Movie Review 2005
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評価の基準 | |
★★★★ | GREAT |
★★★ | GOOD |
★★ | FAIR |
★ | OOPS!! |
☆ | ★の1/2 |
日付 | 作品名 | 劇場名 | 評価 | 寸評 | |
41 | 12/25 | 男たちの大和 /YAMATO |
王子シネマ | ★☆ | 今年一年、戦争アクション系の公開が続いた日本映画の中トリを飾ったのが満を持して放った東映のこの作品である。人間ドラマの希薄さや頻繁に流れる大げさなBGMで興ざめする。実物大の「大和」のセットを作った割にはスケールの大きさが分かるようなシーンはそれほど無くわざわざ作った意味がない。取って付けた様な現代編のドラマもまるで機能していまい。実際にあった「大和特攻」を映画化するならもっと丁寧に描いて欲しかった。まぁ製作と原作がアレだからしょうがないか。 |
40 | 11/17 | ALWAYS 三丁目の夕日 |
王子100人劇場 | - | 2回目。1回目よりも泣けました。 |
39 | 11/08 | ALWAYS 三丁目の夕日 |
王子100人劇場 | ★★★★ | 久しぶりに良い映画を見たなと思わせてくれる作品だ。大満足。昭和33年といえばテレビ、洗濯機、冷蔵庫が「三種の神器」と言われていた時代。今では当たり前のことでも当時はとても珍しく新鮮で人々の心も純粋だった。現代の裕福な人々よりも当時の頑張ってる人々のほうが楽しそう。携帯やネットでつながった現代人に忘れてしまった何かが当時の人々にはあったんだね。 |
38 | 11/04 | 蝉しぐれ | 王子100人劇場 | ★★☆ | 人間とは後悔する生き物である。誰もが後悔を背負って生きている。市川染五郎と木村佳乃の演技がとてもいい。日本の四季の美しい映像が作品を盛り上げる。多少駆け足気味で原作を読んでいないと分かりづらい部分もあったのは残念だ。 |
37 | 10/31 | シン・シティ | 上野東急 | ★★★ | アニメと実写の中間のような作品。「スカイキャプテン」と似てる。激しいヴァイオレンスとアクションが斬新だ。ロドリゲス&タランティーノ組とも言える出演陣も言う事なし。各エピソードの主人公がみんなかっこいい。ラストのブルース・ウィリスが最高にかっこいいぜ! |
36 | 10/21 | チャーリーと チョコレート工場 |
丸の内 ピカデリー2 |
★★★★ | まるで自分が遊園地のアトラクションににでも乗ったかのような気分にさせてくれる作品だ。ティム・バートンとジョニー・デップのブラックなユーモアとセンスが存分に発揮されている。バートンにとって前作の「ビックフィッシュ」もとてもよかったけれど96年の「マーズアタック」以来の監督「らしさ」が出ている。印象深いシーンはチョコレート工場のセレモニーで人形が燃えるところ。笑。あれで心をわしづかみされた感じ。ラストはうまくまとめ過ぎ。 |
35 | 10/19 | ヒトラー /最期の12日間 |
シネカノン 有楽町 |
★★★★ | 1年に数本はこのような衝撃を受ける作品がある。今作は見た後本当にしばらく席が立てないくらいだった。ドイツ映画で同じ感じを受けた作品があったなーと思い起こしてみたら同じヒルシュビーゲル監督作である「es」であった。敗戦間近の絶望感と悲壮感漂うドイツの中枢部が浮き彫りにされている。最低限に抑えられた戦争の表現が登場人物の細かな感情をよりリアルに感じ取れる。 |
34 | 10/13 | 容疑者 室井慎次 |
王子シネマ | ★★ | 「踊る〜」スピンオフ2作目。今回は室井さんが主人公だ。本広克行ではなく脚本も担当している君塚良一が監督もしている。人間ドラマが重点に置かれていて「踊る〜」らしいテンポのよさとユーモアがなく一本の映画としてはきつい感じがする。「踊る〜」のブランドがなければこれだけのヒットはしなかっただろう。ラスト近くでキーとなる人物がセリフをしゃべるシーンがあるのだがあれは拍子抜けした。あの人も「デビルマン」に出ればよかったのに。 |
