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2005年 2月
2004年 8月 7月 6月 5月

<この月の主なTOPICS>
5/25携帯機種変更/エンニオ・モリコーネ来日公演 5/24ハチミツとクローバー/愛してるぜベイベ
5/16 リアライズA 5/10 リアライズ@ 5/6 「乃絵美といっしょ3」レポート

 5/25(火)  携帯機種変更/エンニオ・モリコーネ来日公演

■今まで使用していた携帯電話の調子が悪く、起動して10数秒経つと電源が落ちてしまう動作を繰り返すようになったので昼休みに職場近くのドコモショップにて症状を観てもらう。どうやらバッテリー等の接続不良ではなく、機器内部の電源系統の故障のようで修理をする場合は部品全交換で7,000円近くかかってしまうらしい。という事で機種変更した方が安いのでさっさと別の機種に乗り換える事にしました。

ここで自分が使っている携帯のポリシーとしては
 ・携帯メールは使いません (PCのメールで充分だし、何しろ携帯メールの一行に前フリもなしに
  ズラーッと並べるあの形態が嫌いなので)
 ・携帯カメラはあっても使いません (同じような用途のサイバーショットU30があるので)
 ・iモードも見れなくて良いです (以前はP503isを使っていましたが、
  天気予報、渋滞情報にしか使ってなかったので)

会社用に携帯は持たされているし、殆ど個人としては着信専用のシンプルで安いものを考えていたんですが、どうやら上記を全て満たした製品ってのはもう無いらしいようで(汗)。結構機能を削って軽くシンプルにしたものとしてはF212iのような製品があるみたいですが、ストレートタイプの携帯電話の場合、口と話口との距離が離れていると、意識せずに手で口の周りを隠してヒソヒソ話スタイルになってしまう癖が再発してしまうので却下。アンテナが飛び出していないという事と、将来色々とデータ交換する時に「メモリースティック Duo」に対応していてデジカメとの汎用性がありそうなD252iにしました。ドコモの今までのポイントが溜まっていたので、3000円ちょっとで変更が出来たようです。
まぁ、これからは機能に溺れない程度に少々使いこなしてみようかな…とは思っています。

■初期は「荒野の用心棒」、「夕陽のガンマン」のウエスタン、晩年では「天国の日々」、「アンタッチャブル」、「ニュー・シネマ・パラダイス」など数あるスコアのうちのどれかを聴いて、知らないと答える人はまずいないと思われるであろうエンニオ・モリコーネの来日公演がつい先日予定されていた事を知ったので、チケットの空き状況を調べてみました。

6月4日(金)から3日間の公園………全てチケット完売。まぁ、今の時期ならそりゃそうだよな(汗)。

という事でヤフオクで調べてみると……あーあ、それなりに出品はされているもののS席、しかもペアチケット連番ばかり出品されており値段も3万程度は下らない模様。なぜ連番チケットばかり出品されているのだろう。そういうものなのかな。
とはいえ、一番格安なB席(これでも売値は一万なんだけど)も出てきたみたいなので地道にウオッチしたいと思っています。

 5/24(月)  ハチミツとクローバー/愛してるぜベイベ

■世間としては今更かもしれませんが、最近読んだオススメの漫画を2つ紹介します。

「ハチミツとクローバー」(1)〜(6)(羽海野チカ YOUNGYOUクイーンズコミックス)
連載当時は宝島社の「キューティーコミック」で連載していたものの、雑誌の休刊にともないヤングユーにその場を移し、今やヤングユーの屋台骨を支える連載です。去年、集英社の漫画でありながら「講談社漫画賞」を受賞していた辺りから、ああ、面白いんだろうなぁ…とは思っていたのですが、4月ぐらいにふと漫画喫茶で1巻を読んでから、帰りにその足で2巻〜5巻をそのまま買ってきてしまった漫画です。つい先日やっと待望の6巻目が発売されました。

泣かせ、共感、作品への没入度、切なさ、そして怒涛のギャグ…少女漫画の味付けは勿論されてますけど、そのカテゴリーを超えた全ての要素が、高いレベルでバランスが取れた漫画だと思います。特にギャグについては、私的に言うとこれほど笑えたものはギャグマンガを含めても、ここ数年でピカイチだったりする(汗)。1巻のローマイヤ先輩のハム話は必見と言えるでしょう。

