Movie Review 2004

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評価の基準
★★★★ GREAT
★★★ GOOD
★★ FAIR
OOPS!!
★の1/2
評価は某映画雑誌風にしてみました!


2004年はあまり映画を見ることが出来ませんでした!残念

日付 作品名 劇場名 評価 寸評
37 2004/12/05 ゴジラ
FINAL WARS
王子100人劇場 ★★★ 50周年を迎えた「ゴジラ」の最終作。ある意味デジタル全盛の中アナログ映画の生きた化石のような「ゴジラ」作品が消えゆくのは必然的だったのかもしれない。最後を飾るのはハリウッドでも期待されているという北村龍平監督だ。個人的には大して期待はしていなかったのだが結構面白かった。淡白でパクリシーンばかりの人間ドラマは閉口気味だが海獣達の生き生きとしたバトルシーンは思わずニヤリとしてしまう。ラストは潔い終わり方だ。ただ映画全体を見ると軽妙で安っぽく監督としてこのような作品を量産している限りただ「期待されている」だけで終わるような気がする。
36 2004/12/02 いま、会いにゆきます 王子100人劇場 ★★★ 「1年後、雨の季節になったらまた戻ってくる」と言い死んでいった妻が本当に戻ってきた。残された父子に起きた奇跡の物語。派手さはないものの落ち着いた雰囲気で「世界の中心に愛をさけぶ」に続けとばかりに東宝が放った感動作。市川拓司の原作をテレビドラマのヒットメイカー岡田恵和が脚本化しただけにツボの利いた無難な作品に仕上がっている。
35 2004/12/01 スカイキャプテン
ワールドオブトゥモロー
日劇1 ★★☆ 全編ブルースクリーンで撮影されたというどこかレトロな感じをさせるSF作品。映像の斬新さは認めるがそればかりが目立ってしまって肝心の中身がイマイチ。題材が良いだけに曖昧になっている部分のストーリーに奥行きを持たせて欲しかった。
34 2004/11/11 デビルマン 王子シネマ 近年まれに見る駄作と評されてきたこの作品はあまりにも酷く耳を塞ぎ目を覆いたくなるばかりか飽きれて思わず失笑してしまうシーンが満載である。公開を4か月も延期し満を持して上映されたのだから驚く。一体4ヶ月も何していたんだと。たぶん東映の社内で会議でもしてたんでしょうね。上映するか否かって。ダメな脚本をカバーする演技力があればほんの0.01%位はまともになったに違いない。しかし演技力がこれっぽっちもない奴が(演技ではなく)セリフを読んでるだけじゃこの作品は救いようがない。ていうか作ってる途中でスタッフやら誰かが「これやばくないか」とか言わなかったのかね。これほど映画業界って下の人間が意見を言えないほど監督が独裁状態なのか?監督はじめ配給会社の東映の目も疑いたくなってくる。
33 2004/10/01 華氏911 上野東急 ★☆ マイケル・ムーア監督のブッシュ、アメリカ政府批判映画。個人的にブッシュの肩を持つわけでもないが個人叩きをこんな堂々と映画でやってもいいものか。確かにブッシュ一族とビンラーディン一族の知られざる関係は興味深い。しかしながら120分間ブッシュ批判を見せ付けられるとさすがに観ているこちらはうんざりしてくる。テロを生んでいるのは紛れもなくアメリカだしそれを力でねじ伏せようと考えているうちはイラク戦争の悲劇はなくならないだろう。せっかくマイケル・ムーアはここまで問題提起をしているのだから広い視野でテロについて掘り下げて欲しかった。ブッシュ批判だけするのなら作る必要のない作品だったと思う。映画の中に出てきたイラク戦争で息子を失った母親や家族の涙がこれからも増えないことを祈りたい。
32 2004/09/01 キングアーサー 丸の内
シャンゼリゼ