33 | 10/11 | ステルス | 日劇1 | ★★★ | 人工知能を仕込んだ最新鋭のステルス戦闘機が暴れまくるという作品。期待していなかった分、意外と楽しめた。キャスティングにはまったく魅力を感じないけれどスピード感ある映像が秀逸で目が回りそうになるほど。人工知能=エディって「アイ。ロボット」と同じじゃない。そういえばサム・シェパードが唯一軍人らしい役柄だったよね。 |
32 | 10/07 | ファンタスティック フォー /超能力ユニット |
日劇3 | ★★ | 特殊な能力を身につけた4人が大活躍するアメコミものの映画化。作り手からして肩の力を抜いているので観ていても疲れない。「なんでやねん」とみんなでツッコミながら観ると楽しいかも。公開ラッシュの大人になったジェシカ・アルバがイイ! |
31 | 09/16 | SW EPV シスの復讐 |
109シネマズ 木場 |
- | 2回目の鑑賞。 |
30 | 09/16 | マダカスカル | 109シネマズ 木場 |
★★☆ | ドリームワークス製作のアニメ映画。吹き替え版で鑑賞。打倒ディズニーアニメだけあって大人も楽しめるシュールな展開を予想してたんだけどいまいち中途半端に終わってしまった。キャラクターもそれぞれ際立っていたけれど86分の上映時間も長く感じてしまうほどテンポが悪い。 |
29 | 08/27 | NARUTO-ナルト- 大激突! 幻の地底遺跡 だってばよ |
王子100人劇場 | ★★☆ | テレビアニメやコミックでも大人気(らしい)「ナルト」の劇場版2作目。フム。なかなか面白いではないか。ほとんど予備知識なしでも見ることができる。しかしストーリー展開がありきたりで目新しさはまったくない。子供たちにはこれで丁度良いのかもしれないが。 |
28 | 08/02 | 宇宙戦争 | 王子シネマ | - | 2回目の鑑賞。 |
27 | 08/01 | 亡国のイージス | 丸の内 ピカデリー1 |
★★☆ | 福井晴敏原作映画化の「ローレライ」「戦国自衛隊1549」に続く3本目のトリを飾る作品。キャスティングだけでこれまでの2作とは違い豪華だ。緊迫感ある重厚な人間ドラマ作りには定評のある阪本順治によってより多数のキャストを消化不良させず効果的に使っている。ただし見所であるイージス艦の戦闘場面は少なめで解説的な役割でしかないのが残念。中井貴一演じる工作員に「これが戦争だ」と言われても説得力に欠ける。 |
26 | 08/01 | ライフイズミラクル | シネスイッチ 銀座2 |
★★★☆ | まさに「人生は奇跡」である。紛争で捕らわれた息子と交換するために敵側の女性に恋をしてしまった。ユーゴスラビアの悲しい歴史を背景にしながらも時にはシュールに時にはお笑いコントのような場面も交えてユーモラスに描いている。キーとなる失恋して自殺しようとしているロバがかなりいい。序盤のサッカー場のドタバタ劇が思い出し笑いできる。 |
25 | 07/28 | バットマンビギンズ | 丸の内 ピカデリー2 |
★★★☆ | 日本でも人気のあるバットマンの最新作。今作は主人公のブルース・ウェインが「バットマン」になるまでが描かれている。クリストファー・ノーランの久々の最新作でもある。映像はダークでミステリアス。主演のクリスチャン・ベイルも役にとてもぴったりだ。今まで何作も映画化されてきたシリーズだが僕のようなバットマン初心者にも楽しめる内容になっている。脇を固めるG・オールドマンやリーアム・ニーソンもよかった。 |
24 | 07/14 | SW EPV シスの復讐 |
日劇1 | ★★★★ | とうとうラストになってしまったシリーズ最終作。オープニングから珍しく高いテンションで進んでいくストーリーにはじめは乗り切れなかった。観客を置いて一気にラストまで突き進む。何度も見たダース・ベイダーの背景がようやくわかった。しかし強引過ぎるつじつまあわせに思わず失笑してしまった。それでも僕は満点だ。あと2回は見なきゃ。 |
