頑張れアーちゃん1章 好酸球増多症発症 本文へジャンプ
 
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2005年1月30日
3ヶ月ぶりの通院。もっと早くに行くつもりだったのですが、ラディが具合が悪かったり私の通院があったりと、すっかり遅くなってしまいました。今年の春でアガサの闘病は丸2年になります。最近は様子を見ながら薬の量を増やしたり減らしたり。それでもステロイドは止められません。
 11月から体重サポートの療法食に変えたせいか、アガサの体重は4.48キロ。前回よりも500グラム程減りました。約3ヶ月で500グラムのダイエットに成功!それでも先生がお腹を触ると「まだ結構付いていますねぇ。内臓の脂肪は落ちにくいから。でも、このくらいがこの子の適正体重かも知れませんね。」。そうなんです、痩せたと言ってもお腹はタプンタプン。
 久しぶりの採血に珍しくアガサが暴れていました。それだけ元気と言う事かな?これならば検査結果も良いかも。最近は毛づやも良いし、吐いていないし、見た目に異常はないしと思っていたのですが。夕方出た検査結果を聞くと好酸球数は10月より増えて約30%。3000ほどあったそうです。好酸球は増えているけれど今の所大人しくしてくれているようです。血液検査の結果だけで判断できないのがこの病気の困った所。今まで通り、アガサの状態を見ながらの投薬となります。
 一緒にして貰った肝機能検査は異常なかったのですが、中性脂肪とコレステロール値がちょっと高め。最もこれは朝ご飯を食べた後、と言う事もありそうです。
 今年もアガサは元気に頑張ります。

5月15日
今日は年に1回のこうすけのワクチン接種。アガサはステロイドを服用している為、ワクチンは過去2年間打っていません。外に出ない事、他の3匹がワクチン接種しているので守られている事などで、打たなくても良いですよと先生に言われています。ワクチンは副作用があるので病気持ちのアガサには怖い事もあります。
 3月頃から私の体調が余り良くない為、ステロイドの投与間隔が空いていました。2日に1回が週2回になり週1回になり、ここの所2週間ほど投与をしていませんでした。嘔吐やその他の症状が出れば即2日に1回に戻すつもりで、アガサの様子は常に気にしていましたが、体調は良いようです。ステロイドは急に辞めるとリバウンドが来ると聞いていたので、全く止めてしまう事は考えていませんでした。ただし、今日の血液検査の結果によっては定期的な投与をまた始めなくてはいけないかな?と思っていました。
 最初の診察はこうすけ。去年の診察時、心臓に雑音が混じると言う事で心電図の検査を受けました。こうすけはアメリカンショートヘアーです。アメショーの6歳から8歳は心筋症が起き易い事もあり、小さい頃走り回っては口を開けて呼吸する事があったので念のための検査です。心電図の結果は大丈夫でした。今年はどうかな?と思ったのですが、胸の音に異常はありませんでした。
 アガサは血液採取のみ。2匹の体重はこうすけ5.3キロ、アガサ4.41キロ。今回は痩せた様な気がしたのですが実際はこうすけ0.2キロ増、アガサほぼ変わらず。どうやら末っ子エラリーが余りにも大きい為、痩せて見えたようです。
 午後、電話で血液検査の結果を聞きました。結果は白血球、好酸球共に正常値内。ステロイドを服用していないにも関わらずのこの結果にホッとしました。先生と相談の結果、ステロイドの投薬は一時休止となりました。ただ、好酸球増加症である事には間違いなく、アガサの体調の変化には気をつけなくてはなりません。アガサの場合、症状として現れるのは多分嘔吐や下痢などの消化器系と思われます。症状が出た場合はまた投薬開始となります。今回の良好な結果の一因は11月からフードを変えたことも一つに考えられます。何らかのアレルギーがフードによって緩和されてきたのかも知れません。
 病院からの帰宅後のアガサは何時も甘ったれになります。「アガサ、元気だからもう病院に連れて行かないでね」と言っているように見えます。でもねアーちゃん、治る病気じゃないから病院は行かなくちゃね。アーちゃんも分っているのよね。具合が悪い時、病院に行くと良くなる事は。
 発症さえなければ通院は季節ごとの血液検査のみとなります。今の状態が長く続きますように。





この後アガサは時々発症しながらも元気で過ごしていました。ただ、ステロイドは完全には止められず少ない時は1週間に2~3回、症状が悪くなると毎日投与と、その時のアガサの状態によって変えていました。

そんなアガサに異変が起こったのは2006年10月の事でした
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