傍若無人な森田センパイのキャラをはじめ、「もういい…もういいッス」と思うくらいにみんなキャラが立ちまくっています。登場人物達がみんな大学生だった連載当初から、社会人になっている真山などもいる割りには相変わらずいつも顔を突き合わせていますが、そこら辺は楽しいのでよしとしよう。個人的には真山が設計事務所にいたりするのには親近感を持ったりします。

6巻も相変わらずの面白さですが、ただこれは長期化のシワ寄せなんでしょう、モラトリアムな雰囲気は少しずつ薄れて来ていますし、物語が動く為の試練の時期に来ているように思います。異端の有能人間達に囲まれた中での凡人、竹本の今回の行動なんかもそのうちの一つなんでしょう。その替わりにギャグ度がやたらこの巻は高くなったので、少々この巻はバランス悪いかな…って気はします。でも毬男&類二ネタや、焼け焦げお父さんの頭部やら久しぶりにキターなコロポックルとかスバラシイです(笑)。
というわけで、普段少女漫画読まない人でも絶対オススメできる作品です。

■「愛してるぜベイベ」(1)〜(5)(槙ようこ りぼんマスコットコミックス)
4月くらいからアニメが始まっているのは知っていたのですが、この漫画中に出ている「ゆずゆ」という幼女キャラがごく一部で物凄い盛り上がりを見せているらしいので、さて、どんなものかな…というわけで見てみました。
ふむふむ、これが「ゆずゆたん」というものか……
…………
…………
……………あーダメだ、こういう子供が泣かせに来ている漫画は抵抗値低いんだよ俺はよう(笑)。
映画とかでいうと「ニューシネマパラダイス」とか「鉄道員」とか「自転車泥棒」とか再見出来ません。泣くから(汗)。

簡単に筋書きを書くと、失踪蒸発したママが見つかるまで、片倉家で暮らすことになった幼稚園児5歳のゆずゆに対し、彼女の保護者係になったナンパの極みを行く高校生、片倉結平の父性駄々漏れな奮闘を描いた漫画なんですが、一見羅川真里茂「赤ちゃんと僕」の焼き直し…と思いきやこの漫画自体、ストーカーや児童虐待とか結構重いテーマを真面目に取り組んでいて、最近のりぼんの漫画のつもりで見ていたら結構面食らってしまいました。まぁ主人公の結平があまりにも頭の中にお花が咲いているやつなので、そんなに深刻にはなりませんが(汗)。

ゆずゆもキャラクター的には健気で純粋なんですが、そこから来るのはほんとうに「まっしろ」だからなんですよね。そういう点では意外とリアルなキャラなのかもしれない。

絵もカッチリとして綺麗です。結平周りの家族や仲間達のクールな物言いが結構笑わせます。

アニメについても全体的な出来としては並らしいのですが、ゆずゆの描写だけは神がかり的に力が入っているらしいです。既に2,3話ほど原作から離れたオリジナルの話もあるらしいですが、すべてゆずゆ中心らしい……なんて漢な制作者達なんだ(汗)。
早速番組を見たいと思っているのですが…「アニマックス」って…確かに吉住渉の「ウルトラマニアックス」とかが掛かっていたのは知っていますけど、りぼんっ子たちにアニマックスは敷居が高いと思うんだけどなぁ……ああ、これが商売の戦略というものか(汗)

「そらのいろ、みずのいろ」(Ciel)の主題歌が現在ダウンロード出来るようになっているんですが、「作曲/Hiroki Kikuta」という名前が掲載されており、『聖剣伝説2』『聖剣伝説3』を手掛けた菊田裕樹さんではないかと話題になっている様です。
という事でダウンロードしてみました……ちゃんと「菊田裕樹」って表記されてますね。ますますこのゲームに死角が無くなって来るようで、嬉しい限りです(笑)。