23 | 07/01 | 大いなる休暇 | シネスイッチ銀座1 | ★★★★ | 人口わずか125人のサントマリ島。そのほとんどが生活保護をうけながら生きている。しかしそんな島に工場誘致の話が持ち上がる。しかし条件は「医者がいる」こと。ひょんなことで1ヶ月間の島に旅行に来た若い医者。島民はあの手この手の小さな嘘で医者に島を気に入ってもらおうとする。その姿がとても微笑ましい。人々の悪気のない嘘が笑いを誘う。観た後はすがすがしい爽やかな気持ちになる。この季節にぴったりの作品だ。 |
22 | 06/27 | 宇宙戦争 | 王子シネマ | ★★★★ | 宇宙人好きの自分にとっては地球侵略モノは「インデペンデンスデイ」で完成されたと思っていた。もうこれ以上面白いものは出てこないと思っていた。しかし映画の神様スピルバーグはやってくれた。「恐怖」と「絶望」をよりリアルに観客に感じさせる。また人間の持つ残酷さも描かれている点では「夏休み映画=娯楽作品」という範疇を超えている気がする。久しぶりに見ていて震えた作品だ。もう30分上映時間を延ばしても耐えられるほどラストはあっけなく終わってしまった。もっと見たかった。 |
21 | 06/27 | サハラ 死の砂漠を脱出せよ |
上野東急2 | ★★★ | まったく期待もしていなかった作品が意外と面白かったりすると嬉しくなる。それがこの作品だ。マシュー&ペネロペがデキチャッタ映画ってだけで観客の足が遠のくような気がするけれど気にしない気にしない。登場人物のセリフのやり取りが結構笑いを誘う。ご都合主義的な部分が多々あるがこれぞ娯楽作品て感じでどんどん突っ走る。「ウッソ!」なんて字幕初めて見た気がする。スティーヴ・ザーンやレイン・ウィルソン、ウィリアム・H・メイシーなどの脇役陣を見ているだけでも楽しむことが出来る。 |
20 | 06/24 | ザ・インタープリター | 有楽町スバル座 | ★★ | ストーリー自体にそれほど興味は沸かないし期待はしていない。はっきり言って内容などどうでもいい。そうニコール・キッドマンの美貌さえ2時間スクリーンで拝めれば。そんな作品だ。登場人物に感情移入も出来ないほど一人歩きしてしまう。観た人の多くがこんな会話をしているはずだ。「インタープリター面白かった?」「ニコールキッドマンがすごく綺麗だったよ」 |
19 | 06/11 | 戦国自衛隊1549 | 王子100人劇場 | ★☆ | 戦国時代の騎馬軍団と現代の自衛隊の戦闘車両が対決する。79年公開の「戦国自衛隊」はとても面白かった気がする。しかし今作はどうか。ある実験で過去に飛ばされてしまった先遣隊を救出するために救出部隊が編成され彼らも過去に飛ばされる。しかし先遣隊の的場隊長は自らを織田信長を名乗り救出部隊に戦いを挑んできた。確かに設定は面白い。しかしながら観客が期待するような迫力ある合戦シーンはほとんど皆無で小競り合いがいいところ。また感動させようと頑張っているのだが感情移入できずに白けるばかり。予告に「襲い掛かる20万の軍勢」って少なくとも本編ではそんな軍勢見当たらなかった。 |
18 | 06/10 | 交渉人 真下正義 | 王子100人劇場 | ★★☆ | 「踊る〜」シリーズのスピンオフ。今作はユースケサンタマリア演じる真下正義が主人公。「踊る」をドラマ、映画と見てきたファンには思わずニヤリとしてしまうシーンがかなりある。本広監督らしい細かい演出が今回も健在だ。ただラストに納得行かなかった人が多くいそうだ。寺島進のコワモテ刑事はとてもよかった。 |
17 | 06/01 | 炎のメモリアル | 日比谷スカラ座 | ★★☆ | 生まれ変わったら自分はレスキュー隊員になりたいと本気で思う程彼らにあこがれている。命を張り時には自分を犠牲にしてまでも危険な場所へ赴き人々を救出する姿は尊敬する。一人の新人消防士を入隊から追い続ける作風は素晴らしいがストーリーの構築でイマイチのめり込めなかった。普通に時系列順どおりに構築したほうがより素晴らしい作品になっていただろう。 |
