【5月15日】
最近あんまり買い物してなくて、この日記もやや看板に偽りあり状態になりつつあるのでなんとかすべく会社帰りに本屋へ。・・・ってなんか買うこと自体が目的化してる私。まぁいいんですけど。
特に目当ての本があるわけではなかったのでとりあえず表紙買いをば。相川 有極楽丸(\520、ソニー・マガジンズ)は、刹那的な自殺願望を持った者の魂を一時的に霊界に導くことで浄化する力を持つ少年と、彼の霊界行に巻き込まれ、惹かれ始める少女のお話。ヒロインの少し大きめに描かれた手のひらの表情が気に入って購入。ソニーのアニメ誌AXの連載だったそうですが、全然知りませんでした〜。雑誌って買っても隅々までは読まない事も多いですからねぇ・・・。
新刊の棚でヤングキングでちょっと気になってたお二人の単行本も発見。犬上すくね恋愛ディストーション<1>(\495、少年画報社)は終末の過ごし方の小池定路さんにちょっと似た感じの絵柄で描く二組のカップルの物語。どちらも女性の方が年上ってのが見どころ(?)かしら。しかもメガネ。
大石まさるみずいろ<1>(\495、少年画報社)は田舎町に都会から転校してきた女の子と村の人々の、ある夏の日々。
冒頭「教室での彼女はつまらなそうだった/いつも眩しそうに外を見ていて/大きな麦ワラ帽子ひとつ・・・手ブラで学校にきた」と表現されるヒロイン川上清美は、天気が良ければ学校を休んで山道を歩き、夜には川でひとり裸で泳ぎ、他人の目なんか気にしないいわゆる無敵系(立田山的ヒロイン分類)に属するタイプ。実はかなりツボだったりします・・・(^^)。
更にカバー裏には、大石さんが自作されたとおぼしき清美ドールの写真が。足首の形からしてVOLKS素体かな〜(違うかも)。作者さんと趣味があいそうってのもなんかうれしい1冊です。
あ〜でもほんと、マンガの世界ってのは裾野が広がりすぎちゃって、私ごときではもうぜんぜんフォローしきれません。
こないだ初めてヤングキングのOURS増刊号を買って、好きなタイプの作家さんが何人かいたので(上のお二方もそう)ちょっと喜んだんですけど、良く考えて見るとこういう恐らく一度でも手に取っていればかなり気に入ったであろう雑誌をいままで見落としてたということは、自分の情報収集力の限界をつきつけられたという残念な事態でもある訳でして(^^)。とりあえずテレビで放送されてるアニメーションって位の世界だったら、人材の配置まで含めてなんとか大まかな全体像を把握できるんでしょうけどね。マンガ界は私にとってあまりに巨大です。
で、なにが言いたいかというと、その穴だらけの情報をカバーするためにも、本屋での表紙買いは大事なことなのだということです。今日だって当てもなく本屋に入らなかったら上の3冊に出会うことも無かったかもしれない訳ですし。ああ素晴らしき哉まだ見ぬマンガとの出会い!・・・・・って慢性的散財を自己正当化してるだけですね。すいません(^^)。
今後、「くまパジャマドロシー」「あいこっち紗南」などアップ予定です〜(^^)。
人生悪いこともあれば良い事もあります。
家に戻ると、小中千昭さんから小包がとどいてました。中身は、先日差し上げた玲音(2)のお返しにということで、こないだのドールショウで先行発売されたジェニーサイズのくまパジャマ(ノアドローム製)と、CJKブランドの瞳デカール、それに小中さんがイベントで購入したというドール用の服が3着も。
早速その中からリカサイズのシルバー王女の服をうちの玲音に着せて見たところ、これが超絶らぶり〜!近日写真をアップ予定。その他にもあいこっちの見習い服なんかもありましたので、いろいろ楽しめそう(^^)。小中さん、ほんとありがとうございました〜。
こんなすてきな服がイベントで手に入るなんて、東京の人ってうらやましい・・・・。