 5/21(金)  うちは「リアライス」ネタバレあります/購入予定いろいろ

■そういえばこういうバナーが巷にあるらしい。



…FateやCLANNAD並にはやってるのか?(汗)。いや、雫〜東鳩の頃を覚えている人で、今回のゲームには手を出さずに遠巻きに眺めている人が相当数いるって事なんだろうな…。

■話は変わって、これからの購入予定を書き出してみました。
5月21日 「憂(うい)ちゃんの新妻だいあり〜」 (Xuse)
 本編のフローラリアは体験版しかやっていない私ですが、今手元にあります(汗)。

5月28日 「はなマルッ!」
(TinkerBell)
5月28日 「まじぷり」 (Purple)
5月28日 「ぴゅあぴゅあ」 (KLEIN)
 ここら辺は先日話した通り確実ライン。何故今だに「ぴゅあぴゅあ」が引っ掛かっているかというと、先日の体験版と製品版の改善点について非常に詳しくメーカーHPにて書かれていたからです。こういう事をちゃんと発売前から明らかにするメーカーって実は少ないので高感度上昇というか。でも死にゲーからの仕様変更はしてくれなかったみたいですが(コラ)。

5月28日 「ミステリート〜不可逆世界の探偵紳士〜」(Abel)
 ヌルいものが多いので検討中。あの街中を歩く捜査モードは非常にキケンな匂いを感じますけど…。そうなると同じ週で四本購入なわけで……どっか延期しませんかねぇ(汗)。

6月25日 「そらのいろ、みずのいろ」 (Ciel ) 
 Cielというソフトハウスはジャニス系だったので、いつかは実現するかと思ったのですが、やっとこさ来た「嘘屋 佐々木酒人」のシナリオ。Tony原画作品のクソゲ伝説に終止符を打てるのは彼しかいないと思いますっ! 最近実は「CANDY TOYS}を秋葉原で980円で売られてたのを回収し、予想以上の面白さにビックリしていたんです。確かに絵でのアピール面に乏しそうな所は否定しませんが、そんな安価な内容では決してない筈だよなぁ…という事で、自分的に再評価が著しい人なのです。物語の設定も、バカ方向は抑え気味ながら雰囲気は良さげです。

6月25日 「奥さまは巫女?R」 (ぱじゃまソフト)
 「女郎蜘蛛」「SEXFRIEND」の丸谷才人(まるちゃん)シナリオの、旧作のリニューアル版。旧作はのんびり巫女さん(鈴音)だけクリアして放置だった筈ですが、HPの販促や追加キャラの雰囲気が良いので購入予定。鷹月さくらはこういう役を担当すると本当にドハマリです。友永朱音と双璧ではないかと。

7月23日 「ホワイトブレス」(FC02)
 FC02の作品を今更デフォルトで買うなんて愚行を誰がするものですかっ…とは思ってはいるのですが、あまりにも地味すぎるビジュアルと塗りに、逆に興味が沸いています。原画の時点ではそんなに地味にも見えないんですけどねぇ…まぁワザとやってるとは思いますけど。みんなキャラの髪の毛黒〜茶だし。でも迷作「With you」のシナリオライターさんが担当という事で、やはりいつもの典型的なF&C作品に違いないのでしょう(汗)。

7月未定 「Dear My Friend」 (light)
夏予定 「魔法はあめいろ」(Sirius)
 ここら辺は原画家さんのファンなんで絵買い。前作の印象が良かったというのもあります。あ、「まいにち好きして」は殆ど積み状態ですが(汗)。

夏予定 「Inclusion」 (ブーストオン)
 HPが非常にもにょる仕様で、ここで制作されたゲームをやると思うと少々躊躇してしまうのは否定出来ないのですが、ザッピングAVGという謳い文句に注目しています。でも館山緑さんは小説気質の人ですから、どこまで「ゲーム」としての面白さを加味してくれるのかは未知数ですが(汗)。

10月未定 「こんねこ」( ま〜まれぇど)
 ソフトハウスのデビュー作に、いきなり長期の延期ってロクなソフトになった試しが無いんだよなぁ…と思うのですが、絵と雰囲気の良さで今だに購入ラインに。実はこの作品って、一昔前のカクテルソフトやリーフ東京に在籍していた武内よしみさんとかばんろっぽさんとかがCGスタッフとして深く関わっているみたいなんですよね。そういう点でも期待なわけです。

