以下のコンテンツはトラペゾヘドロン様による、"The Creature Companion" (Chaosium Inc. 1998)に掲載されているモンスター・データの翻訳です。ありがとうございました。
◆これらの怪物はシュブ=ニグラスの従者であり、彼女によって、生贄となった犠牲者から作り出されます。「ムーンレンズの番人」という外なる神が人間の生贄を呑み込むと、それが後に奇形の身体を有して生まれる原因となり、この間、犠牲者は大きな変異を被ります。それぞれの個体は二度と姿を見られないことが殆どで、シュブ=ニグラスや彼女の信者に従えるため、暗い洞窟や森に棲むようになります。
祝福されしもの達は奇形種であり、サテュロスのような外見を有することが多く、あるものはより人間に近く、またあるものは化け物じみた恐ろしい変形をしています。これらの殆どが人に似た姿をしているにもかかわらず、二つとして似かよった姿のものはいません。
戦闘の際、このもの達は噛みつくか、爪や足や拳で攻撃をおこないます。
能力値 | ロール | 平均値 |
STR | 3D6 | 10-11 |
CON | 3D6+6 | 16-17 |
SIZ | 2D6+6 | 13 |
INT | 3D6 | 10-11 |
POW | 3D6+6 | 16-17 |
DEX | 3D6 | 10-11 |
移動 | 8 | |
耐久力 | 18-19 |
平均ダメージ・ボーナス:±0
武器:爪 30%、ダメージ 1D6+db
噛みつき 30%、ダメージ 1D4
装甲:なし。祝福されしものは死ぬまで、ラウンドごとに1D6ポイントの耐久力を再生できます。
呪文:「シュブ=ニグラスの招来/退散」の他、1D6種類の呪文を知っています。
正気度喪失:一般的な姿のシュブ=ニグラスに祝福されしものを見て失う正気度ポイントは0/1D4、本当に恐ろしい怪物的な姿のものを見て失う正気度ポイントは1/1D6です。