ほしたびの旅

奄美空港で皆既日食2009

計画編

日本国内であれば見に行こうと思っていた皆既日食がついに2009年7月22日にある。2002~2003年 のNHK連続テレビ小説「まんてん」を見て楽しみにしていた皆既日食がついに現実に起こる。「まんてん」では台風の接近に心配しながらも「見れた」ことになっていた。そしてその日食が近づき 、旅行代理店である近畿日本ツーリストが提示する価格は、滞在日数も長めで安いものでテント泊となっても十数万円もする・・・。そんなに休めないだろうし真夏の南国の島で何泊もテント泊なんて恐ろしい。ということで島では泊まらずに日食当日に飛行機でとんぼ返りすることを想定して自力で航空券を取る計画をたてた。幸い(?)予約開始となる2ヶ月ちょっと前の時点では仕事が無くフリーだった(^^;)ので、PCの前に張り付くことができた。行き先は、トカラ列島はアクセス的に早々にあきらめ、空港付近で見るとして奄美大島を第一候補とする。梅雨明けが遅れ気味になって屋久島が駄目だとしても奄美大島なら大丈夫だろう・・・。

「お帰り確約サービス」を使えば、2ヶ月先の往路日プラス15日以内の復路の予約ができるので、まずは5/8に、往路は後日変更するとして7/8の便を予約し同時に7/22の帰りの便を予約する計画を立てた。ということで、5/8の受付開始9:30すぐに、7/8のJAL鹿児島→奄美大島の予約を適当に往路として入れ、「お帰り確約サービス」を使って7/22の奄美大島→鹿児島の予約状況を見てみると、皆既終了後はもう 11:40の便しか残っていない。そこですぐに11:40の便を選択して何とか予約できた。往路は後日、本当に欲しい便に予約変更すればいいだろう(株主優待券で予約しているのですぐには購入しなくても 大丈夫)と思っていた。

そして、往路となる7/22朝一番の鹿児島→奄美大島の予約をすべく、2ヶ月前の5/22の受付開始 9:30になったと同時くらいにJALのサイトにアクセスする。しかし、それでも既に満席となっていた 。わずか数秒以内だろうと思うのだが。ところで、実は後でわかったことだが、お帰り確約サービスとして株主優待の往復の予約をしていても、往路の部分だけをキャンセルして帰りの便単独とすることもできたようだ。つまり、同様の方法を使えば、往路の便も5/8に取れていたかもしれない・・・ 。

困ったなぁと思いながらネットで皆既日食関係のサイトを見ていると、「奄美エーストラベル」という旅行代理店で航空券が取れるとの書き込みがあった。そこで奄美エーストラベルに電話してみると、団体航空券のを購入できるということであった。わずかに残っていたという、7/22朝一番の7:45 鹿児島発の予約を即行い、支払い購入した。支払い金額はJALの普通運賃と同額プラス送料であった 。これで何とか、最大の難関である鹿児島-奄美大島間の移動手段は確保した。

広島-博多間の新幹線は自由席で当日OKとして、博多駅から鹿児島空港までは夜行バスでとも考えたが、6月末頃にバスの予約状況を見てみると、7/21の分のみは予約不可となっていた。仕方なく鹿児島空港周辺で前泊することを考え、調べてみると「ウイークリー溝辺セントラルマンション」が1泊からでも利用でき、1人1泊の場合は4500円となっていた。そこでここに予約を入れた。そして、往 路が7/21、復路が7/22となる、福岡-鹿児島間の高速バス「桜島号」の予約を入れた。これで1泊2日、広島発奄美大島皆既日食への旅が決まった。後は当日の晴を祈るばかりである。