ハムフェア2014
Ham Radio JA1LZ Homepage
アマチュア無線再開60年を祝って
季節到来 今年も待っていたハムフェアの季節がやってまいりました。この始まりは出展者
説明会です。早く言えば「陣取り」ですね。今年は去る7月9日東京ビッグサイトで行われ
ました。
今回はJARL横浜クラブと共同で出展しますので、クラブ役員さんと一緒に参加しました。
出展団体数はクラブが186、ビジネスが24で昨年と大体同じとか。くじ引きで小間を選ぶ順が
きまります。くじは128番が当たりましたので遅い順となりましたが各クラブが選んだ残りの
中にも福がありました。
61年前の夏 今年の暑さ程であったかどうかの記憶はないが、とにかく私は汗を拭き拭き
無線局免許申請書に取り組んでいた。この数日前に2アマの合格証書を頂いていたためで
ある。無線と実験誌の申請書の書き方の記事が役に立った。書類のうち無線局事項書の中に
送信空中線の位置という項目が有って東経、西経を地図から計算して記入したが、間違えた
らしく後日返却された副本には数字が直されていた。
開設を必要とする理由という項目もある。これは記事どおり電波伝搬及び各種無線回路の
研究並びにアマチュア局との通信法の研究、訓練のため実際に電波を発射することを必要と
すると記入。
また無線局の工事費、運営費とか支弁方法等の項目にはまごついたものである。
送信機、受信機の配線図等もあり正副2通作成するので大変! 間違えた所は訂正印を
べたべた押してやっとこさで郵送にこぎつけた。
この手続きは一般の無線局や放送局と同じで書類も多く、またコピー機もない時代で
あったので現在よりはかなり大変であった。
数日後やっと予備免許がおりて喜びの絶頂、郵政大臣じきじきの許可で有難い。
試験電波発射届を出して恐る恐るオンエヤを始めた。この頃すでに1000局くらいは
出現しているが、2アマのメインは7Mc A3で7050と7087.5Kcの2CHに集中するのです
から予備免局のテスト電波はなかなか出にくいのでした。
出展内容
別ページ(ハムフェア2013港南クラブ、ハムフェア2012港南クラブ)に最近の
ハムフェアでの出展内容をメモしてありますのでご覧ください。
今回も同様な展示を用意しております。
また144/430 FM機による移動運用もしておりますので、コール頂ければ嬉しいですね。
8月23日 13:20 JA4GGR/JH1AAO 西本さん撮影
展示品の説明 パネル正面左側は2009年横浜開港150年でJARL横浜クラブが実施した
記念局とアワードを紹介したもの、これは2009年JARL釧路総会でも展示しました。
右側は戦後アマチュア無線再開時活躍された局のQSLカードや写真です。その下ちょっと
小さいですがJA1EMさんのQSLカードと氏提供のアメリカ製のリグとUSハムの移動風景の写真。
右側面には港南区のハムのQSLカードと過去のハムフェアでの集合写真を展示しました。
なお正面最上部右端15という数字が見えていますが、これは港南区のクラブ局JR1YWIが
港南区施行15周年記念で作成したQSLカードの写真です。
前方のテーブルには赤いカバーの局名録、これはCQ出版社が1969年に発行したもので
JA1エリヤではJA1とJH1のプレフィクスの範囲が載っています。またラジオと音響誌が
1953年8月号の付録で発行した局名録のコピー品も展示しました。皆さんの関心が深く
多くの方ご覧頂きました。局名録については別ページに説明もあります。
その他JA2AC 村松さん著「ハローCQ」、JA1CG 高橋さん著「コンピュータ時代のハム」
などの書籍、JA1LZ局の開局当時の申請書と無線局免許状、上の写真にあります
チョロキー2号電鍵などで狭いテーブルが一杯になっていました。
8月22日 搬入日 展示品を車に積み込んでいつもの通り8:45出発して約1時間でビッグ
サイトに。到着してみると大変!肝心のパネルが未だ設置されていない。ビジネス部分は
出来ていて盛んに搬入をしている。それでは時間待ちで早飯という訳でゆりかもめに乗って
ヤングが一杯のお台場へ。
12:30戻ってみるともうオレンジ色のパネルが出来上がっていた。正面J-23 二文字コール
アイボール会の矢口さんは取付けが終わってお帰りになるところでした。
XYLに手伝って貰い展示品を上の方から鋲で留めて1時間程で無事終了、来たついでに
移動運用でもと暑い館内から早々に脱出した。
8月23日 初日 7:50 駐車場に車を入れて場内に入るともう各地からのハムが大勢。