★★☆ 夏の大作では常連のジェリー・ブラッカイマー作品。監督は「トレーニングデイ」のアントワン・フークア。ファンタジーとしてのアーサー王伝説は有名だがここではファンタジーのひとかけらもない。ブラッカイマー制作にしては地味だし主人公にそれほど華がない。主役の3人よりも脇役が強力なのだ。アーサーと敵対するサクソン軍のボスに「キス☆キス☆バン☆バン」のステラン・スカルスゲールド。その息子役には「ノキンオンヘヴンズドア」のティル・シュバイガー。円卓の騎士のベテラン騎士には「ニルバイマウス」のレイ・ウィンストン。ヨーロッパの実力派俳優が名を連ねておりこの3人の裏主人公を見るだけでも価値があるのではないか。
31 2004/09/01 リディック 丸の内
プラゼール
★★★ 「トリプルX」の宇宙版とも言うべきヴィン・ディーゼル主演のSF超大作。個人的にこういう宇宙ものに目がない僕はどんな酷評があっても自分の目で確かめたくなる。さて感想だがこれがなかなか個人的にツボに入った。一昔前に氾濫した「スターウォーズもどき」のようなB級SF映画を約115億円かけて作っただけあってビジュアル面ではさすがの迫力だ。細かなストーリーよりもビジュアル面に力を入れてるあたりに力技でねじ伏せる主人公リディックを表しているようだ。
30 2004/08/27 バイオハザード2 朝日ホール ★★★☆ 大人気ゲームの映画化2作目。上映時間90分のテンポの良さが今作品を面白くしていると言っても過言ではない。原作ゲームの世界がそのまま映画になっているのでファンは思わずニヤリとしてしまう部分がたくさんある。前作から引き続きミラ・ジョヴォビッチがヒロインを演じているが今回は更に原作ゲームの登場人物が何人か登場する。特にジル役のシエンナ・ギロリーがミラと対等にアクションを見せつけてくれる。ただ全体的にアクションシーンの細かいカット割りが見ていてとても歯切れが悪かったのは残念だ。
29 2004/08/03 69/sixtynine 王子シネマ 宮藤官九郎が脚本を担当していたのでオープニングから期待を膨らませていたがが「ゼブラーマン」のような笑いもない。淡々と進むストーリに飽きっ放し。ただ思春期の若者の青春ドラマを作りたかったのならわざわざ69年に設定を置く必要がなかったのではないか。今の若者が(僕を含めて)69年と言う年がどういう年でどんな意味をもつかなんてあまり興味がないだろう。しかしながらキャストの豪華さと演技力は脚本以上に良かった。特に訛が。
28 2004/08/01 デイアフタートゥモロー 日劇3 ★★☆ エメリッヒ監督の最新作。大ヒット作「インディペンデンスデイ」以来イマイチパッとした作品がないんであまり期待せずに本作を鑑賞。映像の迫力はキャストの演技力の更に上を行っていてなんだか役者なんていてもいなくてもいいんじゃないのとか思ってしまうほど。それだけ役者の演じるストーリーに意外性がない。逆にそれが好感が持てる。これにコテコテのラブストーリーなんかが重なってたら気絶してしまいそうだ。とにもかくにも映画館のスクリーンで観るべき作品であるのは間違いない。
27 2004/07/16 ハリーポッター

アズカバンの囚人
上野セントラル ★★☆ 監督がアルフォンソ・キュアロンに交代しての3作目。前2作とは違いやたらダークな雰囲気になっており大人も楽しめるようになっている。しかし物語のテンポが後半駆け足になったりと前作よりも上映時間が短い割に長く感じてしまった。注目のG・オールドマンは出番が少ないが強烈な存在感を発揮している。監督は変わるけど次作が楽しみだ。
26 2004/07/01 スターシップ
トゥルーパーズ2
銀座シネパトス ★★★ カルト的作品になってしまっている「スターシップトゥルーパーズ」の続編。前作のような凄まじい戦いを期待している人はかなりの肩透かしをくらう事間違いなし。さすが本国ではビデオスルーされただけはある。しかし映像のしょぼさは別にしてもストーリーは意外にしっかりとしているので楽しめる。もし次回作があるのならジョン・カーペンターあたりが監督してくれると嬉しいな。