今日の購入物。仕事で立ち寄った熊本市の南のはしにある川尻という古い町の小さな模型店で、ヤマトの旧100円メカコレを大量に発見。地球側の戦艦が売れ残ってることは結構珍しいので、主力戦艦と巡洋艦(各\200、バンダイ)を確保。
あと、アフタヌーンのシーズン増刊(\300、講談社)、先月末買いそびれてたDVD今、そこにいる僕<5>(\5,500
、パイオニアLDC)、エクセル・サーガ<3>(\5,800、ビクター)。
メージュでもうひとつ。岸川さんあさりさんのページの投稿イラスト、何気にネーヤを描いてるのはあびゅうきょ氏だ!なんかすごい取り合わせですね。口元がラブリ〜(^^)。
さて今月はエスカフローネのDVDボックス、来月はモンティ・パイソンと出費が続くんですが、どうやら7月にはイデオンのボックスが出るみたいです。しかも新規マスター起こし。あ〜あ。こりゃ買わないわけにはいかんわなぁ・・・。
で、そのNieAですけど、いきなりの廃墟と猫の映像は何かと思ったらオープニングだったんですね。lainのchaboさんといい今度のSionといい上田プロデューサー、音楽の趣味渋いです。どちらも多分アニメーションの音楽って初めてのはずですよね。良く引っ張り出してきたな〜。やっぱ上田氏音楽Pとしての長年の経歴がものをいってるのかしら。
お話の方はちゃんと起承転結があって気軽に楽しめてなかなか結構。まゆ子がニアをぶっ飛ばすカットの画面エフェクトが毎回ちがってるなんて妙なところに力が入っててうれしいです。次回も楽しみ。
さて、今夜はF1。久々のシューマッハがPPなんで楽しみではあるんですが、今日は仕事で3時半に起きたので、最後まで寝ないで見ていられるかどうか・・・。
久しぶりにゆっくりと本屋に。うへ〜懐かし〜というかよくもここまで集めたもんだと感心しましたぜはぬま あん氏による力作ムック超絶プラモ道〜なつかしのオリジナルSFプラモ大全(\1,900、竹書房)。ザ・アニメージ!ガンガル!アトランジャー!タイガーシャーク!・・・ってあたしゃ一つも現物は持ってないんですけど、70年代末から80年代にかけて週に一回は必ず模型屋に通っていた人間にとっては、まさにこれこそプラモデル、って感じのブツばかり。タイガーシャーク(アオシマの合体シリーズの一つ。むちゃくちゃでかい空中戦艦)とか欲しかったもんな〜マジに。ちゃんと塗装して完成させたアトランジャーとかバイソンの作例ってはじめてみました。資料的価値高いですこの本。・・・・私にとっては(^^)。
鶴田謙二氏による美しい少女二人の表紙にひかれて手に取ったら、富野由悠季氏がアニメのノベライズについて語る、という珍しいインタビューが載ってたので購入は、TheSneaker6月号(\720、角川)。わたしは以前は福岡の電波は受信できないところに住んでましたので、ガンダムはまず富野氏の小説(ソノラマ版)から入ったクチ。つまり小学生時分からずっと富野ノベライズを読んでる訳ですね〜。リーンの翼なんて野生時代の連載の方読むほどはまってました(^^)。そんな私の目から見ても最近の富野ノベライズ(ビクトリーとかブレンの3巻とか)は、TV版にもまして人物を取り巻く全体状況が見えないものが多いように思えます。人物の心理とかは丁寧に描かれてるんですけど。で、そんな富野氏が自作のノベライズについて何を語っているのか?もう一つ言うと∀のノベライズはなんで2種類作られたのか?・・・すいません、まだ読んでないんです。興味ある方は本屋でどうぞ。・・・ああそうか!鶴田氏の表紙はキエルとソシエだったのね。やっと気付きました。
NieA_7のエンディングテーマ、山本麻里安ヴィーナスとちいさな神様(\1,020、パイオニアLDC)も購入。かわいい曲です。カップリングのパラダイス・ラビリンスって曲すごく聞いた事あるような気がするんですけど、なんかのテーマ曲でしたっけ?