顔見知りの方もちらほら。昨年会った4アマ君JR2RRVのコールを取得されたが、夏休みの
宿題があって今年はお父さんだけの参加とか。
8:30になって出展者の入場、今回共同で出展するJARL横浜クラブをはじめ近くのブースの
方に挨拶などしたりテーブルの上に局名録など展示品を並べて開場を待つ。ハムログ用の
PCとバッテリーを用意したがトラブル発生!スイッチを押しても電源が入らず起動しない。
今朝まで使用していたのに・・・?? このためお会いした方とQSOしたかどうか記憶に
頼るしかないので大変。
開場時間になると急に賑やかになった。展示の古い無線局申請書類、免許状などの
説明や、サイン帳に記名して貰ったりして忙しい。1969年版局名録には関心が高く多くの
方が手にとってご覧になりました。アイボールQSOの他ハンディ機でQSOしたり、
写真を撮ったりしているうちに初日が終わってしまった。
8月24日 2日目 今日はひまをみて場内を廻ってブースを拝見、アイーボールQSOもする。
●真ん前のブースの二文字コールアイボール会(J-23)では7N2UUAさんが撮影される
集合写真に収まったり、普段QSOしている局長諸氏に挨拶した。
●三沢クラブ(C-097)ではコリンズの展示品(下の写真)。JG1MTBさんがご説明。受信機と
思ったらKW-1のVFOとか。中を見せて貰ったらST管が2本横向きに収まっていた。
●大井町クラブ」(C-109) JF1AMFさんとお会いしてパネルに貼られたメンバーリストを
見せてもらいました。歴史のあるクラブだけあって大勢のコールが載っていました。
●全国CW同好会(J-52) KCJコンテストに参加した直後なので立ち寄ってJK1EBA、
JM1HUX、JM1PWW、JA5CUXさん等にご挨拶。
●風の丘(J-15) 毎年出展されているので顔なじみ、照明もあって展示が非常に美しい
ですね。
●3575/7195KC AM同好会(J-44)ではJR1KQUさんからクラブの活動レポートを頂く。
興味のある写真が載っているきれいな印刷物。写真を撮らせて貰った中に小学生、
コールを教えて貰ったら昨年QSOしたことのあるJP3EANくん、遠い所からご苦労さんでした。
こんな風にばたばたしているうちに夕方になっててっ収に取り掛かったのであります。
パネルからの取り外しは横浜クラブのJN1DNVさんに手伝って頂いたので助かった。
会場で頂いたQSLカード
FBなカードですね、ご紹介します。小さくて分かりにくいと思いますので説明も加えて
おります。左上から
7N2RFC(Highland Rail 電車と猫ちゃんの駅長さん) JA1VD(開局時のカード、逗子海岸のイラスト)
JA1CQJ/7K1WMD(赤と白の車が並んで) JA1CQJ(横浜港にてXYLさんと並んで) JA1CXD(阪神
タイガース優勝記念のカード) JF1XTG(横浜ぷかりさん橋の写真) JA1CGC(開局56周年記念)
JA2RM(TV用水平偏向管とそれを使用の無線機) JA2RM(UHF用の真空管の変遷 エーコン管〜ミニチュア管)
JK1BPK(開局時代のカード、Enjoying tough but convenient QRPのメモ) VK6KN/JA1CIC(Yagi Ant、
VK6XC & JA1CIC お二人並んで) JA1CGC(箱根町宮城野あたりの風景) JR1BQJ(昆虫採集の子供達)
JG1UEZ(川越市 鴻神社の酉の市) JK1ALI(雪山と草原の花) JN1NQD(VサインのYLさんと大型バス)
JA9OD(りすの夫婦) JH1JBO(会場内でQSOしてカード頂きました。) JA2WIB(カメラマンのイラスト)
J5-229(JA6FNさんの昔のSWL Report、当時J5は九州エリヤ) JA6FN/1(開局60周年記念、博多山笠)
JO1ODG/JA-11114(自作AM送信機 12GB7シングル 15W出力)
左の縦型カード上から JA1ERK(満開の桜) JH1UFX(ハンディ機 VX-?) JH1AIX(TWとHF&UHF Ant群)
Yokohama港南クラブのブースや会場でお会いした局長さん
April 20, 2022
東部電気株式会社製、電信用電鍵
仕様書番号 仕41号暫1版 製造 1950.1 No. 33
戦後作られ数年何処かで使われてジャンク屋さんの
店頭で・・・
JA1UXR 池上さん開発考案の縦振電鍵 チョロキー2号
製作はJA1IIV 窪寺さん
コリンズ製KW-1用のVFO
(三沢クラブのブースで拝見)