大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。
恋文薬師 |
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毎年7月6日・7日夜7時から開催されます。 浄谷寺では、恋愛おみくじが発売されます。 |
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薬師大祭(7月) |
薬師大祭(7月) |
伝統の夜店が開催されました(2016年6月26日) |
公開
建築年代
天保10年(1830年)建立
所在地
富筋・南会所町
歴史(由来)
安置されている乾漆座像の薬師如来像は信者の若い男女の恋文を漆で貼り重ねて作られたと伝えられています。
毎年6月6日、16日、26日には南会所町・薬師堂界隈で夜店が並ぶ縁日が開かれています。(富田林寺内町をまもりそだてる会会報・じないまち瓦版28号、2004年7月16日号より
薬師如来由来(浄谷寺)
浄谷寺境外地(南会所町)に安置される薬師如来は、乾漆座像で胸に赤い卍が描かれ、特に衣などの美しい曲線は芸術的です。聞き伝えによれば、仏像は信者の若い男女の恋文で貼り重ね、その上に漆を塗り固め、金箔を押した像であるとのことです。
慈悲深いお顔に村人の悩みや願い事をかなえていただき、また子供が産まれれば母乳が多く出るように最初の母乳をお供えし、子供の元気な成長を祈るなど多くの人々の厚い信仰を集めています。
明治以前の大祭には、初夏の風情あふれる水饅頭、植木市、時代人形の出店をとりまいて、詠歌踊りなどにより連日盛んな催しが行われ近郷近在の人々から無病息災、身体堅固の守護仏と崇められました。しかし、明治の廃仏毀釈にあい、その管理が一時、庄屋(葛原家)に移管され、また名前を煙草屋薬師とも云われ、世に慕われてきました。(富田林教育委員会)