【熱中症とは】
高温多湿な環境下で、発汗による体温調節等がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態
をさします。
屋外だけでなく、屋内でも発生します。
総務省消防庁のサイトによると、2024年5月から9月における熱中症での救急搬送者は、
全国では9万7578名、前年度同期と比べて6111名・6.7%増加。
2008年の調査開始以降「最も多い搬送人員数」でした。
今年も猛暑が予想されていますので警戒が必要です。
令和7年6月1日に「職場における熱中症対策強化」のため、改正労働安全衛生規則が施行さ
れます。
熱中症のおそれがある労働者を早期に見つけ、その状況に応じ、迅速かつ適切に対処すること
により、熱中症の重篤化を防止するため「体制整備」「手順作成」「関係者への周知」が事業者
に義務付けられます。
初期対応が大切です。

※判断に迷った場合は、救急安心センター事業(#7119)へ

【日本年金機構から算定基礎届が届きます】
・ 算定基礎届の提出
6月中旬になると日本年金機構から算定基礎届が届きます。
毎年4月、5月、6月に支払った給与を届出て、標準報酬月額が決定されます。
提出期限は、7月1日 (火)から7月10日 (木)です。8月末には、決定通知書が届きます
標準報酬にもとづいた保険料額は令和7年9月分の健康保険・厚生年金保険料に適用されま
す。
【5月19日(火)セミナー講師をつとめました】
・ 5月19日(火)セミナー講師をつとめました。
テーマは、「労働保険の年度更新」
労働局から労働保険年度更新の申告書が届きます。労災保険と雇用保険を総称して労働保険
といいます。
年に1度申告し、保険料を納付します。
令和6年4月~令和7年3月までに労働者に支払った賃金(賞与含む)を集計して確定保険
料額を算出し、前年度の概算保険料額と精算します。
石綿健康被害救済法による一般拠出金も納付。令和7年4月~令和8年3月までの労働者に
支払う予定の賃金に対して概算保険料を算出します。
申告納付期間は、6月2日~7月10日です。
社会保険労務士・後藤田慶子
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