花と温泉の旅
秋田駒ケ岳 ・乳頭山
(1,637m)
(1,478m)


馬場の小路、別名ムーミン谷のお花畑を行く。ここは秋田駒の最大の魅力だ!

1日目:田沢湖周遊−乳頭温泉・鶴の湯(泊)
2日目:乳頭山〜休暇村(泊)
3日目:秋田駒ケ岳 @八合目〜男女岳〜男岳
     秋田駒ケ岳 A馬場の小路〜横岳〜焼森〜八合目



1日目:2019年7月3日(水)
田沢湖周遊・鶴の湯温泉

 今年の夏山は、花の名山・秋田駒ケ岳と乳頭山である。宿は「日本で最も予約が取れにくい宿の一つ」、と言われている乳頭温泉郷の鶴の湯である。

 秋田駒ケ岳は10年も前に登ったことがあるが、2日間とも風雨にさらされ、展望は全く利かず、ちょっぴり悔しい思いをした。今回はそのリベンジでもある。

 今回は仲間5人で新幹線で行くことにした。

 東京駅11時20分発の「こまち19号」に乗り込み、早速、買い込んで来た駅弁と缶ビールで昼食。弁当は神戸牛のステーキである。ウメ〜なあ〜モウ〜〜!

 14時07分田沢湖駅着。すぐ隣にある「駅レンタカー」で車2台を借りて出発。
 今日は天気も良く、最高のドライブである。まずは田沢湖を目指して行く。

 その田沢湖の近くまで来た時、右手に秋田駒ケ岳が見え、急いで車を止めてもらう。初めて見る秋田駒の山容に胸が震える。
 前に来た時は2日間あの山を歩きながら、どんな山容をしていたのか全く分からなかった。その秋田駒の山容をやっと見ることが出来て嬉しい。


(田沢湖畔の近くから見えた秋田駒。中央が男岳、右が女岳)

 すぐに湖畔へ出た。右周りでたつこ像へ向かって行く。

 たつこ像からも秋田駒がバッチリ見えた。10年前に来た時は湖畔のキャンプ場でキャンプをする予定だったが、前日にキャンパーが強風でテントごと飛ばされたというので諦めた。それに比べ今日は何といい天気だろうか。

 よく見れば、秋田駒の左奥に乳頭山(別名:烏帽子岳)まで見えるではないか!


(たつこ像と秋田駒、左奥に乳頭山も見える)

 湖畔を一周して乳頭温泉郷へ向かって行く。
 途中、「アルパこまくさ」へ寄り道をして行った。
 そして、いよいよ鶴の湯へ到着。


(鶴の湯、本陣前でハイポーズ!)

 ここから見える建物は両側とも本陣でランプの宿だが、我々が泊まる部屋はこの裏手にある新本陣である。電気はあるがテレビはない。

(混浴の露天風呂)

 明日は秋田駒を登り、明後日、乳頭山を登る予定だったが、天気の都合で明日、乳頭山へ登ることにした。明日は天気が良くないようなので、どうせ森林帯を歩いて展望が利かない乳頭山を登ることにしたのである。