大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。
南会所町界隈(撮影:中井隆洋様) |
南会所町界隈(撮影:中井隆洋様) |
富田林寺内町の南会所町・薬師堂界隈では、古くから毎年6月6日、16日、26日に夜店が開かれています。小生は地元に生まれ育ちながら、これまで実際に夜店に足を運んだことがないのですが、地元にお住いの中井隆洋様のご厚意で夜店の様子を写真撮影して頂きました。 2016年6月26日(日曜日)。幸いにも梅雨の晴れ間に恵まれて、夕闇が迫る薄暮の寺内町界隈には、両側の古民家に挟まれるように何軒かの昔ながらの屋台が店を開いています。明かりを灯した夜店には、往来の人たちが足を止めてお店の中を覗き込んでいます。夏の風物詩でもある寺内町の夜店は、(時間帯が早かったせいか)人影は疎らな様子ですが、近年は数軒のお店だけが通りに立ち並ぶそうです。 夜店が開かれている南会所町には、浄谷寺薬師堂(境外のお堂)が建っています。この日はお堂を浮かび上がらせる赤い提灯に明かりが燈り、(浄谷寺様のご厚意により)お堂の扉が開いて内部に安置されている薬師如来像(恋文薬師)がご開帳と相成りました。 |
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薬師堂(撮影:中井隆洋様) |
薬師如来像(恋文薬師)(撮影:中井隆洋様) |
薬師堂(撮影:中井隆洋様) |
南会所町(左手は葛原家住宅)(撮影:中井隆洋様) |
南会所町(左手は(南)葛原家住宅) (撮影:中井隆洋様) |
(撮影:中井隆洋様) |
(撮影:中井隆洋様) |
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富田林寺内町界隈では、四季折々のイベントがたくさん企画・開催されています。詳しくは、イベントスケジュールを御覧になってみてください。 2016年6月26日(日曜日) |
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じないまち探訪記 | |
じないまち随想 | |
ご感想などお便りをお待ちしています。(管理人) |
(富田林市提供、禁無断転載)
重要伝統的建造物群保存地区
富田林市富田林町の一部にあたる寺内町は、1997年(平成9年)に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。大阪府下では唯一の指定となっています寺内町にある約500棟の建物の内、江戸時代から昭和初期頃までに建てられた181棟の建造物が伝統的建造物に特定されています。保存地区内において通常道路から見える建物等の外観の現状を変更(増改築、改修、模様替え、色彩の変更、新築、除却など)する時には、予め市教育委員会・文化財保護課に申請して許可を得る必要があります。伝統的民家(町家)は白壁、板塀、格子戸など往時の姿のままに外観の保存・復元・修景作業を終えて、今も人々が生活の場として暮らしながら、素朴で静かな佇まいを今に伝えています。
寺内町の主だった商家には由緒・由来を記した案内板が設けられ、石畳の街路には路面灯を兼ねた道標や案内標識なども整備されています。電信柱の配置や各戸の電気メーターなどもできる限り目立たないような工夫が施されています。
また、寺内町では伝統的な町並み景観に配慮して、新しく建築される建物も周囲の景観に調和した外観となっています。
富田林寺内町までの道順
寺内町へは近鉄長野線富田林駅又は富田林西口駅下車徒歩10分です。先ずはじないまち交流館へお立ち寄りください。
散策地図がもらえます
富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館で散策地図がもらえます。
立ち寄ってみたいお店
休憩所(トイレ)
じないまち交流館、寺内町センター、じないまち展望広場にあります。
車でお越しの方へ
寺内町は道幅が狭く、中には公共駐車場がありません。車でお越しの場合には、2014年2月に新しくオープンした富田林市営東駐車場(有料)をご利用ください。一般用の普通乗用車及び団体用のマイクロバス(1台分、市役所に要事前予約)を駐車できます。重要文化財・旧杉山家住宅まで徒歩5分、じないまち交流館まで徒歩15分。
尚、団体用の大型観光バスでお越しの際は、富田林市役所にお問い合わせください。宜しくご協力お願いします。
団体でお越しの場合には、地元のボランティア・ガイドによるご案内も可能です。(事前のお申込みが必要)
ガイドのお問い合わせや事前のお申込みは下記のじないまち交流館までお電話ください。
じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館、12月28日~1月4日休館)