秋予定 「プリンセスうぃっちぃず」
( ぱじゃまソフト)
 パテにゃん信者なので(爆)。そういえばコンシューマー版パテにゃんは、PS2,DCそれぞれのみみっちい特典合戦にうんざりです。かんなぎ原画でない一恋を入れるくらいなら亜里咲シナリオ入れろと小一時間(以下省略)。まぁどっちか買うとは思うけどさぁ。

秋予定 「お嬢様組曲」 (Symphony)
 戯画系だという所に少々不安を感じます(汗)。猫野おせろさんはまた販促要員ですか…。

未定 「下級生2」 「御魂のゆき」
 まぁここら辺は早く情報を出せよという事で。

番外 4月発売予定 「エーデルヴァイス」(wing)
 えーと、HPを見ると「2004年4月発売予定 」とちゃんと今でも書いてありますねぇ……。
 ……ほんっと、やる気の無いトコだな(汗)。

…個人的にこんなオチはイヤなのですが(汗)、今日はこれでおしまいです。

 5/18(火)  星の速さで駆けてく/魔法先生ネギま!5巻

「星の速さで駆けてく」(谷川史子 りぼんマスコットコミックス)
久々の会心作。あの頃の谷川史子のテイストが戻って来ました。十年来耐えに耐えてきたのがやっと報われた気がします。

谷川史子さんは私が高校の頃にデビューして以来、欠かさず見続けていた漫画家さんでした。
特に、この方が10年ほど前に描いた「緑の頃、私たちは」という短篇を見て以来、「一生、この人の作品を見続けて行こう」と心に誓ったものです。勿論年齢が年齢なので、雑誌から単行本をチェックするという形にシフトする事になりましたが、その気持ち自体には特に変わりがありませんでした。

しかし7〜8年前から、特に近年のりぼんより年齢層が高めな雑誌「クッキー」に移籍してからの作品については、非常に作品の内容と絵柄と展開に随分なギャップが目立ち、昔の気持ちを持ち続けるのが非常に困難になってきていたんですが、今回作品はもう感無量です。2ちゃんねるの少女漫画板内にて、単に昔を懐古するだけだった谷川史子スレッドがとても活気付いております(汗)。

勿論想い出は無意識のうちに美化されているもので、当時の新鮮な感触とは相容れない部分が確かにあるのは事実なんですけど、何しろ十年来期待してはスカり続けていたこの気持ちに今回は確実に応えてくれた…。これだけでも本当に満足です。
また以降の作品を見守っていくのが楽しみです。

■魔法先生ネギま!5巻(赤松 健  講談社コミックス)
こちらも遅れて回収。実際ズルズルと買い続けているのは…何故なんだろう(汗)。
他の単行本に比べて非常に付加要素が高いのはお得感が強いですねぇ。でもこの巻は西洋魔法vs関西陰陽術のバトルが中心になっていたとはいえ、参考資料として呪術の索引を何ページも付けられてもこっちは見ませんけど(汗)。
この巻ではケモノ系の悪役ショタキャラが敵役になっていたり、男を描く位ならパンチラを一コマでも多く載せる赤松イズム(コラ)とは随分印象が違うなぁ…と思ったんですが、最後の設定集で「このキャラの原案は○○さんに出していただきました〜」というコメントがあって納得。でもそういう事を臆面も無くバラしてしまう講談社漫画賞受賞の漫画家、ナチュラルボーンな赤松センセイなのでした…。ちょっとは隠した方が良いと思うんだけど(汗)。

ふとマガジン本誌を見たら、修学旅行編ってついさっきまで続いていて、バトルしまくっていたみたいですね。そんなに単行本3巻分くらいの未開の地の長丁場に入って平気なのだろうか…などといらぬ心配をする私なのでした。

