他のソフトとの連携

Poserを使い慣れてくると、他のソフトの強い所で補完した作品が作りたくなってくるでしょう。
私の場合、Shade、Bryce、VueでPoserデータを扱っていますので、ここではそのTipsをご紹介します。
Pov-rayでも読込みが出来ますが、面倒なのであまり私は使っていません。




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SPACEP.JPG - 14,845BYTES

Poserによるレンダリング

このCGの場合で、レンダリングにかかる時間は1〜2分です。
質感設定や照明にこだわれば、かなりの仕上がり感を得られますので、このレンダリング時間の短さは魅力的なものです。
ただし、Poser4はスキャンラインレンダリングなので、鏡面反射や屈折は表現できません。
この赤い洋服の反射もテクスチャ利用での擬似的なものなのです。

Poser5ではレイトレースレンダーを採用したとのことですが、レンダリング時間が大幅に長くなったそうです。あたりまえですが・・・。

しかし私としてはこのぐらいまで出来るのであれば、レンダー時間の短さ故に、今のままのレンダリングで十分ではないかと思います。

それに、レイトレースを使いたければ他のソフトに持ち込めばよいのですから。

それでは以下に他のソフトに持ち込んでのレンダリング事例を列記します。

SPACES.JPG - 16,889BYTES Shadeによるレンダリング

PoserのデータをShadeで扱う場合、「OBJプラグイン」と言うプラグインソフトが必要になります。
プラグイン対応可能なバージョンのShadeでないと、この手法は使えないので留意して下さい。
ちなみにプラグインはVectorでシェアウェアとして入手できます。(¥3000です。)

あと、ShadeではテクスチャデータとしてJPGを扱えないので、この点の注意も必要です。
また03/01/02時点ではOBJプラグインのバグフィックスが完了していないので、Shadeへのデータインポートには少々手間がかかります。
この辺りの詳細はプラグインを開発なさった方のサイトでまもなく開示される予定ですので、こちらでご確認下さい。

さて、何とかインポートしたデータを「レイトレーシング」「普通」でレンダリングしたのが左の画です。

レンダリングに約7時間かかりました。
ファイルサイズも460Mと膨大になります。

しかし、以下のBryce、Vueに比べて、肌や洋服、ヘルメットの質感の仕上がりは一番好きです。
SPACEB.JPG - 11,723BYTES Bryceによるレンダリング

PoserからwebfrontOBJ形式でエクスポートしたデータをBryceで読み込んでレンダリングします。

Poserではガラスの質感を擬似的に表現している為、ShadeやBryceに読み込んだ場合、ヘルメットのバイザー部分は不透明になってしまいます。
そこだけは別途設定してあげましょう。

また、これは私がまだBryceの操作に慣れていないからかもしれませんが、髪の毛、まつ毛などのトリム設定に手間がかかります。
テクスチャも全体的につるっとした仕上がりになってしまうようです。

左の作例は、ノーマルアンチエイリアスで約30分のレンダリング時間です。

Vueよりはレンダリング時間がかかりますが、Shadeのレンダリング時間に比べると速いですし、ファイルサイズも50M程度となっています。

質感もパリッとした仕上がりはSF向きで好感が持てます。
SPACEV.JPG - 13,899BYTES Vueによるレンダリング (一番楽!)

VueはPoserとの連携を売りの一つにしているだけあって、Poserデータをそのまま読み込めます。
なんにも特別な操作は必要ありません。
バイザーも擬似的な透明度をうまく解釈して読み込んでくれます。
この辺りはせっかくレイトレースするので、Vueでガラスの質感を割り当てても良いでしょう。

今回の場合は、例としてインポートデータそのままをレンダリングしています。

品質はFinalで、かかった時間は約15分です。

私はVueが好きです。
Poserとの連携の良さもさることながら、データの階層をレイヤーに分けて管理できるとか、4面図作業と1面図作業を選択できるとか、CADで培った作業勘が活かしやすいのです。


ま、個人的好みで論調が偏っているかもしれませんが、購入ソフトを迷った場合のきっかけになれば幸いです。


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