【世界経済フォーラム6月12日発表】
各国のジェンダ一不平等状況を分析した「世界ジェンダー・ギャップ報告書2024年版
「ジェンダー・ギャップ指数」を公表。対象は世界146カ国
① 経済参画
② 教育
③ 健康
④ 政治参加
の4種の指標をもとに格差を算定してしています。

日本は、118位で、G7の中では最下位、韓国94位、中国106位よりも下位です。
日本は、②教育、③健康は、トップクラスですが、①経済参画、④政治参画が低くなって
います。
厚生労働省は、6月5日に2023年の合計特殊出生率、1.20となり、統計史上最も
低くなったと発表しました。
日本では、少子高齢化がますます進み、労働者不足になると予想されています。
女性の経済、政治参加は必要ですね。
(男女共同参画局hp参考)
【男女間賃金格差解消へ】
「女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチーム」は、6月5日に課題と対応策を
盛り込んだ中間発表をしました。
男女差が大きい職種は・・・
① 金融業・保険業
② 食品製造業
③ 小売業
④ 電機・精密業、
⑤ 航空運輸業
です。
要因として、転勤や長時間労働を敬遠する女性が多いこと、明確なコース別雇用管理の影
響が残っていること、「窓口業務は女性」といった意識・慣行の存在を上げました。
各企業について、女性の登用や働き方の見直し、職種再編などの人事改革、職場の意識改
革、非正規雇用労働者の職改善に取り組むことが重要と指摘しました。
行政について、厚生労働省が運営する女性の活躍推進企業データベースを改善したり、そ
の登録企業数を増やしたりして、男女間賃金格差の見える化を推進するとした。
女性管理職割合と平均勤続年数の一覧性の強化を図る。
(労働新聞第3453号参考)
【20年ぷり新紙幣発行!!】
7月3日から新しい1万円、5千円、千円札が発行されています。
偽造対策の強化や、数宇がはっきり分かりやすくなつてます。
年齢や国籍、障害の有無にかかわらず、誰もが使い易いユニバーサルデザインが工夫され
ています。
ホログラム部分には、立体的な肖像画が左右に回転する、3Dホログラム技術を採用し、
この技術を取り入れたお札は世界初!です。

社会保険労務士・後藤田慶子 |