立田山の上に引っ越してきてちょうど5年、フローリングの部屋にどうも違和感がぬぐえないまま過ごしてきたんですが、ホームセンターで手ごろな畳を発見したので思いきって購入(\2,980×6、イケヒココーポレーション)。はなから床に置くために設計されてて、コネクタ内臓でどんどん繋げてゆくことができます。う〜んこれは快適!やっぱ日本家屋は畳よね〜(^^)。厚さも適当。満足じゃ〜。
で、今日に移るのかと思ったら予定通りジブリに関する番組が放送されてました。ジブリの次回作の原画スタッフの奮闘を描くドキュメンタリー。アニメーションの作画の現場をこれほど丁寧に事細かに取材した番組ってあんまりなかったのでは。人物の動作一つ一つを真剣に検討していく様子は興味深いものがありました。やっぱ大変なのですねぇ絵を動かすのって。・・・けどそっからいきなり人生論に飛躍しちゃうのはどうかとおもうぞ宮崎せんせ(^^)。
ちょっと気になったのは、この番組見た一般の人は日本のアニメーションはみんなあんな風に作られてるんだって誤解しちゃうかもってこと。ジブリの劇場作品ってのは(少なくとも日本では)一番予算と時間のある現場ですから、一般性のある素材じゃないですもん。。もし主題が「アニメーション製作の現状」ってな話だったら、一緒にそれこそガンドレスかなんか紹介しないといけませんよねぇ。今回は「宮崎」がテーマだったからこれでいいんでしょうけど。
話題のアンソロジー・・・というか競作マンガ本宇宙戦艦ヤマト 遥かなる星イスカンダル(\1,200、スタジオDNA)を購入。同名のPSゲーム(もちろんストーリー的には最初のTVシリーズとおんなじ)の物語を、むらかわみちお・まがみばん・大貫健一・富士原昌幸・島本和彦・きお誠児・ときた洸一の7人が(途中省略もありつつ)連作でコミック化したもの。みんなヤマトには思い入れたっぷりな方ばかりなんでどれも力入ってて楽しく読めるんですが、寡作なむらかわ氏の新作が読めたってのと、日本版トランスフォーマーの原作者であるまがみ氏のマンガ作品を初めて(意識して)読めたって点でも収穫のあった1冊でした〜。・・・ああやっぱり島本氏が一番盛りあがるガミラス星の攻防のところをとってる上に、ただひとり松本マンガでおなじみ巻物ナレーションを再現してる〜(^^)。やっぱこの人の思い入れの深さは他の方より一歩上と見た(^^)。
春の新番組のCDをいくつか購入。ゲートキーパーズOP、松澤由美明日の笑顔のために(\1,050、ポニーキャニオン)、魔法陣グルグルOP、2Shy4Uダイナマイトヘブン(\1,020、エニックス)、仮面ライダークウガOP、田中昌之TRY&CHASE(\1,100、コロムビア)、だぁ!だぁ!だぁ!OP、中島礼香ハートのつばさ(\1,050、ビクター)。
昨日見たんだけど書くの忘れてたNieA_7の第1話。実はこの春の新番組で一番楽しみにしてたんです、がとりあえず一回目には満足。思ってたのとはちょっと違ったけど安倍吉俊氏のキャラクターをよくアニメーションに引き写してるし、デフォルメをかける演出も目新しくはないけど見てて気持ちいいし。
ざっと見ただけなんで深いツッコミは出来ませんけど、なんつっても金の無い主人公ってのが一番印象に残りました。こういう人物設定ってまんがではよくあるけど、いまどきのテレビアニメーションシリーズでは珍しい。設定だけ見るとすげ〜重くてくらい話に思えなくもないこんなマンガをテレビシリーズにしたwowowと、期待通りのヘタレな雰囲気でフィルム(デジタルアニメだからビデオに、かな)にしてくれたトライアングルスタッフに感謝を。ラブひなみたいに華はないけど、ひなた温泉よりこっちの銭湯のほうが好みです(^^)。
前番組の月影蘭にしろこれにしろ良くもこんな地味な番組が(衛星ながら)全国放送で見られるなんていい時代ですよねぇ。しかもゴールデンタイム。コードの緩さといい放送本数といいひょっとしたらwowowのアニメーションって今がピーク状態で、今後はひょっとしたらテレ東のように衰退(^^)するっていう可能性も大いにあると思われます。デジタルBS目前に無駄な出費と思われるかもしれませんが、今が旬なのですからここはノンスクだけでも視聴できる環境ってもってて損はないですよん。
NieAについてもう一言。川澄綾子さんってこの春wowowでヒロイン役が3本!これって快挙かも。みやむ〜も月光仮面以降結構好きなんで、声的もにたのしんで見られそうです・・・。