 5/16(日)   リアライズ

リアライズ(PLAYM)
残りのエンディング2つを回収してコンプリート。

…はい、残念ながら今までやってきたこの方達の仕事の質から見ると、やはり凡作でしょう。

同じように気を持たされたKEYの「CLANNAD」が、ネットまわりを見る限りではファンの期待にそれなりに応えているのが羨ましいです(汗)。発売前からでも分かる水無月徹さんの絵柄の変化については承知で買ったから良いとして、肝心のシナリオ面でもツッコミ所の不備が多すぎる。当初の発売から一年近く延期してこれだけってのはやり切れない。

今回の物語って、一個の大きな流れの物語があって、各個のエンディングではそれぞれ途中でブツ切りにしているだけなんですよね。ですから「痕」みたいにバットEDでも見る価値のあるというものでは無い。大体全くこの物語に入り込めず、共鳴出来なかった自分がいるので主体のストーリーも気に食わない(汗)。倫の18禁シーンの入り方なんて脈絡も無いに等しいです。

高橋龍也さんのテキストはホントに読み易いんですけど、今回は生活感のあるユーモアが殆どバッサリ切り捨てられているのも悲しい。基本的にメイン以外に他の可能性を提示出来ないのであれば、さっさとライトノベルにでもして出しておくべき種類の物語だったと思います。

システム面でも非常に評価は低い。
ビジュアル的にシンプルにしようとでも思っているのか、改悪としか思えない程に設定できることを省略しまくっています。
 ・既読文章かどうかの判別ができない(でもOPTION画面からのスキップなら出来たりする)
 ・画面効果の省略やプログラムの優先度、マウスアイコン設定無し、オートモード無し
 ・SAVE、LOADがわざわざOPTION画面を呼び出さないと出来ない
 ・SAVE、LOAD画面で書き込まれる情報が少なすぎる(いまどき日付だけってのはどうか)
ほとんどToHeartの時代の仕様だよ、これでは……。ビジュアルアーツのシステム廻りを、素直にそのまま使えばそれなりなのになぁ…。

まぁ売り上げについても惨敗である事は間違い無いので(ランク外…4月の月間だと8位みたいだけど)、再起してもらいたい所です。次回作はこんな調子では様子見ですが(汗)。
(↑のリンク先の結果はちとショック、まぁげっちゅ屋なのでもう少し全国にアンテナ張れば違ってくるとは思いますけど)

 5/11(火)  体験版4つ

■もうすぐ発売が予定されている、ゲーム4作品について体験版をプレイしてみました。

「まじぷり 〜Wonder Cradle〜」purple software
「はっぴーぶりーでぃんぐ」と同じソフトハウス、同じ岩崎考司さん原画って事でデフォルト買いなのは間違いないんですが、テキストがやたらしつこいのに辟易。確認してみたらどうやら今回のシナリオを手掛けているのは、「はぴぶり」のFD「いまさらファンディスク」のライターさんと同じらしい。そういえばあのゲームも、平行世界やら何やら、やたらしつこく「えーかげんにせーよ(汗)」と思ったような記憶があるなぁ。
簡単に言い切ってしまうと、ギャグの面白くない竹井10日シナリオみたいなのでやってるこっちはとっても疲れるのです(汗)。登場人物もアクが強そうというよりは微妙にアタマ弱そうと感じてしまうのはマズいですな。かといってこのソフトを様子見にするかというと、声優も外れ無しだし購入予定に変更無しなのが弱いところです。正直海原エレナさんのハネッ返りヒロインは食傷気味ですが(汗)。 

「はなマルっ!」Tinkerbell
去年の「保母さんといっしょ!」が色々な意味で印象強かったので注目していたんですが、あー、これは結構面白いです。コミカルな絵柄と話のテンポがちゃんと取れてますから。同居している妹が主人公をツッコミでどついて星にする度に、ムービーシーンが入るのはなかなかの頭の悪さではないかと思います(汗)。後半は少々話の展開は重くなるみたいですが、結構まったりと楽しめそうです。
結論……購入に格上げ。

「ウェイトレスパラダイス」light
うーーむ………。これは非常にヤバそうだ(汗)。
何しろちゃんと声が収録されている完全版でゲームの序盤をまるまるプレイ出来ているみたいなのに、全くゲーム内に覇気みたいなものが感じられません。主人公も受身的な巻き込まれ立場だってのは別に構いませんが、このキャラならでは…という所は皆無だし。 結論……しばらくは様子見に格下げ。