25 2004/07/01 ブラザーフッド 日比谷スカラ座 ★★★☆ 最近勢いに乗りまくっている韓国映画。本作でも如何なくその勢いを我々に見せ付けてくれる。戦争映画としてはそれほど目新しさはないのだが朝鮮戦争の惨たらしさと凄惨さは十分と言っていいほど伝わってくる。殺す相手が同じ言葉を使い命乞いをしてくる。そんな相手を殺せるのか?殺せはしない。しかしそれを殺したのが朝鮮戦争なのだ。ラスト近くは本当にワイパーが必要なほど涙を搾り取られる。
24 2004/06/29 トロイ 池袋東急 ★★ トロイ戦争を題材にしたスペクタクル巨編。と言いたいところだが200年も続いた戦争をわずか2時間半で描き切ることは不可能でなおかつストーリーのテーマがぼやけ観客には何を言いたいのかが伝わりにくい。登場人物への不満やもどかしさばかりが目立つ作品となってしまった。エリック・バナの好演が唯一の救いか。
23 2004/06/24 25時 ギンレイホール ★★☆ 収監まで24時間という主人公の行動を9.11テロと絡ませながら描いたスパイク・リーの最新作。物語はそれほど面白味に欠けるのだがエドワード・ノートンとフィリップ・シーモア・ホフマン、バリー・ペッパーの3人の俳優がとてもいい。しかし物語的に生粋のニューヨーカーでもない限り共感できるところがないのは残念だ。ノートンが鏡に向かって淡々と毒づくシーンはとても印象的なのだが・・・。
22 2004/06/24 息子のまなざし ギンレイホール ★★★★ 余分なぜい肉を削ぎ落とし必要最低限の演出でドキュメンタリータッチで職業訓練校のある木工教師の物語。観客は驚きとサスペンス、そしてラストには至福の感動を味わう。セリフの少なさやカメラワークの秀逸さ、そして主人公のオリヴィエの演技力の細かさに驚かされる。死ぬまでに一度は見ておきたいまさに珠玉の名作と言えるだろう。
21 2004/06/13 CASSHERN 新宿ピカデリー ★☆
デビルマン
鑑賞後

★★★
さすがにPV出身の監督だけあって映像は凝っていて格好がいい。しかし幼稚で工夫のないセリフが淡々と語られる脚本の甘さが目立つ。それに「反戦」をテーマにしている作品が多くある中この作品ほど自己満足で終わっているものはない。画面から伝わってくるものが「何を今更」と思ってしまう。唐沢寿明の空回りした演技と相俟ってどことなく中途半端で滑稽だ。
20 2004/06/08 世界の中心で、
愛をさけぶ
王子100人劇場 ★★★ 原作が流行って映画が流行ったのかそれともその逆か?そんなことどうでもいいが確かに感動するではないか。原作では(読んでいないが)大沢たかおと柴咲コウは出てこないらしい。というかまったく必要ないのでは。うーん。これって原作のままの方がもっと良い映画になった気がする。長澤まさみと森山未来の若い2人の演技力がとても光っていた。あ!この映画で生まれて初めてトイレに席を立ってしまった。笑
19 2004/06/07 シルミド/SILMIDO 王子シネマ ★★★ これが実際にあったなんて恐ろしい。役者一人一人が力が入っていてちょっとやりすぎなんじゃないの?と突っ込みたくなるものの当時の韓国の裏側までも暴露されていて興味深い。これから観る人は多少知識を頭に入れて観た方がより映画を理解できる。それにしてもアン・ソンギといいソル・ギョングといい韓国の役者はシリアスなシーンでは凄みと迫力が並ではない。日本は完璧に作品と役者の質も韓国に追い越されてしまったと実感した。
18 2004/06/01 スクール・オブ・ロック 日比谷みゆき座 ★★★☆ ロック好きによるロック好きのためのロックな映画!主演のジャック・ブラックはミュージシャンとしてもコメディアンとしても一流だと思う。ロックでキレてるジャックは水をえた魚のようにのびのびとしている。それに子供達も楽しそう。こんな観ていて楽しい作品は久しぶり。元気が出てくる。エンドロールでベースの女の子だけソロがないのにはちょっとかわいそう。
