帰路、鹿児島空港周辺観光編
片付け終わって2階の保安検査場に行くと、11:40奄美発鹿児島行きJAL便の検査待ちの列はまだ長かった。検査を済ませ、飛行機に乗り込む。座席は進行方向に向かって左側の窓側。多少予定時刻より遅れて出発。まずは誘導路を南に走り、端まで行くと東へ曲がり、滑走路で北向きへ向きを変え加速。飛び上がる瞬間にふわっと感じた。朝、奄美空港に降りて来るときは宇宿漁港に多くの人・車が見えていたが、今はほとんどいなくなっている。少しすると雲が広がる中を飛ぶようになり、照り返しでまぶしい。さらにしばらくすると左手下方向に、山肌に雲をまとった開聞岳が見えてきたが、そこから少し進んだ所で着陸準備のためデジカメ使用禁止となった。桜島の東側を通り、鹿児島空港へは南側から進入し着陸した。
帰りの飛行機
雲がはう開聞岳を見下ろす
預けていたリュックを受け取り、荷物の整理をし、鹿児島空港周辺の観光へと歩いて出る。雲はいくらかあるものの、日差しがまぶしい・・・くやしい。
西郷公園へ行ってみた。敷地内にはドーンと西郷隆盛の像が建っている。正面入口を入るとお土産屋になっている。種類は少ないみたい。試食用のカステラとかるかんがあったので食べたり、試飲用のお茶を飲んだりした。
西郷公園
おみやげ売り場
西郷公園を出て高速道路に沿った道を少し北に歩き、高速をくぐって西へ数百メートル歩いて「バレルバレープラハ&ゲン」に14時頃到着。ここはチェコビールと焼酎が楽しめる所で、焼酎は試飲ができる。ちょうど従業員の人が外を歩いていたので、記念写真を撮ってもらった。その人からは、空港までの送迎もやっているので、しっかり焼酎の試飲をして下さいと言われた。うん、今日はバイクじゃないので何ぼでも飲めるよ。ということで、まずは大きな一升瓶のような形をした建物の入口から入り、焼酎工場へ。仕込み場が見える通路を抜けると、試飲コーナーがあった。この会社は元々麹屋で、作っている焼酎は市販はしていなくてここで販売しているのみとの事。また、各種おみやげ物もいろいろ置いてある。何種類かの焼酎を氷水で割りながら飲む。西郷公園でおかしの試食はしているものの、空き腹なのですぐにほろ酔い。味の違いが良くわからなくなってくる(^^;)。先へ進むとレストランがあったが、もう昼の営業は終わったみたい。黒豚のおみやげがあるコーナーがあり、そこにも種類は同じだが焼酎の試飲コーナーがある。また、地ビールの販売もしている。じっくりと楽しみ、お土産を買った後、空港手前にある、南国交通空港営業所まで15時半少し前に送ってもらった。ここで、予約しておいた「鹿児島-福岡」高速バスの乗車券を購入した。ここから高速バスの「鹿児島空港南」バス停まで数百メートルを歩いていくことになる。
バレルバレープラハ&ゲン
試飲用の焼酎
「サンライト」のミックスサンド
それにしても腹が減った。しかし時間があまりない。バス停に行く途中に喫茶店のような「サンライト」という店があったので、ミックスサンド(450円)を作ってもらって持ち帰りにすることにした。ちなみに、そこではカレーライス650円、焼きめし650円等のメニューがあった。それから高速道路の下をくぐったあたりにある自動販売機でお茶を買い、バス停にバス到着予定時間数分前にたどり着いた。
バスは定刻より数分遅れて到着し、バスに乗り込む。バスの中のモニターでは何やら映画を上映していて、音声は各座席に備え付けのイヤホンで聞けるようになっていた。バスは熊本の宮原SAで休憩があったが、ひたすら北上。定刻より11分程遅れて19:24に博多駅交通センターに到着。
高速バス、鹿児島空港南バス停
高速バスがやってきた
コンビニで弁当を買って博多駅へ。20:00発の新幹線に乗り込み、21時過ぎに広島に到着。何かと困ったことが多かった1泊2日皆既日食の旅は終わった。