11:35 馬堀海岸
京急線で品川から50分、昨年9月にも訪れた馬堀海岸〜観音崎公園に再訪。
まさに「海の景色が見たくて」やってきました!ようやく梅雨が明けて夏本番ですが、気温はそれほど上がらず、歩くには暑すぎない陽気でした。
昨年は工事中だった海岸線もきれいな遊歩道が整備されていました。 |
11:57 海の景色
海岸線を離れて小高い丘から今まで歩いてきた馬堀海岸が一望。
前回もこの辺りからの写真を紹介しましたが、遠くの横浜方面は前回より霞んで見えました。
東京から1時間くらいで、緑と海の景色が満載の三浦半島は小旅行にオススメです! |
12:59 観音埼灯台
馬堀海岸駅から3kmほど歩いて観音崎公園に到着。夏休みということもあって、海水浴場では家族連れも多く見られました。
灯台の下の歩道&トンネルは工事のため通行止め。強制的に灯台へ続く急坂を登らされました。
関東大震災で倒壊したため現在の灯台は大正14年に建てられた3代目。灯台の入場料(寄付金)はたった150円!ここまで来たら登らないわけにはいきませんね。 |
13:04 とにかく大パノラマ
灯台を登った地点は水面から56m、東京湾の出口にあたる浦賀水道の素晴らしい大パノラマが。
わざわざ東京からこの景色を観に来たようなもの。最近の悩み&疲れが吹き飛ぶ素晴らしい絶景でした。
他にも観光客はいましたが、30分以上も居座った(笑)のは管理人のみ。海の景色は何度見ても飽きがこないのが不思議です。 |
14:21 展望園地
第二次世界大戦終了までは日本軍の要塞があったため、東京湾を守っていた砲台の跡が今でも残るのも観音崎公園の見どころ。
園内には手付かずの自然もたくさん残されていて、本当にスケールの大きい公園です。
灯台の南側にある展望園地は高台から房総半島が一望。写真は鋸山方面です。
眺めのよい地点で本を広げてしばらく休憩。 |
15:10 歴史の勉強
景色のよい場所で腰を掛けてて本を読み、気持ちよい音楽を聴きながら休憩。これも今日の目的の1つ。金のかからない贅沢です。
浦賀といえばペリー提督が鎖国中の日本に黒船でやってきた場所。2度目の来航で鎖国が解かれ、日米和親条約が結ばれました。
しかし治外法権など、あまりにも日本に不平等な条約だったために江戸幕府の信用も失墜、大老井伊直弼も暗殺され、江戸幕府も崩壊したとか。
日本史を語るうえでも重要な出来事を浦賀の現地で学ぶことができました。 |
15:54 京急浦賀駅
観音崎公園を離れて3kmほど歩き、浦賀駅に到着。前回はここから帰宅しましたが、まだまだ時間があるので旅は続行。
汗が引くまで休憩して、今度は浦賀湾沿いを久里浜方面へ南下。 |
16:31 愛宕山公園
小高い丘の上にある愛宕山公園には、黒船来襲から7年後の1860年、勝海舟や福沢諭吉らがアメリカに渡った「咸臨丸」の出港記念碑がありました。
丘からの景色がよい公園でしたが、入口も狭く、草ぼうぼうの階段を登っていく秘境?です。 |
17:08 ペリー公園&記念館
愛宕山公園からさらに南へ歩き、ペリーが上陸したといわれる久里浜の海岸にやってきました。10月にも訪れたペリー記念館は今日は閉館日のため、写真のペリー公園で休憩。
アメリカが中国侵出のための拠点として必要だった日本。学生時代はなんとなく聞いていて重みが判りませんでしたが、ペリー来襲は改めて「歴史的事件」だったことを改めて思い知らされました。 |
18:15 海の景色
先ほどのペリー公園から海を眺めるとこんな感じ。ここでも本を読みながらしばらく休憩。
目の前は砂浜、ヤシの木が並ぶ景色は素晴らしい。浦賀水道の対岸、千葉の金谷を結ぶ東京湾フェリーが行き来していました。今度はこのフェリーに乗って、鋸山から三浦半島の絶景を眺めてみたい! |
18:28 夕焼け
だいぶ陽も傾いてきたので、海の景色とはお別れ。開国橋の架かる平作川を久里浜方面へ。明日から8月。7月の太陽もこれで見納めです。
写真ではあまり再現できませんでしたが、日が沈む間際のグラデーションは素晴らしい。
きれいな景色を満喫して充電完了。・・・しかしお腹が空いてきたので、久里浜駅周辺でおいしそうなお店を探すことに。 |
18:51 三浦そば
京急久里浜駅の前にあるおそば屋さん「勝美」で三浦そばを注文。ダイコンいっぱいで、そばの歯ごたえもシッカリ、なかなかの食べ応えでした。
店の雰囲気やそばの味は良かったが、平日なのでお客も少なく、店員さんの目を気にしながら食べる、というシチュエーションは最悪だった。
帰りも京急の快速特急。暗くなっては車窓の楽しみも半減でした。もう少し早く乗るべきだったか?
しかし観音埼灯台からの景色は最高。また栄養補給に訪れたいと思います! |