17 2004/06/01 ビッグフィッシュ 日比谷スカラ座 ★★★★ ティム・バートンは世界一のおとぎ話の語り手である。独特な色使いの映像の美しさが作り話の幻想的な雰囲気を大いにかもし出している。次第に父親役のアルバート・フィニーが語る作り話が幻想か現実かという境目を越えて心地よく思えてくる。父は作り話の中で生きていくための大切なことを教えてくれる。ラストのクライマックスは涙が溢れる。観た後もじわじわと感動できる作品だ。
16 2004/05/20 キル・ビルVol.2 丸の内ピカデリー ★★☆ 血みどろのVol.1から一変、一気にトーンダウンしてきた。別の作品のような気がしてイマイチのめり込めず。期待したマドセンもあっけなく表舞台から消えるし・・・。しかしタランティーノらしさは倍増して細かい演出やセリフはファンにはたまらない。出てくる役者はみんな渋みのあるカッコ良さがある。次作は「オマージュ」なんかやめてタランティーノらしさだけで作品を作ってもらいたい。VOL.3作るのだけはやめてね。
15 2004/05/17 アップルシード 有楽町スバル座 ★★ 攻殻機動隊にはまっているので同じ士郎正宗原作の作品も観てみたくなった。今作は2D&3Dアニメを組み合わせた日本のアニメ技術の粋を集めた作品だ。確かに日本のアニメは世界の最先端を行っていると実感するわけだがCGキャラクターが観客を意識して説明的なセリフをのたまうのはいかがなものか?ストーリーの展開も無理があってこれではアニメファンは大絶賛だろうが目の肥えた映画ファンを納得させるには「まだまだだ」と言わざるを得ない。
14 2004/05/17 ゴッド・ディーバ 丸の内プラゼール ★★★☆ フランスのエンキ・ビラルの最新作。昔テレビで見た「ティコ・ムーン」があまりにも面白くなくて今作の出来を心配した。ストーリーはまったくと言っていいほど「無」であるがそこにある圧倒的に広がる映像美と世界観に酔いしれる。人間とCGキャラクターの共演は珍しくはないがCG人間との共演は斬新で幻想的だ。たった3週上映はもったいない気がする。
13 2004/05/13 レディ・キラーズ 東商ホール ★★★☆ コーエン兄弟の最新作。主演の教授を演じるトム・ハンクスのアカデミー賞級の怪しい演技がツボにはまる。おとぼけ犯罪集団対家主マダムのドキドキする駆け引きはシュールな笑いを誘う。クライマックスのドタバタぶりは圧巻。コーエン兄弟の底知れぬ才能を改めて感じさせてくれる作品だ。
12 2004/04/30 クレヨンしんちゃん
嵐を呼ぶ!夕陽の
カスカベボーイズ
王子100人劇場 ★★★ オトナも楽しめる映画版クレヨンしんちゃんの12作目。今回は西部劇が舞台となっている。往年の西部劇のパロディやマニアしかわからないネタがぎっしり積み込まれている。クライマックスではさすが子供向けの作品だなと思わせる部分もあったりしてトーンダウン。それでも毎年見たくなるのは未だに「モーレツオトナ帝国」と「戦国大合戦」のような期待があるのかもしれない。
11 2004/04/28 イノセンス 日比谷映画 ★★★★ 数々の映画監督に影響を与えてきた「攻殻機動隊」の続編(?)。映像に圧倒されるのはもちろんだがその世界観にどっぷりはまってしまう。セリフの難解さは前作同様だがそれでも納得させられてしまう映像に息を呑む。人間とは何か?を自問し答えを見つけ出せるにはまだまだ先なのかも知れない。ラスト近くのクライマックスシーンは感動して泣きそうになるくらいの愛情を感じた。これから見る人は前作は必見!「マトリックス3部作」がかすむほどの素晴らしい作品だ。
10 2004/04/11 ドラえもん
のび太の
ワンニャン時空伝
王子100人劇場 ★★★ 今年で映画化25周年記念だそう。記念作品だけあって力が入っている。前作よりは楽しめるがさすがに設定がネタ切れでは?と思ってしまうところも。それでもホロッとさせてしまうのがドラえもんの良いところ。これからもずっと続けていって欲しいシリーズのひとつだ。
9 2004/04/11 Pa-Pa-Pa ザ★ムービー
パーマン
タコDEポン!アシHAポン!
