今日は新宿高島屋の「武豊 デビュー20周年記念展」へ。仕事の区切りがよく、出社後相談して急遽お休みをいただき、行ってきました。１人の騎手がこういうイベントを開催するのは前代未聞。デパート自体は空いていましたが、会場にはお年寄り、主婦層を中心にかなりの入り具合。明らかに競馬ファンとは違う客層の人も多く、武豊人気・注目の高さを実感しました。 デビューからの奇跡と、海外での成績を膨大な写真で振り返ることができました。海外では気軽にサインに応じる様子や街中をブラリとするオフショットや自ら持ち寄ったスナップ写真もあって、レース中では見られないリラックスした表情が印象的でした。Tシャツ姿やスーツ姿など、いや何を着てもカッコイイですね！ 愛用品の展示では３冠馬ディープインパクトの勝負服、そして３冠時に実際に使用したムチや鞍の展示も。菊花賞では、単勝1.0倍の「勝って当たり前」の状況で、鞍上のプレッシャーも相当だったと思いますが、それでも極限の脚をみせてくれたディープインパクト、無事に行けば今年も大きな活躍が期待できそうなだけに（馬券を度外視して・・・）今から楽しみです。 武豊騎手で思い出深いのは96年ダンスインザダークの菊花賞。悲願のダービー制覇をあと少しのところで敗れた悔しさを秋の菊花賞でリベンジ。ゴール直後に珍しく大きなガッツポーズを連発、喜びを体全体で表す姿が印象的でした。管理人も初めての京都遠征で、素晴らしいレースを生観戦できたのは、今でもいい思い出です。他ではマヤノトップガンとの歴史的名勝負を演じたナリタブライアンの阪神大賞典（96年）と、待望の重賞初勝利となったステイゴールドの目黒記念（00年）が印象的で、名馬、名勝負の鞍上には武豊が跨っていました。 11年近く見続けてきた「競馬」からはギャンブル要素だけではなく、人が世の中で生きていくうえで大事なこと「人とのつながり」や「地道な努力」や「仕事（プレッシャー）を楽しむ」ことを教えてくれた気がします。１頭の馬にもたくさんの人の手がかかっているスケールの大きな世界。結果を出すには途方もない努力、人のつながり、運も必要。競馬ファンにとっても、人によって価値観や予想スタイルが様々、勉強や記録にもこだわり、時間やお金も大事にしたい。壮大な競馬サークルには人生そのものの要素が全て詰まっているような気がします。 時間に縛られずジックリ見てきたので、後はぶらりと歩きまわってから帰宅。本屋さんに寄った後、進路を南にとり明治神宮へ。都会のド真ん中に巨大な緑。本殿ではクルマの音も聴こえず静かで荘厳な雰囲気。初詣では日本一の人手、大相撲の土俵入り奉納など日本を代表する神社。久しぶりに訪問しました。 そのまま原宿駅から帰ろうとしたら、表参道の並木道が見えたので、急遽思いつきで表参道ヒルズへ。「管理人が最も似合わない街」ナンバーワンの表参道（笑）。歩道も平日とは思えない混み具合で驚きました。学生は試験中＆卒業間際で休みなのかな？表参道ヒルズは今どき珍しく地下２階、地上３階と層の低い造り。敷地が狭いので、通路やテナントも狭く、窮屈なイメージがありました。服飾関係は高そうなのでパス、３階のチョコレートのお店からおいしそうな香りが漂い、ヒルズ一番の人だかり。匂いにつられてやってきましたが、大勢の行列で断念。これは土日に来たら大変！熱が冷めたらまた来るか？ 表参道駅には駅中にも買い物エリアが。ヒルズのカフェは満杯だったので、ベーグルのお店に寄りNo.1というココア＆ホワイトチョコ、限定の苺＆ホワイトチョコを注文。独特の歯ごたえはベーグルならではで、中にはクリーム状のホワイトチョコが。甘いものには目がない管理人にとっては、もう少しホワイトチョコが多ければなぁ・・・と。
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