けんぽの被扶養者から被保険者になっ
た者や、国保から協会けんぽの被保険者となった者が多いのではないかと見ています。
(社会保険労務士・後藤田慶子)
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