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   オフィス通信  2017年11月 5日
           2016年の実態調査

  
(パートタイム労働者実態調査)厚生労働省9月19日発表

  パートを雇用している事業所の割合は68.8%。
  パートを雇用する理由(複数回答)として
   ・1日の忙しい時間帯に対応するため ・・・ 41.6%
   ・人件費が割安なため        ・・・ 41.3%
   ・仕事内容が簡単なため       ・・・ 36.0%
  としています。

  パートの労働契約で「期間の定め有り」事業所は54.6%
 「期間の定め無し」は45.4%となっています。

  事業所規模が大きいほど期間の定めが有る割合が高くなっています。
  パートで働いている理由としては、
   ・生き甲斐・社会参加のため         ・・・ 31.2%
   ・主たる稼ぎ手ではないが生活を維持するため ・・・ 29.9%
  今後希望する働き方としては
   ・パートで仕事を続けたい          ・・・ 72.0%
   ・正社員になりたい             ・・・ 18.9%
  という報告でした。


  
(国税庁民間給与実態調査)

  2016年給与所得者の平均給与は、421.6万円。
  前年比3%(12,000円)増となっています。
  内訳は給与・手当は0.4%増、ボーナスは0.5%減です。
   正規男性平均は539.7万(非正規227.8万)
   正規女性平均は373.3万(非正規148.1万)
  民間の事業所が支払った給与総額は207兆8655億円。
  源泉微収された所得税額は9兆4,230億円(前年比4.8%増)


  
(長時間労働の理由)10月30日 日経新聞

  長時間労働の理由は「人手不足」のせいにしがちですが、長時間労働を助長している要
 因として、この人しかできないと言われる業務の属人化27%で、あとは時間管理の低さ
 業務効率の悪さ、業務の標準化不足、残業が当たり前の雰囲気、過剰な品質管理、資料作
 成、会議の多さと長さ、帰りにくい雰囲気等をあげ、人手不足は5%となっています。
  一人あたりの生産性をあげていきたいですね。



(社会保険労務士・後藤田慶子)

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