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最近のへヴィローテーション資産
 実は、このアルバム、決して「最近の」へヴィローテーションというわけではなく、ここしばらくのローテーションである。

 神谷さんを知ったきっかけは、SEAMUSの2daysの前日に行われた、武藤祐生ソロ(トリオ)ライブの対バンでパラボラを見た時。女性ツインボーカルのうちの一人が彼女であった。

 チェロを弾きながら独特な声で、細かくビブラートのかかった唄い方をする、ちょっと天然系の入った(失礼)キャラクターに、そして、シンプルな中にさりげなく変拍子が入ったりする、ふわふわした感じの曲に、思いきり引き込まれてしまった。

 その日販売していたこれを購入してから、このアルバムは、私にとっての最高の癒し系アルバムとなっている。

 ラストの「ネクター」は絶品。名曲である。こういう曲って、やっぱり女性だから作れるものなのかなあ。

 それにしても、収録されているインスト曲のタイトルのセンスが素晴らしい。「ナチュラル・ボンクラーズ」。実はきっとすごい人なのに違いない。
神谷きよみ/CD(CD-R)/太陽のしっぽ