じないまち・ボランティアガイドの会


訪問者にボランティアガイドをされる松田さん(木口邸、2002年5月4日撮影)
ボランティアガイドの案内を熱心に聞き入るご訪問者
木口家住宅

じないまち・ボランティアガイドの会は、富田林寺内町をまもりそだてる会副会長の葭谷(よしたに)武雄さんの呼びかけで地元・富田林町にお住まいの方々により組織・運営されています。現在のガイド会員数は10名(男性6名、女性4名)。現在、富田林町在住者からボランティアガイドの希望者を募集中です。(町内の掲示板に貼られた募集のポスターは下の写真を御覧下さい)

ボランティアガイドの案内を希望されるご来訪者(グループで5〜6名以上)は、事前予約申込みが必要で、「じないまち交流館」で予約受付をしています。(電話:0721−26−0110、月曜休館)。所定のガイド申込書に記入(じないまち交流館に申込用紙備え付け、希望者は寺内町に関する講話も聴けます。)ちなみに、平成17年度のガイド実績は、56団体 1260名に上ります。さらに、地元の小学生、中学生の社会科見学コースにもなっており、毎年多くの児童や生徒のご案内も担当されています。

人数をせいぜい10〜15名までの小グループを分けて、地元住民への騒音への配慮もしながら、マイクを使わずにご案内をされています。同じコースをめぐりながらもガイドの方の説明内容は全てが同じではなく、ボランティアガイドお一人お一人の話し方にはそれぞれの個性が出ており、都度どんな話が聞けるか面白いようです。

富田林寺内町をグループで散策されるご計画があれば、ぜひボランティアガイドをお願いしてみるのがお勧めです。何気なく通り過ぎてしまう町並み風景の中に、ボランティアガイドのご説明を聞きながら、町家一軒一軒が持つ豊かで異なる表情の発見をお楽しみください。

ガイドモデルコース(所要時間 約1時間半)
 重要文化財・旧
杉山家〜大阪府有形文化財・仲村家・上野家〜勝間家〜
 木口家・橋本家〜興正寺別院〜杉田家・田守家〜
葛原家・南葛原家〜
 南奥谷家〜佐藤家〜越井家・(北)越井家〜(東)奥谷家・
奥谷家〜
 渋谷家〜念西口(城之門筋)


事前予約制で、通常は約1時間半のコースです。重要文化財・旧杉山家住宅前から出発して、城之門筋(じょうのもんすじ)を経て、富山町辺りまで寺内町をひと回りご案内されています。ご来訪者の目的や関心・興味、寺内町での滞在可能時間の制約などに細かく配慮しながら、ご希望に沿ったご案内をされており、ご来訪者から大変ご好評です。大変好評です。また、年一回の研修会などを通じて、各地で町並み保存やボランティアガイドに取り組む団体との相互交流も積極的に進めておられます。

 管外研修先(平成10年度から実施)
  平成13年9月 三重県伊勢市
    14年9月 京都府嵯峨鳥居本
    15年9月 奈良県大宇陀町
    16年9月 奈良県元興寺文化財研究所他
    17年9月 京都府上賀茂
    18年9月 大阪府池田市五月山  


じないまちボランティアガイドお問い合わせと事前予約先:

 ボランティアガイド申込書 (Fax送付先: 0721−26−0110)
 
富田林市じないまち交流館(月曜休館 電話:0721−26−0110) 又は富田林市教育委員会文化財課(電話:0721−25−1000代表)

 富田林 「じないまち」 散策地図
近鉄長野線 富田林駅前広場には観光案内所や寺内町の案内掲示板があります。富田林駅前(東口)の観光案内所では、詳しい観光地図が載った「じないまち散策絵図」のパンフレットが配られています。寺内町散策にお出かけになる前にぜひ入手してください。

寺内町フェスタ・クラフトアートフェア2004

ボランティアガイドの案内を熱心に聞き入るご訪問者
木口家住宅


グループで町並み散策されるご来訪者 (城之門筋


グループで町並み散策されるご来訪者 (興正寺別院
(ご見学者の声から)

今日は大阪の老人大学の歴史研究会の方々と、初めて寺内町を見学させていただきました、誠に勉強不足で、申し訳ないのですが、富田林はPLの花火と、高校野球のPL学園が有名で・・・しかし今日変わりました、自分は24歳まで近鉄南大阪線で生活していましたが、今は四條畷にお世話になっています、今日の見学で、大阪にこのような町が、残っていたのかと、そこで生活をされておられる事、立派な町並みで、自分は建築関係の仕事をしていましたので、江戸時代から明治・大正・昭和・平成とその時代の流れが、タイムトンネルに入った感じで、そのよき時代に、あたかも居てるがごとく、感じた次第です、又説明していただいた、女性の方と、寺内町センターで説明された方には、お世話になりました、越井家の家で説明された時に、木材の関係との事、自分は現役の時に、美原町の木材センターに、よく行きましたし、防虫防腐処理をお願いした事を、思い出しました。

此れからも、色々と大変だとは思いますが、よき文化を残されて、保存される事をお願いいたします、本当にいい勉強が出来ました、そうしまして、吉田松陰先生、頼山陽先生も泊まられたと、いわれた御家にも、家の中には入れませんでしたが、案内していただき、感慨深い物がありました、自分は漢詩を吟じます、詩吟をしていますので、その先生方の、漢詩を勉強していますので歴史はいいですね、その方方の子孫の皆様頑張られて、ご活躍されておられる事でしょうね。(2004年3月20日ご投稿、大阪府四条畷市、男性)


掲示板へのご感想書き込み有難うございました。あいにくの雨の中にも関わらず、昨日は富田林寺内町をお訪ね頂いて有難うございました。建築関係のお仕事をされておられたとのことで、江戸時代中期から昭和初期までの商家の建築様式の移り変わりをきっと興味深くご覧頂けたものと存じます。これまで多くの関係者のご尽力のおかげで、町並み保存が実現しています。いつまでも美しい歴史的町並みを保ち続けることができればと思います。また機会がございましたら、『生きた旧家の博物館』である富田林・寺内町に足をお運びください。今回、訪問された皆さんの集合写真(デジカメ)があれば、メール添付でお送りください。ホームページ内でご紹介させて頂きます。
(2004年3月21日、管理人)



グループで町並み散策されるご来訪者 (城之門筋

ボランティアガイド募集のポスター

グループで町並み散策されるご来訪者 (杉田家住宅)

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Copyright 2002 by Naoya Okutani , edited in Japan
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