熊はその後、左手の斜面をトラバースして姿を消した。しかし、まだその辺に潜んでいるかも知れない。 勇気を出して、みんなで大きな声を出しながら下って行った。 (熊は雪渓の左上の斜面をトラバースして姿を消した。 ちなみに登山道は雪渓より右にある) |
やっと熊の恐怖から解放された(自分でそう思った)時、やけに疲労感を覚える。しかし、周りに咲いていたシラネアオイの花に癒された。 |
(コマクサ) |
(大焼砂を行く) |
(イワブクロ) |
登るにしたがってタカネスミレが多くなって来た。ここは雪解けと共にタカネスミレが一斉に咲くそうだ。そのスミレがまだ咲いててくれた。 |
(左奥が乳頭山、右は焼森、湯森山、笊森山) |
(男女岳、阿弥陀池、避難小屋も見える) |
焼森にも花が咲いていた。ミヤマダイコンソウの群落だ。 焼森の山頂からも乳頭山が見えた。「乳頭山の見納めかな?」と思ったが、シャクナゲコースは乳頭山を正面に見て下って行く。 |
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