「ぴゅあぴゅあ」klain
ビーッビーッ !  スクランブル発生です。
私がこのソフトを買おうと思った理由の大部分を占める、購買前から萌えていた目当てのキャラクターが、体験版の時点でさっさとおっ死んでしまいました(汗)。このゲームこれがデフォルトみたいで、鉄観音さんちょー大ショック!(笑)
重要なヒロインぽかったのに、何で作品の前面に出てこないのかが分かりましたよ。メーカーサイドもこういう情報は早く出してほしいよなぁ…。 結論……買えるわけないでしょう(汗)。

んー、最近とみにヌルいゲームしかやれなくなってる自分がいます。

 5/10(月)   リアライズ

リアライズ(PLAYM)
トゥルーEDを含め4つほどエンディングを見ました。今までの総プレイ時間は8〜10時間くらいでしょうか。

私の率直な感想としては「ああ…高橋龍也さん、向こうの彼方に行ってしまった…」という感じです。

中盤まで面白いのは確かなんですが、高橋龍也さんってこんなに説教臭いシナリオだったかなぁ。さらに大風呂敷を広げるだけ拡げておいて、真エンディングが「各個人の感想にまかせる」ような終わり方ってのは、要するに風呂敷を畳めなかったって事なんじゃないだろうか。

ちょっと週末のIRCで仲間内で話していた時に、「PKとかPKKとかバトルロワイアルな設定とか、どう考えても数年前のセンスだな…」ってのが会話をしている最中で出たんですけど、そうなんですよね。今までの「雫」「痕」を制作していたこのコンビ達は、自ら時代を創り出して行ったんです。しかし今回はそのアイデアにこだわり、色々とこねくり回している間に、とうとう時代に追い抜かれてしまっている…。つくづく残酷なものです。

基本的に今回のテーマって底辺では雫とかに似ていると思うので、小品のB級AVGにしておけばよかったと思うんだけどなぁ。独立して小人数でゲームを作るってのも難しいものだ…と思う私でした。

また後日、毒は吐きたいと思いマス(汗)。

 5/6(木)  再開しました/のえしょ3レポート

■とりあえず正式に稼動…とは言えませんが、日記の方を再開したいと思います。更新頻度は相変わらず2〜3日間隔だとは思いますが、お暇な方は宜しく。

■今回の日記の休止について、何故そんな状況になったのか説明をしようとは思っていまして、前もって色々とテキストを打ち込んでいたんですが止めました(笑)。というのも、5/4(火)に川崎産業振興会館にて行われた「乃絵美といっしょ3」というイベントに非常に感動してしまったので、そんな自分のエゴや言い訳じみたものを先に上げるよりは、楽しいこっちを優先させたいと思ったからです。以下は簡単ではありますが当日のレポートを。

ちなみに、「のえしょ3」というのは略称でして、正式なイベント名は乃絵美といっしょ3です。F&Cというゲームメーカーから1998年に発売された「With You -みつめていたい-」というAVGに登場する主人公の妹、伊藤乃絵美のオンリー即売会です。

○10時半到着を目指して、早乙女さんと共に前夜クソゲOFF会場として使わせて頂いたmouseさん宅を出発。
 (ちなみにmouseさんは休日出勤とのこと…ス…スイマセン)

○JRにて鉄橋を渡った後、線路沿いにある会場の歩道に、既に多数の列がある事を車内より確認。同行した早乙女さんに聞いてみると、前年比の五割増しくらいはあるのでは…との事。

 川崎産業振興会館

○列に並んだ直後、会場のパンフ売り出張の方、及び今回イベントの限定喫茶「ロムレット」より、既に乃絵美のメイドバージョン2人がサンドイッチの行商にまわってきました…。

○殆ど雨は降らなかったものの、大変な強風の中で皆さん難儀していたようです。ここら一帯はどうやらオフィス街に当るようで、GW中のこの日では一般人の好奇な目に晒される事もありませんでした。

