坂本龍一全仕事
山下邦彦/編・著 太田出版

編者の山下さんから、原稿と坂本メモが届けられた
時、気が遠くなりそうだった。青バックに坂本シル
エットとメモが微妙に浮かびあがったカバー色校が
出た時、凄く興奮したのを今も覚えている。

坂本龍一音楽史
山下邦彦/編・著 太田出版

本格DTPの前の時代、坂本メモを片手に原稿読みな
がら、ピアノ弾きながら、全ページレイアウト。鳥、
獣とつぶやきながらの3ヵ月だった。

マイルス・デイビス自叙伝1
宝島文庫

単行本の文庫化の際、カバーデザインを担当。マイ
ルスのかっこよさを伝えつつ、自叙伝的なかおりを
出したいと考えていた。

マイルス・デイビス自叙伝2
宝島文庫

1と2を2冊並べると、デザインとしては完結する。
2を左側におくのが正解なのだが、本屋では逆が多
かった。
Everything/Mr.Children
山下邦彦・著 太田出版

山下さんの文章は青をイメージさせてしまうのは何
故なんだろう。バックにミスチルの全曲がリストに
なっている。
ビートルズを笑え!
中山康樹・著 廣済堂出版

結局白くなりました(笑い)。

楕円とガイコツ
山下邦彦・著 太田出版

山下さんの本で初めて、バックを白にしたカバーに
する。思考が、透明になっていきながら、強くなる
印象を持つ。

音楽中心生活
中山康樹・著 径出版

まさか、スイングジャーナルの編集長の単行本の装
幀をてがけることになるとは、夢にも思っていなか
った。中山さんのどーんとした感じを(いやらしさ
もふくめて) 出す。
チック・コリアの音楽
山下邦彦/編・著 音楽之友社

音のグラデーションをどう描くかが、テーマ。
本文のDTPは過渡期の匂いがする。
サマー・デイズ
中山康樹・著 廣済堂出版

ビーチボーイズの資料をふんだんに使って本文もレ
イアウト。レトロさ加減をどうコントロールするか
が、勝負だった。

JAZZリクエスト・ノート
寺島靖国・著 講談社

初めて、ブック・デザインした本がこれ。カメラマ
ンの齋藤さんと、あれこれいいながら撮影したのが
なつかしい。当時、こってた、筆文字でJAZZと書
く。

ジャズを見る
洋泉社

ジャズを見るということはどういうことかを考える
とこんな表紙になった。結局、眼でみながら、耳を
すましそれをどう言葉にするかだからね。
ジャズ・ジョイフル・ストリート
大木俊之助・著 宝島社

久住卓也さんのイラストがかわいい。
日本化されたジャズ・ストリートって感じがgood。

 

コンプリート・ジャズ・コミック
コレクション

ラズウエル細木・著 双葉社

コミック本でありながら、もしかしてエッセイ集?
ってな感じがちょっとでてれば、大丈夫。