円覚寺 文学散歩

春の陽気に誘われて、北鎌倉の円覚寺を散歩。鎌倉観光のメッカの一つでも
あり、いつも観光客で溢れている。禅宗の寺らしく広い境内には落ち着きと、
ピーンと張りつめた緊張感も感じられる。外国人の観光客も多く、ビデオカメラ
片手に日本の文化を味わっている様子。
 円覚寺は鎌倉五山第二位の寺格で、18の塔頭が点在している。創建は弘安
5(1282)年で、大河ドラマでお馴染みの北条時宗が文永の役(1274)、弘安
の役(1281)の戦没者供養のために開基。いわゆる元寇は、鎌倉時代の大事
件でしたね・・・・。
 それと、円覚寺は文学ゆかりの寺としても有名で、夏目漱石「門」、島崎藤村
「春」、川端康成「千羽鶴」と名作の舞台です。鎌倉文士に愛された寺でもある。

仏日庵

川端康成「千羽鶴」の舞台。

帰源院

明治26(1893)年、島崎藤村が
恋の悩みをかかえ参禅。翌年、
夏目漱石が参禅。

松嶺院

大正7(1918)年、有島武郎が籠り
「或る女」の後編を執筆。

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有島武郎、心中の地

憧れの大磯・・・・

神奈川県鎌倉市


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