16 | 05/20 | ブレイド3 | 有楽町スバル座 | ★★ | 吸血鬼ハンター「ブレイド」の最終作。1&2ともお気に入りだけに今作はちょっと期待はずれだった。ウェズリー・スナイプス演じるブレイドは相変わらずかっこいいけれど今回は精彩を欠いている気がする。孤高の戦士のはずが今回は仲間が出来ている。その仲間たちなのだが特に魅力を感じられないのだ。一人は流行の弓矢を用いもう一人は不必要なボケキャラで映画に水をさす。最終作にしては物足りない内容だった。 |
15 | 05/20 | コンスタンティン | 丸ノ内 ピカデリー1 |
★★★☆ | キアヌ演じるコンスタンティンは既に地獄行きが決まっている余命わずかの悪魔祓い。ホラーテイストたっぷりで個人的にかなりビクビクしながら観た。全編を通してダークで「マトリックス」のような派手なアクションもない。しかしコンスタンティンの生き様がとてもかっこよく描かれている。脇役陣も豪華。特にサタン役のピーター・ストーメアは久しぶりに見たけれどあいかわらずのキレっぷりだ。 |
14 | 04/28 | 海を飛ぶ夢 | シャンテシネ2 | ★★★★ | 実話を基に制作された「尊厳死」を題材にしたスペインの奇才アレハンドロ・アメナーバル監督の最新作。映像への拘りは「オープンユアアイズ」で実証済みだが今作は秀逸。尊厳死を望む主人公ラモン・サンペドロ役のハビエル・バルデムの演技も素晴らしい。主人公を取り巻く人々の人物描写も抜かりない。もし自分が主人公だったら死を選ぶか?まさに考えさせられる作品だ。印象的なシーンが数多く胸に残る。 |
13 | 04/22 | クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ ぶりぶり3分ポッキリ 大進撃 |
王子100人劇場 | ☆ | 「オトナ帝国の野望」「アッパレ戦国大合戦」という2本の伝説的な作品の残している映画クレヨンしんちゃん。毎年なにげに楽しみにしているオトナも多いはず。今作から監督が変わったのでちょっと不安だったがそれは的中した。ストーリーに面白味もないしギャグアニメとしての「おかしさ」もない。本編の6分の5くらいは退屈してしまった。キャラクターをまったく生かしきれていない事が大きな要因だ。 |
12 | 04/01 | サイドウェイ | テアトルダイヤ | ★★★ | 「ワインを愛する小説家志望の男が結婚を控えた親友とワイナリーをめぐる旅に出た!!」冴えない男が最後には希望を見出すというストーリーを勝手に想像してこれはきっと自分のために作られた作品だと思って見に行った。共感させられる部分はまったくなかったのだがポール・ジアマッティの演技がとてもうまくて面白くて飽きなかった。親友と旅に行きたくなった。おいしいワインも飲みたい。 |
11 | 03/17 | きみに読む物語 | 新宿 ピカデリー2 |
★★★ | 重いテーマを背景に取り上げておきながら純愛モノに徹している。大きな壁を越えた愛ほど深い。それを感じさせられる作品だ。個人的に若い頃の2人とその後の2人がどうも結びつかなかった。監督は実はそれが狙いだったのかもしれないが・・・。ラストシーンには感涙モノだがエンドロール後に見せられるCHEMISTRYのイメージビデオには興ざめで感動が半減させられた。 |
10 | 03/05 | ローレライ | 王子100人劇場 | ★☆ | 今年は戦争モノの作品が相次いで公開されるがその先陣を切ったのが今作だ。あくまでエンタテイメントとして作り上げているせいか本格的な戦争映画を好む僕にとっては物足りない作品になってしまった。潜水艦モノのある意味掟となっている緊張感がまったく感じられず耳障りななBGMが目立った。樋口監督には次作に期待したい。 |
9 | 03/01 | ネバーランド | シャンテシネ3 | ★★★ | ジョニー・デップがピーターパンの作者バリを演じる。いつまでも少年の心を持った大人だと思ったら子供たちを楽しませることの好きな大人だとわかった。未亡人とその息子達とのふれあいから主人公のやさしさをジョニーが爽やかに演じている。改めてすごい役者だと認識させられる。また監督のマーク・フォスターは出世作「チョコレート」でヒューマンドラマの巨匠として名を広めたが今作でも才能を如何なく発揮している。 |
