JR西日本の路線(2)
線区名 乗車(未乗)区間 感想・ポイント 注目の無人駅
福塩線 完乗  電化区間は福山駅から乗る時に見える福山城が印象に残るのみ。非電化区間は中畑駅周辺の芦田川の景色がいちばんのポイント。八田原ダムが出来る前は八田原駅(現在は廃止)周辺がよかった様である。 中畑駅
呉線 完乗  瀬戸内の海が頻繁に見え、天気の良い日には瀬戸内の島々が見えることも。瀬戸内の工業地帯ということもあって、造船所が結構多い。運が悪いと全線ロングシートなのが玉にキズ。
可部線 完乗  可部〜三段峡間の非電化区間が平成15年11月いっぱいで営業を終了し、太田川のポイントが三滝駅付近のみになってしまった。今では広島への通勤・通学路線の意味合いが強い。  三滝駅
岩徳線 完乗  岩国と徳山のバイパス的な路線だが沿線人口が希薄なためにローカル線に。西岩国駅の洋風駅舎、柱野駅の山間の風景とポイントが岩国寄りに集中してしまう。 西岩国駅、柱野駅
山口線 完乗  近年SLの運転が流行っているが、「SLやまぐち号」は20年以上も前から走り続けている老舗的存在。小京都の山口、津和野と合い重なって人気の高い路線となっている。  船平山駅、青野山駅、本俣賀駅
小野田線 完乗  最後まで残っていた旧型国電「クモハ42」も平成15年の3月に引退。だが本山支線の時が止まった様なノスタルジックな風景は健在である。  小野田港駅、浜河内駅長門本山駅
宇部線 完乗  床波〜常盤間から見える周防灘がポイント。車内はオールロングシートの通勤線仕様である。
美祢線 完乗  石灰石の輸送で幹線の扱いも沿線、旅客の方は明らかにローカル線の様相を呈している。渋木〜長門湯本間の音信川沿いに建ち並ぶ古い温泉旅館が非常に印象的である。
山陰本線 完乗  保津峡、余部橋りょう、宍道湖や島根〜山口県にかけて見える日本海と乗り応えのある路線。ただ京都駅を出た時は威勢がいいが、終点の幡生駅に近づくにつれて、しぼんだ風船の様な疲れ果てた雰囲気がする。  保津峡駅鎧駅餘部駅、久代駅、飯浦駅、飯井駅特牛駅、梅ヶ峠駅
舞鶴線 完乗  電化の短い路線だが国道27号線と一緒になって小さな谷間を抜けて行く。西舞鶴〜東舞鶴間は舞鶴市の2大代表駅にも関わらず、緑が濃い区間である。
因美線 完乗  美作河井駅のタブレットの投げ渡しも過去の話、東津山〜智頭間は普通列車のみ運行。岡山〜鳥取の県境付近で緑が深くなり秘境感が漂っている。  国英駅、美作河井駅知和駅美作滝尾駅
境線 完乗  沿線のほとんどが住宅地を走る路線。大篠津駅は米子空港のそばにあり、この周辺だけは民家が全然ない。終点の境港駅は漫画家、水木しげる氏の出身地と言うだけあって、鬼太郎関係のものが多い。
木次線 完乗  出雲坂根駅の3段式のスイッチバックと駅から湧き出る「延命水」に注目。備後落合駅から乗った時、三井野原駅の拓けた風景は開放感を感じる。亀嵩駅のお蕎麦屋さんも有名である。  南宍道駅、出雲坂根駅、三井野原駅
関西本線 完乗  亀山〜加茂間は非電化区間だが、そこの木津川沿いの景色がお勧め。奈良駅の駅舎はいかにも古都をイメージしたお寺風の駅舎でぜひ見ておくべきである。
草津線 完乗  三重〜滋賀の県境付近では瓦葺の屋根の民家やのどかな田園風景と遠方に見える山々のコントラストが忍者の里甲賀のイメージにぴったり。石部駅から見える三上山の姿も美しい。
奈良線 完乗  城陽駅以南の瓦葺き屋根の民家が沿線に立ち並んでいるのが古都を結ぶ路線に合う。宇治駅付近の宇治川と宇治橋も古都の玄関口にぴったり。稲荷駅のランプ小屋は準鉄道記念物である。
桜井線 完乗  沿線に建物が少し多いが車窓からはなだらかな山々が見える。天香久山、畝傍山、耳成山の大和三山は標高は低いが印象に残る。いくつかの無人駅は今でも古い木造の駅舎が現存する。 畝傍駅
片町線 完乗  地元では学研都市線の愛称で親しまれている。松井山手〜木津間は単線ながらも大阪へのベッドタウン化の傾向にある。同志社前駅は食堂車を改造した待合室だが委託ながらも駅職員がいる。
和歌山線 完乗  総延長が90キロ弱のローカル線も車内はオールロングシート。北宇智駅のスイッチバックと車窓から見える紀ノ川がポイントと言った感じである。 北宇智駅
阪和線 完乗  大阪〜和歌山の県境の和泉山脈越えが印象的、山中渓駅は大阪府とは思えないほど山の中の小駅といった感じである。 山中渓駅紀伊中ノ島駅
紀勢本線 完乗  地元では「きのくに線」で定着。太平洋の見所は紀伊半島の南端部と複線区間の南部〜切目間。だが普通列車は単線区間が105系のロングシート、複線区間はセミクロスシートの車両である。  那智駅紀伊姫駅、和深駅、冷水浦駅紀和駅
博多南線 完乗  新幹線の回送線を利用しているので電車はもちろん新幹線。終点に近づくたびに建物がだんだん低くなって行くのがよく分かる。終点の博多南駅は新幹線の車庫がある。
JR東西線 完乗  全線が地下を通るために景色を期待する事が出来ず、乗りつぶし程度の路線。それを補うために駅の壁面はそれぞれ違ったカラーリングで個性を引き出している。
おおさか東線 完乗  2008年3月のダイヤ改正によってできた路線。全線高架の沿線の景色は民家やマンションを占めており、これといった観光名所がないため、乗りつぶし程度の路線という感が否めない。
関西空港線 完乗  高架線を走るので眺めがよいが、やはり関西国際空港へ行く時の海越えが印象に残る。関西空港駅は天井の高いコンコースと間接照明で落ち着いた雰囲気である。
宮島航路 完乗  JRで唯一残された連絡船。本土と島の間の距離が短いので、陸地から離れていくのと対岸に近づく様子がよく分かる。厳島神社の鳥居の手前をカーブして宮島に到着するのが見所である。


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