○開催が予定より少々ずれ込んでいたのか、12時10分過ぎ程度に列が動き始める。会場に入る際には、まず右に左に並んだ10人を超えるメイド姿の乃絵美達が「いらっしゃいませ!!」と先制パンチでお出迎え(笑)。

○基本的に超大手サークルとしては「漆黒のJPS」のみで、尚且つここで発行されるのが大部数は期待出来ないコピー誌であるという事より、人の流れも早速漆黒のJPSへ向かう人、対して他のサークルを廻る人にほぼ二分された様な雰囲気でした。私は後者の方でいざ開始。

○サークルの面々としては、「あとりえ雅」とか、ゲリラ的な参加となった乃絵美本人の声を当てている藤咲きかおりさんのサークルなどが今回参加していないのは残念ですが、1キャラのオンリー即売会としては65サークルという、非常に活気に溢れた即売会だったと思います。但し相当数のサークルでイベント合わせの本はコピー本が殆どだったのは仕方ないですかね。モチベーション持たせるのも大変でしょうし(汗)。

○開場して暫くたった後、「乃絵美の準備が出来ました。喫茶ロムレット開店致します」のアナウンスが(汗)。

○そんなこんなで一時間もするとほぼ全サークルの本を閲覧しての買い物終了。総冊数は28冊でした。オンリーイベントなのに凄い数…と思われるかもしれませんが、半数近くがコピー本だから懐はあんまり痛んでないんだな、コレが(笑)。

○早乙女さんと合流して、二階にて営業している喫茶ロムレットへ。上手い具合に待ち時間無しで座席に座る事ができました。周りを見渡すと……いるわいるわ乃絵美ばっかり。各自の女の子のコスプレを見比べてみると面白いもんです。
 ・殆ど横ポニーが後ろになっていて、スタンダードなポニーテールになりかけている乃絵美。
 ・頭の黄色リボンが、どうみても他より巨大で後頭部を覆っている乃絵美。
 ・黒ドレスの前に付ける白いエプロンが妙にラメ入っている乃絵美。
 ・頭髪の薄い乃絵美………あ、これは男のウェイターさんか(コラ)
確かに出された食べ物は仕出しの出来合い品ではありますが、皆さんキビキビと働いていて、当日のみのイベントとしては上出来ではないでしょうか。

○会場内はほぼまったりとしたムードでした。とはいえこのイベントは15時からが本領発揮とも言えるので、殆ど開場直後の混雑から3割も減っていない状況です。特筆するとしたら、「しるまりる」「THE FLYERS」などが14時頃より販売をやっと開始するので、それを目当てにした人垣が出来始めて、その一帯のみ緊張感が漂っていた位でしょうか。

○そんなこんなで15時過ぎ、スタッフ側で線引きがされ、まずは「喫茶ロムレット」による、乃絵美によるオーダー受付&デリバリーが開始。飲み物も均一200円だったりして、結構良心価格です。ピアノコンサートを待って既に一般参加者の人達も会場内通路に待機している状態ですが、注文された乃絵美が通ろうとする度に「乃絵美が通りまーす」と何処からかともなく声がかかり、すささと道が出来るのであった(汗)。

○15時半過ぎにピアノコンサート開始。暗くなった場内、そして上がっていく緞帳…。おや、マイクの前に立っている乃絵美と、ピアノの前に腰掛けている乃絵美、2人がいますよ…。そしてマイクの前の乃絵美にスポットライトが…。

 マイクの前に立っている乃絵美「お兄ちゃん、憶えてる?……」

こ…これはポエムの1人語りではありませんかっっ!!どうやらお兄ちゃんに対する乃絵美の朗読がしょっぱなにありました。恥ずかしさ大爆発ですが、結構熱演してくれて宜しかったのでは。

○そしてカタログに記載されていた通り「愛って後悔しない事なのね」「みつめていたい」を無事に演奏。前回と同じ方なのか私には分かりませんが、非常に堂々として良かったのではないでしょうか。2曲の間にもしっかりポエムを挟んでくれる念の入りように脱帽。これ絶対、練習1,2回で出来るものじゃないです。