王子100人劇場 ★★★ いやぁ。実は本編のドラちゃんよりも期待してた。こんなに純粋なギャグ漫画って最近見かけない気がする。来年も2本立てでパーマンも上映して欲しい。コミックが出てるみたいなんだけど全巻集めようか迷い中なくらい好きだ。これからも頑張れパーマン!!
8 2004/03/09 ラブアクチュアリー 日劇3 ★★★★ 「ビーン」「ノッティングヒルの恋人」「ブリジットジョーンズの日記」の脚本家リチャード・カーティスの初監督作。19人が織り成すラブストーリー。最初は19人も出てきて頭の中混乱するかなと思いきや大丈夫でした。それぞれのストーリーに共感できる部分があったり泣けたり笑えたり・・・。新婚ホヤホヤの親友の新婦に思いを寄せるエピソードがとても切なかった。
7 2004/03/09 レジェンド・オブ・メキシコ
/デスペラード
丸の内
ルーブル
★★☆ 「エル・マリアッチ」「デスペラード」に続く続編。(?)スパイキッズシリーズでロドリゲス監督に「目を覚ませ」と言いたかった人にはこの作品は待ちどおしかっただろう。しかし2週間で書かれたという脚本だけあって随分と詰め込みすぎ消化不良気味の感がある。出演者はやけに豪華だし大いに期待はしていたんだけれど・・・。ジョニー・デップとかウィレム・デフォーにもう少し頑張って欲しかった。
6 2004/03/04 ゼブラーマン 王子シネマ ★★★★ 売れっ子脚本家、宮藤官九郎と日本一多忙な映画監督、三池崇史そして今作で主演100本目の哀川翔が作り出したヒーロー物。随所に散りばめられたクスッと笑ってしまうような笑いがいい。いやぁ東映の映画で久しぶりに「おもしろい!」と感じた。観た後スカッとするこの気持ちも久しぶり。3週間限定公開じゃもったいないのう。
5 2004/02/17 ロードオブザリング
/王の帰還
上野東急 ★★★★ 伝説の3部作完結編。この作品の劇場公開をリアルタイムで立ち会えた我々のなんと幸運なことか。映画の持つすべての要素を兼ね備えた歴史に残る名作だ。3時間半という長丁場も全く飽きさせない。全編見所だ。とうとう終わってしまったかという寂しさも残るが映画ファンとして今後このような素晴らしい作品に出会えるか心配になってしまう。言葉では言いあらわせないほどの感動と満足感を観る者に与えてくれるのは間違いない。
4 2004/02/16 半落ち 王子シネマ ★★ アルツハイマー病の最愛の妻を殺した元警察官。彼は二日後に自首。その空白の二日間を巡るヒューマンミステリー。寺尾聡の演技は「雨あがる」から全く変わってない感じがするのは僕だけですかね。クライマックスまでがとてもダラダラ長く感じてしまった。それにミステリーな部分のヒントをチラシやポスターでご丁寧に載せちゃって逆効果だったような。ほんとのミステリーな雰囲気であのオチだったらもっともっと感動作品になったでしょうに。
3 2004/02/06 ギャンブル・プレイ 銀座シネパトス ★★☆ ツキに見放されたギャンブラーボブを演じるニック・ノルティがとてもよい。それほど有名な俳優が出ているわけでもなくストーリーの面白さの割にはインパクトが薄く多少残念な部分もある。しかし音楽やセリフがさすらいのギャンブラーとしての哀愁が漂っていて好印象。脂ののったニック・ノルティを更に渋く見せてくれる。
2 2004/02/03 ミスティック・リバー 丸の内
プラゼール
★★★☆ クリント・イーストウッドは俳優としてもそして監督としても素晴らしい才能のある人物だ。3本に1本は面白い作品を作ってくれる。主人公3人の演技の凄いこと凄いこと。クライマックスでの緊迫感・緊張感は凄まじい。手に汗握るってまさにこのこと。重厚な男達のドラマに観ている者は圧倒されるだろう。
1 2004/01/12 ファインディング・ニモ 王子100人劇場 2回目。楽しいです。感想は2003年をご覧あれ。


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