8 | 03/01 | Uボート/最後の決断 | 日比谷 スカラ座2 |
★★★ | 単館上映ではもったいないくらいの上質の潜水艦ドラマだ。特にキャストが素晴らしい。ウィリアム・H・メイシーにティル・シュヴァイガー。戦闘シーンに期待していると肩透かしを食うが戦場下での人間ドラマが秀逸。「ローレライ」なんかよりも楽しめた。敵、味方を超えての男達の友情ドラマに鳥肌が立つ。 |
7 | 02/28 | オーシャンズ12 | 丸の内ルーブル | ★★☆ | 「オーシャンズ11」の続編。前作に続いてソダーバーグが監督を務めている。キャストも豪華だし観ていて楽しいのだけど何かが足りない気がする。「トラフィック」で見せた濃いー人間ドラマを久しぶりに見てみたい。それにしてもジョージ・クルーニー一味は仲が良いですね。 |
6 | 02/09 | ピエロの赤い鼻 | ギンレイホール | ★★★ | 「僕のパパは日曜になるとピエロになる。僕はそんなパパが大嫌い。」事実は悲しい物語なのだがそれを独特のユーモアで笑いを誘う。全体的にありがちなストーリーだがテンポのよさでうまく見せている。名作とはいかないまでも余韻に浸れる作品だ。 |
5 | 02/09 | 父、帰る | ギンレイホール | ★★★☆ | 「写真でしか見たことのない父さんが12年ぶりに帰ってきた。兄さんと僕は父さんと3人で旅に出かける。」こんな前置きから映画は始まる。なんともミステリアスで観客も息子達と同じように「父さん」が何者かわからない。わからないまま物語はラストまで進んでいく。ラストの余韻がなんともいたたまれない気持ちになる。 |
4 | 02/07 | ハウルの動く城 | 王子100人劇場 | ★ | 言わずと知れた宮崎駿監督の最新作。期待するなといわれても期待してしまうのがスタジオジブリ作品だ。ピクサーのアニメと同じくらい個人的に好きな作品がたくさんある。予告も期待させる内容だった。しかしふたを開けると主役のソフィ役の倍賞千恵子があまりにもキャラクターとのギャップがありすぎて無理があった。またストーリーもつぎはぎだらけで本当に宮崎駿が脚本を担当したのかと疑ってしまう始末。 |
3 | 02/01 | Mr.インクレディブル | 丸の内 ピカデリー1 |
★★★☆ | アニメスタジオ「ピクサー」の最新作。今回は「人間」が主人公だ。意外にもシュールな場面があったりと前作「ニモ」より更にエスカレートしている気がする。全体的に地味だけど十分楽しめる。ヒーローを普通の人間として描いている部分も面白い。家族の絆を描いた作品としては「映画版クレヨンしんちゃん」と共通している。インクレヂィブルのヒーロー仲間のフロゾンがかっこいい! |
2 | 01/28 | マイボディガード | 丸ノ内 ピカデリー2 |
★☆ | 最近当たりのないデンゼル・ワシントン主演の最新作。過去にトラウマを持つデンゼルがイマイチ機能せずもったいない。感情移入できればもっと楽しめたのだろうが・・。また凝り過ぎた映像がしばしばうっとうしく感じてしまう部分もマイナス。共演の天才子役ダコタ・ファニングでもっている作品だ。デンゼルには「トレーニングデイ」で見せたキレっぷりを期待していたのに。。 |
1 | 01/21 | ターミナル | 日劇1 | ★★★ | 母国が外国の空港に着いたとたんクーデターで国が消滅してパスポートが無効になったら・・・。トム・ハンクスとスピルバーグがまたまたタッグを組んだ。この二人が絡んだ作品はまずはずれがない。安心して見ていられる。テンポも良いし飽きない。特に今回は共演のキャサリン=ゼタ・ジョーンズが素晴らしい。僕が見たのは「シカゴ」以来だったがイメージが全然変わっていて好感が持てる。主人公がニューヨークへ来た理由をもう少し「グッ」とくるのであればもっと感動させられることが出来たかもしれない。 |