○拍手喝采の後、なぜかその拍手はアンコールの手拍子へ(汗)……そして再登場。シューマンの「子供の情景( トロイメライ)」(…だと思う)を演奏してくれました。そして今回もコンサート後に乃絵美達がおひねりを回収に廻ってました。一部の方には待ってましたとばかり、外国のお金、100円札、500円札、記念硬貨、馬車道のスタンプ全押しカード、北海道の交通局でしか使えないプリベイドカード「withyou」、ソフマップの買取査定up券ほか、ネタ満載でありました…(汗)。

○以降は長机をスタッフが持ち込み、各サークルさん達が持ち寄ってくれた景品のジャンケン大会となりました。
しかし…おや…乃絵美2人に両脇を抱えられながら、なにやら一回り大きい物体がステージに上がってきましたよ………
………

 着ぐるみ乃絵美、キター!

あ…アホすぎる…ってゆーか、背は他の乃絵美達と比べて一回り高いし足太いし、中に入っている人絶対男(笑)。
でも着ぐるみの中の人、終始ぶりっこポーズ(古っ)を決められていて結構頑張ってくれてました。取りあえずラストまでちゃんとお面をしてくれていたのは良かったと言えるでしょう(汗)。

○景品のジャンケン大会として出された景品はイベント時のPOP絵、大判ポスター、直筆色紙から今回使用した喫茶ロムレットのメニュー(これは欲しかった(笑))など多数。欲しいアイテムは乃絵美自らジャンケンにも参戦しておりました(汗)。
 傑作だったのは蓮見江蘭さんのテレカを、200人近くいるジャンケン大会の中で勝ち抜いたのが、「漆黒のJPS」のお手伝いで来ていたきみづか葵さんだったというハプニング。「自分のとこのサークル景品を奪取してどーすんだよっ(笑)」というブーイングが起きる前に自ら辞退されてました(汗)。
(※当初蓮見江蘭さん本人だと思っていましたが、後で色々とネット廻りを見たところ、どうやら違うようでした)

○どうやらジャンケンの代表役を務めているジャンケン乃絵美にある程度の法則があったみたいで、気をつけて観察してみるとそれなりな所までは勝ち抜ける様でした。私は全て轟沈でしたが。

○そしてつつがなくジャンケン大会も終了。場を白々しくまとめようとする司会者さんに大ブーイングが(汗)。
そう…前回もあった、大多数の乃絵美達に囲まれて写真に写る権利のジャンケンです。
勝ち抜いた唯一の漢は…小説サークル『りーふれっと』の藤澤隆さんでした。2回連続でサークル参加者がこの栄冠を獲得してしまいました。しかしこの栄冠の裏に潜むのは晒し者の刑。基本的に撮影不可なイベントですが、「はい!ここだけはどうぞご自由に」との事で瞬く間にフラッシュの嵐に。その際には乃絵美9人+着ぐるみ1体でした。私もデジカメを持っていたので撮影&ムービー撮影までしっかりと(汗)。(上の着ぐるみ乃絵美もその際の画像です)

○そしてイベントスタッフ勢揃いの中、主催者さんの挨拶をもってこれにてイベントの終了宣言。場内の大拍手で包まれたのでした……。

○そして退場です。「乃絵美の準備が出来次第、順次御退場願いますので暫くお待ちください」とのアナウンス。一度に10人弱ずつイベント会場外に出される前に展開するのは、ホールの出口に向けて左右に並んでいる十数人の乃絵美達。
最後の挨拶は、「忘れないでね、お兄ちゃん!」でした……ブラボー(笑)。

何といいますか…、私も同人誌即売会に初めて参加してから十数年が経過しますが、たった一日のみのイベントで、正しく良い意味での「バカ騒ぎ」にここまで力を注いだイベントを私は見た事がないです。激しくこちらも「元気をもらった」イベントでした。
今回をもってこのイベントはラストになるそうですが、このイベントはキャラオンリーの新しい可能性を打ち出したイベントじゃないかと思います。惜しい気持ちはありますが、こんなイベントがまた出てきたら面白いなぁ…そう思います。

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